00:08
今日は、医療費に係る隠れコストについてお話します。 高額療養費の上限額がわかったとき、正直、安心、少し安心しました。
これで、医療費の天井は見えた、そう思ったんです。 でも、現実はそんなに単純じゃありませんでした。
医療保険でカバーされるのは、あくまで医療費だけ。 その外側に、見えにくいコストがいくつも存在していました。
例えば、おむつ代や衛生用品。 毎日必ず使う消耗品で、終わりが見えません。
さらに、通院の旅に係る電車代やタクシー代。 1回ごとは小さくても確実に積み重なっていきます。
こうした隠れたコストは、一つ一つは軽く見えても、 合計すると無視できない金額になります。
そして、何より厄介なのは、いつまで、 いくらかかるのかが見えないことでした。
手作業で計算しようとすると、 と本もない作業になります。
だから、私はここの問題もアプリで解決することにしました。
既に作っていた医療費の計算機に、 新しい項目を追加しました。
母の月額年金、そして医療以外の費用。 おむつ代や交通費です。
これらを医療費と合算して収支を出すようにしたんです。
すると今まで見えなかったものが一気に見えてきました。
どのタイミングで家計に影響が出るのか。
そのラインが数字として浮かび上がってきたんです。
今回のシミュレーションでは、 まだ日常の生活費は含めていません。
それでも隠れたコストを入れただけで、 余裕は一気に削られました。
数字を扱う仕事をしてきた自分でも正直ゾッとしました。
見えていなかっただけで、 リスクは確実にそこにあったんです。
このアプリはまだ完成ではありません。
次は生活費も含めて計算できるようにします。
そうすることで、いわゆるXデー、 つまりいつ資金がそこをつくのか、
そのタイミングまで見えるようにしたいと思っています。
漠然とした不安をそのまま抱え続けるのではなく、 具体的な数字に変えていく。
それができれば少なくとも準備はできる。
この取り組みはそのための一歩です。
隠れたコストまで含めて現実を触手する。
それがこれからの介護には必要だと感じています。
次回は、貯金180万、XデーをAIが突きつけた、 についてお話しする予定です。
ご静聴ありがとうございました。