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社長に聞くin WizBiz
本日の社長に聞くin WizBizは、まずは無条条企業の株式会社パルマの高野社長様でいらっしゃいます。
よろしくお願いいたします。よろしくお願いします。
まずは経歴の方をご紹介させていただきます。
半官半民の東南アジア向け投資会社、日本ASEAN投資、現在の日本アジア投資にご入社。
その後、福岡県庁、名古屋市県庁、景気各種庁を歴任されていらっしゃいます。
その後、新近キャピタル株式会社投資部長に移られて、
2006年、今現在のパルマを創業代表取締役にご就任し、現在に至るという合計歴の高野社長様でいらっしゃいます。
よろしくお願いいたします。よろしくお願いします。
高野社長はご出身はどちらでいらっしゃいますか?
栃木県ですね。なるほど。栃木のどちら?
栃木の北部でして、宇都宮と那須の間ぐらいの場所ですね。
なるほど。小学校、中学校時代、栃木の北の方でどんな風な幼少期を過ごしたのか、覚えてありますか?
あまり大した幼少期じゃないですけれども、うちは実家が商売をやっていたので、
割とそういう商売に馴染む機会が多くて、
おじいちゃんとかから商売行って興奮するんだみたいな哲学をずいぶん教わったようなことはありますね。
なるほど。今でも覚えてらっしゃることはありますか?
覚えてますね、いろいろね。
高校も栃木でらっしゃる?
そうですね。宇都宮の大野学校に行っています。
高校時代はどんなことをやられたと思うのでしょうか?
高校時代は、普通に部活動とかやっておりましたけど、通うのが遠くて、
バス、電車、自転車というのを乗り継いで行っていたので、1時間半ぐらい片道かかっていたので、
とにかく通うのが大変だった思い出ばかりですね。
なるほど、そうですか。
勉強も上場企業の社長さんがいらっしゃるので、できたんじゃないですか?
うーん、まあまあだったですけどですね。
その後、大学は東京の方ですか?
はい。
大学時代ってどんな思い出とかございますか?
大学はですね、毎日学校にはいったんですけど、授業はあまりやらなくて、
学校の周りでビリヤードやったり、マージャンやったりしていました。
普通の大学生でいらっしゃいますね。
普通の大学生で、一応勉強も多少はしたりはしておりました。
その当時に企業を目指されたとか、そういうことはござなかったんですか?
全くですね、会社を作るというよりは、
どっちかというと、僕は大きい会社とか、そういう半官半民の会社に就職したように、
海外で何かやりたいなというのがありましたですけどですね。
あとは経営の勉強なんかは、そういう経営のクラブに入ったりして勉強したりはしてました。
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なるほど。大学卒業後は新卒で大企業にお勤めになりましたか?
そうですね、実はですね、私は4年生の時にそういう志向があったので、
JETROと総合商社の大手の医者に内定をいただいていたので、
そういう道にどっちか行こうと思っていたんですけど、
親がとにかく実家に帰ってこいというので、
地元の銀行に、実は就職面接も受けていないんですが、
内定を親が持ってきましてですね、これで入社しなさいと言って入ったんですよ。
ところが25年ぶりぐらいに、こいつはもうとにかく地元にはダメだろうというので、
25年ぶりぐらいに東京支店に配属してくれたんですよ、新人で。
で、半年働いてやっぱり無理なので、そこで第二心卒で採用してもらえませんかと言って、
いろんなところに手紙を出した医者が、当時の日本アセアン投資という会社で、
採用してやるから来いと言ってですね、面接を受けて、
その時に全くベンチャーキャピタルなんてことも知らないでですね、
東南アジア向けの投資会社に入ったと。
かつ政府が半分持ってるから潰れないだろうというぐらいの感じで入りました。
なるほど。銀行は足利銀行ですかね。
そうですね。
ちょっと今考えるともったいなかったかもな。
でもね、私が入った時の支店長が潰れる1個前の遠取りでしたから、
その状況を見てると良かったなと思いますけどね。
そうですか、なるほど。
日本アジア投資に入られて、いわゆる投資先を探すお仕事から始められる感じですか。
そうなんですが、まずはですね、そんなことよりも、
まだまだですね、東南アジアに工場を作るなんてのは非常に珍しい時期でしたね。
まずいろんな会社を回って、常常会社ばっかりですけど、
タイってこんなですよ、投資環境はこんななんですよ、
工場はこんな形であればできますよっていう、
そういう情報を提供していく中で、事業を向こうで作りませんかねという。
なんで投資先を探すんじゃなくて、
投資する、何て言うんですかね、調査から始めて一緒にやりませんかねっていうのは、
そういう活動をずっとやってましたね。
進行周期を解いて回るというか、そういう感じでしたよ。
みんなもへーって言われるだけでね。
そうすると海外進出をしませんか的な感じですね。
海外に工場を作るなりなんなりしませんかというご提案をして回ってました。
なるほど、ちょっと僕の日本アジア投資のイメージは、いわゆるVC、ベンチャーキャプチャー。
それは国内をやるようになってからでして、
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あれは日本アセアン投資と日本アジア投資は、
