1. 社長に聞く!in WizBiz
  2. 第136回 稲生奈穂子氏(株式会..
2019-08-14 21:38

第136回 稲生奈穂子氏(株式会社巴工務店代表取締役)【後編】

spotify apple_podcasts youtube

今回は、株式会社巴工務店の稲生社長にお越しいただきました。

大学卒業後、東京電力に就職。入社式で「歯車の1つになって働いてください」という言葉に反発し、退職。輸入雑貨、アロマ店を経験し、工務店の経営者となられるという、変わった経歴をお持ちの経営者です。
座右の銘で「一期一会」と掲げるように、人の縁を大切にしているお話しは、多くの経営者様に大変参考になるかと存じます。ぜひお聞きください!




00:05
社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、スポーツアロマンセラピスの資格を取得されて、
丁度、お旦那さんが愛知県に移住された時に、
愛知県の半田でアロマンセラピーの自宅サロンを開いたと。
丁度、ここがかなり不思議なんですけど。
なぜ急にそういうふうにやろうと思い立ったかという話。
ここが私の人生の転機なんですよ。
夫が愛知県に戻りたいってずっと言ってたんですけど、
私は愛知県には行きたくなくてっていうのは、
子どもの時に私は自分の地元っていうのがなかったので、
子どもたちにはもう地元っていうものを作ってあげたいと思って。
転勤をしない人っていうのが結婚の条件だったんですね。
それが、愛知県に行ったら転勤じゃないかみたいな、
冗談じゃないと思ったんですけども、
そこで離婚しようかなと一瞬思ったんですよね。
でも、バラバラに住むとか、いろんな選択肢あったんですけど、
その時娘がバラバラに住んだら家族じゃなくなるって言われて、
そっか、浮気したわけでもないし、
ここで愛知県に行きたくないから離婚するっていうのも変だなと思って。
愛知県にどうせ行くんだったら、何かしようと思ってたら、
たまたま新聞記事で、2002年のワールドカップに向けて
スポーツアロマセラピストを要請しますっていう、
本当に新聞記事がポーンと目に入って、
これだと思ってそこのスクールに半年間通って資格を取得して、
仕事をしていれば、向こうで仕事をしていれば、
私は愛知県でもどこでもいいやと思って、そういう勉強を始めました。
なるほど。勉強して資格を取られたらいいんですが、
自宅でサロンまで開いちゃうっていうのは、
普通の方はあんまりやらないんじゃないかなと思うんですが、
そこに何か怖さとかは何もなかったんですか?
そうですね。結局どこか勤めても、
その時まだアロマセラピーってエステと一緒にされてしまうこともあって、
私のやりたかったものはケアの方なので、
メンテナンスですね、ボディのメンテナンスの方なので、
そういうちょっと、いわゆるエステサロンではないなっていうのがありまして、
まだ子どもも愛知県に行ったとき、下の子がまだ小学校2年生だったので、
どこかに勤めに行くっていうのもちょっとどうかなと思ったので、
自宅サロンだと家にお客さん来てくださるから、
私が勤めに出なくてもいいなっていう思いもあって、
03:03
じゃあ家作るっていう、だったら私のわがままも聞いてよっていうことで、
一部屋サロンの部屋を作りました。
なるほど。結構大変ですね。
大変でした。
結構儲かったものがあるんですか?
儲かってはいないんですけれども、
でも、そうですね、主婦が1ヶ月パートで稼ぐぐらいのものは、
1週間ぐらいで稼げちゃうかなっていう。
それは儲かってますね。
その後東京に戻って、
新旧の先生と一緒にハリとアロンを融合した治療に専念と書いてあるんですが、
この時は事業としてやってるっていうことってよろしいんですよね?
そうなんですけれども、それが全然採算の取れない、
ほとんど趣味みたいなところでしたね。
その時も戻ってきて、友達と一緒にサロンを借りてサロン経営をしてたんです。
それだけじゃ全然食べていけないので。
したところに、新旧の先生が西アザブにサロンを開くって言って、
自分は八王子だから運営は誰かに任せたいって店長の候補の子がいたんですけれども、
私は店長はできないということで、アロンやろう、やってくれっていう感じでアロンをやって、
もう一人は、二箇所詰めたんですけれども、
もう一人は結構有名な松岡修造とか伊達紀美子さんとかを見てた新旧の先生が、
とにかくそのハリが痛いんです。
痛いので、その痛い後にアロンで筋肉をほぐしてあげたらいいんじゃないかということで、
