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2020-01-01 31:58

第156回 山本正喜氏(Chatwork株式会社代表取締役CEO兼CTO)【後編】

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今回は2019年9月に東証マザーズに上場を果たした、Chatwork株式会社の山本正喜社長にお越しいただきました。

当初は自己資本のみでの経営を心掛けておりましたが、自己資本のみではChatworkを円滑に運営できないほどユーザーが増加。お客様に不便をかけないためには資金が必要だと、信念を曲げてベンチャーキャピタルからの資金調達したお話などから、経営のヒントが得られます。ぜひ、山本正喜氏の経営者インタビューをお聞きください。




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
で、チャットワークを開発されるわけですが、このチャットワークを開発できた理由と言いますか、何か原因というか、そういうのは何かありますか?
法人会社が2004年の11月で、チャットワークをリリースしたのは2011年なので、結構距離はあるんですけれども、
ざっくり端折ってお話をすると、コンページ、アクセス集客の事業をずっとやるのも何か違うなというところで、
僕らって何のために会社をやっているんだろう、どこを事業ドメインにしようかって、すごく寒風で話し合ったときに、
中小企業のIT化というのが僕らのやる領域だというのを定めたんですよね。
で、その中でいろんな事業展開をしていこうというので、いろんな事業を展開していたんですが、その中の一つがチャットワークだったんですよね。
僕がチャットワークを思いついたきっかけというところとしては、IT化というところで、自社で一番依存しているITツールって何だろうって考えたときに、それがチャットだったんですよ。
当時はスカイプを使っていましたけど、その前はメッセンジャー、MSNメッセンジャー、Windowsメッセンジャーみたいなものが、
もっと前はICQみたいな、知る人と知るメッセンジャーみたいなものをずっと、それまで兄がロサンゼルスで僕が日本みたいな、その次の年逆だったんですけど、ずっと離れてリモートワークをずっとやってきた会社だったので、
会社立ち上げてから、僕東京で兄が大阪っていうところでだったんで、社内のコミュニケーションって全部チャットだったんですよ。
社内でメールはもうしないというところだったんで、それが結構特殊なことなんだなっていうのが、ITの支援とかをしているときに気づいて、
うちのやり方とかをお客様にお話ししたら、そんなことやってるの?チャットで仕事なんかできるの?みたいな形だったんで、世の中に一般的じゃないっていうことは知っていて、
でも自社ではもうチャットなかったら仕事にならないっていう状態になってたので、ただそのスカイプとか個人向けのメッセンジャーのツールっていうのを法人で使うのは結構難しかったんですよ。
辞めたときどうするの?とか、グループどうやって作ればいいの?とか、結構いろんな問題がたくさん不満があって、それをちょっと解決したいって言って、
インターネットでクラウドで使えて、当時インストール型が全部だったんで、クラウドでインターネットで提供するサービスで、ビジネス向けのチャットツールでパソコンでもスマートフォンでも同じものが見れるっていうのを作ろうって言って企画したのがチャットワークですね。
なるほど。開発にはどれくらい時間?
企画を上げたのは2010年の6月ぐらいなんですけど、企画が見事に却下されてしまって、そんなの作れるのかとか、そんなの理解されないだろうみたいなところで却下されて、
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事業家みたいなところはダメだったんですけど、どうしても自分的には作りたかったので、役員一人ひとり呼び出して説得して、絶対いけるとやりたいって言ったら、そんなに言うんだったら社内ツールとしてだったらいいよと、社内も確かに便利に使えそうだと。
その代わり、お前一人でやれと言われて、チームがもらえなかったんですよね。一人で開発することになって、自分でコードを書いて作ってたっていうところがあるので、スピード感として一人でスタートしたっていうところがあるんですが、
2010年の6月から作って、3ヶ月で社内、ある程度プロトタイプができて、社内のスカイプを置き換えるっていうのをやって、強引に社内でスカイプ浸透してたところ、チャットワーク使えみたいな形で全部強制的に移行させて、当時チャットワークもバグだらけで遅いし、みんなブーブーだったんですけど、強引に入れ替えて、
その社員の意見を聞きながら3ヶ月でよくしてて、だいたい半年くらいで、社内でスカイプよりいいねっていう状態で。
そうしましたら、役員の皆さま方も外に送ることもOK?
