個人から組織への進展
1310、5回に1回、シミポタとは離れた話もさせていただいていますが、今日は個人と組織とという話をしてみようと思います。
市民活動、いわゆる社会課題を何とか解決したいというふうに思って、何か活動を始める人たち、たくさんこの世の中にいらっしゃるわけですけれども、
その方々が活動を始めるときには、やはり最初は1人だと思うんですよね、個人だと思うんですよね。
個人が何か熱いこういう思いがあってですね、その思いに対して、よし、動いてみよう、活動してみよう、何かアクション起こしてみようということで始まるわけですよね。
ご飯を買いに行こうと思ってお買い物に出るように、お腹が空いたからということでご飯を作ってみようと思うように、何かやはり解決するべき課題があって、それに対して行動を起こすというところから活動が始まり、そしてその活動をやはり広げていくためには、
社会的変革というかインパクトを与えていくためには仲間を増やしていき、人と関わっていき、ある意味組織を作っていくということ、そして組織を作ってさらに大きく働きかけていくということがあるんじゃないかなと思っているんですけれども、
その個人と組織というのを考えたときに、個人の純粋な思いで始まった活動が組織になっていくと、自ずと他者と関わっていくということになりますので、他者は同じ思いを抱いて集まってくださっている方やとはいえ、あくまでも他人でございまして、
その中でやはり意見の相違とか食い違い対立もちろん生まれてくるわけで、それを話し合いを進めながら進めていくというのが通常だと思うんです。
そうやって組織を組んでいくと、組織がやはり大きくなればなるほど、1人が2人になり、2人が3人になり、3人が5人、10人、20人となっていくと、やはりまとまりにくくなってくるというか、当然数が増えてくるのは当たり前かと思うんです。
そこでルールを決めて、こういう我が組織はこういう目的がある組織ですと、こういうミッションとこういうビジョンとこういうやり方がある組織ですというふうに決めて進んでいくのだろうと思います。
ただ、その時にそこに加わる、加担する、そして参加する、ジョインする個人というのは、すべてそれに賛同してそこに参画しているのかというと、もしかしたらそうじゃないかもしれないということもあるんだろうと思っています。
何が言いたいのかちょっとよくわからないんですけど、個人から組織、そして組織の限界、そして組織の限界を超えるところにまた何があるのかな、みたいなことを今考えているということです。皆さんどう思われますか。
考察と今後の展望
11月1日ですよ。今年もあと2ヶ月です。しっかりいろいろ考えて、今後も頑張っていきたいと思います。取り留めもない話を聞いていただいてありがとうございました。