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2017-06-21 15:08

第24回 中島康博氏(メガエフシーシステムズ株式会社代表取締役社長)【後編】

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今回は、複数のFCビジネスを展開するマルチフランチャイジーとして有名な、メガエフシーシステムズ株式会社、中島社長にお越しいただきました。

牛丼の「吉野家」9店、「牛角」6店、とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」1店など、計25店のFC経営をしていらっしゃいます。

中島社長は座右の銘で挙げられていた「当たり前のことを当たり前にする」、凡事徹底の考え方を、まさに体現されている社長様です。皆さんもぜひお聞きいただき、経営者としての在り方を改めて見つめなおすきっかけとしていただければと思います!


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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、中島康二さんは戻られるという話でした。
そうですね。家を続けました。
2代目という形になりました。
もともと中島康二さんは何をする会社ですか。
もともとは魚屋で、中島康二さんという魚屋を神奈川県の一番西の湯河原という町に開けています。
この中島康二さんというのは、実は東京とか熱海にありまして、
デパートの館の地下に築地中島康二さんとか熱海中島康二さんとか、
もともと親戚関係で独立再生なんですけれども、極めて大きな機内をされているところがあって、
うちも視点経営というんですかね、当時は。視点経営として湯河原に中島康二さんと会わせてもらったのが
最初の事業のスタートだと思います。
なるほど。その後和食の事業に出ていって。
それも理由があるんですけれども、基本小売りの魚屋じゃなかったものですからね、旅館さん相手だったんですね。
旅館さん相手というのは、今もそうかどうかはっきり分かれるんですが、
売りかけ商売で支払ってくれるのが3ヶ月とか半年とか、もっとひどいという9ヶ月みたいなところがあって、
いつも資金繰りで苦労している漁師を見るというところがあったんですよね。
でも魚支援の現金ですから1枚ってですね、そこが何とも気持ちいい商売じゃないなという感じは、
いわゆるもやもやしている状態がありましたね。
そこから先代が、比善に返る商売ということで和食のお店を始めたというのが経緯になりますね。
なるほど。
魚を仕入れに東京の築地に行っているときに、要は町販場店に巡りだったのが吉野屋だったんですね。
それで吉野屋の方も加盟されるという。
そうです。魚屋からいきなりお肉屋みたいになっていくというのは面白いなと思います。
その様子を見られていて、戻られた時には吉野屋中心の需要に変わられていらっしゃったんですか。
そうですね。かなり吉野屋も出店はしていたと思います。
なるほど。戻られた後のご苦労とかそういうのは現れたんですか。
苦労といえば苦労なんですけど、振り返ればやっぱりそういう大変さが結構面白かったなというふうには正直思っています。
面白かったなというのはちょっと不謹慎ですけども、吉野屋の10年間の中で、
ちょうど吉野屋が急成長する時期と経営資源のバランスが崩れて倒産事件を1980年に起こしたところと、
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それが会社構成のものすごく僕にとっては素敵な経験をさせてもらった部分が今に役立っているんだろうなと思います。
当時吉野屋が倒産とかいろいろあられた時期、亀田さん側というのはドキドキしないものなんですか。
いや、もちろんそうなんですけど、まだ僕実は吉野屋の社員の中だった。
多分仙台の本部との関係も非常に良かった部分では、かなり吉野屋の本部の人も応援する形をとってくれたのと。
僕自身も若かった部分もあるんですけど、倒産というのはもうなくなってしまうかと思ったんですけど、
会社構成を知らずにみんなで行くところまで行こうみたいなところで踏ん張った部分が極めて面白かったですね。
中島障子様に戻られた後、他のフランチャイズに出ていこうとされたのは何年くらいですか。
吉野屋が実は倒産事件を起こした1980年から、これもすごいんですけど、実は吉野屋はそういう倒産事件を起こすんですけど、
加盟店側は実は利益が上がっているんですよ。
その時本部直営が閉めても加盟店を応援してくれるという仕組みだったんですね。
そうしたときにやっぱり先例としては現状維持か成長かどっちかの選択肢。
でも経営者って基本成長を選びますので、そういうとき吉野屋は出店ちょっとストップしてたんですね。