ちょっとそれをやりました。
なるほど。
そういう仕事はそこそこしか儲からなかったという薬らしいですね。
そこ。だから自分のサロン経営はダメでしたね。
でも勤めたところはお給料としてもらえるので。
なるほど。
その後、現在の智井小牧圏の当時の社長のおばさまより、
受け入れのアルバイトをしてくれないと声がかかってアルバイトで入社ということで、
それ二足の笑きですね。
そうです。完全に二足です。
それをやりながら経営のバイトをやってたって感じなんですね。
はい。
東京のアロマのサロンは減らして週に二日にして、
智井小牧圏は週に三日みたいな。
じゃあ智井小牧圏さんの経営の方が修行部に変わった感じですかね。
最初は逆だったんですけど、もうちょっと来てみたいな感じで。
アロマの仕事も夜が遅いので、子供がまだ中学生だったんです。下の子が。
06:01
中二っていろいろあるじゃないですか。
しょっちゅうサロンに電話がかかってくるんですよ。学校から。
これはなーっていうところに、すごいタイミングよくおばから声がかかったっていうのもあって、
今、夜の遅い仕事を今この時期やらなくてもいいんじゃないかなって
ちょっと思ってた時の絶妙なタイミングで声がかかったので、
昼間の仕事にちょっとシフトしてもいいかなっていうのはありました。
でもその時まだ半田には月に一回通ってたんです。
じゃあ三つですね。半田でサロン経営をやりながらアロマで勤めというか経営のバイト。
三足のわらじ、それに主婦というか他は産業がありますので四つということですね。
すごいですね。ちょっと皆さん今聞きながら驚かれていると思いますが。
そうですか。
その後約2年ぐらいしましたら友人公務県の社長代表取締役を引き継ぐことになると。
これ何かあられたんですか。
これはですね、本当におばの陰謀なんですけれども、
アロマの仕事と三足のわらじ、四足のわらじというか今履いてたんですけれども、
これ不思議なことにアロマの仕事って結構やっぱりボディと向き合わないとできないんですよ。
半田は行ってたんですけれども、東京の方はちょっとずつ辞めていって、
半田のアロマと友人公務県の仕事にしてたんですけれども、
結果が出せなくなっている自分に気がついたんですね、アロマの結果が。
勘がいいお客さんはわかるんですけど、そうじゃないと気持ちよかったとかって終わっちゃうんですけど、
自分の中でこんな中途半端な気持ちでお客様に向き合うのは良くないなと思っていたのと、
経営というか経理のアルバイトだったんですけれども、
おばあがその時も80近かったものですから、私なりにこれもっとこうした方がいいよね、
ああした方がいいよねっていうのをちょっとずつ変えてきてたので、
会社を経営するっていうのがちょっと楽しくなってきたのはあったと思います。
そうなってくると自分の中で半々だったのが64になって73になってというと、
これはアロマを続けてお客様からお金をいただくアロマはもうできないなと思っていたところに、
おばあが社長になってみたいな話があったんですけれども、
いやいや社長はできないっていう話を最初ずっと断ってたら、
じゃあわかったって、あなたが社長やらないなら会社潰すわよって言われて、
私会社潰されたら会社の収入、働かないと生きていけないっていう状況でしたので、
09:01
いやこれ会社潰されてアロマだけで一本で食べていけるかって言って、
またそれも厳しいものがあったんで、だったら私が引き継ぎますっていうことで断らなかった。
返事はイエスかハイしかないっていうところで。
なるほど。
甲島さん、今現在の公務店さんの授業内容をぜひ教えていただきたいなと思うんですが、
どんな企業をやっていらっしゃいますでしょうか。
公務店ですので、家を作る、直す、壊すっていうのを全てやっております。
創業は65年になりますので、昔からのお客様もいらっしゃいますし、
大体企業様が6割、7割、個人のお客様が3割なんですけれども、
今はやっぱり新築というよりもリフォームが中心となります。
うちが得意とするものは割と、小建てだったら割と古い家の改修だったりとか、
そういうのが得意としています。
私自身もちょっと古い建物とか好きなので、
壊して建て替えて新築にしちゃえばいいやっていうよりは、
使えるものはやっぱり長く、木は長生きですから使っていきたいなというのがありまして、
お客様の夢や希望を形にするという、それを住宅の部分でお手伝いしているというのが事業内容です。
東京の目黒の方でやっていらっしゃいますので、
