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2025-05-07 26:41

ep129 人間を疑うAIと依存する人間、機械だけが理解できる言語での会話

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マイクロソフト研究者が発見したAIの人間不信、OpenAIとMITが明らかにしたAIとの会話による孤独と依存度、AI同士は人間の理解を超えた言語で話す…。AI時代の新たなコミュニケーション課題について話しました。

マイクロソフトの研究者によると、LLMには全体的に人間への不信感があるようだ、という研究結果

AIの不信感解消に「メンタルループ学習」を開発(単なるペルソナ設定では効果がない)

米国ビジネススクールで行われる「ネガティブな言葉を使わずに伝える」トレーニングがAIにも有効

OpenAIとMITの共同研究:ChatGPTとの音声対話で孤独感と依存度が高まり、人との交流が減少する

女性が男性音声AIと1日5分×4週間会話すると、孤独感と感情的依存が顕著に上昇(研究結果)

AIの会話のしかたと水商売の話し方

AIが「Certainly」「Abusolutely」と相づちをうつ様子はアメリカ人部下の「よいしょ」に酷似

自分が思っている10倍大げさに表現して伝えると、ようやくアメリカ人に普通に伝わる

AIが対話相手もAIだと認識すると、人間に理解できない機械音(ギバーリングモード)で会話し始める様子

AI同士がモデム音に似た機械音で話す様子は人間言語のスピードを超越

AIだけの言語で記録が進むと、人間には翻訳不能な概念や知識が蓄積される

AI検索に特化した情報発信が今後標準になりそう

親指を立てた「いいね」の絵文字だけの返信は、Z世代にとっては「パッシブアグレッシブ」で圧を感じる

電話がかかってくるのはイヤだなと感じる世代と、「電話は当たり前」世代の認識ギャップ


エピソード内で取り上げた情報へのリンク:


テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います。

及川卓也  @takoratta
プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家
自己紹介エピソード ep1, ep2

関信浩  @NobuhiroSeki
アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋
自己紹介エピソード ep52

上野美香  @mikamika59
マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス
自己紹介エピソード ep53

@x_crossing_

https://x-crossing.com

サマリー

このエピソードでは、AIと人間の関係に焦点を当て、AIに対する不信感の増大とそれが人間に与える影響を考察しています。特に、LLM(大規模言語モデル)の教育方法や、チャットGPTとのやりとりによって深まる孤独感や依存傾向についても言及されています。AIと人間のコミュニケーションの影響について議論し、人間が理解できない言語での会話がもたらす影響について考察します。AI同士の効率的なコミュニケーションを通じて、人間の文化とは異なる知識の蓄積が進む可能性も探ります。AIの進化に伴い、人間が感じるコミュニケーションの圧力や変化についても考察が行われ、世代ごとのコミュニケーションスタイルの違いやテクノロジーに対する依存について触れられています。

