具体美術協会の結成と影響
1230、5回に1回、シミポタとは離れた話もさせていただいていますが、1954年、画家吉原治良が兵庫県芦屋市で若手アーティストを集結させ、
具体美術協会を結成。具体という名前には、自由な創造の証明という理念が込められており、彼らの活動は日本の美術界に新たな風を吹き込みました。
お盆休みということで、東京で働いている娘が帰ってまいりまして、彼女は美術に大変興味を持っておりまして、帰ってくる度に色々な美術館・博物館を巡るのですが、
たまに帰省した娘にいそいそとついていく親でございます。一緒に芦屋の美術館に行かせていただいて、
お盆休みの時には、私が最初に呼び上げた、具体美術協会という芦屋で生まれた前衛芸術のグループの展示を見てまいりました。
具体的の具体という言葉ですけど その名前を考えたそういったグループがあったんだということと
それが芦屋で生まれてね 大きな影響を与えていった
世界にも知られているということは 全然知らなくてですね
作品を拝見するわけですよね
前衛芸術ですから そもそも前衛ですので
アートの世界の外側にあるものを表現していてね
アートの人からも こんなアートじゃないと言われ
アート以外の方もですね これよく分からずと言われ
両方から弾が飛んでくるのが まさに前衛ですけれども
その活動を通してですね
芦屋でこういうのが生まれてきた背景だとか
その後芦屋にどういう影響を与えたかとかね
こういうのを展示されている 素敵な展示会でした
本当にゆっくりゆっくり学ばせていただいて
いろんな気づきを得てまいりました
やっぱりこうやって活動がですね
一つの地域で生まれるということに関して
仕事柄 興味がありまして
その活動がなぜここで生まれて なぜここで広がり
どういう人たちが関わっていって
そのリーダーはどういう人たちだったのかっていうのがね
すごく興味があり
作品とともにですね 言葉を見つけながら
楽しませていただきました
そうか 美術ってそうやっていろんな楽しみ方があるんやな
というのをね 改めて娘に教えてもらった
束の間のお盆休みでございました
皆さんお盆どんなふうにお過ごしですか
今回一回シミポタとは関係ない話も聞いていただいています
またお会いしましょう