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2018-02-28 17:09

第60回 清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社代表取締役社長)【後編】

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今回は、「教育を通じた社会の成長発展に貢献する」という理念のもと、セミナーポータルサイト「セミナーズ」を運営するラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長の清水氏にお越しいただきました。

高校生まではかなりのわんぱく少年だったという時代から、慶応大学理工学部卒業後、人材会社を経てラーニングエッジ株式会社を設立。社長自身が、セミナーを企画するのも、参加するのも大好きと語ります。変化の激しい不安定な現代社会だからこそ、経営者やビジネスマンに、質の高い情報、知識、知恵を提供したい!そんな熱い思いのこもったインタビューを、ぜひお聞きください。


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社長に聞く＀in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
デロイトを行ってしまった後、もう独立ですか?
そうですね。
そのデロイトを辞めて、よし、独立しようと思ったきっかけは何からだったんですか?
そうですね、おそらくデロイトの中でも上司に恵まれたところもあって、
やれば何でも任せてもらえる環境にあったんですね。
なので、とにかく大量のプロジェクトを全部やるって言って、自分が仕事重なって、
僕やりますから大丈夫です、僕やるから大丈夫です、全部重なっていったんですね。
それによって、ほぼ全ての仕事というか、いろんなことが任されるようになり、
全部を回せるようになって、もっと上を目指した。
けれども、現実的な問題として、自分の肉体的なことだったりとか、時間的な問題だったりとかでやりきれない。
かつ、コンサルティングという仕事なので、本当はその会社に代わって自分が経営したいぐらいの思いでやってるんだけども、
結局はこちら側に責任があるわけじゃないっていうか、最終的な決断は向こう側する。
せっかくいいプラン出しても、クライアント側が結局コスト下げるのは人員削減が一番早いよね、
人切るみたいなことになっちゃうとは。
ここまで積み上げてきたのは何だったんだろうっていうようなコンサルティングの限界みたいなところもあって、
そういった意味で自分で本当の意味でやっていきたいということと、
あとはコンサルティングの仕事をしながら、いろいろ勉強しないとコンサルティングできなかったので、
セミナーを学びまくってるうちに、これはすごく可能性のある仕事だって気づいてしまったっていうのが大きなポイントだったと思います。
なるほど。
じゃあ、ランニングエースさんを創業するときは、もうセミナーで行こう、
セミナービジネスで行こうというふうに思われて創業したということでしょうか。
そうですね。
なるほど。
正確に言うと、いろんなビジネスモデルを作ってる中で、
これも成功する、あれも成功するって当時ビジネスプランを作りまくって、
周りの仲間とか上司や同僚とかにも相談してたんです。
その中で、セミナーっていうのはものすごく可能性を感じてはいたんですけど、
始めたときはちょっとビジネスモデルが違ったんですよね。
そうなんですか。
はい、実は。
どういうビジネスモデルから始められたんですか。
教育っていうのは買わなかったんですけど、
教育ができる人材を紹介するビジネスモデルだったんですね。
なるほど。
これ話し出すと多分またすごく長くなる。
なるほど。
そうですか。
途中でやっぱりセミナーだってなったっていうことだと思うんですが、
それはまたきっかけがあるんですか。
そうですね。
学びの機会の流通っていうのはずっと同じで、
そういう意味では家庭教師の派遣とかいろんなビジネスだったんですけど、
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Amazon.comが2000年前後に一気に飛躍を始めてマーケットを取っていく姿と、
私自身がセミナーで学びたくてもいいものなかなか見つけられないし、
いいセミナーやってる人でもなかなか集客に困ってるっていう両方を見たときに、