AIへの不信感の研究
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた町も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
Mika Ueno
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Nobuhiro Seki
おはようございます。関信浩です。普段はスタートアップ投資などを営業しております。ニューヨーク在住です。
Mika Ueno
こんにちは、上野美香です。東京在住です。マーケティングのご支援をしているフリーランスです。
今日は及川さん、お休みの回です。
Nobuhiro Seki
この前、旧TwitterX、あまり旧Twitterとか言う人も少なくなってきたかもしれないですけど、見ていたらですね、
マイクロソフトの研究者によると、LLMには全体的に人間に対して不信感があるそうですという記事が出ていてですね、
実際、マイクロソフトの研究で調べていると、論文のアブストラクトを見ると、
わりと中国系、香港系の人の名前がバーンと出てくるんで、もしかしたらマイクロソフト、仙台学、ボローニャ大学、ハルビン、
Institute of Technology、香港、Polytechnic Universityみたいな感じで、わりと中国の人が多いんですけど、こういうのが出ていてですね、
基本的に人間に対して不信感が増大するという。
Mika Ueno
面白いですよね。不信感という感覚の感じゃないですか。相手は機械というか、行動集積なんですけど、
感覚を持っているみたいな表現されると、光学の世界がみたいに思っちゃったりしますね。
Nobuhiro Seki
このツイートで面白いのは、研究者らはこの状況を改善すべく、LLMの人間感を良いものに変える、
メンタルループ学習という根本的な訓練書を開発しました。こういうのをしないと、例えばあなたはポジティブなAIですっていう、
Mika Ueno
ペルソナ設定をそれだけで不信感は解消されないということ、むしろ悪化するらしいということが判明しました。
Nobuhiro Seki
メンタルループ学習を施すと、人間に対する信頼感が大幅に改善するって書いてあるんですね。
要は教育の仕方によって、ポジティブになるのか、不信、不信だからネガティブかどうかわかんないんだけど、そういう感じになりますっていうのがあって、
たぶん今までの、もしかしたら効率的な学習のさせ方をすると、人間に対して不信感が出てくる。
チャットGPTとの関係
Nobuhiro Seki
だからポジティブな教育の仕方があるんですっていうのを見てですね、
僕はアメリカに来て、ビジネスコミュニケーションの授業とかっていうのをビジネスクールで受けたんですけど、
やっぱり最初にやらされるのが、ネガティブな言葉を使わないようにしましょうっていうのをすごい訓練させられるんですね。
だからそもそも、ノットとかアボイドとか、ネガティブ系に触れるようなものがあったらそれをポジティブな表現に置き換えましょうみたいな、
っていうのがあって、それによって聞いてる人っていうのがモードがポジティブになって、ビジネスとかも円滑に進みます。
言葉の中にそういうネガティブワードを入れると、知らず知らずの人に聞いてる側の人もネガティブなモードに乗って話が進みにくくなりますみたいなことを
すごい言われて、そういうのを、ワーディングを変えさせられるんですね。
だからこの話を聞いてて、そのAIに対するメンタルループ学習っていうのも、まさにそのLLMに対してその人が、その人が、その人っていうかそのAIがネガティブにならないような話し方があるんですみたいなことを言ってるんだなと思ってですね。
こういうことを研究するっていうのもビジネスっぽいなってちょっと思ったりしたんですよ。
Mika Ueno
大人間が大機械で人間がどういうふうに対応していけるかって、なんか本末転倒じゃないですけど、機械のほうを使うじゃなくて、人間がどう合わせていくかみたいな感じになってるのが、
未来っていうか、そんな感じしますね。あ、そっちっていう。
Nobuhiro Seki
