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2019-03-27 24:06

第116回 鈴木清幸氏(株式会社アドバンスト・メディア代表取締役会長兼社長 代表執行役員)【後編】

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今回は、音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う、株式会社アドバンスト・メディア鈴木清幸社長にお越しいただきました。

愛知県ご出身、学生時代は勉強とテニス、生徒会長などを同時にこなされながらも、独学で京都大学に合格されます。京都大学大学院、博士課程に進んだ後、東洋エンジニアリング株式会社にご入社し、AIの普及活動に邁進されます。その後1997年に独立をされ、2005年には東証マザーズに上場されました。
学生の頃より目的志向・飽くなき成長への探求を絶やさず、事業では一貫して最先端の技術で社会を変えることに取り組まれている、素晴らしい社長様です。ぜひお聞きください!




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社長に聞く、in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
1997年に株式会社アドバンスト・メディアさんを設立、独立されていらっしゃいますが、独立しようと思ったきっかけというのは何かございましたか?
これはですね、12年間、日本でのAIの普及活動、エクスパートシステムを作ったりとか、いろいろやってですね。
いそしんだんですけど、結局、儲からないと。
ですから、やっぱりこう、第2次AIはですね、結局人間の頭脳に近づく学問であったんですね。
ですから、人間を超えられないので、やっぱり人間の方が価値が高くて、結局AIにはお金がつかないみたいな。だから儲からなかったんです。
これはダメだなって、このままやっても資金を使い切ってしまうだけでダメだなっていうのが1つあった。
2つ目はですね、ちょうど12年やって、そういうことを気づく前から、私はカーネギメロン大学で短期集中コースを受けて、知識工学者の認定を受けた人なんですね。
カーネギメロン大学からね。
ちょうど12年間やってくる1年前ぐらいのところで、カーネギメロンで音声認識の天才に近い、非常に優秀な人たちと知り合うんですね。
ちょうど彼らはカーネギメロン大学に集結させられた人たちで、そのトップはカーネギメロン大学のロボティックス研究所があって、そこでいろいろ教える準教授、アレックスワイベルって言うんですけど、
この人間がもともとドイツ人で、カールスルイエ大学というドイツの優秀な教科系の大学があって、そこの仲間を集めて、そしてアメリカでは国防総省ダーパーの研究機関があるんですね。
そこで認められるとハイテクという称号が与えられるような、そういう関係になっていまして、カーネギメロン大学にはもう昔からスフィンクスというエンジンがあって、今もそれはパブリックドメインになっているんですけど、
そこの向こうにあって、自らジャヌスエンジンというのをイメージして作ろうとしたこの野心家がいましたね、アレックスワイベルという。
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それを集めて、ダーパーのコンピューションで優勝するということでやって、1996年、97年、2年連続優勝した人たち、こういうことを知り合うんですね。
彼らとビジネスを一緒にやろうかといって、乗ってくれたのも企業のきっかけなんです。
なるほど、じゃあカーネギグループの養成プログラムにご参加したのから過ぎずって、そのままお出会いがあってという感じの流れですね。
そこから12年間、いわゆるAIの活動が始まるんです。12年後に創業しようとしますよね。
そこにさっきの一つ、やっぱりAIは儲からないという思いと、その前に、1年ぐらい前に彼らとカーネギメロンロボティック研究所で知り合ったわけですね。
そこで話をしていこうかという、こういう話が一応なっております。
そうなんですか。株式会社アドバンスコメディアを設立されたんですが、そのときの事業、温泉認識の、今もやってらしい事業の原型ということで。
原型です。原型というか、私はしつこくやる人間なので、ビジョンは変わってないです。
だから今まで、AIでビーネスにしようと。だから結局AIがあふれた世界を作ろうというのが今までの12年間の目的だったんですね。
それが難しいと、儲からないと。
ですから、私が考えたのは、AIがあふれる世界に行くんだけど、行くにはまずインターフェース、つまりAIに対して自然に要求を伝えられたり、コミュニケーションがしっかりできることが重要である。
それは温泉認識だと、こういう素晴らしい人たちと知り合って彼らも協力してくれると言っているわけですから、そこで決めるわけです。
だからまず温泉認識を当たり前にするというビジョンのもとに始めたわけですよね。
ですから、それをしょうがりもなくずっとやってきて、やっと20年で温泉認識の時代が来たと言われるわけですよ。
