2025-09-14 40:10

第797回 Arm64EC - Arm版アプリの段階的移行・Windows 11 9月のセキュリティーアップデート (2025/9/13)

第797回 Arm64EC - Arm版アプリの段階的移行・Windows 11 9月のセキュリティーアップデート (2025/9/13)

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サマリー

このエピソードでは、Arm645ECに関する解説と、Windows 11の9月のセキュリティアップデートの情報が提供されます。Armアーキテクチャにおけるアプリケーションの段階的移行や、それに伴うエミュレーション機能についても詳しく触れられています。Arm64EC技術によって、ArmアーキテクチャーへのWindows 11の移行が進行中であることが紹介されます。また、Microsoft EdgeのブラウザータスクマネージャーやEdge HTMLのサポート終了に関する情報も含まれ、最新のセキュリティアップデートについて説明されます。Windows 11のセキュリティアップデートとWebアプリケーション向けの非推奨機能についての議論が行われており、特にMicrosoftのEdgeブラウザーとその技術的な変更、さらには最新のWindowsアップデートの内容が詳細に述べられています。2025年9月のWindows 11のセキュリティアップデートでは、ファイルサーバーの共有や日本語入力ソフトMSIMEに関連する問題が修正され、IISマネージャーの不具合も解消されています。ARM64ECの段階的な移行とMicrosoft Edgeの新機能についての情報も提供されています。

Arm645ECの概要
WoodStreamのデジタル生活をお届けしますのは、技術コミュニティWoodStreamネットワークスの木澤です。よろしくお願いします。
この番組は、マイクロソフトの最新情報と、明日使えるWindowsの情報、Windowsをさらに活用するパソコンなどのデジタルガジェットの情報など、
お役に立てる情報をお届けして、皆さんにマイクロソフトを楽しんでいただく番組です。第797回目の配信になります。
今週のお話は、2つ、ちょっと細かい話ですが、
Arm645というモードのお話と、Windows 11 9月のセキュリティーアップデートについてお話をしたいと思います。
これは、なかなか視聴者数が伸びそうもないネタかもしれません。
Arm64という、今で言うようなSurfaceでスナップドラゴンとか、Arm系プロセッサーで動いているWindowsがあるのですが、そこの動くアプリケーション、
それが今どうやって動いているかというと、ArmプロセッサーでIntelのコードをエミュレーションして動くというものと、
ArmプロセッサーのArmアーキテクチャーのコードで、そのままネイティブに動くということです。そういった方法が2つあります。
そういったところを見ていたところに、あれと思うようなところがあったので、ここで出てくるArm645ECに注目してお話をしたいと思います。
ということで、今回Arm系Windowsで動くアプリケーションのArm645ECについて解説したいと思います。
最近私はスナップドラゴンを使ったSurfaceをメインに使っていますが、基本的に普通に動いています。
これってどういうふうに中で動いているんだろうというところをいろいろ見ていたときに、マイクロソフトのMS Wordをタスクマネージャーで見てみたら、どんなふうな表示になっているかなというのを見てみたんです。
例えばタスクマネージャーで表示したときに、詳細点タブを選択して、選択項目でアーキテクチャというのを選ぶと、どのアーキテクチャで動いているかというのが表示されるんですね。
IntelのコードだとPK64、X64という表示になりますし、Armプロセッサーで動いているとArmというふうに動いているんですね。
ここでですね、Armアーキテクチャのパソコン、スナップドラゴンを使ったSurfaceとかいろんなパソコンを使っていると、ここのアーキテクチャにArm64というのが出てくるんですよ。
ここでArm64と書いてあると、Arm64でコンパイルされた、作られたプログラムが動いているということで、非常にArmに最適化された処理をするということになるんですけれども、
これを見ていくとですね、Arm64 X64互換という表示が出てくることがあるんですね。
これ何だろうというところで、ちょっと今回追ってみました。
Microsoftのワードプロセッサー、ワードの場合ですね、Arm64 X64互換というふうになっているんですよ。
これ私がMicrosoft 365からダウンロードして使うときは、ArmアーキテクチャのArm版だということで落としているんですが、表示がArm64ではなくてArm64 X64互換なんですね。
