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2021-08-18 25:04

第241回 春日博文氏(ポート株式会社代表取締役社長CEO)【後編】

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今回は、領域特化型のインターネットメディア事業を展開する、ポート株式会社の春日博文社長にお越し頂きました。

春日氏は、大学在学中に新卒採用支援やプロモーション支援を個人事業主として開始されました。
そして、大学卒業と同時に、現・ポート株式会社を創業され、2018年に当時30歳という若さで東京証券取引所マザーズ市場及び福岡証券取引所Q-Board市場重複上場へと導かれました。
学生時代は何をしても「そこそこ」だった春日氏が、現状打破のためにおこなった「挑戦」とは?人生を切り開く、経営哲学のヒントが得られます。ぜひインタビューをお聞きください。




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
創業の時には最初から上場は狙っていたんですか?
上場というところまでは正直、気持ちとしてはそこまで思っていなかったですね。
というか、そういうビジネスのことをそんなに知らなかったと思いました。そこまでは。
ただ、やっぱり創業して半年ぐらい経った時に、一定程度事業がグッと伸びて、
これ、投資家の人とかに、僕ら創業の時にベンチャーキャピタルとか出資を受けているので、
その方に半年ぐらい経った時に、加瀬君、これ利益1億円の人に上場できるよみたいな話をされて、
上場というのがあるのかみたいな感じで、話としてはスタートしたんです。
業界的に言うと、リブセンスさんがちょうどその頃の上場じゃないですか。
そうです。まさに2011年とかじゃないですかね。
もうちょっと若い子だと、ウォンテッド・リーさんとか、ちょっと業界的には割と御社とかすっているというか、
似た部分もあるみたいな感じなので、周りから影響されたなんてのはあられましたか。
いや、正直そこまでの目線がなかったです。
いろいろそういう視点を持って起業できてなかったです。
そういった意味で言うと、目の前の今の事業に対する向き合い度レベルを高めるというか、
逆に言うとそれ以外考えないという、やっぱり自分の基本的なスタンスとしても、
18年間大学入るまでそんなにうまくいった経験ないし、大学の時も結局ビジネスばっかりだったし、
それでなんとかなったということから考えても、どう考えてもマルチでできないなと思っていたんですよ。
ということは、とにかく一点突破で、やれるだけやろうという形でやってましたので、
今もそういうところもあるんですけど、そういうこともあって、
そんなに周りの展望みたいなものを肌で感じたりとか、周りのライバルがどうとか全く考えていなかったです。
なるほど。上場に向けてのご苦労とかは途中段階でお感じにはなれられましたか。
そうですね。もちろんたくさんありましたね。
例えば創業時でも、すごく学生企業でやっていたので、大学生たちの集団が会社化しているぐらいの形を出したので、
会社を組織化しようとすると、絶対そこに歪みが来たりとかすると思うんですよ。
やっぱり中途のメンバーが入ってきたりとか、だんだん会社になってきたんです。
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そうすると、サークル的にやっていたメンバーたちからすると、だんだんそこに肌感が合わなくなっているので、
ある種会社を辞めてまた起業したりとか、そういうようなメンバーもたくさん出たりもしましたし、
あとは年々、我々も上場するまで約、いわゆる銀行の借り入れも含めて、
あとはベンチャーキャピタルからの投資も含めて、総額だいたい20億円を調達してガンガン投資してましたので、
そういった意味では、キャッシュアウトするリスクも向き合いながら、
どうやって会社をよりさらにレバレッジかけて大きくできるのかということに向けて取り組んでいました。
20億円も資金調達して投資をしてというのは、いわゆるAmazonとかそういう系統に似ていらっしゃるというか、
最近でいうとユニコーン企業とか言われる、ちょっと小さいファンという感じなんですが、
その辺の知識はもう最初から終わりでいらっしゃったんですか?