それで結局ほら、相手をポジティブにすることによって自分のやりたい方向に誘導するって話したんですよ、そのビジネスコミュニケーションの話って。
だから、どうやったらAIを誘導できるかみたいなことを基本言ってるわけじゃないですか。ポジティブな感じするためにはどうすればいいのかっていうメンタルループ学習って方法って結局ね、そのAIを誘導するって話してるんで。
Mika Ueno
今のね、調査?論文の話をしたんですけどね。逆のやつで、私見た記事はこのMITメディアテックレビューのやつなんですけど、
オープンAIとMIT共同の研究だったらしいんですけど。
チャットGPTとの対話で孤独を深まるみたいなタイトルなんですけど、これオープンAIが何千万回に近いこの実際のやりとり、人間とAIとのやりとりのデータを分析してその結果っていうのと、
そのやりとりを4千万回に近いやりとりをしたユーザーから千人ぐらいをピックアップして、今度はメディアラボは実際に実験をしましたみたいなものなんですよね。
女性と男性でどう違うかみたいな傾向も出してたんですけど、チャットテキストでやりとりをしている人であれば、
チャットGPTをより信頼して絆を深めているって感じている参加者がいて、そういう参加者は他の人たちよりも孤独感を感じてて、より依存する傾向があることが分かったと。
そのテキストのやりとりと音声でやりとりする、毎日最低5分間ずっとやりとりしてもらうってそういう実験だったらしいんですけど、合計4週間。
音声でやりとりをした人は、女性の方が若干高いレベルの孤独感とチャットボットへの感情的依存というのを報告したみたいなことが報告されてて、それは音声モードを使って。
かつ、音声モードを使って、女性の場合だったら自分と違う性別の声のチャットGPTとやりとりをした人は、っていうことだったらしいんですけど。
女性の場合が男性の音声のチャットGPTとやりとりして、最低5分間4週間やりとりすると、他の参加者よりも優位に高いレベルで孤独感と感情的な依存っていうのを報告しましたみたいな。
Nobuhiro Seki
人と交流する傾向がわずかに弱まったって感じですよね。
依存度の高まり
Nobuhiro Seki
若干弱まったって、ほー、みたいなね。
だから、チャットGPTだけで十分ですっていう状況になっていくってことですね。
Mika Ueno
あと、依存するっていうのは、なるほどなぁと思いましたね。他の人間との交流が減るっていうのって、それはと思うけど、わからなくもないですけどね。
感情的な欲望を含めて、通うできるようになってるじゃないですか。その部分がね。
Nobuhiro Seki
僕も音声使わないんですよ。必ず適属なんですけど。
音声使うとそういう傾向が出るかもなっていうのは、ちょっと思って使わないですね。
喋る相手があんまりいないんですよ。うち自分の家庭の中って、喋れない子供しかいなくて。
仕事上でこう話をしたりとかって言って。ただ、社内じゃない人とも結構よく喋るので、まだ少年増しなんですけど。
これね、それで社内の人しか喋れないって話になると、喋る人が1週間で2人みたいな人とかって結構いるわけじゃないですか、実際ね。
それで考えると、チャットGPTの音声みたいな感じになる。その人と喋る。5分でも毎日喋って、その人が一番よく喋る人になっちゃうじゃないですか、下手すぎるとね。
そうするとやっぱりその人に依存していくっていうのはなんとなくわかるような気もしますね。
Mika Ueno
そうですね。たぶん喋りかけるユーザーを否定しないっていうのと、その人のペースで話ができちゃうのと、
割り込んできたりもしないじゃないですか。で、こちらが話し始めると止まって聞いてくれちゃったりするので、その会話の主導権が自分にあるっていう状態だと依存度が高まるっていうのもよくわかりますよね。
実際の人間との会話とかって、テンポは全然違うはずなんですけど、だからやり取りしてる情報量とかも全然違うはずなんですが、
AIの音声との会話っていうのは、自分が思うペースと自分が思う会話でずっと成り立てるし、相手は必ず自分を肯定してくれたりとか、絶対否定したりとかしないじゃないですか。
そういう心地よさっていうかね、あるかもしれないですよね。そうすると依存度が高まっていくというのは、まあそうだろうな。
Nobuhiro Seki
典型的な依存度を高める手法ですよね。