そうはならなかったんですけど、転機になったのは6ヶ月くらい経ったときに、ちょうどYouStreamっていう今で言うYouTuberみたいなオンライン配信の番組を持ってたんですよね。
そこでITノウハウ提供みたいな番組をこんなポッドキャストみたいな感じでやってて、毎週やってたんですけど、ネタがなくなってくるんですよね。
自社のノウハウを一個一個紹介していくと。
その時に当時の社長がネタに困って、実は社内でこんなの作ってるんです、見ます?みたいな感じでチラ見せしたんですよ。
そうするとすごい反響があって、コメント欄がものすごい盛り上がったんですよ。
これが欲しいみたいな、売ってくださいみたいなワーッと盛り上がって。
それで、これニーズあるんじゃないかって言って、いけるんじゃないかって言って、じゃあ事業化しようってなったんですよ。
それが6ヶ月が経った時のタイミングで。
それで事業化が決まって、僕一人のチームだったのが、デザイナー一人とエンジニア二名付けてもらって、4人のチームになったので。
それであと3ヶ月くらいかけて、申し込みの仕組みとか管理画面とかを作って、3ヶ月くらいかけてそれを作って、2011年の3月1日にリリースしたのがチャットワークのファーストバージョンですね。
なるほど。それ以降はもうチャットワークの方側に事業はシフトしていくって感じになったんですか?
そうですね。少しずつではあるんですけど、チャットワークをリリースしてそれはすごい反響があって広まっていったんですが、
我々チャットワークのビジネスモデルってフリーミアムというビジネスモデルを取っていまして、いわゆるフリープラン、無料のプランをまず1回使っていただくと。
一定のタイミングで敷地が来るんですよね。これ以上使うんだったら有料になってねって言って有料になっていくっていうビジネスモデルだったので、
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最初僕らが3月にリリースして無料でばーっと広がっていって、一定の制限を超えるまでは有料にならないので、人気は出たけどビジネスとして成り立つかわからないわけですよ。
開発費もあれば、サーバーコストもあるというところがあるので、結構見極めが難しかったんですけれども、
1年くらい経って有料化もポツポツと出るようになってきて、やっぱり広がりもすごかったんですよね。
あと喜んでいただく声がすごくてですね、こういうのが欲しかったとか働き方が変わったっていうのをすごく言っていただけて、今までの事業と全く違うんですよね。
反応が違うというところがあって、僕らの会社の事業ドメインが中小企業のIT化っていうところをやりたかったので、それにど真ん中だったんですよね。
それを入れることによってIT化が進むというところだったので、これを主力にしていってもいいんじゃないかというふうに少しずつシフトをしていきましたね。
当時社名がECスタジオという社名で、そこそこ知る人と知るという地名でもあったんですが、外のイベントとか交流会とかに入れると、チャットワークさんと言われることが増えてきたんですよ。
チャットワークのプロダクトの方が有名になって。
それでECスタジオという名前とチャットワークという、両方のブランディングにコストをかけるのももったいないし、会社の中心となるようなミッションに近いような領域なので、これを主力にしていこうというのを決めたのが2012年か13年くらいかなという形だと思います。
社名を変えるわけですよ。ECスタジオという社名をチャットワークで社名に変えるんですが、ただ当時は全然赤字ですよ。
単体の事業で言うと。ユーザー数は数万と言いましたが、単体で見ると全然真っ赤っ赤ですね。
他の事業で、今までやってきた事業の収益で何とか会社としては黒字と言っている状態だったんですけど。
なるほど。その当時からもう上場は目指されてたんですか?