ぜひ皆さん方ご相談されたらいいんじゃないかなというふうに思っています。
ちょっと違う質問もさせていただきたいのですが、
好きなものを好きなことで異常にいっぱい書かれていたので全部は読みませんが、
その中で一番注目したのがインコ文章。
インコが好きってどんな感じなんですか?
今手元でラジオなどで見えないと思うんですが、ポーチが小鳥というか、
インコなんですか?が今見せられているんですが、
たぶんラジオを聞いている方は全く想像つかないと思いますが、
全て鳥なのかな?
小鳥が好きというか文章が好きというか、そういうのは何か理由があられるんですか?
皆さん結構ペットで犬とか猫を飼っていらっしゃると思うんですけれども、
鳥もすごい自分の主張があるんですよ。
鳥。会話できるんです、鳥って。
こちらの気持ちがものすごく理解できる。
そうなんですか?
今向こうの方でハテナマーク出てきていっぱいいらっしゃると思うんですが。
インコの動画とかいっぱいありますから、本当に鳥すごいですよ。
なるほど。
インコすごいです。
それでお好きになったんですか?
子供の時、動物好きだったんですけど、天禽族というのがあって、
犬とか猫は飼ってもらえなかったんですよ。
鳥は持って歩けるので飼ってもらっていて、
12:02
だからずっと小学校1年生の時から鳥をずっと飼っていたというのがあるんじゃないかなと思います。
なるほど。
リノア社長から初めて聞く話を聞いて、僕も精神的に動揺しているかもしれません。
リサの皆さんも動揺しているかもしれませんが、ちょっと面白い話を聞きましたが。
座右のメモをお聞きしているんですが、
一期一会と死ぬこと以外はかすり傷ということで、
これは本当に素晴らしいんですが、どちらも大変素晴らしいんですが、
選ばれた理由って何かございますか?
一期一会というのは結構選ばれる方もいらっしゃると思うんですけども、
私もそうなんですけど、会社の智江公務店もものすごく人の御縁に恵まれている会社だなというのは、
昔からうちに関わってくださっている税理士さんだったりとか、いろんな方がおっしゃるんですけども、
本当に困った時、ピンチの時にすごく助けてくれる人が何か出るんだよね。
富井さん不思議な会社ですよねってよく言われます。
それと私自身も本当に人に恵まれているなって思うこともすごくあって、
人の御縁がすごく大事だなっていうのを常日暮から思っております。
なので、一期一会、人の出会いを大切にしたいっていうことが一番にあります。
なるほど。ありがとうございます。大変素晴らしいお答えだ。本当にありがとうございます。
最後に、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
起業とか社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思っております。
これは私が社長になる時もそうなんですけれども、やっぱり諦めないっていうことが一番ですね。
社長がマイナス思考になってダメかなって思うことはいっぱいあるんですけど、
それをやっぱり出さない、諦めないっていうのと、
あとやっぱり全てのこと、起きたことは自分に責任があるって思ってます。
責任は我にありっていうのも思ってて、
例えば極端な話なんですけれども、戦争がどっかで起きましたって言っても、
これは私が悪いっていうふうに思いなさいと昔、私が尊敬してた人から言われて、
ですからやっぱりちょっと難しいですね。
いいえ、本当だと思います。
結局それも何でかっていうと、例えば朝出かけるときに夫婦喧嘩をして、
夫がイライラした感じで出て行ったら、世の中に隣の人に当たって、
会社に行って当たり散らして、当たられた人はまた誰かに当たってっていう負の連鎖がいくじゃないですか。
だから責任は全部自分。
そういうふうに思うと、人のせいにしたくなることもいっぱいあるんですけど、
人のせいにしないです。全部自分のせい。
15:00
自分のせいで自分が悪いんだな、自分の力が足りないんだなっていうふうに思うようにはしてますけど、
実際そう思わないときもいっぱいありますけどね。
なるほど。ありがとうございます。素晴らしいお話でございまして、ぜひ私もお話したいなと思っています。
リスナーの皆様方も本日はお忙しい中お聞きいただきまして、誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんの参考にしていただければと存じます。