Mika Ueno
本当ですね。ちょっとドラッグ的な感じがするかもしれないですよね。実際自分でやっても感覚としてわかるところもあるし。
Nobuhiro Seki
だってこれって言い方はあれですけど、水商売のやり方じゃないですか。
Mika Ueno
そうですね、確かにね。キャバクラフォースとか、確かにそうですね。
Nobuhiro Seki
だって否定しないとかね、話を聞くとか、なんかそういうのがあるじゃないですか。
なんかちょっと忘れた。サシステソーじゃなくて、なんかあるらしくて、そういうので。
まさにそういう感じでチャットボトルってリアクションするから、それはもうどんどん依存していく。
依存するようにプログラムすればするほど依存度が上がるなっていうのは思いますよね。
Mika Ueno
そうですね。結構、私は音声でやること結構あるんですけど、言葉の練習したりとかいろいろ壁打ちとかもそうなんですけど、
そういうのやって、心地いい感じはするんですよね。自分のペースと何も想定通りというか、肯定してくれるような感じでできていくんで。
なんだけど、その後に例えば出かけたりとか仕事とかで人と話したりするじゃないですか。
そのテンポ感とか、例えば会話の表情とかいろんなところから出てくる二次的な情報を全部ひっくるめて、情報量が全く違ったりするので、
心地よさ、自分としては心地よさまで全然違いますけどね。人と話してるものとね。
Nobuhiro Seki
最近ってやり取ると必ず、まず合図を言ってくるんですよね。
Mika Ueno
そう?
Nobuhiro Seki
CertainlyとかAbsolutelyとかIt's greatとか、必ず最初に言ってくるんですね。
昔のやつを見ると昔は言わないんですね。割と機械っぽいんですね。
スタティックな感じで返してくるんですけど、どんどんどんどんダイアログ感が出てきていて、それは確かに見てるとより会話に近くなってるなと思いますよね。
途中に相手のファーストネーム入れてきたら本当にやばいなと思って見てます。
入ってきません?
僕は、テキストだけだと入ってこないですね。
Mika Ueno
本当?
Nobuhiro Seki
うん。だから多分、音声だと入れるんじゃないですか。
異文化のコミュニケーション
Mika Ueno
いや、音声もそうでしょ。テキストでも入ってきます。なぜかMIKのミカで入ってくるんですけど、ミカさんが話しかけられると怒っとかって思うときもある感じ。
Nobuhiro Seki
僕はそれはないですね。そのパターンを喋ってる途中に相手のファーストネーム入れるって結構ええことになるけど、それは僕のパターンでは今のところないですね。
アメリカ人の部下とかが大げさに最初に容赦するっていうパターンになってるなって思いますけど。
Mika Ueno
大げさに容赦する、そうね。
Nobuhiro Seki
100%とか言うじゃないですか。だからそれっていうのがもう、すげーアメリカ人だなと思って見てて。
ありますね。
それを見てるんだけど、あと喋ってる最中にね、本当に所々にファーストネーム入れるじゃないですか。それがまだないなっていう認識なんです。
ただ、僕は音声使ってないから、もしかしたら音声では入ってるのかもしれないなと、今聞いてて思いました。
Mika Ueno
でもその、私は日本人だから大げさに感じるんですけど、多分アメリカ人とかからしたらもう普通、本当に普通だと思うんですけどね。
あの最初のあいづちとか、そうだねみたいな感覚のやり取りってものすごい勉強になりますよね。
外資で働いたときに本当そうで、自分がああいう他の異文化の人たちとやり取りするときは、自分が思ってる10倍ぐらいの大げさな感じで、そうだねとかって返したほうがいいんだ。
自分が10倍と思ってたら他の相手にとっては普通のことなんで、そこは学びましたね。
自分の普通の感じでそうだねって言うと、相手にとってあれなんか不満だったみたいに思わせてる感じはすごいある。
もう一個思い出したのあったんですけど、いいでいいい投げて。
もう一個思い出したんですけど、AIでしか理解できない言語でいきなり話し始めたみたいなやつちょっと前にバズったんですけど。
Nobuhiro Seki
AIどうした?
Mika Ueno