それと画像編集ソフト、アドオン編集ソフト、DaVinci Resolve、これもですね、DaVinci ResolveをArm64版というのをダウンロードしてきました。
DaVinci ResolveってWindowsのIntel版とWindowsのArm版、Mac版、Linux版というのがダウンロードできるんですけれども、
これ選び方によってはですね、メニューから選ぶとArm版というのをダウンロードして動かすことができるんですね。
というわけで、DaVinci ResolveはArm版を使っています。
さて、このArm版を使ったDaVinci Resolveをアーキテクチャ表示見ると、Arm64 X64互換という表示になるんですね。
これと別に、本当にArm64にネイティブに作られているものはArm64とだけ書いてあるんです。
ですから、これスナップドラゴンで動かすパソコンで、タスクマネジャーでアーキテクチャを見てみると、
X86だったりArm64だったりArm64括弧、X64互換とかね、そういうふうに表示されるんですよ。
3つあるんですね。これなんだろうということで。
実際、マイクロソフトのサイトの方に解説があって、
Arm64 EC、Armでのネイティブパフォーマンスのためのアプリのビルドと移植というタイトルの記事が書いてあります。
これMicrosoft MS Learnですね、というところに書いてありまして、
これちょっと後でリンクをお送りします。
TwitterのXの方で私をフォローしていただいている方は、今週この情報をリンクをお送りしていますので、
ちょっと私の書き込みを追っていただければいいかなと思うんですけども。
ここに関して、Arm64のX64ということについて解説があります。
これ正式にはArm64 EC、Arm64 Emulation Compatibleという呼び方になっています。
これの動くプログラムってどういうことかというと、面白い構造をしているんですよ。
Armのネイティブコードと、X86互換、X64と言っていますインテルのコードですね。
これが一つのアプリケーションのプログラムの中に混在しているんですね。
混ざっているんですよ。そういうちょっと変わった仕組みになっています。
では、なぜこういうことになっているかという背景として、
Armの利点というところ、つまりSnapdragonマシンでこのArmアーキテクチャのプログラムを動かした時の利点というのを今一度見てみますと、
より優れた電力消費、つまりArm64のアーキテクチャと低消費電力というのが定評があるんですけれども、
それによってより効果が出るような電力消費、低消費電力で動かせるということと、
それに伴ってバッテリー寿命の向上だとか、
あとはより高速なAIとマシンランエンジンのMLのワークロードとかというのがあります。
SnapdragonにはNPUが入っていますので、それをさらに最適化して使うというところで、
ArmアーキテクチャのパソコンにArm版のアプリケーションを使うことによって、
低消費電力で例えばAIにも効果があるような、より高いパフォーマンスができるようなプログラム、アプリケーションの動きができるという利点があります。
というところがあるんですけれども、これはなかなか難しいというところがあって、
すぐにコンパルーションして作りたいというふうに作り変えればいいんですけれども、
なかなか一筋でないといけないということがあって、
マイクロソフトがどういうことをやったかというと、
Arm64x645のArm64ECという作りを作って、
初めはIntelのコードで書いてあるエミュレーションにしますと、
それを徐々にArmアーキテクチャ版に内部的に書き換えていきますということをやって、
混ざった状態にしたものを提供しているんですね。
表向きはArm版アーキテクチャになっていますと言っているんですけれども、
段階的な移行の必要性
結構Intelの互換モードがまだ入っている、
Intelのコードが入っていて、
Armアーキテクチャでネイティブにも動かせる一方、
Intel版のコードがもし出てきたら、
スナップドラゴンのエミュレーション機能を使って、
これはWindowsのプリズムという機能なんですけれども、
その互換機能を使って、
互換エミュレーションで動かすということを、
一つのプログラムの中でやっているんですね。
なぜこんなことをやっているかというと、
すぐにでも出したい、
Armアーキテクチャですぐにでも出したいんだけど、
なかなか移行が難しい。
ただ一方、待っているわけにはいかないというところがあって、
段階的にArmアーキテクチャのアプリケーションに
移行していこうという施策の一つなんですね。
何をしたかというと、
効果のある部分を優先的に
Armアーキテクチャに書き換えていきます。
例えばどういうことかというと、
アプリケーションの中で最も時間がかかるモジュールだとか、
CPU負荷が最も高いモジュールだとかという、
一番作り変えて効果が出るところですね。