要はまず会社構成として一回整理してみたいなところから。
でもおかげさまで収益が上がっているので、どこに運んじゃうところの投資をしていくかってところで、2つ目のフランチャイズがモスバーガーだったんですね。
2つ目はモスバーガーでらっしゃったんですね。
そちらのほうはいかがだったんですか?
モスバーガーやってみて、どちらかというと個人向けのIFCかなと思いました。
モスバーガーの後は次の業態は何ですか?
次はサンマルクですかね。
そちらのほうはいかがだったんですか?
めっちゃんこ売れました。
めっちゃんこクレームいただきました。
どんなクレームが多かったんですか?
やっぱり料理が遅いとかですね。
要はフルコースを食べたことないアルバイト、要は高校生や大学生が主なのでホールはですね。
要は料理の進み具合とか、それから提供。
要は進み具合をしっかり確認できないから提供が遅れるみたいな悪循環ですよね。
科学的に非常にリーズナブルだったので、もう多くのおじさんもおいでになったんですけど、
来れば来るほどクレームになってて、僕はもうホールに出るの怖くてですね。
ずっと洗い場にいたのを思い出しますね。
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そうですか。なるほど。
サンマルクの後は次は何になりますか?
次はですね、高台になります。
高台になりましたね。
もうベンチャーリークさんからサンマルクの紹介を受けてから、
ベンチャーリークさんが立ち上げた部分ではお世話になっています。
じゃあ高台になると牛角みたいな。
そういうことです。
どうですか、いろんなフランチャイズをやられてて、今もいろんなフランチャイズ、
サンホンポとかタカエクとかいろいろやってらっしゃいますが、
こういうフランチャイズを選ぶべきだなみたいなのは中島社長様でも確立されてらっしゃいますか?
今やっぱり残っているというか、今もお付き合いしているのは、
本部さんの面倒見がいいなというふうに思っています。
面倒見がいいというのはフランチャイズビジネスでよくご存知だなというふうに思っていますね。
要は本部とそれから加盟店の機能と役割分担がきちんとされているなというふうに僕は感じます。
そういうところとお付き合いしている。
なるほど。やっぱり本部さんを見極める目が一番重要だという話になりますね。
やっぱりそうなりますね。
ありがとうございます。
ちょっと別のお話をご質問させていただきたいのですが、
お好きなものに牛丼を選んでいらっしゃいまして、吉野家さん命なのかなみたいな感じで。
やっぱり自分の人生にとってインパクトは吉野家で仕事したというのはものすごい大きなインパクトと、
それから元々魚屋だったのが、牛肉って僕らの世代は非常に高価なものだったんですね。
それがこの廉価にして食べれるみたいなことに対しての影響はものすごく大きくて、
おかげさまで牛を何頭ぐらい食べたかなぐらいで飽きない商品だなという、
もう全く手前ミスですけどそう思っています。
一番をあげればというところになります。
なるほど。ありがとうございます。
材料の名はボンジテッテ。
本当にフランチャイズ事業をやっていらっしゃる社長様らしいんですが、
これはボンジテッテを選ばれた理由は何かありますか。
これは、いわゆるイエローハットの影山礼作郎さんの本とかお話とか聞いて、
一番いろいろ大きなことを考えるんですけど、
その大きなことになる前に日々何しなきゃいけないかというのを積み重ねは、
当たり前のことを当たり前にやるといったことに気づいたんですかね。
勘弁しまして、この言葉を使わさせてもらっています。
自分に毎日言い聞かせている状態ですからね。
イエローハットさんもフランチャイズ本部さんで。
そうです。
ありがとうございます。
最後にご質問なんですが、これ経営者向け、全国の社長様向けの番組でございますので、
これから起業する方とか、今社長をやっていらっしゃる方向けに、
社長の成功の秘訣なんていうのを教えていただけたら嬉しいなと思うんですけど。
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成功っていうのはどこをもって成功かちょっと僕も分からないんですけど、
やっぱり学生時代、恥ずかしながらぼんやりと勉強していたことが
社会人になって、こういうことだったのかということがすごく分かってですね、
やっぱり多くの経営者の方が尊敬されているドラッガー先生のですね、
一番のやっぱり大事なところは、事業として大事なところは顧客の想像と声の創出なんだと
言った部分を基本にして事業を考えていくことが、
うまくいくことなんだろうなと思って、
どっちかに偏っちゃいけないんだということだと思いますね。
なるほど。
ドラッガーも事業、企業の目的はただ唯一、顧客の想像のみだと言っていますので、
その通りでいらっしゃるかもしれませんね。