ありがとうございます。もしよろしければ、今のリスナーの皆さん方に大きくお話いただいたんですが、アドバンスメディア様の事業内容をリスナーの皆さん方にはご説明いただけたらなと思うんですけれども。
そうですね。一言で言えば、温泉認識を使い、内容を作る。つまり、今でなかった市場を作ることをやってきたんですね。
市場を作るためには、温泉認識の市場を作るということですから、市場を作るためには事業を作らないといけない。事業を作って市場を作っていくという、こういう考え方をして。
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じゃあ事業、おっしゃったように、どういう事業を作ることに今20年間で成功しているんだと。こういう話になるわけですよね。
そうすると、おかげさまで7つの市場を作ることができました。先駆的な開拓者として7つ作りました。
7つってことは、7つの事業が当然あるわけである。最もわかりやすい、最初からやっているのが医療事業です。
医療の中で、結局医療文書をみなさんがキーボードでこうやって残したりとか、その中には電子カルテにどんどんデータを入れて、目がコンピューターの方に釘付けになり、患者さんを見ないみたいな、不審感があるみたいな、こういう問題がありますよね。
ですから、その声で喋られたものが入っていくみたいな、非常にわかりやすいですよね。そういった医療文書とか電子カルテ、こういう医療分野の世界とか、あるいは今市場にうちはその事業が好調にいってまして、医療分野は太い柱だったんです、今までね。
そこをさらに乗り越えて次の大きな柱がコールセンター分野に立っています。このコールセンターは電話を使ってみなさんしゃべっていますよね。これが自動的に記録に取られたりとか、しゃべっている内容に応じて、結局情報がオペレーターさんの画面上にパッと出てきて、それを伝えればいいみたいな、非常に品質のいい情報をすぐ、迅速に伝えられることによって、
すごく短くなって、オペレーターさんの数が少なくともちゃんと対応できたりとか、こんな世界が一応できることになってまして、こういうコールセンターとかですね、あるいは今議事録、いろいろ問題を起こしている議事録、議事録をしゃべられれば、それがある程度自動的に文字が起こされて、そこを直すだけでパッと紙の議事録ができるみたいな、
こういう商品もイビーヌ設置しておりまして、今東京都議会様は全面的に採用していただいて、百条委員会で毎日しゃべった内容が一日遅れて紙にこうなったようなこともですね、結局私どものブランドはアミボイズというんですけど、これが入っていて活躍している結果なんですよね。
ですから3つのこういうあたりからさらに4つほどある。これが今私たちがやっているビーネスのおよそのものです。
なるほど、本当に最先端のことをやっていらっしゃって、それも古くから最先端のことをやっていらっしゃる感じなんですが、2005年には東昌マザーズに上場されているんですが、上場を目指そうと思ったきっかけというのは何か現れたんですか。
もちろん、上場は私の目的でも何でもなくて、音声認識を当たり前にするためにどうしても通らないといけない階段として上場を位置づけました。
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それはどういうことかというと、聞かれたように我々のビーネスってやっぱり優秀な人が必要なんですね。そういう人たちって口コミで集まってきた人たち以外にさらにもっともっと人が必要なんですね。
人を集めることと、あとは顧客を集めることですよね。だから上場して1500億円ぐらいの時価総額までいきました。ところが実は事業が震わないんですよね。なぜ震わないか。
皆さん、私どもが提供したものを見てみんな拍手はしてくれます。拍手はしてくれるんですけど使ってくれないです。素晴らしいね、こんなのよく作りましたねって言われるんですけど、使ってくれないですよ。
ですから使っていただくチャンネル、営業チャンネルをより活発化したり、そこを活性化する意味でのある種の信用力っていう部分は必要であり、それは上場ということをやってその辺の安心感を持っていただかないといけないという、この2つの部分で上場しようと決意して一応行ったんですね。
なるほど。上場するにあたりご苦労された点とかそういう点はございませんでしょうか。
やっぱり当初はマザーズだったんですけど、この利益は別に土改資というか赤でも上場できる市場であったんですけど、結局は上場するにはそこを苦労にすることを求められて、その部分を一生懸命頑張ってそういうことにしたわけで。
それはそれでまたビジネスはこういうものだというのを悟るいいきっかけになり、そういう苦労はありましたし、やっぱり世の中の見る人たちの数であったり、一挙にいろんな人が見ていろんな意見をボンボン言ってもらいますよね。
ですから業績が振るわなくなるとそういう石矢が飛んでくる、これは上場後なんですけど、上場するときにはそんなに大きな、今申し上げた部分の苦労というかそういうものがあっただけで、それ以外はあまり感じてはいないです。
ありがとうございます。それではちょっと全く違う質問をさせていただくと思うんですが、好きなものを好きなことで、お肉とワインとテニスということをおっしゃってきまして、非常に高尚なものが好きなのかということで、テニスは今でもやってらっしゃるんですか?