いや、それはなくて、やっぱり一番最初に創業時に支援してくれたベンチャーキャピタル以降、
ざっくり丸3年ぐらいは調達してなかったんですよ。
というか、そういう頭にもなかったんですよね。
一定程度業績も回っていて、むしろ投資するという手法があまり思いついていなかったと思います。
その趣旨を受けて投資をしてJカーブを描いていく、そういった仕方というのが頭の中になって、
そこがたまたま出会った投資者の方々とディスカッションを重ねていく中で、
そういう戦い方でより会社を大きくしていくんだなというところも、
これたぶん確かにレバレッジかけるためにはすごくいい勝負になるなと思って、
最初からずっと思っているんですけど、今でもまだまだだなと思っているので、
正直自分たちぐらいの当時の規模だと、会社が仮に潰れたとしても極端なしで、
そんなに社会的な影響はないわけですよ。
となると、存続を目的にして会社経営をやる必要性って全くないと思っていて、
とにかく投資フェーズだろうと、リスクを持って結果的に大きくなれるチャンスがあるんだったら、
積極的にそれを使おうという、そういうスタンスでしたので、
それを知って、これは自分にすごくフィットするなというふうに思った次第でしたね。
なるほど、ありがとうございます。
組織が大きくなっていって上場を目指していると、いわゆるガバナンス、コンプライアンスとか、
あとマネジメント上の問題とか、そういうので悩まれたことはあまりなかったですか?
いや、そういうのも未経験なことばかりでしたので、たくさんありまして、
やっぱり、我々もメンバーのフェーズフェーズでメンバーが入れ替わったりしていたので、
そういったところではマネジメントに苦労したところも多々ありましたね。
やっぱり、これは自分自身も経営者として、会社のカジトリをしていく経営者として、
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マネジメント能力っていうのは常に引き上げていかなくちゃいけないことだなというのは、
今でももちろん思っているんですけど、やっぱり当時はそれがよりさらにそんなに高くなかった。
そういったところから結果的に離脱を生むケースもありましたし、
一方で新規の事業というところもたくさん作っていたので、
でもやっぱり上場準備しようとすると、そのガバナンスをまさに整えなくちゃいけない。
その整えなくちゃいけないというプレッシャーを社内に与えつつも、
いやいや、事業を成長させろよというプレッシャーを与えるという、
両面のプレッシャーを与えなくちゃいけないというか、
特に上場準備フェーズというのはすごく重要だと思うんですよね。
今はもちろんそれもガバナンスが重要なんですけど、
一定程度とはいえガバナンスは効いているので、その中で新規事業を作っているから、
逆に言うとまだ楽で、当時はガバナンスがそこまでまだまだ効いていない中で、
効かせながら新規事業を作るので、これものすごく難しいなというのは数年思いました。
なるほど。どうですか。上場した後と上場前とで何か差があるということはございますでしょうか。
たくさんあると思います。やっぱりまずどうでしょうね。
一つは採用ですよね。これはもう皆さんおっしゃると思うんですけど、
基本採用活動においての信用力が圧倒的についていると思うんですよ。
特に大卒者、最初に就職するという会社を選ぶ大卒者からすると、
ある程度上場会社に対しての目線感というのは一定程度ポジティブに見ているというふうに私としては認識しています。
加えて、やっぱり我々って各領域のインターネットのメディア事業をやっているので、
各領域ごとにお客さんを獲得してくるところがすごく重要なんですね。
例えば就職で言ったら採用する企業とか、
昨年も案内しましたけどリフォーム領域で言うと全国の施工店さんとかですね。
あとはカードローン、ファイナンス関連で言うと金融機関。
そういうですね、それぞれのお客さんを開拓するにあたって、やっぱり上場会社になったことによって
トップセールス的に上からアプローチするところも断然やりやすくなりましたし、
一つ契約書を締結するということにとっても、やっぱり上場会社になったことによって
他社から見られる余進の見られ方っていうのもだいぶ変わったと思うし、
あらゆる面で、大概的なところからの見られ方が変わったんじゃないかなと思っていて、
それがすごくポジティブに働いているなっていう実感値があります。
ありがとうございます。
そうしまして、宣伝がてら本社の事業内容をご説明いただければと思っております。
ありがとうございます。我々は今、非日常体験って呼んでるんですけど、
非日常体験っていうのは、いわゆるユーザーが日常的に食べ物を食べるとか、
何かの洋服を買うとかですね、旅行に行くとか、そういう日々日常的に考えることではなく、
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就職リフォーム、ファイナンス、いろんなですね、日常的じゃなく非日常的に考えるような領域においての