そこのところからどんどん作り変えていきます。
ということをします。
一方、なかなか移植が難しいというところで、
Arm自体がまだサポートできていないだとか、
インテルのプログラム、他にプログラムに依存しているだとか、
プラグインとかですね。
そういったところに依存しているところは、
ちょっと後でまたおいおいやりましょうというところで、
Arm非対応のままでインテルのコードをそのまま残しているんです。
初めはインテルのコードがたくさんあるんですけども、
徐々にArmアーキテクチャに書いていくということをやって、
インテルのコードをどんどん少なくしていって、
最後にはArmアーキテクチャだけの低消費電力で
効率の良いアプリケーションに書き換えるということをやっています。
段階的にやるための仕組みが、
このArm64ECという互換モードの作り方になります。
結構この類のプログラムが多いんですよ。
今言いましたね、ワードそのものも、
マイクロソフトのオフィス系そのものもそうです。
ワンノートもパワーポイントもそうでしたかね。
このArm64-x64互換というのになっているし、
ResolveもArm版と言いながら、
どのぐらいの比率か分かりませんけども、
まだインテルのコードが混じっているということをやっています。
ですから今、スナップドラゴンでWindowsを動かしている方で、
最近パソコンを買っている方って、
結構スナップドラゴンモデルが多い方で多いと思うんですけど、
コードというかタスクマネージャーの詳細の方で、
Armアーキテクチャーというのをちょっと選んでもらってみてみると、
結構いろんなものが混じって入っているという状況です。
一方、別の見方をすると、OSの部分だとか、
それ以外のところはほとんどスナップドラゴンのWindowsは、
Armアーキテクチャーでほとんどプログラムが動いていますね。
YouTubeで私お見せしたかったんですけど、
今でも配信に使っているマシンがインテルのマシンなので、
Armアーキテクチャーの進化
パッとお見せできないんですけども、
ほとんどがArmアーキテクチャーで動いています。
その中でごく一部、対応していないアプリケーションだけが、
X86、X64か、というようなことで、
インテルで動かしているという状態で、
普通に私いろいろ使っているのを見ると、
結構インテル版のコードって動いていないという感じがしています。
もちろん対応していないものを持ってくれば、
それはインテルのコードで動くというふうに見えちゃうわけなんですけども、
ごく普通にオフィスを使ったり、Webブラザーを見たりという、
OSの標準機能をプラス、
有名でこのアプリケーションを使っている分には、
ほとんどArmアーキテクチャーという感じがしています。
だから割と、結構Armアーキテクチャーに寄っているというところがあります。
スナップドローンのサーフェスでも、
レノボとかいろんなところから出ていますけども、
スナップドローンのパソコンを買ってみたら、
結構バッテリー持つんだよね。
下手したら自分の持っているスマートフォンよりバッテリー持つんだよね。
ちょっと条件が違いますけどね。
そういう話をよく聞くんですけども、
そういうことを見ると、ほとんど中身はArmアーキテクチャー、
Armネイティブで動いているというところがあります。
なるほど、確かにそういうところで効果が出ているのかなと思いました。
その中でWordというオフィス製品、
Wordという有名どころというのも、
部分的にはまだIntelのコードが残っていますけども、
だいたいArmアーキテクチャーで動いているということで、
結構移行が進んでいるのかなと思っています。
AppleもMシリーズを出して、
今ほとんどMシリーズで、
エミュレーションモードは何て言いましたっけ、
ちょっと名前を忘れちゃいましたけどね。
それで動かしているというふうに言っていますけど、
それもどのぐらいの比率か分かりませんけど、
MシリーズはAppleはかなり思い切っていますよね。
発売しているものをArmアーキテクチャーだけに絞ってしまったので、
多分こういった移行の進みはAppleのほうが
結構順調にいっているように見えますけども、
Microsoftのほうもしっかりやっているんだなという感じがしました。
あとただMicrosoftは難しいですよね。
互換性とかという、
ちょっとやっぱりIntelのマシンを残しておかなきゃいけない、
残しておかなきゃいけないというか、
Intelにとっても結構死活問題というところで、
IntelはIntelで伸ばしておかなきゃいけないし、
私が応援しているLunar Lakeだとか、
あとMalaysian AIシリーズだとかですね、
そっちも伸ばしていこうとしているので、
完全にArmアーキテクチャーに切り替えることはできないんだろうけど、
かなりArm寄りにもなってきているかなというふうな気がしています。
ここら辺、どうかまたMicrosoftの方に