全く目指してないですね。むしろやらないと言ってました。
ずっと無借金で自己資本100%、銀行からも借りない、当然資本も入れない、上場もしないって大概的に宣言してたんですよ。
しないこと10か所とか上場しないというのをやってて、やるつもりも一切なかったんですよ。
他の事業で上げた収益を使って赤字、当時最初は赤字だったチャットワークに投下して育てて、事業ポートフォリーを回していくということをやってて、
そんなに意識ニーズもなくて、どんどん行こうという形でやってたので、
チャットワークをやった時とか、2012年、2013年当時は上場は全く意識していないです。
いつその上場をやろうと変わったのか、なぜ変わったのか教えてください。
2014年ぐらいが転機になってくるんですけど、大きく2つあって、1つが限界が来たというのがあって、
サービスが人気が出過ぎてて、システムがすごい勢いで悲鳴を上げたというかスケールできなくなってきたというところがあって、
09:02
サーバー台数を横に並べればスケールできるかというと、そんな単純なものではないのでチャットサービスって、
非常に技術的に高度なスケールの技術がいるというところに、当時自分たちで全く対応できなかったんですよね。
というので非常にサービス障害が多くなってしまったんですよ。
毎月1時間ぐらい落ちるみたいな状況になってて、チャットサービスって落ちると仕事にならないんですよ。
会話禁止みたいな状態になっちゃうので、障害が結構多くて、
それを何とかするために一生懸命社内でもやるんですけど、
今まで自分たちがやったことのない規模のサービスなんで、分からないことだらけなんですよね。
それに対して試行錯誤してたらどんどん障害が起きちゃうというところだったので、
優秀なエンジニアをとったり、コンサルティングみたいなところをつけたりしないといけないんですけど、
そんなお金があるわけもなくというところで、サービスの維持が困難になってきたというところが一つあるというところと、
あともう一つは競合環境が大きく変わった、市場が変わったというところがあって、
チャットワークが離出した2011年ぐらいの頃っていうのは、
ビジネスチャットって言われても誰も何の反応もしなかったんですよね。
巨頓っていうところで、当時ソーシャルが前世紀だったんですよね。
フェイスブックとかがあったんで、社内フェイスブックみたいなサービスがもてはやされてて、
僕らビジネスチャットってやったんですけど、今更チャットって言われて、
全然メディア受けもしなくて、競合ずっとゼロの状況だったんですけど、
転機になったのは、僕ら2011年3月にチャットワークが離出して、
その3ヶ月後ぐらいにLINEがリリースされたんですよ。
僕らLINEより早いんですけど、LINEがご存知の通りものすごい勢いで流行っていて、
フェイスブックとか当時そういうのもたくさんあったのに、
携帯のメッセージングっていうところはもうLINEがガーッと取っていったっていうところがあって、
いわゆるチャットブームみたいなのが起きてきたわけなんですよね。
それで、そういうLINEみたいなカジュアルに効率よくコミュニケーションできるのを、
これ仕事でも使えないの?って、でもLINEを仕事で使うとちょっとセキュリティ的に怖いよねとか、
プライベートと混ぜたくないよねっていうところで、
ビジネス向けのチャットないの?って言ったら、あ、もうあるじゃんっていうところで、
チャットワークに注目が集まったというところがあるんですが、
市場にその注目が集まるっていうことは競合が増えるってことなんですよ。
そこがホットになるので、当時全然競合いなかったのに、
すごい勢いで競合が増えていてですね、
シリコンバレーとかではですね、もう毎週のように競合が生まれて、
日本でもですね、すごく有名な企業がビジネスチャットやりますって宣言をしてきて、
どんどんライバルが増えるっていうところがあって、
それに対して僕らはパイオニアとしてやってきてすごく先行してるので、
今勝ってはいるけれども、
そういった他のところがすごい資本で投入したときに
追い抜かれていっちゃうんじゃないかっていうところと、
僕らを選んでいただいたユーザーさんに、
12:00
いいツールを選んだって思っていただきたいので、
ここは自己資本だけにこだわってる場合じゃないんじゃないかっていうのを話をして、
当時スタートアップブームが日本にちょっとずつ来だしたんですよ。
今だとすごい何十億みたいなのが当たり前に聞こえる時代ですけど、
当時は1億2億調達しただけで大騒ぎみたいな感じだったんですが、
そういう調達をしているスタートアップみたいな人たちが知り合いでも増えてきて、
僕らもやってみるかっていうところで、
もう知らないながらもう恐る恐るベンチャーキャピタルを
社内にはこっそり内緒で回ったんですよ。
上場しないって言ってたんで、
ベンチャーキャピタルからもうそんなのダメだよって言われたら、
なかったことにしようと思って、こっそりベンチャーキャピタル回って、
それで話をしてみたら、
会社組織があって、プロダクトがあって、ユーザーもあって、
売り上げもちょっと出てるっていう状態から、
ベンチャーキャピタルを始めたんです。
プロダクトがあって、ユーザーもあって、売り上げもちょっと出てるっていう状態から、
初めての資金調達っていうところだったので、
これベンチャーキャピタルからすると、すごい良い案件なんですよね。
これ見えるじゃんというところがあったので、
どのベンチャーキャピタルさんも入れたら入れたいっていう話を言っていただいて、
それで最終的にはGMOベンチャーパートナーさんが、
一番良い条件と相性も良さそうだったので、
3億円入れていただいてっていうところから、
ベンチャーキャピタルさん入っていただいたんですが、
ベンチャーキャピタルさんが入るっていうことは、
エグジットを目指すっていうところになってくるので、
当然上場も視野に入ってくるというところで上場をすると。
ただベンチャーキャピタルのために上場するっていうだけじゃなくて、
社会のインフラになるっていう、
ビジネスチャットって本当にインフラビジネスなので、
そこを支える意味でも、
すごく貴重な社内のコミュニケーションデータっていうのを
預けるに足る企業なのかっていうのはやっぱり、
法人さんだと見られるので、
上場するっていうことはそこにもかなうんじゃないかっていうところで、
上場するかというふうに判断したのがそのタイミングですね。
2015年の3月ぐらいですね。
ちょうど4年ぐらい前。
そうですね。
実際上場を目指し始めて、
上場の苦労っていうのは何かございましたか?