ありがとうございます。私も大変勉強になりました。
本日はありがとうございました。
リスナーの皆さんも最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
皆さんぜひご参考にしていただければと思います。
中島社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィズビザはいかがでしたでしょうか。
中島社長様のお話をお伺いし、いや、さすがだなと言いますか、
吉野家命という感じも含めてさすがだなと思うとともに、
マルチフランチャージの成功要因はやっぱりマネジメントだし、
凡事徹底だなと。
実はインタビューをする前もそんな話をちょうどお聞かせいただいてまして、
介護も実は産法本部をやっていらっしゃいますが、
大変高収益でいらっしゃって、時間管理の話をとうとうとお話しされていらっしゃいました。
そういう点で、やっぱり事業をやっていくのはマネジメントというのが一番大切で、
そこを吉野家や里で学ばれて持ち込んでいらっしゃって、
科学的にやっていらっしゃる、そして凡事徹底をされているということで、
ぜひ皆さん方もマネしていただきたい社長様の一人だなというふうに感じております。
私自身もまだまだ凡事徹底できておりませんので、
ぜひ皆さん方と一緒に凡事徹底をやっていきたいと思っています。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。また来週。
およそ10店舗でいらっしゃいます。
弊社は京都で飲食業を営んでおります。
7年ほどかけてお店を10店舗に増やすことができました。
5年以内に県外に10店舗を展開しようと準備しております。
このように経営の方は順調なのですが、アルバイトの採用で少々困っております。
これは皆さん困っていらっしゃるでしょうね。
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周囲のお店よりも時期を高く設定し、勤務時間の融通もつくようにしているのですが、
思うように人が集まりません。求人媒体にも出していますが、それでもうまくいきません。
どうすればアルバイトが集まるようになるか、お知恵をかりくとすることはできないでしょうか。
今の採用、特にアルバイトの採用というのは、自分の会社のホームページを使って、
よくインディードートというふうに言われるのですが、
多摩地スーパーアルバイトとか、多摩地飲食店アルバイトというような形で検索し、
自社のホームページで採用していくというのが、今ちょっと流行っている時代ですね。
ですので、そういうふうに、まずホームページというのの改革をするのが、
一つ重要なんじゃないかなと思います。
一方で、本質的な改革としては、やはり企業文化といいますか、社内風土といいますか、
会社の組織風土というのをどうしていくかという方をきちっと見られることが重要なんじゃないかと思います。
昔、ある県の関東の飲食店とかを経営されている方で、
実は採用コストゼロだと言われた会社の社長さんがいらっしゃいました。
そこは大変アルバイトが楽しく働いていらっしゃって、
必ず友達が呼んでくるし、卒業するときは後輩に、あそこいいよというふうに紹介もしいということで、
実はそこでぐるぐる回していますものですから、そのまま採用しないと。
店舗も新しいのを出すときになると、アルバイトたちは声をかけたり、
またはアルバイトからそのまま社員になる方も出てきたりすることで、
採用費というのは実はほぼゼロなんです、なんていうことをおっしゃっていただく社長さんがいらっしゃいました。
そこも順調に述べられて、もう30店舗を超えるんじゃないかなと思いますが、
実はそっちのほうの強化をきちんとすることのほうが重要なんじゃないかなと思います。
アルバイトでさえもちゃんと査定をして、人事評価制度をつくり、時給も変えていったりとか、
前の会社さんですと、私の知っている会社さんですと、
週一で時給を変えるぐらいちゃんと査定をする会社さんもいらっしゃいました、お店さんもいらっしゃいました。
そういうこともきちんとし、やっていくかつ一緒に働くと勉強になるといいますか、楽しくなるといいますか、
そういうような経営をする組織風土をつくっていくことのほうが重要なんではないかなと思います。
その上で今でいうインディードとかそういったものも使ったり、自社のホームページをうまくつくることで募集をしていくなんていうのがよろしいんじゃないかなというふうに思っております。
本日の3分コンサルティングはここまで。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポトキャストはここまでになります。また来週お楽しみに。
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