これどういう方針で言いますかねってことを、
もしよかったら使えないところで聞いてみたいなと思っていますけども、
忘れたところで、
Armアーキテクチャーで動くアプリケーションの互換モード、
Arm64EC-X86互換というものについてお話をさせていただきました。
ブラウザータスクマネージャーの機能
よかったですね、この話をしていて人が減っていくかなと思ったけど、
そんな多くはないですけど、減ってはいないというところでちょっと安心しました。
次のお話、ごめんなさい。
さっき私、冒頭で2つお話ししますって言いましたよね、セキュリティアップデート。
実はもう1つ、もう2つありました。ごめんなさい。
もう2つ、間にお話を挟みます。
これMicrosoftのブラウザータスクマネージャーというものについてお話します。
これ実はですね、私偶然見つけてしまったっていうものなんですけども、
じゃあまず何にも言わずにやってみましょうか。
Microsoft Edge、今ちょっとお使いの方、手元にある方ね、ちょっとやってみてほしいんですけども、
Shiftキーを押しながらEscapeキーを押してください。
Shiftキーを押しながらEscapeキーを押してください。
そうするとですね、Edgeの中、一応起動した状態ですよ。
Edgeを起動した状態でShiftキーとEscapeキーですね、押していただくと、
もう1個ウィンドウが立ち上がってですね、ブラウザータスクマネージャーというのが起動するんですね。
これを見ると、そのタブに表示されたウェブページとか、
あとはEdgeの中のレンダリング機能だとか拡張機能だとかね、
プラグインだとかっていうのが一覧で出てきて、
その中でメモリだとかCPUだとかっていう項目が出ています。
これ何の機能かといいますと、
開いているタブとか拡張機能ごとのCPU、メモリ、ネットワーク使用量というのを
リアルタイムで確認できるためのツールになっています。
だから使い方としてはですね、Edge使ってて重くなっちゃったなっていうところで、
どのタブ、どのウェブサイトを開いているタブが一番パワー使っちゃってるかな、
リソース作っちゃってるんじゃないかなっていうのを調べたいときに使います。
例えばGoogleでGeminiを動かしたりとか、こんな形でCopilotを動かしてもいいんですけども、
いろんなウェブサイトを立ち上げてて、どれが重くなってしまったとか、
あとはブラウザー全体が何か重くなっちゃったらどういうことをしたのかなっていったら、
例えばどこから持ってきたプラグインが悪さしてたとかですね。
そんなところがCPU不可利さとかネットワークがどのくらい使われただとか、
というのを表示をしてくれます。
タブだとか、エクステンションの拡張機能だとか、
あとはブラウザーの中の処理機能、個々の処理ですね。
ブラウザーの処理だとか、GPで使っている処理だとか、
あとはブラウザーの中のネットワークサービスとかストレージサービスだとか、
細かいプロセスがあるんですけれども、それらを表示させることもできますし、
あとは全ての情報をいっぺんに表示させて見てみたいということもできます。
もちろん、このプラグインがちょっと重いなといったら、
それを指定して強制的にタスクを終了するというボタンを押すと、
そのプラグインだけ、もしくはそのウェブページだけ落っことすことができます。
そんなところで、ウェブページを効率的に見たいだとか、
何か負荷がかかっている原因を知りたいというときの、
どっちかというと管理者向け、開発者向けの機能なんですけれども、
ちょっと面白いものが見れますので、
このブラウザータスクマネージャーというのを見てみると面白いかなと思っています。
Edge HTMLのサポート終了
最後にもう一回言いますと、Microsoft Edgeを立ち上げた状態で、
シフトキーを押しながらエスケープキーを押すと、
このブラウザータスクマネージャーが起動します。
先ほどはMicrosoft Edgeでどのウェブページ、どのプラグインが負荷がかかっているかということを調べる
ブラウザータスクマネージャーの機能をご紹介しました。
大丈夫ですか、声聞こえていますよね。
ここまで聞こえていないと言ったらちょっとショックなんですが。
次はMicrosoft Edgeの古いレンダリングエンジン、Edge HTMLが終了するというお話をさせていただきます。
これどういうお話かというと、話題にちょっと上ったらしいんですけどね。
Microsoft Edgeのレガシーウェブビューがサポート終了になりますよという発表です。
具体的にこれどういう発表かといいますと、
Microsoft Edge、皆さん結構、Chromeを使われている方も多いかと思いますけど、
メインの標準でWindowsに入っているウェブブラウザーMicrosoft Edgeなんですけども、
これですね、昔Microsoft Edgeが初めて出た時と今のEdgeと違うんですよね。