このセミナーズってモデルがふっと湧いてきたんですよね。
よしやろうっていうところからそこを一気に走ってきたわけなんですけど。
なるほど。
はい。
セミナー分野では一部私どものライバルでもらっしゃるラーニングエッジさん、
セミナーズさんですが、
このナンバーワンのセミナーポータルサイトを作るまでのご苦労っていうのは何かあられたんですか。
はい。
そうですね。
苦労という意味では結局このプラットフォームというかポータルサイトって作っても最初は誰も知らないというか、
認知されないと流通量が起きないので、
それを知ってもらうっていうか使ってもらう人を増やすっていうのはものすごく悩んだところですね。
おそらく本社もやってますよね。
よしやさんと一緒にプラットフォームを作ってらっしゃると思うんですけど、
プラットフォームってなかなか流通量が増えるのがすごいパワーも金もかかるじゃないですか。
それがやっぱり最初は悩みました。
なるほど。
はい。
なんかナンバーワンのセミナーポータルサイトに慣れた要因といいますか、
そういうのはどういうふうに社長が分析されてらっしゃるんですか。
なるほど。
いくつかありますけど、
一番の決定的な要因は他にやってる人がなかったので、
最初からナンバーワンって言ったっていうのは一番大きいと思います。
だって皆さん勝手にナンバーワンだと思ってますから。
っていうのはロゴマークに必ずナンバーワンセミナーポータルサイトって入れてましたから。
もう一つはそう書いた以上はそれを絶対続けないといけないので、
実態に合わせないといけないと。
このプラットフォームビジネスっていうのは不動産と同じで物件がないと売れない。
でも買ってくれる人がいないと物件も集まってこないっていうこの、
右と左でのコンテンツとユーザーの両方を増やしていかないといけないって大きな課題があるんですよね。
コンテンツを持ってこようと思うとユーザーが増えてこないとコンテンツ提供者は魅力を感じないので、
まずユーザーをたくさん集めないといけないと。
となると我々が魅力のあるセミナーというかイベントをやって大量の人を集め続けないといけない。
っていうところから大型イベントをボコスカボコスカボコスカやりまくったんですね。
そうすると当然学びの意欲の高い人たちが来る。
ユーザーもいいイベントやってるからセミナーズに行くといいセミナーやってるというユーザーが増えてくると、
その人たちを目指してコンテンツ提供者がバサバサ集まってくるわけですよ。
だから最初のタイミングでもうナンバーワンなんだって打ち出しをした。
かつそこでナンバーワンと言われるトップクラスのセミナーを大型イベントでユーザーを増やした。
ユーザーを増やしてくるのでがいコンテンツ提供者が増えてくる。
それをリスクリバーサルってマーケティング手法を使って集めたのは非常に効果的だったと思いますね。
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そうしましたらぜひ今現在のセミナーズ様、ランニングユーザー様の授業内容について少し教えていただいてください。
今はどういう授業を中心にやってらっしゃいますか。
今は法人向けの教育研修が非常に授業の中心をなしております。
プラットフォームを扱っているのでいろんなセミナーを見ていくし世界中のいろんなセミナーを我々が提供していく中で
結局海外までのコンテンツも扱っていくと海外まで行ける人って数が少ないんですよね。
値段も高いし時間も取れないし。
となると海外の先生たちを我々が日本に呼んでくる。
それで満足いただいてはいたんですけど
結局これを社長が学んでも現場に降りていかないというか
社長は分かっていないけど現場はいつまでも分かんないままと。
学べば学ぶほど社長はどんどんレベルが上がっていっちゃうし現場とのギャップができてくるということで
結局そのつなぎをするようなことをしたら皆さん喜ぶんじゃないかというかそういうリクエストが多かったので
現在はそういう教育研修事業、いろんなプログラム
マーケティングであるとかセールスであるとかリーダーシップだとかマネジメントを通じて
現場の人たちと社長がどんどん近くなっていって会社が伸びていく。
一体化が生まれる会社になるというような教育プログラムと
あとは今のプラットフォームの両方面を行うという製造と販売というか
開発と流通というかその両方をやっている。そんな会社になっています。
なるほど。将来のセミナーズさんはどんなふうにしていきたいというのは