ユーザーの意思決定の支援をするために、ユーザーと事業者さんのマッチングビジネスというのを展開しています。
これは、いわゆるユーザーさんからすると、非日常だからこそ不透明、
なかなか非日常だからこそ意思決定が大変。
そういったマーケットにおいて、よりオープンな情報であり、
より皆さんの集合地を提供することによって、多くの意思決定を支援していきたい。
そして事業者さんにとっては、これまで紙立てたりとかチラシ、そういったまたリアルな営業、
そういうところでですね、反則活動にすごくお金をかけていたところを、
成果報酬で効率的にユーザーを獲得することができるということによって、
ある種彼らの業務効率化の一つをマッチングDXというところで取り組んでいると、
そういうような会社になっています。
こういった事業展開というところを通じてですね、
我々まさに今中期経営計画を立てて取り組んでおりますが、
来期タイミングでですね、売り上げ高100億円の、
いったら20億円以上というところの業績計画というところに向けてですね、
急成長を果たそうとしているという会社ですね。
はい。
はい、ありがとうございます。
少しまして、ちょっと違う質問もさせていただければと思っております。
好きなもの、好きなことを事前にお聞きしていてですね、すごいですね。
仕事、仕事ということです。
仕事以外は、ご趣味とかも仕事以外はない感じでいらっしゃいますか?
そうですね、考えたんですけどなかったです。
じゃあもう仕事が人生だし、趣味だし、みたいな感じで。
そうです、そうです。仕事っていうのがイコール全てが、
例えば今の会社でやる仕事というふうには思っていなくてですね、
例えばそれはその中には当然ながら、
例えば個人活動も含まれるかもしれませんし、
いわゆるお金になかなか対応できない、
お金になかなかならないような事業だったりとか、
サポートだったりとか、いろんなものがあると思うんですよ。
そこも踏まえて総括すると、やっぱり自分は何かを生み出すことを通じて、
世の中的に何かが残るような、世の中的に何かの価値があるようなことに
全て時間を使いたいなと思っていて、
逆に言うと自分が何かを楽しみたいみたいなのはそんなにないんですよ。
そういうことも踏まえて仕事とさせていただきました。
ありがとうございます。上場企業のプロ経営者らしいお話で対応できるんですけども。
座右のメモをお聞きしてまして、一位決実ということで、
これを選ばれた理由というのは何かございますでしょうか。
これは一つの物事、一つの物事に対して一生懸命取り組まないと
身にならないよという言葉なんですね。
これは過去から今日までのこれまでの人生を振り返っても、
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やっぱり集中して実現したいと思うならば、そこに集中することが最も大事なことである
というふうに思っているんですね。
これは例えば新規事業を作るときもそうですし、何かを成し遂げようとするときに
全てに対して言えることだと私は思っていて、そういった意味で何かをやるときは
まず決めたらそれ以外捨てる。
そういうスタンスで臨むんだということを座右の銘として定めたんですね。
ありがとうございます。
多分リスナーの皆さまから大きな声が出ている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
結局多分ですね、昔からそうなんですけど、思い返すと小学校の時に6年間サッカーを辞められないとか、
中学校もそうですけど、特に大学受験で人より何倍も勉強をするとかですね。
あとは短距離より長距離早いとかですね。
何か全てがですね、結構そこに向かって負けず嫌いでとことんチャレンジするタイプなんですよ。
逆に言うと、そうしないとそこで勝つことができないというタイプでもあるので、
それを自分でも分かっているから、あんまり多くを望まない。
そういうスタンスであると。
ありがとうございます。
リスナーの皆さん、尊敬される方も多くいらっしゃると思います。
最後の質問でございますが、この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらと思っております。
ありがとうございます。
そうですね。まず、企業を考えるときには、やっぱりリスクが常に付きまとうものだと思うんですけど、
やっぱりそのリスクって基本的には年々上昇していくはずなんですよ。
私もよくやりたいこと、やらなきゃいけないこと、できること、
そういうマトリックスで考えたときに、やっぱりできることを増やして、
いろいろ何かリスクを考えるときに、何かやろうとするとリスクを考えて、
そのリスクを解除するためにはできることを増やそうと思っちゃうんですよね。
例えば、起業したい、でも能力がないからまず機能を勉強しようとか、