昔は古いエンジン、Edge HTMLというエンジンで動いていました。
これエンジンって何かと言っていると、
ウェブサイトからホームページとかウェブページの情報が送られてきます。
いろんな画像とか文字とかっていうのが送られてきて、
最近はそれによってプログラムを動かしたりとかしながら画面表示しているんですけども、
これを表示させるための機能、機構、これをエンジンと呼んでいるんですね。
エンジンっていくつかあったら、例えばSafariがWebKitというエンジンがあったり、
古くはインターネットエクスプローラーもエンジンがついていました。
Microsoft Edgeが初めて出た時は、Edge HTMLというエンジンを使っていたんですね。
これはMicrosoftが独自に開発したもので、
これもMicrosoftは標準的に使っていこうとしていたんですけども、
一方ですね、GoogleのChrome、
こちらのエンジンがChromiumというWebを表示させるためのエンジンを使っています。
Chromiumというのはオープンソースで、
Googleがオープンソースで提供しているんですけども、
もちろんMicrosoftもChromiumに関わっていて、
オープンソースでMicrosoftっていろんなところに協力しているんですね。
実際にこのChromeが市場シェアを伸ばしていって、
ごめんなさい、今ちょっと手元にパッと資料が出てこないんですけども、
大体6割以上が今Chromeになっています。
一番使われているWebブラウザーはGoogleのChromeなんですね。
私も入れています。
というのは、一番使われているので、これで動くようにという風になっているということで、
開発者のWebアプリケーションを使うための動作環境としての重心が、
結構Chromeによっているところもあるんです。
Microsoft Edgeの技術的変更
こういう状況があって、
AppleでやっているSafariのWebキットだとか、
GoogleのChromiumだとか、
MicrosoftのNGHテーブルというのがあったんですけども、
これはSatia Naderaの判断で、
こういったところが乱立している状態だと、
負荷をかけるのは開発者だと。
開発者に負荷をかけないように、
よりスタンダードになるものを我々も適用しましょうということで、
Microsoft EdgeのWebブラウザーのエンジンを、
Edge HTMLからGoogleのChromiumに変えたんですね。
これが今回の経緯です。
Chromiumに変えて、
エンジンなんですけど、
中身はGoogleのChromeと同じエンジンが動いているんです。
外側でどう違うか。
GoogleのChromiumというエンジンを使ったGoogleのChromeもあれば、
他のいろんなWebブラウザーも、
Chromiumを使ったものがいろいろ出てくる。
Edgeもその中の一つで、
いろんな差別化ということで、
Edgeの場合はCopilotだとか、
Microsoftのサービスにより近い形で動くということで、
エンジンは一緒なんだけど、
それ以外の不可価値的なものを変えていこうということをやっています。
そんなふうにやってたんですけども、
その中で最初使ってたEdge HTMLをもうやめますよというものになります。
もうやめるって話は昔からも言ってるんですよ。
突然やめるって言い出したわけじゃないんですけども。
言ってるんだけど、もうやめるぜってことを、
この9月に改めて言ったというところです。
MicrosoftのWindowsクライアントの非正称の機能というWebサイトがあるんですね。
私がよく言っているリストラリストって言ってますけども、
例えばかつてはMixed Realityやめますだとか、
あとついこの前も話しましたね、
WindowsのPowerShell 2.0もやめますとか、
そういったのが一覧になっているんですけども、
この中でLegacy WebViewというのを非推奨、
もう使わないでということにしています。
具体的に何がなくなっていくかというと、
アプリケーションで使っている中のブラウザエンジン、
これEdgeの機能を呼び出して使うこともできるんですけども、
これもプログラムの中でそういうのを使うのをやめてくださいと、
使えなくしますと。
あとこういったWebアプリケーションを使った、
Web機能を使ったWindowsのアプリケーション、
あとはですね、Webアプリなんですけど、
単独で動くWindowsアプリに見せかけるようなPWA、
Progressive Webアプリというのもあるんですけども、
そういったのも古いEdgeテーマで使っているのはもうやめましょうと、
そういうことをまず言っています。
これがもうやめていきましょうという内容になりますね。
ただこれ注意していただきたいのが、
ある日突然、今日から使えなくなるというわけじゃなくて、
