00:05
社長に聞くin WizBiz
本日の社長に聞くin WizBizは、支え方が9割で127万文も売っていらっしゃいます。
著者の佐々木圭一様です。まずは、経歴をご紹介させていただきます。
常治大学大学院を卒業後、株式会社箱本入社。
その後、2014年にはクリエイティブウィークウゴカスを設立し、
日本人初のアメリカの広告賞、ワンショーデザインで金賞を獲得されていらっしゃいます。
その他、カンヌ国際クリエイティブアワードにて6つのライオンを獲得し、
国内外が合計55のアワードを受賞されていらっしゃいます。
著者でいらっしゃる佐々木様でいらっしゃいます。
支え方が9割は、先ほど申しました127万部を突破していらっしゃるということで、
情熱大陸などにも多数出演されていらっしゃる素晴らしい社長様でいらっしゃいます。
佐々木様、本日よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まず最初のご質問は、ご出身は神奈川ということで、神奈川のどちらでいらっしゃったんでしょうか。
横浜ですね。ただ、出身はそうなんですが、
僕は市の転勤で本当に同じ場所にあんまりいなかったという、
そんな幼少期を過ごしていましたね。
そうでいらっしゃいますか。神奈川、横浜出身で、
お姿からシティボーイっぽいなという感じをお見受けしたんですけれども、
小学校、中学校時代ではどんな幼少期を過ごしになられましたか。
そうですね、転校生だったので、その地域、その地域に、
コミュニティがすぐできているところに入らなくちゃいけなくて、
非常に苦労したということを覚えています。
何回ぐらい転校されたんですか。
転校でいうと1回、2回、小学校のときと中学校のときにしていますね。
小学校のときの転校も大変でしたし、中学校も大変でしたね。
いじめとか受かられたことはあられますか。
そうですね、やっぱり話をするだけで笑われるという経験をしていて、
方言が違うということで、遊び方も違うし話し方も違うというところで、
話すだけで笑われるという経験をしましたね。
小学校のときに一番つらかったのは、嫌だった時間というのは休み時間なんですよ。
何でかというと、人と話をしないといけないという。
じゃあ、もともとはある意味話し方の先生でいらっしゃるんですが、
話すのあまりお好きじゃなかったという感じでいらっしゃるんですか。
いやもうね、幼少期とか人と話すのすごい怖かったですね。
その反動はやっぱりあって、どうやったら上手に話ができるようになるか、
伝えられるようになるかということは、すごい真剣に考えたという、
そのベースができたのが幼少期だったかもしれないですね。
03:02
そうでらっしゃるんですか。ちょっと驚きでございますが、
高校時代はどんなふうに過ごされられましたか。
高校時代は、そうですね、勉強だけしてたっていう、
あとは山に登ってましたね。
部活かなんかじゃなくて。
そうですね。
部活でした。登山部かなんかじゃなくて。
なるほど。勉強もだいぶできたんじゃないですか。
いや、そんなもう全然、勉強する時間長かったですけど、成績は良くなかったですね。
そうですか。そうは思いっきりしないんですけども。
大学は大学院の城地大学でいらっしゃったんですか。
はい。
選ばれた理由とかは何かありますか。
城地、そうですね。
いや、なんで行ったんでしょうね。
城地の理系なんですよ。珍しいですよね。
珍しいですよね。英語とかそっち系じゃないんですか。
そうですね。僕は理系、なんで理系に行ったかというと、
文系の微妙なニュアンスとかよく分からなかったんですよね。
今でいうとコミュ障というふうに言われている、
そういうカテゴリーの人間だったんですね。
人とうまくコミュニケーションができなくて。
それよりは理系の方が、なんていうんでしょう。
理数系って答えが1個しかないじゃないですか。
それがすごい心地よかったんですね。
文系というと、例えば国語って答えが2個とかあったりするじゃないですか。
こっちもいいしこっちもいいみたいな。
そういうファジーな感じがよく分からなかったんですよね。
それで僕は理系に行ったと。
就職活動とかそこからしたんですけど、
普通だったら、例えばメーカーとかに、
僕の友人とかみんな行っているんですけど、
どんな仕事をするか、どんな人生にしたいかというふうに悩んだときに、
僕が思ったのは、本当はもっと人とコミュニケーションできるように変わりたいんだっていう。
幼少期のころに人とうまく話せなかったということとか、
パッとしない中高時代とかっていうのがあって、
本当は人とコミュニケーションできるように変わりたいんだっていうふうに
すごい考えたっていうことを覚えてますね。
そうでらっしゃいました。
ちょっと理系というのも驚きですが、
コミュニケーションという話はもっと驚きでございまして、
理系というのはどういう勉強をされていらっしゃったんですか。
機械工学というのを勉強していて、
今でいうとロボットとかそういうことだと思うんですね。
人とコミュニケーションするより、
ロボットと一緒にいるほうが心地よかったというか、
ストレスがなかったっていう、そういう学生時代でしたね。