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やっております。
そうですか、毎週のような感じで。
土曜日、日曜日は最低でも3時間、3時間から6時間くらいはたぶんやっていると思います。
じゃあ中学生時代からずっとやっているような感じでいらっしゃいますか?
大学時代はさすがに辞めて、実技を買いに入り、そこでまた公式テニスを始めたんですね。
難式から公式はわりと移りやすくて、それでずっとやり続けて、2006年かな、千葉県選手権で優勝してますから、シニアですけど。
すごいですね。
で、こういうジョップとかいろいろそういう大きな大会っていうのは、だいたい5歳刻みになってます。
テニスはもう年齢の勝負ですから、5歳違うとプレーが全然違うんですよね。
ですから5歳刻みで、だいたい2005年のルーキーギアに、これはダブルスなので、相手の方に恵まれたということもあるんですよ、当然。
それで優勝して、それから5年先、2011年かな、そこではまた違うペアの方と組んで千葉県で準優勝してますし、いろいろそういう大会でもまだ現役で頑張っています。
素晴らしいですね。スポーツマンであり、頭も良くてという社長さんまでいらっしゃいますが、財団のメモをお聞きしまして、自然体ということで、これを選ばれた理由は何かございますか。
これもテニスでもそうなんですけど、結局受け身がしっかりしてるんですね。
受け身のある中での攻撃、ただ私のテニスの攻撃は速い球ではなくてロブなんですよね。
でもロブを攻撃に使えるというのは受けがしっかりしてるからですね。
受けの一番確率の高いもの、これは本当に自然体なんです。柳に風のように。
ビーネスも実は同じで、受けを強くして、そして心気なく攻撃。
この2つ、基本は自然体だと思います。
大変勉強になるお話でございますが、最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、起業、社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思っているのですが、いかがでしょうか。
成功はしていないのですが、自分がさらにこのビーネスを大きくできる部分、性質を持っているとすれば、
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これは常に成長を求めて動いていく。その成長というのは、このぐらいの年になり経営者になり、
その成長というのはグローイングトゥゲザー、つまり私の成長は周りで一緒にやっていただける人たちの成長。
だから自分が成長するということは、リーダーというのは目的をつくることと、
一緒にやっていただけるプレーヤーを支援して、彼に目的を成し遂げるのがプレーヤーですから、
ですから彼らがこうやるように、どうやったら彼らがこうできるんだろうと考えて、
そこを一生懸命自分のやり方なりを工夫しながらやっている悪なき成長に対する思い、これがちょっと誇れるところな気がします。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございました。
リスナーの皆さま方もぜひご参考にしていただければと思います。
リスナーの皆さま、本日はお忙しい中をお聞きいただきまして、誠にありがとうございました。
ぜひ参考にしてください。鈴木社長さん、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長ニックインウィブビュー、いかがでございましたでしょうか。
今、3次AIブームって初めてで私も知りまして、皆さん方も驚かれたんじゃないでしょうか。
第1次が1950年と、そんな頃からということで、おそらく鈴木社長様、インタビュー終わったとお話しましたけど、
日本のAIの分野の草分け的存在でいらっしゃるんじゃないかなと思います。
今後もロボット化していると会話をしていかなきゃいけないので、そうすると音声認識という分野のAIというのは非常に活躍してくるということを
鈴木社長様、インタビュー終わりにおっしゃっていらっしゃいました。
おそらくこれからもアドバンスメディアさんは活躍する企業さん、日本にとっては重要な企業さんということでなるんじゃないかなというふうに思わせていただきました。
ぜひ鈴木社長様のように最先端のことも我々、ご一緒にやっていかなきゃなと思っております。
本日の社長ニックインウィブビューではここまで。また来週。
本日の3分コンサルティングは神奈川県の焼き鳥屋さんでいらっしゃいます。こんにちは。焼き鳥屋の個人店をしますNです。
もうここ1年ずっと人手不足です。
アルバイトの子たちが出勤できない時間帯はとにかく私と夫が交代で店に入っています。
そんな状況ですが、今働いてくれている大学生も3人。就職のため3月いっぱいで辞めてしまいます。
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長いことアルバイト募集をしていますが応募が全く来ません。どの店舗さんもそうなのかもしれませんが。