非推奨ですよということで、徐々にはなくなってきますよというところで、
新しいテクノロジーに移行してくださいということなんですね。
すぐにはなくなりませんというのと、
あとこれ以上も新しい機能を追加していきませんと。
例えばセキュリティ更新というのがあったら、
そこはある程度サポートしていきますけども、
それもいずれなくなります。
もうやめる予定ですから、もうやめるつもりで皆さん、
切り替えてくださいねというようなお願いになります。
だから今後Webアプリケーションを、
Webの機能をアプリケーションの中に組み込んで使うというときは、
WebView2とかですね、そういったものを乗り換えてくださいという。
これ使っている皆さんは今何か気にすることがあるかというと、
一般で使っている皆さんは気にすることはありません。
これ気にしなきゃいけないのは、
Web関係のアプリケーションを使っている開発者だとか、
あと気にしなきゃいけないのは、
そういった未対応のアプリケーションに切り替えてはいけないという、
各システムの運用担当者という方はちょっと気にしていただく必要があるんですけども、
そういったところがあってですね、
一般の普通に利用している方は特に気にする必要はありません。
多分こういうことをやると誤解する人が出てきて、
マイクロソフトエンジンがなくなるぞというような誤解をする方が必ずいるし、
そういうことを言っちゃう人もいるんですよね。
一番よくそういうことをろくに調べないで、
インフルエンサーのときにバッとしゃべっちゃって、
変な噂が広まっちゃうんじゃないかなというのが心配したところなんですけども、
そうではありませんので、
マイクロソフトエッジは今後も続きますというところで、
今こういう状況になっているということをお知らせしたいなと思いました。
Windows 11のセキュリティアップデート
ということで、レガシーウェブビューですね。
マイクロソフトエッジの機能というのが一部使われなくなりますよという、
お話をさせていただきました。
最後のお話になります。
2025年9月9日のWindowsアップデート、
これについてお話をしたいと思います。
Windowsアップデート、
よく私はAリリース、Bリリースなんて言い方をしていますけども、
今回は皆さんに適用される、
Bリリースかな、9月第2週にリリースされた
セキュリティアップデート、これについてお話をしたいと思います。
これは多分企業とかでもアップデートがあって、
皆さん一般で使われている場合とか、
企業によっては即時適用するという方は、
2025年9月9日になっていますけど、
日本でいうとこの2025年9月10日ですね。
そこでWindowsのアップデートがありました。
再起動しますというようなことがあったと思います。
その内容ということになります。
これで何があったかというと、
一つが、ちょっと前にあった、
これは番組のついこのままお話ししました。
2025年8月29日にリリースされた修正プログラムが
まず入っていますというところです。
これって機能アップデートということで、
この機能が入りました。
セキュリティアップデートより機能を追加しました
ということを先行して送っているものがあるんですけど、
それが8月末に出たやつが、
9月にも今回アップデートが入りました
というところになります。
具体的にはこの前の番組の前を
聞いていただければいいと思うんですけど、
例えばタスクバーのカレンダーの上に
時計が秒付きで表示されるとかですね。
そんなところでいろんな機能アップデート、
あとはコパイロット関係、
リコール機能関係という機能アップデートが入っています。
これがまず入っていますというところと、
あとはやっぱり注目したいのが今回
セキュリティアップデートが入ったんですね。
つまりそのまま放置していくと
セキュリティ異常が良くないだとか、
いわゆるアタッカー、クラッカーの皆さんに
攻撃されてしまうとか、
という危険性のあるところなので直しますとか、
あとはプログラム不具合とかですね。
そんなところを直していくというものになります。
これで今回あったのが1、2、3、4、5。
修正プログラムの内容
5つかな、主なものがあって。
これマイクロソフトで解説してるんですけどね、
よくわかんないんですよね、パッと見たとこね。
それでちょっと私なりに解釈したところで
お話をしたいと思います。
これアプリの互換性表示の問題というところで、
これだけだとわかんないですよね。
皆さんプログラムを動かすときに
管理者と一般ユーザーという考え方があるんですけども、
これ管理者モードで動かさなきゃいけないときに、
これ管理モードで動かしますよ、いいですね、
という小さいウィンドウが出て、
はいわかりましたって実行することがあると思います。
これUACプロンプトって言ってるんですけどね。
それを表示する機能があるんですけども、
なんかですね、一部のオフィスソフトだとか、
CADとかですね、というところで設定をいじるようなところ、