もう別な会社だと思った方がいいぐらい違うことをやっておりました。
そうでらっしゃったんですね。
なるほど、その後福岡市店長、名古屋市店長でもやっぱり海外進出は中心ですか。
私は福岡市店長をやるまで国内の投資はやってなかったので、
福岡に行ってもしばらくはそういう切り口でしたよね。
なのでも、投資するのもどうですかね。
いわゆる今のベンチャーキャプチャーと違って、
30%とか40%株式持ってやるというのが当たり前のつもりでやっていたので、
ちょっとスタイルも違ってやってました。
一緒に事業をやっている感覚でした。
でも市店長をやられて、だんだんご出世されていくと、
やっぱりVC側も関わってくるような感じですよね。
もちろん国内の投資はそういうふうにやっていたので、
いわゆるVCとしてやっていましたけど、
2%株を取るみたいな投資は基本的にはやらない方針だったので、
本当にパートナーとしてやるようなことしかやっていなかったですね。
なるほど、そうですか。
その後、新近キャピタリの投資部長に大移りになったんですが、
これは移られた理由って何かありますか。
それはですね、新近中近がそういう投資会社を作りたいと。
もう立ち上げている最中なので、
たまたま社長で行った人が、昔日本アジア都市の専務だった人なので、
そういう位置からやっていくっていうのが好きじゃないかというので、
やってみないかと言われたので、
VCを位置から作るなんて珍しい経験なので、
やってみようかと思って取り組んでみたという感じですね。
なるほど。一応、視聴者の皆さんに、リスナーの皆さんにご説明しますと、
新近中近っていうのは信用金庫さんたちの中心と言いますか、
中央機関ですね。
皆さんが出資して作っているもので、
そこのいわゆるベンチャーキャピタル会社をお作りになった時の、
じゃあ立ち上げメンバーみたいな。
そうですね。
そんな位置づけでいらっしゃいますね。
なるほど。
新近キャピタル時代の何か思い出とかそんなのございますか。
あんまり実はなくて、
僕らが思っていたような新近中近は、
中央機関と言われていたので、
司令塔みたいなイメージだったんですけど、
そうではなくて、連合会だったので、
皆さんの信用金庫の支援をいただいてできている組織というので、
立ち位置が当初思っていたのと上位下立ではなくて、
皆さん会員あっての本部みたいな組織だったのが、
ちょっと驚きましたですけどね。
そうですか。
私も信用金庫さんに融資開拓のコンサルティングをする部門の
カバン持ちから始まったので、
新近中近さんの立ち位置もよく分かっているんですけども、
そんな感じでいらっしゃったんですね。
なるほど。
その後パルマを創業に当たるわけですが、
この全く違う分野のように思うんですが、
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パルマさんは、
どうしてそこを創業しようというかやろうと思ったんですか。
きっかけはですね、
アジア投資時代に投資させていただいて、
上場していただいた会社の社長さんから、
何か新しい事業を作りたいと。
なるだけ小さなお金が降り積もって、
長くいくような商売を考えてほしいんだと。
そういうアイデアを言われたので、
いくつかその時に、
こういうことは今面白いかもしれないですね、
という話をいくつか出したうちのこれが一つでして、
当時は3つぐらい出したんですけど、
それはやってみたらというのでですね。
新規キャピタルはですね、
非常に背景が大きいので、
案件もたくさん見つかるし、
実はお金も潤沢に集まるので、
非常に良かったんですけどもですね、
ある面楽すぎましてですね、
もうちょっと自分でいろいろやってみたいなと思うので、
じゃあ人にお金を付けてもらっているだけじゃなくて、
自分でもやればできるというのを、
ちょっと一回実験してみようかなと。
そんな気持ちで、
本当に実験するぐらいの気持ちで始めました。
なるほど。
他のその3つのうちの残りの2つというのはどんな事業?
もう1個はですね、
当初ご飯を食べていかなきゃいけないので、
たまたまある程度お金を用意してもらえたので、
ファクタリングで手数料を取れるというので、
それが当面の運営費になって、
もう1個はですね、
似たようなスキームなんですけど、
当時ですね、
グッドウィルさん、フルキャストさんが前世の時期でしてですね、
短期単発非払いといって、
人をどんどん持って行っちゃうものですから、
一般の流通飲食が人集められない、
でも同じことをするためには、
すごいシステムなりコストがかかるというので、
それをですね、
ウェブ上で携帯でですね、
例えば1日働いたら1万円のアルバイトになりますと、
そのデータをアップすると、
そのうちの会社があとは設定する金額の範囲を
仮払いできますという仕組みを作りましてですね、
それをサービスとしてやったら面白いんじゃないかと、
1回銀行手数料も入れて、
1コインぐらいの手数料でやれば仕事になるんじゃないかと、
それでそんなのをやりまして、
今の授業とか3つですね。
なるほど。
お聞きすると、
さすが金融機関さん出身らしく、
非常に金融事業に近い側で、
確かにおっしゃったパルマさんも、
金融っぽい雰囲気を多少醸し出していらっしゃる。
当時は金融免許を持っていましたので、
今返事をしてしまいましたけれども、
その2つの事業を今現在はやっていらっしゃる。
売却してしまいました。
なるほど。
その理由は何か?
