00:07
見本にするもの、という話です。
以前ですね、チラシをどういうチラシを作ったらいけてるチラシが作れるか、みたいな話を、
デザイナー出身の街づくりをやっていらっしゃる方に質問したことがあるんですけど、
こんなふうに答えてくれました。
それは、美術館に行ってください。もしくは博物館に行っていただくとですね、
そこにはたくさんのチラシが入口とかに置いてあるわけですね。
それを順番に取っていくわけですよ。
1枚ずつ取ったら、2、30枚すぐ集まるわけですね。
それを貯めておいて、1ヶ月ぐらいしたらですね、またもう1回行くと、
そのチラシの中身が変わっているわけですよ。また違うチラシがいっぱい置いてあるわけなんですね。
それを取ってきてください。
それをずっと繰り返していると、チラシがたくさん貯まるんですね。
その貯まったチラシを、1冊のファイリングか何かしておいてですね、
いざ自分がチラシを作りたいなと思うときに、
じゃあこれから作るチラシは、どういうチラシにしたら一番いいかなというのを、
集めてきたチラシからずっと見本にしてみていただいて、
これがいいなと思うものがあれば、それをそのまま真似してくださいと言われました。
そのまま真似するのはどうかと思うんですけど、
何が言いたいかというと、そこにはデザインが入っているので、
その配置だとか色使いだとか、どういう風に位置を置いてあるかとか、
どういう文字を使っているかを、できるだけ忠実に真似して作るということを教えてもらいました。
それをやっていると、何回か繰り返していると、
どういう風にして作ったらいいかというコツがだんだんわかってきますというお話を聞いたことがあります。
つまり見本にするものを集めるということですね。
先日別のデザイナーさんが、やはりデザインを作る場面をずっと見せていただいたんですけど、
何か作ろうと思うときに、やっぱり探しに行ってはるんですよね。
今度はそれを博物館じゃなくて、例えばネットとか、
最近だとピンタレストで検索して、
何か例えばイケてるデザインがないかなとか、
面白いものがないかなみたいなことを探しに行って、
いくつか見本をピックアップして作りはるんですよね。
やっぱり見本にあるものを探すというのは大事だなと。
それを真似するというか、まったくパクったらパクリになっちゃうんですけど、
それを参考にされて見本を参考に作っていくことの大事さみたいなのを感じた次第でございます。
03:05
見本になるもの、皆さんどう思いますか。
聞いていただいてありがとうございます。