いやもう苦労だらけでしたね、本当に。
それまで2004年に法人化して、
2015年から資金調達したんですが、
それまでの11年ぐらい、12年ぐらいっていうのは、
もうずっと黒字系で、
やってきたわけなんですけれども、
そこから資金調達をすると3億円調達するじゃないですか。
それを使えって言われるのね。
使って急成長しろって言われるので、
赤字にしなきゃいけないんですよ。
それを使って、
そのお金を使う人をまず採用するっていうところで、
ひたすら最初は採用をし、
それで採用を頑張ってしたら、
その人たちがお金をどんどん使ってっていうところがあるんですけれども、
ものすごい勢いで赤字にバーってなってきて、
現実感ないんですよね。
っていうところがあったんで、
3億もあるし大丈夫かなって思って、
一生懸命急成長しなきゃっていうところで頑張ってたんですけど、
15:01
もうあっという間にキャッシュがなくなってですね、
3億あったキャッシュが半年ぐらいであっという間になくなって、
よくこんだけ赤字だけど大丈夫なのかなってふと見てみると、
あれ、このまま行くと、
あと3ヶ月後ぐらいに潰れるぞっていうのが分かってきて、
うわーってなって、
資金調達で大体最低3ヶ月かかるって言われてるんですよ。
3ヶ月後に潰れそうで、
3ヶ月資金調達がかかると言ったら、
もう今すぐやらないとダメじゃないってなって、
慌ててシリーズBをやることになったんですよ、半年で。
もうそれが大変でしたね。
当時はなんか別に、
ずっと黒字だったんで、
会社が潰れるとかそういうの一切経験したことがないので、
初めて会社の倒産とかリストラみたいなものを意識して、
胃が痛い思いをして駆けずり回って、
なんとかギリギリ資金調達できて、
今度は苦しまないようにっていうので15億円調達して、
キャッシュはだいぶ余裕ができたんですけど、
そういう資金ぐりというか、
大きなお金を使って大きな投資をして成長させるっていうのは、
また全然違う経営管理能力があって、
そういう経営管理能力があって、
生じ12年間黒字経営をしてきたので、
できるつもりになっちゃってたんですよね。
そこの調子に乗ってたという部分もあるかもしれないですけど、
そのギャップで結構資金に苦しんだっていうところと、
あとやっぱり12年間地道に作り上げてきた、
ファミリーのような会社、カルチャー、
みんな10何年選手みたいな感じの状態から、
経営管理能力というか、
経営管理能力というか、
経営管理能力というか、
経営管理能力というか、
自分自身みたいな感じの状態から、
割とギラギラした、
上場して、キャピタル原因を見たような人たちがバンバカ、
優秀な、
キラキラなキャリアを持っている人たちがバンバン入ってきて、
というところで、
カルチャーギャップが生まれてくるわけなんですよね。
いけいけの人たちと、
しっかりと今までやってきたファミリーみたいなカルチャー、
そこの溝みたいなものができたり、
新しく入ってきた人たちが
人たちがうまく定着しなくて組織崩壊したりみたいな
そういうところが何回もありつつ
いろんな痛みはあったなというところですね
その辺うまく乗り越えられて上場できた理由というのは
社長さんもどうお考えでいらっしゃるんですか
ここに本当に銀の弾丸というか
これをやったらうまくいったみたいな
そういう万能薬みたいなものはなくてですね
本当に一道に一個ずつ問題を潰すというところなんですけど
いろいろ振り返って思うには
結局経営陣がコミットしないといけないんだなというのはすごく思っていて
すごく優秀な人がたくさん入ってきていただいて
こんな優秀な人たちが入ってたら
今まではそんなキラキラなキャリアじゃなくて
一緒にやろうみたいな
友達を誘ってきたみたいな感じで作った会社だったんで
こんなキラキラなキャリアの会社の人たちがいたら
もう勝手に伸びるんじゃないかなと思ってたんですけれども
18:01
そんなことは全然なくて
みんなやっぱりベクトルが揃ってなくて
バラバラになって喧嘩しだしてみたいな感じになっちゃったんで
やっぱりそれをわからないなりに経営陣がしっかりとコミットして
それたちの話を聞いて
うちの会社はこうするっていうことを決めて
それに対して合わないみたいなものをジャッジしながら
少しずつ会社のOSっていうのをバージョンアップしていくっていうのも