なるほど。ちょっと驚きな話で大変新鮮なんですが、
06:00
ある意味コミュニケーションを直すためというような感じで
博報堂を選ばれたみたいな感じなんですか。
就活をしたときに、
一番自分のコミュニケーション能力を上げられそうな会社ってどこかな
ということをいろいろ探したんです。
そうしたらコミュニケーションを仕事にしている会社があるというふうに知って、
博報堂に行きたいなというふうに思いました。
なるほど。博報堂は何年ぐらいいらっしゃったんですか。
博報堂は15年いましたね。
15年間で学ばれたことだったりございます。
そうですね。コピーライターという仕事をしていたので、
毎日言葉と向き合い続けて、
あとプレゼンを毎日のようにするんですね。
そうするとどういうふうにいったらクライアントがOKって言いやすいよと、
例えばこのコピーを買いましょうって言いやすいかみたいなことが
15年続けているとわかってくるようになるんですよね。
あとはうまく伝わらないなと思っていた言葉も
どういうふうに言えば伝わるようになるかということを
わかるようになるんですね。
でも入社した当時というのはそれが全くできなくて、
各コピーも全部ボスになってしまって、
本当に向いていない仕事に就いちゃったなと思って
すごい悩んだ時期もありますね。
ある意味伝え方9割の原先というか学びは
博報堂時代に学ばれてそのままなっていったという感じですか。
そうですね。学んだというかあるとき気づいたんですよね。
各コピー全部ボスになってそれが毎日続いて何ヶ月も続いていて
本当にどうしようかなと思ったんですね。
すごいストレスがたまってストレスがたまると
人って何かにぶつけたくなるらしいんです。
例えばお酒にぶつける人もいれば
あとはスポーツとかにぶつける人もいると思うんですけど
僕がぶつけたのがプリンだったんですね。
プリンを1日に3つ食べ続けた。
それでもう激太りをするんですけど
でも1個だけやっていたことがあって
それは世の中にある何かこの言葉がいいなって思うことはありません。
例えばドラマを見ていてこの言葉いいなとか
あとは本を読む時とか
ドラマを見ていてこの言葉いいなとか
あとは本を読んでてこのフレーズいいなって思うものがあったら
それをノートに書くっていうことをやっていたんですね。
そのノートを見ていたら何かこの言葉いいな
何かこの言葉って似てるなって思うようになったんです。
例えば考えるな感じろという
モエオドラゴンブルースリーの名言であったり
あとは最高で禁、最低でも禁という
09:03
田村亮子選手の言葉
これ何か似てるなって突然思ったんですね。
何か思います?
ちょっと私かなりのズブの素人なんでちょっと分からないんですけども
両方とも正反対の言葉が入っているんです。
考えるに対して感じる。反対ですよね。
最高に対して最低。両方とも正反対のものが入っていて
これもしかして何かそういう法則があるのかなと思ったんですね。
言葉の中に正反対の言葉を入れると印象深い言葉になるんじゃないかと。
例えばあなたが好きですって言うにしても
好きの反対の言葉を手前に入れてあげる。嫌いですよね。
嫌いになりたいのにあなたが好きって言われたらちょっとドキッとする。
普通にあなたが好きって言うよりもドキッとするんじゃないかなと思ったんですね。
そういう法則があるんだと。
それまで言葉って閃くものだって思ってたんです。
僕はもうすごい閃くことはできなくてどうしようもないと思ってたんですけど
何か法則があるんだというふうにちょっと理系の脳がそこで働いたのかもしれないんですけど
あ、だったらもしかしたら法則があるっていうふうに発見できたら
自分も閃くことができなくても作ることができるんじゃないかと。
言葉って作ることができるんじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
そういう視点で世の中にある言葉を見始めたら
いろんな言葉は実は法則で話せるようになった。
例えば何かお願いをするにしても
例えば残業して企画書書いてっていうふうに
部下にお願いするにしてもそのまま行ったら
部下は残業なんてしたくないしやだなと
働き方改革って言われてるのになんだよっていうふうに
部下は思ってしまうかもしれない。
だけど例えば君の企画書が刺さるんだよ。
明日までにお願いできないというふうに
相手を認めた上で言ってあげると
やってもいいかなって気分になると思うんですよね。
伝え方の際の中で認められたい欲という技術で
解説させていただいてるんですけど
人は認められると相手の期待に応えたくなるんですよね。
のような伝え方の法則、今までNOって言われたものも
なんといえばYESって言えるかっていう
そういう法則を見つけることができたんですよね。
この15年間白歩道にいて、その後独立して5年間
20年間の中でプレゼンを通して
どういうふうに言ってあげれば相手がYESと言いやすいかという
12:02
そういう法則を7つ見つけて
それをまとめたのが伝え方が9割だったんですね。
なるほど。
お聞きしていると、完全に理系能って言ってよろしいのかどうか
論理性の高い、佐々木さんが論理性が高いんだというのが
伝わってくるんですけども