あと初期インストール状態で設定を変更するようなところで、
MSIシフトをするアプリという言い方をしています。
インストールような傾向を出すようなところなんですけども、
そういったところに予定外に出す必要もないのに
許可しますかというメッセージを出してしまうことがあるという、
そういった問題があるんですね。
その状況によってはそれ以上先に進もうことができないということが起きることがあるということで、
ここを修正しましたというところで、
必要もないのにこの余計なポップアップメッセージ、
このUACというのを出さないようにしましたという修正になります。
その次がですね、ファイルサーバー、
皆さんファイル共有してサーバーのぞきに行ったりということ、
アクセスしに行ったりということね、お仕事でもあると思いますけども、
最近ないかな、最近クラウドになっちゃったんであまりないかもしれませんけども、
これ例えばNASというネットワークアタッチロスレージという
ファイルサーバーをご自宅に置いて、私もSynologyのNASを置いてますけども、
そういった方に使う場合でも話一緒で、
だから人によってはまだまだ使っている機能なんですけども、
ここでセキュリティルールがちょっと変わりましたというところで、
その言葉でやっちゃって、
SMBサーバー署名のSMBサーバーEPAとのSMBクライアントの互換性監査が有効になりましたという、
Windows 11のセキュリティアップデートの概要
ファイルサーバーの共有をするときのチェック機構のようなものですね、
それが有効になりましたというところで、
これによってセキュリティルール、うまく対応できないものについて、
突然ファイルアクセスできなかったというんじゃなくて、
ちゃんと事情がわかる、チェックちゃんとできるようにするというのが今回の修正になります。
これもあんまり目立って今まで何も起きていなかったということもあるかもしれませんけども、
状況によってサーバー切り替えたときに何かおかしくなったというところをなくすようにするという仕組みにしています。
あとは文字入力に関してですね、
日本語入力ソフトMSIMEなどで文字を入力していくと、
特定のアプリケーションだとフリーズしまって操作できなくなるという不具合があったということなんですね。
これはどのケースだというのは明確に言っていませんけども、
ちょっとその問題があるようだということを日本語入力に関してマイクロソフトが指摘を受けたか気づいて直しましたということで、
こういったフリーズすることがなくなるようにしました。
それと入力関係でIISマネージャーの問題を修正しました。
これIISマネージャー、これまたピンとこない方も多いかと思いますけども、
Windowsの中にWebサーバーを提供する機能があるんですよ。
これWindowsサーバーでよく使われているんですけども、
言うところでアパッチだとかいろんなものがあるんですけど、
その中でマイクロソフト製でIIS、インターネットインフォーメーションサービス、
インフォーメーションサーバーだったかな、というのがあって、それを管理するツールがあるんですね。
例えばそれをどう設定するだとか、どのフォルダーを見せる、どういうセキュリティをかけるというときの管理するツールがあるんですけども、
この管理するツールのIISマネージャーで、一部の設定項目が消えてしまって操作できないという問題があったんですね。
その問題を解消してちゃんとIISの設定をできるようにしましたという不具合の修正ですね。
こういうのを行いました。
入力ソフトとIISマネージャーの改善
次にネットワーク関係ですね。
これ配信ソフトの音声に関する問題の修正というところなんですけども、
これまた細かいところなんですけども、ネットワーク上でいろんな音声とか映像とかを配信するときに
NDSというネットワークデバイスインターフェースというのがあって、
これを通じてオーディオ音声だとか映像とかを配信するということをやります。
私も音声配信、映像配信に凝っていたときにその機能を使ったことがあるんですけども、
カメラのように見せかけて映像を送るとかいろいろできるわけなんですね。
それをNDSというフォーマットに従っていろんな映像機器、
例えばブラックマジックの機器だとかにデータを送ったりとか、
そういったことができるという機能の一つ、つなぎの仕組みの一つなんですけども、
これをOBSスタジオという配信したり録画したりするアプリケーションがあるんですけども、
これサードパーティーさんのアプリケーションですね。これ私も使っています。
まさにこういったYouTubeの配信も、今私は使っていませんけど、
これをこのOBSスタジオを使って配信するということもあるんですけども、
そういったソフトなんですけども、
どうもこのNDIという機能を使って、このOBSスタジオを使っていると、
オーディオの音途切れがするという不甲斐があったみたいなんですね。