本当に地道にやっていかなきゃいけないんだなっていうところがあって
資金調達してバーンと踏んだらバーンと伸びるみたいな
そんなふうに思ってたんですけど
そんなことは全くなくて
ものすごく泥臭い世界をひたすらやり続けなきゃいけないなっていうところで
それを地道にやってきて積み重ねてきて
失敗を繰り返さないようにって積み重ねてきたら
組織も定着するようになってっていうところが
秘訣じゃないんですけど
そういうところかなと思いますね
ありがとうございます
大変勉強になる話でございます
ちょっと違う質問させていただければと思います
好きなもの好きなことを事前にお聞きしました
これがまた私はびっくりした
デジタルITテクノロジー全般
ゲーム漫画小説温泉旅行サウナとお答えいただいて
本当にITっていうかデジタルっていうか
ゲームというかそういう系が
小学校の時からずっと好きでらっしゃる
すごいデジタル人間なんで
今現在もゲームとか結構やられるんですか
そうですね
ゲームは結構やったりします
最近やってるゲームはどんなゲーム
僕ゲームがですね
あんまりコンシューマーのプレイステーションとか
任天堂スイッチとか
ああいうのよりも結構PCゲームが好きでですね
パソコンで海外のゲームをするのが好きなので
そういうところ
名前言っても多分日本だとあまり知らないような
ゲームとかをよくやったりします
さすがだなって感じですか
ちょっとコアですね
素晴らしいですが
財務の面もお聞きになりまして
ものづくりは人づくりということで
ちょっとデジタル系の山尾社長からすると
ちょっとびっくりする財務の面で
これもギャップがなかなか面白いんですけど
こちらを選ばれた理由と言いますか
どういう意味で選ばれたのかなと
そうですね
僕エンジニアでクリエイターで
ものづくりしか興味がなくて
マネジメントとかにも全く興味がなかった
むしろやりたくない
ずっとコードを書いていたり
ものを作っていたりという人だったんですけど
生自己会社を作って取締役になっちゃったので
マネジメントをせざるを得ない
みたいなところに葛藤があったわけなんですよね
その中で
僕の中でブレイクスルーがあったのは
プログラムってたくさん作っていくんですけれども
規模が大きくなってくると
カオスになってくるので
プログラムを一定の単位で
オブジェクトみたいなものであったり
モジュールみたいな概念で
まとめていくんですよね
それを組み合わせて
部品を作って
部品を組み合わせて
大きなシステムを作っていく
という風になっていくんですけど
その考え方と
マネジメントってすごく似てるな
というところに気づいたんですよね
人それぞれが
21:01
プログラム言語でオブジェクトみたいに
見えてきたんですよね
どういう機能をそれぞれが持っていて
それがどう作用してアウトプットを出すか
これプログラミングと一緒やんって思ったんですよね
それがあった時に
そういう日本語とか
そういう一般自然言語を使いながら
コミュニケーションしながら
マネジメントの組織を作っていくっていう
そういうプログラミング言語なんだ
と思ったんですよ
それをやった時に
これは自分の領域だと思ったんですよ
これはものづくりの領域だなと思っていて
そこからマネジメントに興味を持てるようになったんですよ
持てるようになって
マネジメントの本とかを片っ端から買って
ひたすら勉強をしてっていうところで
いいものを作るためには
一人じゃ限界があるので
いいチーム いい組織を作らなきゃいけない
っていうところで
組織作りの方にも興味を持ってたっていうところ
結局それが最終的には
いいチーム いい組織を作るためには
いい業績が必要なんですよ
結局お金がなかったりとか
すると人にも投資ができないっていうところがあるので
僕的には基本的にものづくりの人で
ものを作るために人や組織を作って
いい人や組織を作るために
いい業績を作るっていうところから
事業サイド人の方にも手を出していって
最終的に社長になっちゃったっていうところなんですけど
社長になったといえど
僕がやってることはものづくりだと思ってるんですよね
それを端的に表すところとしては
ものづくりってのは人づくりなんだよっていう
そういうところにも思ってるっていうところですね
大変素晴らしいお話でございます
ありがとうございます
最後になるんですが
この番組 経営者向け 全国の社長様向け