清水社長さんの中であれありますか。
はい。新谷社長とご一緒させていただいて世界に広げていきたいなと思っています。
ありがとうございます。変なプレッシャーを今から出したけれども
ちょっと別の質問をさせていただければと思うんですが
事前にお聞きしています。好きなもの好きなことで
もうちょっとびっくりしたんですが好きなものセミナー
好きなことをセミナーで学ぶことってどんだけセミナー好きなんだって話なんですけれども
そんなにセミナーを好きでらっしゃるんですか。
そうですね。作るのも好きですし聴くのも参加する側も大好きなので
っていうのはやっぱり分かってないことってすごく多いですし
そういったことがはっと分かった瞬間っていうのはやっぱり楽しいですよね。
なるほど。なんかこうセミナー好きになったきっかけみたいなのもあられるんですか。
普通に受講生としていろいろ聞いてて
大きな成功体験が何回も続いたってことなんですけど
前職コンサルティングをしていたので
結局クライアントに結果出さないと首切られるわけですよ。
君たちいらないってなっちゃうわけじゃないですか。
もう必死です。めちゃくちゃ本読みましたし
でも本読んでも分かんないようなことって聞きに行かないと分かんないので
その人の講演会があったりとか勉強会があるって言って
一生懸命聞いて質問しまくって
それを現場に戻ってお客さんにコンサルの現場でやったら
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めちゃくちゃ結果出るんですよ。
具体的な名前出せませんけど100億を超える利益が出ちゃったとかあったんですよ。
プロジェクトでは社長賞みたいな感じになるわけですけど
100億を超えるような結果が自分の一言だったりとか
現場のアドバイスで出てしまうって
教育っていうのは本当に価値あるなと思って
それでハマっちゃいましたよね。
素晴らしいお話ですね。ありがとうございます。
座右の上もお聞きしてまして
座右の上が3つあられて
先生は心一つ置きどころ、経典愛人、神社を尽くして天命を待つという3つを出していただいたんですが
何かこれらを選ばれた理由というのはあられるんですか?
そうですね。いろんな先生から学んだり本は大量に読む中で
心に響いたものというか自然に自分の印象があって残っているものを
パッと書かせていただいたんですけど
とにかく人生一つ心置きどころだと私ずっと思っていますから
中村天風先生って私すごく尊敬していまして
彼なんかもそういうことを教えてくださって
人生にすごく影響を受けました。
あとは経営者というかリーダーとしてという意味では
ちょうど今テレビでやってますけど
西郷さんの西郷南州遺訓を読むとかね
読まれている方が多いと思うんですけど
ものすごく影響を受けています。
社長様らしい財務の面で素晴らしいと思います。
では最後にですね
ぜひこの番組は経営者向け、全国の社長向け
もしくはこれから起業する方向けの番組でございますので
もしよろしければ社長としての成功の秘訣などを
教えていただけたらなと思うんですけども。
なるほど。かしこまりました。
我々も3万人以上の経営者の方と直接お会いして
業績をいかに上げていくかとか
会社をいかに良くするかということを
ずっとやってきたわけなんですけども
結論から言うと結局売り上げというか
業績を上げられないと何も始まらないんですよね。
社員に良いことをしようと思っても
結果が出ていなければなかなかそういった制度だとか
給与を上げたりとかボーナスを出したりできませんから
そういう意味で結論から言うと
誰かやらないかだけだと思っています。
ほとんどの社長はマーケティング
営業は頑張るし営業力もあるんだけど
マーケティングは全然知らないので
それですごくもったいない思いをされている方が
たくさんいるっていうのをたくさん見てきて
とにかくマーケティングを導入されると
ただ小手先のテクニックのマーケティング
今世の中ある意味セミナーズの
後財でもあると思うんですが
10年以上にわたって世界中のいろんなマーケティングを
日本に紹介することによって
それの劣化コピー化したのが
いっぱい世の中に広がってしまっていますけど
その話的なものをぜひ身につけていただきたいな
学んでいただきたいなというふうに思います。
なるほど。大変勉強になる方々ありがとうございました。
12:02
私どももマーケティングをもう一回
勉強しなきゃなと思うようになりました。
リスナーの皆さんもぜひ