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当初お金を出していただいた大株主さん等が、
経営上のマイナスが続きまして、
うちを手放したいということになって、
別の株主さんにうちは買ってもらったんですけど、
その再編の時に引き受けるにあたって、
金融事業はちょっとお金がかかるからいらないと言われて、
これは売却し、2つ持って新しい株主の下に入ったんですけど、
なかなか環境が変わっていく中で、
2つの事業を走らせるというのも、
そこまで実は能力があると思っていなかったものですから、
1個にしたいなと。
たまたまもう1個を買いたいという方がいたので、
それでお譲りして、
入ってきたお金で、
実は新しい株主さんに出してもらったお金も返済ができたものですから、
これで無借金になり、
無借金で特にお金の世話になっていないので、
業績が上がってくるとともに、
うち自体上場したらいいんじゃないかというような、
今の話になったと。
高投資に入ってからですけど、
この新しい事業を買った、
さっきの借り払いのサービスを買った会社さんは、
転売しました。
何十億円か儲かったみたいなので、
よかったなと思っています。
なるほど。
そうすると高野社長さんは、
商売をやられている方の息子さんでいらっしゃるので、
いろんな事業の発想が出てきて、
大変有望なビジネスを発想するのはお得意というふうに。
お得意ではないですけど、
VC時代にたくさんいろんな会社を見させていただいたので、
そういう事業化するパターンとか、
その後の持っていくパターンみたいなのを、
生で見てきましたので、
それはいいかもしれないですね。
なるほど、そうですか。
本日の3分コンサルティングは、
ユウ様でいらっしゃいますね。
はじめまして。私は神奈川県で、
食品製造業となっておりますユウと申します。
20年前に起業し、
家内側は毎年黒字となっております。
素晴らしいですね。
20年間黒字ですか。
今年60歳を迎え、
後継者育成に力を入れたいと考えております。
家内とは子供を産められた後継がおりません。
そのため、1年ほど前、
社内の営業部長で面倒見が良い、
Nを後継者として選びました。
しかし、彼に社長業を教える中、
会社の未来や方針に不安があるように見受けられます。
これを目処に代表を許したいと考えておりますが、
その前に、彼が重圧や責任などから
対処しないか不安に駆られています。
そこでご相談ですが、
多くの企業の相談に乗っていらっしゃる新田社長は、
今後の期待する2代目社長にアドバイスを送るとき、
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どんなお言葉をお掛けするのでしょうか。
また、2代目社長としても
彼との距離感に悩んでおります。
ご意見を賜りたいです。
よろしくお願いいたします。
大変難しい問題でいらっしゃいますので、
もうちょっと細かいことをお聞きしないと
アドバイスもしにくいので、
もしよろしければ一応お越しいただければと思いますが、
まずN様のご性格といいますか、
そういったところでも
ずいぶんやり方が変わるんじゃないかなと思います。
社長業を継がせるというのは大変難しいですが、
今まで社長がやってきたことを全部教えて、
かつ精神的に耐えられるかどうか。
もし精神的に耐えられないようだったら、
これは他の方に任せるしかない。
それがもう事実でしかございませんね。
社長代表というのは、
とにかく全て自己責任で考えていかなきゃいけないというのが
社長業でございますので、
そう考えると不安になられるのも当たり前だし、
会社は未来どうなるんだろうという不安になるのも当たり前。
逆に言うと不安になるぐらいの方が
いい部分もあるかもしれませんね。
私自身、会社経営者の端くれですが、
毎日毎日不安ですし、どうやったらうまくいくんだろうと
毎日のように考えている次第でございますので、
そう考えると、N様も不安を感じられるのは
むしろいいことかもしれないなと。
不安に感じるからこそ、こういう手を打ったらどうだろうか、
ああいう手を打ったらどうか、情報収集して、
こんな風にやったらいいんじゃないかと、
このセミナーも行ってみよう、
あのセミナーも行ってみよう、みたいなことが行われるので、
むしろ不安になることはいいんじゃないかと思います。
ただ、不安の泡だと精神的に参ってくるかもしれませんので、
ぜひ勉強会とかセミナーとか社長の仲間とかを作ったりとか
いうのがいいんじゃないかと思います。
私自身、いろんな社長さんとお会いする機会が多く、
かつ社長さん同士で飲みに行ったりも数多くしております。
皆さん、そういうときは愚痴も多少は出てきますし、
こんな場合はどうすればいいだろうか、
ということのご相談もされます。
社長業をやっていてもそうでございますので、
2代目の皆さん方が集まる会なんかに行けば、
皆さん同じような悩みも抱えていらっしゃるケースもあると思いますので、
そういうことで勉強し、その不安を突破するみたいなこともできるかもしれません。
ですので、数多くの外部の勉強会やセミナー、
もしくは会合に出て勉強していくなんていうのが、
一番、もしかすると不安が少なくなる方法なのかもしれません。
ぜひ、いろんな方法をご検討されたらいいんじゃないかと思っています。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
18:04
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週。お楽しみに。