何か有効な募集方法やアルバイトの募集中の宣伝方法はないでしょうか。
情報を何ととよろしくお願いいたします。
採用は本当に困難ですね。県設業は多分有効90割と10倍ぐらいでしょうし。
IT業界なんかも6倍から7倍ぐらいなんじゃないでしょうか。
ですので私も採用に関するセミナーもここのところ強化して何回もやらさせていただいております。
そういう意味で採用は本当に難しい。全ての企業が悩まれるんじゃないかなと思います。
そうなってくるとこの後もっと人口減少時代になってきますので、
この30年間は人手不足というのは景気が良くても悪くてもずっと続くということは確定している状態ですので、
ちょっと裏を返すと採用関連の業界というのは競争は激しいかもしれませんが、
発表をこの30年間はするのではないかとこういうふうに思われます。
一方で飲食店をやられている方々というのはおそらく大変な人手不足で悩まれるんじゃないかなと。
そういう意味で吉野家が赤字に転落をしましたけれども、
これはもう人手不足を解消するためにいろんな手を打ったら逆に赤字になっちゃったと。
こんなことになっておりますので、これはもうずっと続くというふうに覚悟をいただいた方がよろしいかもしれません。
東京のコンビニなんかを見ても、私この前鳥貴族なんか好きでよく行ってますが、
昨日も行っても店員さんなんか外国人がすごい多いわけですね。
聞くとネパル人とかベトナム人とかいう方もいらっしゃるし、
私のコンサルティングをしている先の会社の社長さんが言っていたのは、
外国人の日本語学校の先生のところに人手が不足しているのでということでお願いしに行ったら、
いっぱいいろんな条件をつけられて非常に高い値段だし、それじゃ雇えないなという感じで、
外国人の方でさえも雇うところがなかなか難しいというのが今の現状なんじゃないでしょうか。
そういう意味では逆に逆転の発想で、奥様と旦那さん2人で回せる業態に変えてしまうのはいかがでしょうか。
逆に言えば人手不足のため皆さん方で、例えばビールもお客さんが自分で取って出して正しい手字を自分でつけるとか、
もしくはあるお店はお金を先にカゴの中に入れて、その中から頼む度に引いていって、
自分で勝手にお金を取って帰っていくみたいな感じのスタイルとか。
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逆に言えば個人店からこそ逆に人手がいらなくうまく回せるみたいなことができたら本当は素晴らしいんじゃないかなと。
もうアルバイトも雇わない、2人で回せる業態にしてしまう。
その方が逆に言えば人件費も払わなくていいみたいな形になるのが、本当はもしかすると最後の理想なのかな、カウンターだけでやるとかですね。
そんな感じでやる方が本当はいいのかもしれないなと思います。
ナショナルチェーンとか大型チェーンの方々の飲食店は将来的に言うとAIかロボット化してタッチパネルで押すと、
ある意味ベルトコンベアで料理もチェーンされたものがそのまま送られてきて、
飲み物も勝手にすがれたものが勝手にベルトコンベアに運ばれてきてみたいな世界になってくるんじゃないかなと思います。
しかしながらそこまでいくには投資が非常にかかりまして、
例えば回転寿司なんかの回ってる台なんかは1億円以上のお金が投資がかかるわけですね。
今はもうちょっと安くなってると思いますが、昔は1億円の投資をかけて回転寿司をやるのか、
だったら別にカウンターで1人の寿司職人が来たお客さんだけを相手にしたほうが、
もしかするとあらゆる率高くなるかもしれない。
原価消却が少なくなるのであらゆる率高くなるかもしれない。
こんな状況が今の状況なんじゃないですか。
そういう意味では焼き鳥屋さんで、個人店で、奥様と旦那さんでやってらっしゃるということでは、
お二人で回せる業態というのにしたほうがむしろ、
あらゆる率も高くなるし、確率も所得も高くなるみたいなことができるんじゃないかなと思っています。
それでもやっぱりバイトを募集したいということであれば、
今の時代はインディードが主流になってまいっておりますので、
弊社もインディードで人の採用ができてきていますので、
インディードなども検討いただいたらよろしいんじゃないかなと思っています。
その辺のことでしたら、ぜひ私のセミナーにご参加いただいてご理解いただけたらなというのを思っています。
相談ごと募集しております。
ぜひいろんな相談がございました。
ウィズビルまでお問い合わせいただければと思っています。
もちろん個人名とか付けてご相談のらさせていただきますので、
ぜひ募集していますので、ぜひよろしくお願いいたします。
本日の3分間はここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週お楽しみに。
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