マーケティングを勉強していただければと思います。
リスナーの皆様、本日はお忙しい中をお聞きいただきまして
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんの参考にしていただければと存じます。
清水社長様、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に聞くinwith清水社長
ランニングデッキフェミナルの
社長様でいらっしゃいましたけど
いかがでしたでしょうか。
大変そうめいでいらっしゃって
私、昔から仲良いですし
ライバルっちゃライバル
仲良し先っちゃ仲良し先という感じで
お付き合いをさせていただいているんですが
今日は初めて聞くことも多く
大変勉強になりますし
企業家らしい企業家
社長様らしい社長様だなという風に感じております。
特に人生は心一つ置きどころ
自分次第ということなんだと思いますけど
私にしても企業家の端くれでございますので
社長の端くれでございますので
自己責任というようなことをよく言っておりますが
清水社長様もそういうことをおっしゃっていらっしゃって
まさに社長様、成功している社長様だなという風に感じております。
皆様からぜひ参考にしていただければと思っております。
本日の社長に聞くinwithはここまで。
また来週。
3分コンサルティング
withwithが社長の悩みを解決
本日の3分コンサルティングは
運輸業社員30名、創業15年の社長様です。
私は創業15年の運輸業の役員35歳です。
失礼いたしました。役員様ですね。
社長である父の体調が悪くなり始めた関係で
5年前に上条企業から今の会社に転職をしました。
そして1月ほど前に社長である父から
自分の後を継いでほしいと言われ了承しました。
現在は銀行雇い先への注意点などを教わっています。
会社の売上は右肩上がりで伸びているのですが
私たち通工チームの社員たちは不安を感じたり
業績の影響が出るのだと悩んでいます。
そこで社長を継ぐ前に身につけるべきこと
備えておくべき心構えなどがあれば
ご享受いただけないでしょうか。
よろしくお願いしますということであります。
後継者の方ということでいらっしゃいますね。
後継者の方は結構いろいろ大変なんじゃないかなと思います。
もちろん経営の勉強をしといた方が
もちろんいい意味でこうしたことないですし
マネジメントもしなきゃいけないでしょうし
最初も読めた方がいいしなどなど
言い出したらきりがないのですが
一番重要なことは実は社長様が引き継ぐにあたり
その企業の文化を引き継ぐんだということ
組織風土、社内風土をそのまま引き継ぐんだということが
大変重要なんじゃないかなというふうに思います。
ある社長様とお話ししていたときに
15:01
亡くなられたお父様の書いた文章が出て
それが企業の文化だということで
経営理念を社長様お父様の文章に合わせて
経営理念を作り直したみたいな話をお聞きしたことがあります。
そういうことをやったことによって
社員の皆さん方が一丸となり
業績が伸びたんだという話でございました。
そういう意味でいきますと
経営理念とか組織風土とか
企業文化を引き継ぐんだというお気持ちで
継がれるというのが本当は
後継経営者の方にとっては一番重要なんじゃないかなと思います。
そうしますと社員の皆さん方も
不安をお持ちにならずやっていくことができるし
逆に業績が伸びていったりもするんじゃないかと思います。
それが一番重要なんじゃないかと思います。
それ以外には銀行との関係が良くなってしなきゃいけませんし
お客様である取引先であったりとか
仕入れ先との関係性も
ちゃんと引き継いじゃなきゃいけないでしょうし
やっぱり決算書は読めた方がいいし
月次決算ができるようにした方がいいでしょうし
などなど言い出したらきりがないので
いっぱいあると思います。
でも何よりもやっぱり
企業文化を引き継ぐということが一番重要なんだ
ということを忘れずに
いろんな勉強をしていきながら
社員の方たちは安心するような
体制を整えていただけたらいいんじゃないかなと思います。
ぜひ頑張って引き継いでいただければと思います。
本日の3分コンサルティはここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。
また来週お楽しみに。
17:09

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