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして
もしよろしければ
起業社長の成功の秘訣を教えてあげたらなと思っております
成功の秘訣というところなんですけれども
僕が社長になって一番最初にやったのが
ミッション 経営ミッションをアップデートする
というところだったんですけど
それが働くをもっと楽しく創造的に
っていうところなんですよね
その原点となる思いっていうのが
インターネットに感動して
学生ながらビジネス始めて
仕事が本当に楽しかったんですよね
その楽しかったっていう思いで
今も仕事してると思っていて
でも振り返ってみると
周りで楽しく働いてる人って
実はマイナーだったりするんですよね
みんなお金のために働いてたり
学校の延長で働いてるような人たちってのが多くて
僕はそれはすごくもったいないと思っていて
そこを変えたいっていうところが
自分のミッションというか原動力なんだなと思ってて
そういう自分が人生を通してやりたいことっていうところが
会社にリンクしてあって
そのためにチャットワークっていうプロダクトがあって
っていうところがすごくつながったんですよね
それがあると
そういう自分のミッション
会社のミッションっていうのがリンクしている限りは
いろんな会社経営やってると
辛いことも悲しいこともたくさんあったりするんですけど
結局社長の
会社が潰れる時ってのは
キャッシュがなくなる時じゃなくて
社長の心が折れる時なんですよね
っていうところがあるんですけど
そこをやっぱり
24:01
しっかり会社をやり続ける
継続し続けるためには
何のために会社やってるんだろう
何のために社長をやるんだろう
っていうところをしっかりと持ちながら
それに向かって自分のため
金のためだったら諦めると思うんですよ
なんですけど
人生を通してやりたいことのためにやってる
っていうことを思いつけながら
本当に泥臭くやるっていうことなのかなと思うので
何のために事業をやりたいのか
そこをしっかりと見極めて
会社とリンクさせるっていうところは
僕は成功の秘訣なんじゃないかなと思います
ありがとうございます
大変素晴らしいお話で
深いお話で
私が一番勉強になったんじゃないかなと思いました
どうもありがとうございます
リスナーの皆さま方も
本日はお忙しい中
お聞きいただきまして
誠にありがとうございました
ぜひ皆さまのご参考にしていただければと存じます
本日は山本社長さん
どうもありがとうございました
ありがとうございました
本日の社長ニックイメージビル
山本社長さんはチャットワークさんです
非常に頭の面積で
本当にびっくりするほど論理的で
さすがプログラミングとかできる社長さん
そうなんだなと思いますし
その方がやっぱり
マネージメント人作りが大切だという風に
感じられたっていうのは強いですね
やっぱりそういう方々に
なかなか私なんかも勝てないなと思う
瞬間がありますが
素晴らしい社長さんでした
ぜひ皆さま方も真似していただいたら
いいんじゃないかな
やっぱり私もプログラミングができなきゃ
駄目かなと思った瞬間でございますが
素晴らしい社長さんでした
ぜひ真似していただければと思います
本日の社長ニック
インウィズウィズはここまで
また来週
経営者を応援する
社長の孤独力番外編
本日の社長の孤独力番外編は
3章2項の新しいお客様が増えないでございます
お客さんをどうやって増やすかというところで
2項のところには
新規客を増やすために
正しい広告宣伝をするしかないと書いてあります
まさに書いてある通りなんですけども
今だと一番一般的なのは
SEO対策ですかね
ホームページを持っていない方も
ほぼいなくなりましたが
ホームページでどうやって検索させるか
というのが一番重要な課題になってきております
皆さん方多分SEO対策というのは
言葉はすべての方々が知っているぐらいになってきたんじゃないでしょうか
私なんかよく指導させていただいているのは
例えば本にも書いてある
牡蠣 新橋 おいしいとかで検索を
3キーワードとか2キーワードで
お客様方皆さん方
グーライアフやいろんなもので検索をしていくわけですね
それに上位表示されるかどうか
上位といっても1ページ目1位から10位
できれば1位
そして2位3位ぐらいまでに入らなきゃいけない