多分それは元々の素質というか
そんな感じでいらっしゃるかなと思います。
ひらめくっていうことができなかったんで
法則にできるって思ったら再現性が出てきたんですよね。
よくコピーライターの仕事をしていると
どうやってひらめくんですかって言われるんですけど
僕はひらめきはそんなにない人間で
でもひらめきはないんだけど
どういうふうにやればいいかという法則を作るというのが
すごい得意で、でもその法則って
知れば誰であっても応用が効くんですよね。
なるほど。
佐々木さんの大変な図の明石な感じが伝わってきて
大変ちょっと興奮しておりますけども。
3分コンサルティング
ウィズビズが社長の悩みを解決
本日の3分コンサルティングはT社様、研修会社社員20名ということです。
こんにちは、私は都内で法人向けの新人研修会社を創業し
7年になります。
素晴らしいですね、7年。
いつもウィズさんのメールマガジンは配読しています。
魅力的に目を引くメールタイトルが多く
他社さんのメールマガジンを比較しても
つい気になって開封してしまい
セミナーにも何度か学ばせていただいております。
ありがとうございます。
ぜひ多くのセミナーにご参加いただければと思います。
以前の放送でウィズメールマガジンは
一般の社員さんが書かれていることに大きき驚いたのですが
どのように社員さんたちに魅力的なキャッチコピーを書くスキルや
ターゲット読者に響くような文章の書き方を指導しているのでしょうか。
弊社はターゲット法人のアドレスをリスト化し
人品にメールを送って
ポイントを取ることを繰り返しておりますが
なかなか社員の書くスキル、伝えるスキルの指導に苦戦しております。
御社の企業さんみたいなのかもしれませんが
差し支えない範囲でお教えいただけますと幸いです。
ということです。
私も実は社員の教育というのは大変苦労してまして
入社して1年たち2年目になり3年目になりという社員が何人もいますが
何で彼は日本語ができるようにならないんだろうと
実は非常に悩んでいますので
そんな素晴らしいことを言えるかと言いますと
ちょっと悩ましいところがございます。
ただ私どもが伝えていることは
とにかくターゲットを明確にしろということを言っています。
私どものお客様は社長様方ですので
社長というのがターゲットなんだということはもちろんのこと
その悩みごとに社長さんのニーズは違うので
悩んでいる社長のある意味ターゲットを明確にしなければいけない
15:05
ある意味ペルソナを明確にしなければいけない
資金調達に悩んでいる社長はどんな人みたいなイメージを持たせるというのが一番最初です。
その人たちは悩んでいることに向かって文章を書いていくということを
繰り返しやらせるというのが正直なところです。
かつメルマガの文章は全て私を通らないとダメだということにしてまして
サイトでもチラシでもメルマガジンでも外に出てくる文章は
全て私の面に触れてチェックを受けてから出ないと外に出ないと
プラス社内の人間たちがダブルテックストリクチェックで文章の変なところを直していく
みたいなところまでやっております。
その繰り返しをやっていくと
なぜこの文章がダメなのかボツなのか
なぜこの文章はいいのかというのがまず一つ分かってきます。
プラス送ったメール文章に対してのクリック率というのは必ず出ますので
そうするとクリックされたものはいい文章だし
クリックされないものは悪い文章ということになりますので
そういう点で数字が全て教えてくれるという形で
全て従業員に明らかにしてまして
毎週毎週そのクリック率が付きますものですから
結果的にうちの社員たちはこのメルマガが当たった、このメルマガが当たらない
そんなことを分かりながら文章の書くスキルというのが
だんだん少しずつ上がっていくというものになっています
最後にお伝えするのはやっぱり文章力が人によって全く違います
佐々木さんのインタビューを先ほど撮ってたんですけども
ぜひ佐々木さんのインタビューもお聞きいただいているのかもしれませんし
ぜひ聞きたいなと思うんですが
正直言うと理系のメンバーのほうが日本語力というのは上がりやすいですね
正直言うと論理性の高いメンバーのほうが上がりやすい
論理性の低いメンバーの日本語力を直すのが一番苦労します
かつ最低1年はかかるんじゃないかと
論理性の低いメンバーは1年以上必ずかかると
論理性の高いメンバーは1ヶ月2ヶ月ですぐに直ってきます
ですのでそこら辺も見極めてご指導されたらいいんじゃないかなと思います
諦めず2年3年やってますとほぼ100%の社員、実は文章力は直ります
それが年は関係ないですね
50歳のメンバーも40歳のメンバーも30代のメンバーも20代のメンバーも変わらず
必ず直ります
ただし1年かかるやつもいます3年かかるやつもいます
もちろん1ヶ月のやつもいます
その差はありますので諦めずにご指導いただくというのが
最後の3点目かなというふうに思っております
本日の3分コンサルエントはここまで
また来週
18:12
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました
本日のポッドキャストはここまでになります
また来週お楽しみに