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2018-03-14 14:04

第62回 長澤誠氏(株式会社フルッタフルッタ代表取締役)【後編】

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今回は、スーパーフード「アサイー」のパイオニアであり、2014年に東証マザーズ上場を果たした、株式会社フルッタフルッタの長澤誠氏にお越しいただきました。

幼少期はガキ大将、高校時代はドクターストップ中にも拘らず大人に内緒でアメフトの試合に出たというエピソードも。現在の事業にたどり着くまでのアマゾンフルーツとの運命的な出会いのお話、そして創業当初から目指した上場を果たすまでのお話など、盛りだくさんで学びに溢れたインタビューとなりました。どうぞお聞きください。


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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
フルッタフルッタを創業されて、最初から上場は目指されたんですか?
はい。こういう言い方が正しいかどうか分かりませんが、
私はほぼゼロからスタートしましたので、
そういう意味では、投資家の皆さんからお金を募って、
私のビジネスプランに対して賭けてくれた方々へのお約束というのは、
エグジットと言ったらいいんでしょうか。やはりIPOだというふうに思っておりましたので、
これはもう迷う余地はないというか、最初からその選択肢を選んだという結果なんですね。
上場についてご苦労はあられたんですか?
今から考えると、よくあんなことができたなというぐらいいろんなことがありましたけれども、
ただし全ては投資家の皆さんが応援してくれたことの延長線上で、
だんだん投資家の規模も質も変わってきましたけれども、
しかし皆さんが我々のやろうとしている内容を応援してくれているという基本ベースが、
我々を最終的にそこまで持ち上げてくれましたし、
不思議なもので、そういったことが世の中的に、我々アサイというフルーツを中心に売る会社ですけれども、
知名度を上げてくれたり、市場がこれほど短い間に大きくなるというのは、
当初は想定した上でやっていたわけではないですから、
全てがそういうふうに良い方に働いてくれたんですけれども、
皆さんの支援があっての状況だったと思いますね。
なるほど、素晴らしいですね。
もしよれば、フルッタフルッタさんの今やっている事業及び、
これからこういうふうにフルッタフルッタさんを展開していきたいということを教えていただきたいんですけれども。
私がこの会社を起こしたのは、先ほど言ったようにチョコレートの新しいものというのがきっかけだったんですけれども、
そのサプライヤーというか、アマゾンに行って見たところが非常に運命的な出会いがあって、
まずは日系人、日本の移民だったということと、
それと彼らがやっている農業がアグロフォレストリーというんですけれども、
森林、伐採した後の跡地にいろんなフルーツを植林しながら、
まるで森を作るような農業をやられていた。
ここがすごく印象に残りまして、そこのものというか製品、果物を販売することで、
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彼らの少しでもサポートになるというところが元々の原点なんですね。
ですから、我々はそういう新しい次世代型の農業というか、
もう少し言うと次世代型の経済というか、自然をベースにしたような経済というのが、
やっぱり必要だなというのをうすうす感じていましたので、
やっぱりアマゾンに行ったりして、経済の発展の犠牲にならざるを得ない自然というものを目の当たりに見ますと、
どんな人でもそう感じるんですけどね。
僕はたまたまそういうことを見たので、それをむしろ守るというよりも、
やっぱりそこのものを売ることで、結果的に守るというような新しいモデルが、
このアグロフォレストリーができそうな気がしましたので、それで立ち上げようということになったんですね。
なるほど。古田古田さん、これからも未来がすごく開けているようなお話でございまして、大変素晴らしいんですが、
ちょっと全然違う質問をさせていただきたいなと思うんですが、
事前に好きなもの、好きなことというご質問をしましたら、大変面白いお答えで、
自然コーヒー、若森、鉛筆、アマゾン料理、逆境、チャレンジ、ものづくり、ブランディング、革命、サーフィン、健康ということで、
やっぱりアマゾン、アサインの件をやっているのか、自然とかそういうお話がやっぱりいっぱい出てくるんだなということで、
自然好きでいらっしゃるんですか、社長様。
そうですね、自然は好きなんですけど、おそらく出来上がったものより新しく作る方が好きなんでしょうね。
ですから、自然というのはある意味ベースですから、それをまず大事にしたいと。
そこからそれが正しい方向に何かクリエイトしていく、そういうことが好きなんだと思いますね。
なるほど。さすが社長様らしい、上々器用の社長様らしいお答えなんですが、逆境革命チャレンジ好きということでお答えをいただいてまして、
典型的な社長様というか成功している社長様という感じなんですが、これは何かこういう言葉を選ばれた理由というのは何かあられますか。
これはシンプルですね、イコールビジネスチャンスですね。やっぱり人がやっているものをやったところにビジネスチャンスがないわけで、
我々3Fなんて言うんですけど、不都合とか不条理とか不便とか、いろいろありますよね世の中に。
そこにこそビジネスチャンスがあって、特にベンチャー企業はその隙間を埋めていくのが仕事だと思ってますので、
それを言葉に表すとそういうことになるんじゃないでしょうか。
なるほど、本当に勉強になるお話ばかりで本当にありがとうございます。
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さらに座右の銘は本当に長沢社長様らしいんですが、アマゾンは大車輪の如しというのを選ばれていらっしゃって、これはどういった意味でいらっしゃいますか。
すみません、本当は座右の銘らしからの言葉だし、私が単純に作った言葉なんですけど、
ただこれ事実ですね、以前アマゾンで大きな植林の会社を経営されていた私の尊敬する社長がいらっしゃって、
その方が私がこのビジネス始めるんだという話をしたときにいただいた言葉なんです。
長沢君、アマゾンは大車輪の如しだと。
意味がよくわからなかったんですけど、結局どういうことを言っているかというと、非常に何かを動かそうとするときに、