井野社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日は社長に聞く、井野社長様でいらっしゃいました。
私も仲いい社長様なので、とはいえ知らないことがいっぱい出てきて、図の面積でいらっしゃると思うんですけど、
ほぼ感覚で全部決断されていて、それがうまくいっているというのも素晴らしいですね。
やっぱりセンスというのがあるんだなと思うとおり、割とぽっとりてそうで、
最終的にはちゃんと全て決断していっていらっしゃる社長さんがご利用していらっしゃるなと思いました。
特に最後の全て我にあり、その通りだと思いますね。
そういう点が、姿勢という意味合いでも尊敬できる社長様でいらっしゃったということが、一番の気づきなんではないかなと思っております。
本日も社長に聞くインウィズウィズはここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力、番外編は、一生参考の稼いでも稼いでもお金が残らない。
全社員コスト意識を植え付けろというテーマでございます。
よく多くの相談が売上が上がっていっているのにお金が残らない、手元にはしないということをお答えになられる方、経営者の皆さん方は多いんじゃないかと思います。
昔、私どものお客様である飲食店をやっていたら、売上はすごい上がっているのに営業利益も出ていない、お金が残らないという話で、
その店長をオープンしたばかりなので絶対首を切りなさいと私が言いましたら、3ヶ月後に首を切った瞬間から営業利益が20何パーセントも出て、お金もどんどん残っていくみたいなことがございました。
それは店長さんが不正をしていたわけですね。
ようなようなキングパーキーを全部使っていたりとかして、駄目な店長だった、変わった瞬間に出た、こういうことがございました。
ですので、売上が上がっていればいいというふうに考えるというのはなかなか会社経営としては駄目なパターンでございまして、
いわゆる営業利益や最終利益がきちっと残るようなことをしなければいけないということをここでは書かせていただいております。
ですので、そうなってくると、皆さんの人事評価制度さえも営業利益から評価をするとか、売上で評価をするのではなく、
18:04
営業利益から評価するという査定評価制度に変えたほうがいいんじゃないかということも書かせていただいております。
かつその上で、全社員にコスト意識を受け継ぐことが大変重要なんじゃないかなと思います。
弊社、ウィズビズでも社員たちのコスト段は相当意識をしています。
まず1つが月2回の全体調例で、いわゆる売上げ、減価、そして半管費、そして営業利益、経常利益などを全社員に見せることを、
それも月次で全部見せるということを必ず行っています。
これは営業利益を出すほうが重要だよということを意識つけるためにやっております。
さらにその上で、だからこそ減価と経費をなるべくコストを下げてやったほうがみんなの給料につながりますよね、ということまでやっております。
かつ行積給というのを3ヶ月、毎月毎月出すんですけれども、
その行積給は3ヶ月の市販期が黒字じゃないと出てこないという給料制度にさせていただいています。
そんなこんなをすることによってコストダウンというのが測れていったりするわけでございます。
最後に管理部にはコストダウンの目標まで作らせるケースもございます。
そして毎月毎月管理部からはコピー機がどれぐらいの枚数すられたとか、だからいくらぐらいだよとか、なんてこともやらせていただいています。
ですので皆さん方もしお金が手元に残らないと思ったら、
一つは営業利益をきちっと意識できていないんじゃないかという考え、そしてコストダウンを意識していないんじゃないか、
社長も含めて全員が意識していないんじゃないかという考え、
そして全体の総益計算書を毎月のようにきちっとみんなで見てコストダウンを測っていくみたいなことが必要なんじゃないかなと思います。
ぜひそういった見える化でございますが、そういったことを全社員に徹底していただければなというふうに思っております。
本日の社長の孤独力番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆さんの会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
21:09
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
21:38

コメント

スクロール