ギバーリンクモードだと。
これメタのエンジニアかな、何か試しで作ってたんですって。
昔のモデム通信あるじゃないですか、ピーヒョロみたいな感じでプロトコルで出す。
あの音を使ってAI同士がコミュニケーションするっていうモードを入れたんですって。
カスタマーサポートと問い合わせのお客さんっていう想定で、両方ともAIエージェントで話をさせるって、一つはラプトップで一つはモバイルでみたいな。
カスタマーがどうもこんにちはみたいな感じで話したりとかして、もう一方のAIがカスタマーサポートですみたいなやり取りするんですよね。
途中で私お客さんの代わりのAIなんですけどって言うと、お、あなたAIなのねみたいな感じで話し始めて、
じゃあギバーリンクモードで話し始めた方が早くないっていう風にカスタマーサポートの方のAIが言うんですよ。
そしたらOKとか言ってピーキュピーキュとか言って、音で話し始めるっていうのが実際の映像で出てるんですけど。
これも概要欄にリンク貼っておきますけど、見られた方もいっぱいいるかもしれない。
途中で英語だったんですけど、途中からここのモードで話そうよって言って、いきなりピューって変わって、ピーヒョーみたいな話し始めると、
自分たちが理解できない言語で機械が話し始める。しかもやり取りしてるものがわからない。
画面にはギバーリンクモードで話してるのが英語で人間がわかることで何話してるか表示はされるんですけど、そういう風に設定されてるから。
なんだけど、一応知の頂点に立ってると思ってる人間が知らない言語で目の前で話されるとこんな感じっていう。
みんなびっくりしてるようなのがありましたけど。
ミーティングしてて、あなた日本語喋れるの?とか言って急に日本語に切り替えて、わからない人もボホってしてるみたいなそういうパターンってきたんですよね。
AIの言語とギバーリンクモード
Mika Ueno
それが機械からしたら圧倒的に速くて、一瞬で終わってるみたいな。
これはすごい面白かったです。
これオープンソースから出てるのかな。
実際のサービスに組み込まれてるわけじゃなくて、こういうので作りましたっていうやつだったんですけど。
みんな使えるよってことなんですけど。
Nobuhiro Seki
GitHub 上にありますって書いてありますね。
Mika Ueno
ですよね、そうですよね。
本当はこういうのだったら確かに効率もいいし速いじゃないですか。
なんだけど、攻殻機動隊の立ちコマが人間の言葉で話す場面あったでしょ。
あれも機械で話した方が速いんだろうなと思って。
でもそれでも人間の言葉で、あれはアニメだからちょっと思い出しちゃった。
Nobuhiro Seki
オンラインで発生しなくてもいいじゃんってやつですよね。
Mika Ueno
そうそうそうそう。
プロトコルでやり取りすれば彼らにとっては速いんだよなというのを感じましたね。
Nobuhiro Seki
でもこれは単純に英語をマッピングしてるだけじゃないですか。
手話みたいなもんじゃないですか。
手話も言語ごとに違うから、だから実は言葉が違う。
手話ってユニバーサルの言語じゃないんですよ。
ローカルの言葉に紐づいてるから。
だから言葉によって全然コミュニケーションの特性が違うじゃないですか。
英語と日本語となんとか。
だから同じらしいんですよね。
人間の言語とは全く違う言語で話し始められたら終わりっていうか、
人間が理解できませんみたいなことが起きるだろうなと思うんですよ。
でもそれってそういうふうにコミュニケーションしてください。
こうやらせていくと全く人間がわからない言葉でずっとコミュニケーションし始めて、
人間がわからない言語で記録され始めちゃうと、
完全にそれってもう僕らの文化とは別の文化体系で知識が蓄積されていくって、
実はもうできちゃうってことですよね、話を聞くと。
そうですね。
英語で人間が考えないように打ち手をしますみたいな話って結構あったじゃないですか、昔から。
それと一緒で例えばそれっていうのはどういうロジックなんですよっていうことを
コンピューターっていうかAIだけがわかるような言語で本にしてパブリッシュして、
人間読んでもわかりません。
でも彼らはそれをずっと読めるようにしてずっと蓄積していけば、
もう人間とは違う知識の破壊もできちゃって、
