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5回、2回、シミポタと離れた話をさせていただいているんですが、今日は既得権益という話をしてみたいと思います。
この既得権益という言葉ですね。私、初めて出会ったのは20代の前半です。
なぜかというと、私は証券会社にその時勤めていましてね。
証券用語ということで、この既得権益という言葉を学びました。
特定の個人や団体、地域などが歴史的経緯や慣習、それから法的根拠に基づいて長く維持している権利や利益のことを既得権益というと。
その既得権益を守るために強い岩盤規制というね。岩盤規制ってとこからまず習うんですけども、
多くの分野で新規参入とか規制緩和の壁となっているということで、
その岩盤規制がせて新規参入や規制緩和の壁となっているということを学んだ上で既得権益という言葉を証券会社で学んだのでございます。
ただ既得権益という言葉はですね、今言ったこれ辞書的な定義ですよとは異なって、
わりと批判するときによく使われますよね。論理的にそぐわないとオッケーみたいな感じで、
その集団、社会的集団とかを批判するときに既得権益を振りかざしやがってみたいなことでね、
使用されるのかと思いますが、これ集団とか個人が活動していくとですね、
やっている限り、活動している限りですね、当然勢力が拡大していくはずですので、
大抵何か既得権益を持つようになるわけですよ。活動しているということはイコール、
そうやってその団体が持っている権利を維持していく、保持していくということになるわけでございまして、
ただ既得権益を成り立たせている要因というのは色々あると思いますのでね、
それがどのパターンにあたるのかということが大事かなと。
それは何かと言ったら、その集団が持っている全体的な資本量、総資本量だったり、
その団体が持っている人脈とかコネであったり、
お互いその団体と互形関係にある団体がどんだけ占めているか、
過剰状態であるかということであったり、そもそもその集団の構成員がめっちゃ多いとかね、
たくさんいているとかいうことをやったり、ある意味パワハラ的な、
詐欺的な脅迫みたいなのもあるんじゃないかなと思います。
どのパターンかによって既得権益、いいか悪いかを言っているのではなくてね、
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扱いが変わってくるのかなというふうに思うんですが、皆さんいかが思われますか。
市民活動をやっていてもですね、最初に言いましたように、
証券会社で教わる既得権益の中には岩盤規制といって、
多くの分野で新規参入は規制緩和の壁となっているということでいうと、
やっぱり市民活動をしている中でもね、壁というのはやっぱりあるわけで、
それが既得権益イコールとは言いませんけれども、乗り越えていく対象としてね、
これまでのやり方とかこれまでの考え方とかいうところを、
やっぱりこれまで活動してきはった方の思いと権利があるわけですので、
そことどう関わっていくかというのは考えものだなというふうに思います。
そのもともとある権利がどのようなもので成り立っているのかということを、
よく分析者の中に飲んじゃうかなと思っている次第です。
真面目やな、今日は。
ありがとうございました。