これがあるパッチを当てたときに発生する可能性があるということで、
この音途切れというのをなくすように、
より今後もクリアの音声で配信とか録画できるようにしましたという習性になります。
ARM64 ECとMicrosoft Edgeの話
こんなところが今回、9月、今週、本当に水曜日に皆さんのWindowsが再起動しとって出てきたと思いますけども、
こういった習性が入ったということになります。
なかなかWindowsアップデート嫌いな方が多いので、
こんなところいいよという方がいるかもしれませんけど、
本当に問題を感じている方にはこれを直してもらって助かるという方も結構多いと思うし、
文字入力だって何か知らないけど、文字に入力していたらフリーズになっちゃったんだよね。
でもこのセキュリティパッチを当てたら直ったといったら、その人にはありがたいわけでして、
こういった細かい修正というのをマイクロソフトが気がついていろいろやっています。
これ以外にも細かいところで、セキュリティ関係は細かく情報が出ています。
かなり専門的な言葉で出てきて、具体的にどう直しただとか、
あとはあんまり詳しく書いちゃうと、どうなんだろう、
これセキュリティ的に良くないという考えもあるかもしれませんけども、
セキュリティを専門に扱う人たちというのがいて、
これも別にWindowsに限ったのではなくて、LinuxもMacOSとかIOSも含めて全部情報を発信しているところでは、
ここらへんの詳しい話というのはまた出ています。
ということで今回は、今週2025年9月9日、日本時間でいうところの9月10日に
Windows11に入ったセキュリティアップデートの内容を話をさせていただきました。
こんなところですかね。
ということで今週はARM64の互換モード、ARM64 ECの話と、
あとはMicrosoft Edgeのブラザータスクマネージャーの話と、
あとMicrosoftのLegacy WebView、Edge HTMLの修了方向、非推奨という話と、
2025年9月9日のWindowsアップデートについてお話をさせていただきました。
結構今回も細切れの話しちゃったんですけども、
こんな形で今後もWindowsとかの話をしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
番組を締めさせていただきます。
今週も来ていただきありがとうございます。
この配信はヤスタリさん、ホワイトクラブさん、須藤さん、
合計14名の方とYouTubeメンバーシップ2名の方にご協力いただいております。
ありがとうございます。
また番組のご意見ご感想については、
Xのシャグ、シャープドストリーム、デジタル生活、
Spotifyのアプリのコメント欄、YouTubeのコメント欄でよろしくお願いします。
またこの番組では、Microsoft Teamsを使ったオンラインコミュニティを用意しています。
この番組の編集・講義は裏話し、
Microsoftの最新情報やパソコンなどのデジタルガジェットなどの話をしております。
ご参加ご希望の方は番組の概要欄をご覧ください。
また雑談コミュニティ、KizawayaというのをDiscordに開設しております。
こちらはポッドキャスト番組とはあまり関係がなく、
デジタルガジェット、生成経営、カメラ、写真、ドラマ、アニメ、
特に宇宙戦艦ヤマトと機動戦士ガンダムですね、
とかのお話とか、あと芸能ネタ、特にアイドル系のネタで、
私と完全に趣味でお話ししているコミュニティになります。
よかったらご参加ください。
番組の支援もお願いしております。
ウッドストリームウィンドウジャーナルという、
この番組の話した1ヶ月分の内容をまとめた
パソコン雑誌記事風の電子書籍を、毎月500円でオンライン販売しております。
PIXIVさん運営するブースと、あとはnote.comで販売しております。
ちょうどね、9月号は出せたのか。
9月号は出してます。
もうやっと出してますので、よかったらご利用ください。
またクラウドファンディングキャンパイのコミュニティと
YouTubeメンバーシップの方でもご協力をお願いしております。
こちらの、この間お申込みされた方は特典として、
その期間ウッドストリームウィンドウジャーナルを毎月お届けします。
あとAmazonのリンク、私がよく貼るんですけど、
アフェリトリンクが入ってますので、
ここで皆さんが買っていただくとちょっと私も嬉しいことがあるので、
よかったらご協力をお願いします。
ご支援に関しましては番組のサーバー代、配信機材の維持、
情報収集に係る書評に使用させていただきます。
番組の概要欄をまっすぐはxハッシャグ、
シャーブウッドストリームのデジタル生活をご覧ください。
本日の配信も皆さんのお役に立てることを願っております。
また次回よろしくお願いします。
ご視聴ありがとうございました。
40:10

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