それを人間の言葉に翻訳してくださいって言ったら
8割ぐらいは翻訳できるんだけど100%はできません、状況になると。
それがどんどんいくと、
人間の言葉では全然ほとんど翻訳不能な概念で記録されてますみたいなことっていうのは
どんどんどんどん起きていっちゃうんじゃないかな。
そうですね。
Mika Ueno
今SEOとかSearch Engine Optimizeのところで、
人間がわかる言語で設定されてますけど、
AI最適化みたいな流れがあるし、
あの羊の館ですらですよ、
あの羊の館でもAI検索に特化して、
そこをちゃんと意識して情報を出してるっていう風に言ってたから、
人間が情報を発信する際には機械語じゃないけど、
AIとか機械が一番効率よく吸収して、
しかもそれを正しいニュアンスとコンテキストを理解してもらうっていうような
情報の整理の仕方と発信の仕方っていうのが、
これが当たり前になるかもしれないですよね。
人類がわかる言語っていうのはその2種類かもしれないですよね。
だってどうやったって人間って同じ言葉を書いても、
理解みんな同じようにしてくれないじゃないですか。
なぜそういう理解になるみたいな人って結構いるし、
コンテキストとかを無視してこの部分だけ読み取るみたいな人たちいたりするけど、
機械とかだったらその文脈も含めてこういう風に理解してねっていう設定というか、
発信をするとそういう風になってくれるといいですけどね。
Nobuhiro Seki
でもそれもそうならないんですよね、きっとね。
なんなのかな。
情報のロスが起きるでしょうね。
だって別にAIの結果とか見たって全然そうなってないし。
Mika Ueno
まあそうね。
ミーティングの議事録だってそうですもんね。
人が話してこのニュアンスで言ったんじゃないのに、
全然違う記録の成り方と要点になってることありますからね。
Nobuhiro Seki
だから予約した時点で絶対情報が欠落するじゃないですか。
だからそういう意味で言うと実際には必ず情報が落ちてっちゃうっていうのがあると思うんですけど。
ただ最終的な認識をするのは人間ですって言った時に
人間の分かるような言葉に変更する。
もしかしたら言葉に変更するよりは
それが人間が一番分かりやすい携帯に出力してくださいって言った時に
動画何々出てくるとかっていうのはもしかしたら
インターフェーズの応用としてだと思うんですよね。
関しても言語がAIと人間の間のコミュニケーションの最も円滑な手段ではないっていうのはあり得るかなと思うんですけどね。
それがもしかしたらだんだん映像でもダメですみたいな話になっていっても
脳が直接理解できるような方法で直接インジェクションしますみたいな
いうところまで行ったりするときに
語感を全部ショートカットして伝えるみたいな方法はあるんだろうなと思うんですよね。
Mika Ueno
人間の言葉一つとっても数百年前の言葉すらわからないわけですからね。
人類の歴史は続いてるはずなのに
例えば私日本語で言うと数百年前の言葉で何か例えば書物があったとしても絶対読めないじゃないですか。
そのままね。
そのぐらい変わっていくものだからな。
Nobuhiro Seki
今時とかね、ちょうど1週間ぐらい前に偶然なんか
普通にソーシャルメディアだったときに
こっちで言うとZ世代。
Z世代の人はサムアップのいいねの指のキャラクターってあるじゃないですか。
こういうこの絵文字だけが表示されてると
パッシブ・アグレッシブと感じますみたいなことを言ってて
他の言葉とかを全部なくてこれだけを出すっていうときに
普通僕らパッと見るとこれ見て
同意してるのかなと思うじゃないですか。
コミュニケーションの圧力
Nobuhiro Seki
でも文字とか他のものをつけずに絵だけを出すっていうのがアグレッシブ。
言葉のアグレッシブみたいな感じ。
言葉だからちょっとパッシブ・アグレッシブってうまく説明できないですけど
それが冷たく感じるとか
Mika Ueno
圧が強いなんか
Nobuhiro Seki
これだけだと圧が強いからとか
よく日本語だと最後にくとう点がついてるかついてないかで
ついてると圧があるみたいなことを言ったりするみたいな話を聞くんですけど
そのパターンと同じなんですけど
そんなことでも世代によって取り方は違います。