こういうことを指導させていただいています
その3キーワードとかで1位を何個取れるか
27:02
みたいのが今競われているというのが
ホームページ インターネットの世界でございます
ですので皆さん方一番最初にやらなきゃいけないのは
いわゆるホームページをどうやって検索させられるようにするのか
それも動画や画像やいわゆるコンテンツなどなど
いろんな文章コラムなどを
埋め込み書きそして上位表示させるかというのは
多分一番重要な新規客を増やす方法なんじゃないかと思います
一方でもう一つの方法がテレビCMを打ったりとか
またはFacebook広告 リスニー広告などを
広告を打つということになります
そういう意味で言うと新しいお客様が増えないのは
はっきり言うと広告宣伝を費用をかけてない
そういう作法を全く打ってない
それが全てなんじゃないかなと思います
そういう意味では全ての企業様
反則予算というのをきちっと使わなきゃいけないのではないかなと思います
大雑把にコンサルターの子たちは
売上げのテンパーとかあらりのテンパーとかを反則しまして
宣伝広告費に使ってみたいなことを言ったりします
また他の企業さんで
例えばこの前ラクスルさんの上場企業のラクスルさんの
インターネットの記事が載ってましたが
当初は1年目は売上げの50パー以上を反則費に使っていた
今現在は10パーぐらいに抑えられる
それは50パーセントぐらいかけて
2年間で取り返していけば回収していけばいいという戦略でいった
そうしたら上場までいけたみたいなことが書いてありました
まさにそれぐらいの広告宣伝書を使わなきゃいけない
やっぱりテレビCMは多く単位にかかりますけれども
そういったテレビCMやホームページ制作や
またはSNS関連などなど
広告宣伝書を使うということが大変重要になってくるんじゃないかなと思います
一方でラクスルさんがそこで書いてあることは
テレビCMを使ったことの効果は
実際はブランディング効果で
イメージ付けをしたことが一番の効果だったと
こういうことも書いていらっしゃいました
そういう意味でいきますと
皆さん方のホームページもテレビCMだったとしても
今だとラジオCMは少ないかもしれませんが
リッスン広告だったとしても
フェイスブック広告だったとしても
いわゆるブランディング
御社は何やなのか
御社は何を解決してくれる企業なのか
みたいなことを明確にし
そしてそれをブランディングとして
きちっと広告宣伝書を使ってやっていくことが
新しいお客様を増やしていくことに
つながるんではないかなということを
察知したと思います
そういう意味で新しいお客様が増えない場合には
必ず広告宣伝書を使っていかないと無理ですよ
というふうに思っていただいた方が
いいんじゃないかと思います
もちろん営業が一番必要な商売の場合には
営業マンを雇い
営業マンを教育し
ここにお金がかかるわけですね
雇うことも採用も教育することも
30:02
全てお金がかかってくるわけですが
採用費、人件費、教育費でお金がかかるわけですが
それを育てて営業開拓をさせることも
お金がかかってきますので
そういうお金をかけないと
ある程度お金をかけないと
新しいお客様は増えていかない
こういうことだと思いますので
ぜひしっかり反則費を
使っていっていただければなと思います
本日の社長のことくろく番外編はここまで
また来週
本日も社長に聞くinwithwithを
お聞きくださり誠にありがとうございました
この番組は2017年1月から
毎週配信を続けております
これまでにたくさんの成功社長
成功経営者のインタビューを
お届けしてまいりました
この内容は全てテキスト化いたしまして
私どもwithwithが運営するウェブサイト
経営ノートでも
閲覧いただけるようにしております
音声だけでなく文字で読み返すことで
新たな発見や気づきがあり
皆さんの会社経営に役立つヒントが
きっと見つかるのではないかと思いまして
サイトの方にもさせていただいています
ぜひネット検索で
経営ノートスペース社長インタビュー
と入力いただき
経営ノートのサイトを
ご覧になっていただければ
というふうに思っております
本日の社長に聞くinwithではここまで
また来週
31:58

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