アマゾンの相手のビジネスというのはエネルギーがいるんです。
一人や二人のエネルギーで動くもんじゃないと。
ですから苦労するぞと言うことですよね、立ち上げは。
一旦動き出すと、大車輪ですから一つの回転が大きいと。
こういうことを信じてやりなさいと、こういうことだと思うんです。
今まだ車輪動いていませんけどね、ただそういったことを信じてやっているという、そういう意味なんですね。
上々までされているので、車輪がかなり動いていらっしゃるという感じだと思いますけども。
最後にですね、この番組は全国の社長様、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
できますればこれから起業する方に社長様の成功の秘訣と言いますか、そういうものを教えていただけたら嬉しいんですけども。
はい、わかりました。これは私が決めたことというより、
京セラ時代だとかいろんなことを通じてですね、私なりに思っているのはですね、
よく言われる言葉で、好きこそ物の上手なれっていう。
やはり自分のエネルギーが最大に出る環境をいかに長い時間キープするか、これが経営者のやっぱり必要なことだと思います。
そのためには自分の得意分野、得意エリアを仕事にすることが一番いいんですけど、
なかなか世の中はそんなに簡単ではありませんので、ですからむしろ今与えられているチャンスのあるものをですね、
やはり自分の好きな世界へ、自分を本当にその中に落とし込めるか。
その努力ができる方はですね、常に高いレベルのエネルギーを出せると思うんですね。
したがってパフォーマンスがよくなると思います。
ぜひそういう形でこれからもやっていきたいなと思ってますけど。
ありがとうございます。多分リスナーの皆さん方も大変勉強になりました。
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私が一番勉強になりました。リスナーの皆様、本日もお越しの中をお聞きいただきまして、
誠にありがとうございます。ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。
長谷社長様、ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィズディーはいかがだったでしょうか。
古った古たの長谷社長様、大変素晴らしい社長様で、上場している社長様らしく、
チャレンジですとか、アマゾンは車輪の如しとか素晴らしいお言葉を残していただいています。
アサイは今回とうとう工事園にも乗ったそうでして、
この工事園に乗った、今まで乗っていなかったものが乗ったということは、
古った古た様、長谷社長様のお力で工事園に乗ったんじゃないかなと思います。
大変素晴らしいことです。
まだまだ成功していない、もっともっと頑張るということを長谷社長様おっしゃっていらっしゃいまして、
上場企業の社長様に共通ですね、まだ成功していない、成功したつもりはない、自分はまだまだだと、
こういうことをおっしゃる上場企業の社長様が、ほぼ100%という感じで、
謙虚でもあらゆるものですし、もっともっとということでお考えなのかなと思います。
私ももっともっと皆様方と同様にチャレンジしていきたいなと思っております。
本日の社長に聞くインウィズディーはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは30代女性社長様、フラワーアレジメント教室主催の方でいらっしゃいます。
こんにちは。私は自宅でフラワーアレジメント教室を開いて3年目になります。
結婚して業績になった後、始まり趣味を仕事にお小遣いをやられたと思いスタートしました。
最近ではありがたいことにSNSマーケティング効果も現れてきて、
お客様は強くなり、月収60万円ほどで安定して稼いでおります。素晴らしいですね。
現在は個人用施設を経済で行っておりますが、今後は教室を大きくしていきたいという気持ちも強くなり、
スタートなどを雇うことも視野に入れております。
この場合は法人化などをした方が良いのでしょうか。
個人用施設が法人化するメリット・デメリットやそのタイミングをアドバイスいただけたら幸いでございます。
ということでいらっしゃいます。素晴らしいですね。
私どもからすればどんどん大きくして法人化し、大きくしてというのをやってられたらいいんじゃないかなと思いますし、
ぜひ応援したいなと思います。
一方で個人用施設から法人化することは、どちらもあまり法人税とはそれほど変わりませんので、
それより規模によって法人税は変わりますので、そういう意味ではあまりどっちがメリットということはないと思います。
むしろ人を雇うということはメリットもありますし、デメリットもあるんじゃないかと思います。
特に人を雇うためにはまず法人化した方が、株式会社化した方が人は雇い入れやすいですし、
ただし株式会社化して人を雇うということは、社会保険料などをきちんと払う、
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労働保険とかのお金をきちんと払うということになってこようかと思いますので、
そういう意味で、それは企業側からすると、人を雇うというのはリスクということになります。
簡単には解雇もできませんし、親身にならせていただくこともできません。
そういう意味で、人を雇うというのが一番のリスクではあるということは、
ご理解いただいた方がいいんじゃないかなと思います。
よく最近、私のところに面接に来られて、社保、社会保険料は払ってくださいますでしょうか、
みたいなご質問をする面接に来られる方がいらっしゃいまして、
他の企業は払っていないの?と聞きまして、
そしたら払っていないケースもありまして、
それはもう完全な法律違反ですね。
ですので、もちろん私も市場上を目指しているので、払っているのは当たり前なんですけれども、
払っていない企業さんがいらっしゃるということで、それはもう大変な法律違反ですね。
そういう法律違反をしない方がいいんじゃないかなというふうにつくづく思います。
それ以外にも法人化するといい面、悪い面、それぞれあると思います。
いろんなことがございますので、もし細かいことでしたら直接お答えしたいと思っておりますので、
ぜひともお聞きにお越しになっていただけたらと思います。
本日の3分コンサルティナはここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週お楽しみに。
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