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神経質やせ男です。 今日は、介護にかかるお金についてプログラムを作り始めた話です。
制度の壁にぶちつかりました。 結局、母の医療費はいくらかかるのか。
このシンプルな問いに、はっきり答えられる人がいない。 不安を抱えたまま、病院のソーシャルワーカーさんに相談に行きました。
提示された資料を見ると、母は低所得者の区分。 思っていたよりも計算はシンプルでした。
正直、少し安心しました。 でも、ふと隣の区分を見た瞬間、言葉を失いました。
そこには目を疑うような複雑な計算式。 所得がほんの少し違うだけで、ここまで理解しにくくなるのか。
この分かりにくさそのものが、介護をする家族にとっての負担なんだと実感しました。 私はエンジニアではありません。
30年間事務職として働いてきた人間です。 でも、このお金の不透明さを放置することはできなかった。
だから、自分の武器を使うことにしました。 事務の経験とAI。
この2つを組み合わせて、母専用の計算機を作ることにしたんです。 介護にかかるお金を自分の手で見える化するために。
試行錯誤しながらプログラムを書きました。 そして最初にできたのが、後期高齢者向け高額療養費の算定ツールです。
母の条件を入力してシミュレーションしてみる。 出てきた数字は24,600円。
入院してした場合の月額上限です。 あれだけ複雑だった制度が、たった一つの数字になった瞬間でした。
不思議と資料を読んでいた時よりも、この数字の方が現実として受け止められたんです。 この計算機はまだ完成ではありません。
これから医療費だけでなく、おむつ代や生活費も組み込んでいく予定です。 そして、いつ資産が底をつくのかまで見えるようにしたい。
なんとなくの不安を具体的な数字に変える。 それだけで気持ちは少し楽になります。
見えない不安に押しつぶされるのではなく、見える現実として向き合えるようになる。 そのためのツールをこれからも作っていきます。
制度が複雑すぎるからこそ、自分で理解できる形に変える。 それが今の自分にできる選択でした。
次回は、医療費の盲点、隠れコストをAIで可視化についてお話しする予定です。 ご静聴ありがとうございました。