まずこのスクールを受けようとかですね。
そうやってできることを増やしていくんですけど、
やっぱり起業って、起業した瞬間もう完全に総合格闘技になって、
分かんないことを全部やらなくちゃいけないこととして取り扱わなくちゃいけないんですよね。
そうすると、できることを増やして、そこから何かちょっとやろうとかっていう時間はもうないので、
もう全てやりたいことっていうところに向かってまず一歩を踏み出してしまって、
そこから全部やらなきゃいけないことにした方が、期限も明確になるし、
ゴールがやりたいことに向かっていくものなので、すごく明快になるかなと思うので、
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意思決定にもし迷うところがあるとしたら、私は早くすぐにしたことがないなというふうにまず思っています。
そういった中で、そこからは経営者として成功するっていうところは、
人それぞれの戦い方が僕はあると思っていて、
それがまず私の場合は、限りなくやることを減らす。
限りなく勝負ポイントを減らして、そこで絶対に勝ちにいくっていう感性を取り組むとかですね。
多分もう20年ぐらいは生きていると、自分の人生での勝ち方って何となく見えていると思うんですよね。
なので、その勝ち方に忠実に経営するってことだと僕は思っていまして、
そこを自分なりに見つけて、それを自分なりに表現、実行する。
そういったところが大事なんじゃないかなっていうのは思っているところですね。
ありがとうございます。多分リスナーの皆さんもまた会おうというふうに思いながら、
お聞きいただけたと思います。
リスナーの皆さま、本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。ぜひ皆さまのご参考にしていただければと存じます。
加須賀社長様、本日はどうもありがとうございました。
社長さん、ありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィビビは、加須賀社長様、
ポート株式会社さん、マザーズ上場企業の社長様でいらっしゃいました。
素晴らしいですね。やっぱり学生で起業して、そのまま社会人にならずに創業して、
そのまま上場まで持っていくわけですから、やっぱり何だかんだそんな言いながら
聡明でいらっしゃいますよね。聡明の自分のことをよく分かっていらっしゃって、
それに合わせてちゃんと努力をなさっているという感じの社長さんで、
まさに何でしょうかね、仏教的に言うと修行僧みたいにコツコツやっている感じがして、
ある意味、人間として一番正しい方向性をやっていらっしゃるのは
加須賀社長様というふうに私なんかは感じました。
皆さん方はいかがでしょうか。やっぱり上場必須社長さんのレベルというのは
そういうレベルまでいっているんだなというのを感じさせていただき、
本当に大変勉強になりました。皆さん方もいかがでしたでしょうか。
ぜひ皆さん方、一意決実ということで必死になってやれば物事は結実するということで
一緒に頑張っていきましょう。本日の社長に行くinWiZはここまで。また来週。
3分コンサルティング。WiZWiZが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングはB様、機械部品製造業だそうです。
現在息子へ3代目の世代交代を進めております。
コモンゼリシエ自社の保有株の対策、経営権の異常、銀行への保証人切り替えなどを依頼しております。
手続きがうまくいっている反面、悩みしいのは現従業員が息子についてきてくれるのかということです。
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私や先代の考え方に染まっている従業員たちは、同じ立場のように高みの見物で
やれるものならやってみるよ、や、先代社長はこうだったという態度で接しています。
最悪首を切る手もありますが、苦労を共にし会社に貢献をしてきてくれた社員を解雇するのは
心情的にも法律的にも難しいと感じています。
息子は最近、先代社長が言っていたけど、社長業は孤独だよねと寂しげに言っていました。
会社を変えていこうとやる気を出してくれているのは良いのですが、
このままこの問題を放置し息子にバトンタッチすれば、
新社長対社員という最悪な会議構造を招いてしまうのではないかと危惧しております。
どこまで親として、現社長として手を加えて良いのでしょうか。
厳しく身を引いた方が良いのでしょうか。アドバイスをよろしくお願いします。
大変これ難しい問題ですね。どこの会社さんでもこれから事業証券問題は
多かれ少なかれ必ずいっぱい出てまいりますので、ちょっと大変な話でございますが、
何でもそうなんですけど、最悪の事態を想定して楽観的に対処するというのが答えなんじゃないでしょうか。
ですので全社にいなくなってもしょうがない。ただしやるべきことをきちっとやろう。