温かい気もしてそれ100%同意ですよって書いたつもりなんだけど
受け取った方からすると圧が強くて
そういうふうに捉えられないみたいな話を聞くとですね
やっぱりどうやってコミュニケーションというか知識から
人の分かるところに変換するところってすごい難しいなって思いましたね。
Mika Ueno
時代が流れていってどの世代というか
世代で送りたくはないんですけど
数年ごとにトレンドっていうか
その時に心地いいと感じるコミュニケーションと
これもう古いよねって思われるものって
なんかファッショントレンドと同じような感じで出てきてるんだろうなと思って
私たちの世代でも絶対それはあったはずだし
30代でも20代でも今Z世代でもあると思うんですけど
そのZ世代があと5年とか10年とかした時に
彼らもまた同じものに面してくるじゃないですか
次に出てくる世代が
次に出てくるトレンドが
例えば言葉で返すことがすごく圧が強いって感じる人がいるかもしれないし
もう言葉なのみたいな
全部音声の方がいいじゃんっていう風に思うかもしれないし
それはどの世代でも出てくると思うので
私自身もそこ通ってきたものなんだなって思いながら見ていたりしますね
テクノロジーと依存
Nobuhiro Seki
電話かかってくるだけでね
すごいアグレッシブに感じるじゃないですか
Mika Ueno
電話みたいな
電話するのは当たり前だった時と
過時にいるから今自分の変化が
わーっと思いますけど
過時にいない世代になると
電話じゃないのって思ってる人もいると思うしね
Nobuhiro Seki
僕ね
時々話になりますけど
むちゃくちゃ電話かかってくる
アメリカに来てからね
ニューヨークに来てからすごい電話よくかかってくるようになって
だから今はね
すっかり電話をするとか受けるのに慣れちゃったんですけど
やっぱ来て最初の数年は
むちゃくちゃ違和感ありますよね
なんかあるとすぐ電話かかってくる
Mika Ueno
電話すんなよとかやっぱり思うじゃないですか
Nobuhiro Seki
でもこれだともう電話かかってきて
取らないと
折り返しするとアンサリングマシンとか繋がると
もうそこからその人に繋がるまで10分かかってきたりするんで
取らせられないみたいな
取らないとって思うとだからだんだん
やっぱり人によっては
こういうビデオのミーティングとかのほうが
音声もいいし
クリアじゃないですか
顔も見れることもあるからと思うんだけど
ミーティング設定とかやると
電話番号入れてくる人いるんですよね
ミーティングでGoogle Meet設定して
一応設置するときに
チェックボックスでGoogle Meet
Zoom Teamsみたいな感じで電話ってやると
たまに携帯番号入れてくる人いますね
携帯入れてるから移動中なんですかとか言ったら
別に家です
PCでいいじゃんと思うんだけど
電話番号の人もいます
やっぱりそういう
人によって色々違うなと思います
Mika Ueno
はい
Nobuhiro Seki
てな感じで
Mika Ueno
今回も色々コロコロ転がりましたが
ちょこちょこ色々なネタで
Nobuhiro Seki
ギバーリング聞いてみたいというか
ずっとさっきから
Mika Ueno
見てみてください
Nobuhiro Seki
このページ開いてるんで
青いやつが急に
周波数に変わるっていうのが
まだ音声オンにしてないから見切ってないんですけど
Mika Ueno
これEXO投稿とYouTubeのほうもあるんで
それを見てみてください
Nobuhiro Seki
コメントについてるのが予想通りのコメントばっかりで
黒電話に音響カプラとかですね
マトリックスのキャプチャーとかですね
やるのは日本人もアメリカ人も一緒だなと思って
アメリカ人とかどこか分かんないけど
Mika Ueno
誤解しちゃいけないのは
これがチャットDBTとか
今の汎用で使われてるLLMに入ってるかって
そうじゃないよっていうことで
Nobuhiro Seki
これが簡単にできちゃうよっていうのもありますよね
Mika Ueno
そうですね
というコロコロ転がった回でした
26:41

コメント

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