ある意味、社員さんたちとちゃんと向き合ってみて、結果的に辞めていくんだったらもうしょうがない。
そういう風に思うのが一番良いことなんじゃないかなと思います。
ですので、まずは息子さん、3代目の息子さんが腹をくくここが一番最初なんじゃないかと思います。
社長は孤独だよねっておっしゃいますが、そんなの当たり前で100人対100人の社長が孤独です。
私も社長業をやってまして孤独で、時より一人でトイレで悩んだり、散歩しながら悩んだり、または一人だけで悩んだり、そんなもんです。
ですので、やっぱり孤独で寂しいということならば、息子さんにウィズビズの新谷というのがのみに連れてってくれるらしいよと言っていただいて、
愚痴の一つや二つぐらいだとお聞きしますので、ぜひそういう風に思っていただいて腹をくくっていただきたいなと思います。
一方でとはいえ、その従業員への対応というのはきちっとやらなければなりません。
ですので、ご方針を決め、息子さんがご方針を決め、そしてその方針に従ってやっていって、結果的に従業員が全部入れ替わっても仕方ないと思っていただいたらいいんじゃないでしょうか。
前に情状企業様のインタビューをしたときに、その方は二代目でお父様の会社を継いでいたときに、いわゆる番頭さんがいらっしゃったんですが、
その人は引いていたんですが、番頭さんをとにかく去っていっていただきたいというのが社員全員の意見だったので、去っていただき、自分が社長になったと。
その後、引き継いでいろんなビジョンを出したりとか理念を変えたりとかいろんなことをしていって、引っ張っていって、いわゆる情状企業を引っ張っていったわけですが、
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結果的に60名近くの社員のうち、今残っているのは6名という話がございました。2名ぐらい。
あなたに戻ってきてほしいと言った人々がだんだんやめていくと。こんな感じなんですね。それはしょうがないですね。
もちろん、なるべく社員さん、従業員さんの方には残っていただきたいと、手は尽くす。
でも、どうしても居心地が悪かったり、どうしても会社の保守にたまらなかったら、仕方ないですね。
お互いの幸せのために去っていっていただくと。こういうことなんじゃないかと思います。
実際、私どものウィズ株式会社も当初20人引き連れて外に出しまして、その後どんどん入れ替わって、今も20人ぐらいなんですけれども、8割が入れ替わっています。そんなもんだと思います。
私の方針や社会の環境や自分の生き方と合うか合わないかみたいなところがございます。だからそれは仕方ない。
でも、なるべくは社員、従業員の方に一緒にやっていってほしい、一緒にやっていこうということを言って、どうしようもなくなったら去っていっていただく。こういう感じだと思うんですね。
これは他の会社さんでもそうだと思います。
最後、古い社員さんがついていっている場合は、お次になった社長さんが何としても自分がこの会社をやるというふうに立た直していらっしゃいます。
債務超過だったり、売上よりも借金の方が多かったりとか、そういう企業を立て直した企業の社長さん、何人もお聞きしますが、皆さん方、俺がとにかく社長をやる。
俺が何とかする。これで何とかならなかったら、俺が借金を背負って自己発散するなり倒産するなりするという覚悟を持ってやったことによって、結果的に借金がゼロになりました。
売上は3倍になりました、みたいな企業さんを作っている企業さんがほとんどです。
結果的にそれは息子さんの腹のくくり方次第だということを示しているんだと思います。
そういう意味で、ぜひこのB様の息子さんが腹をくくことが重要だと。
ただし社長は孤独なので、たまにはお父様がお酒にお付き合いになっていただいて、この墓場のくくるのを見守ってあげるということが重要なんじゃないかなというふうに思います。
ぜひ祈るなり願うなりして、息子さんの成長を願ったらいいんじゃないかなと思います。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くinwithreadをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
24:00
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもwithbizが運営するウェブサイト、ke-noteでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でke-noteスペース社長インタビューと入力いただき、ke-noteのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くinwithではここまで。また来週。
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