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2017-03-08 08:29

第9回 久野和禎氏(コノウェイ株式会社代表取締役社長)【前編】

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今回はコノウェイ株式会社代表取締役、プロコーチの久野和禎氏にお越しいただきました。

東京大学を卒業後、2社の起業、そして企業役員も経ながら、現在は認知科学を用いたコーチングを軸とした会社経営をされています。脳と心を上手に使い、自分の限界を越えて先に進んでいく方法とは?久野社長のインタビューをお聞きいただければ、何かヒントを得られるのではないでしょうか!


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社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBizは、久野社長様でいらっしゃいます。
まずは経歴をご紹介します。
久野社長様は、東京大学経済学部をご卒業後、
2社の企業をなされていらっしゃいます。
その後、そちらを辞められて、大企業にお勤めになり、
その後、もう一度企業をしていらっしゃって、
今活躍をされていらっしゃるということでございまして、
本などもご出版なさっていらっしゃいます。
本日は久野社長様、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずは、最初のご質問なんですけれども、
東大を出られていらっしゃると、すごいですね。
何故か東大に入られた理由はあられるんですか?
そうではないんですけれども、子供の頃から父親を転勤の関係で、
1歳から6歳までアメリカにいまして、日本に帰ってきて、
また中学・高校とイギリスに行ったんですね。
高校はイギリスの日本の学校にいたんです。
学校を探すにあたって、あまり学校の数を知らなかったもので、
知っているところを受けたというところなんですけれども。
ちょっと私と頭の構造が違うのか、すごい話ですが、
知っているのが東大だけだったので、東大にそのまま受かってしまうというのがすごいですが、
勉強とかはそんなに難しいと感じられなかったんですか?
いえ、浪人はしたので、それなりに一生懸命勉強はしたんですけれども、
やはり英語が少し得意だったので、英語を生かしたというのはあるんですけれども、
とはいえ、あまり良い浪人生ではなかったので、運がよかったのかなと思っています。
そうですか。謙虚でいらっしゃいますね。
弊社のウィズウィズでも出土許にしています、
人を動かすという本がございまして、
そのころカーネリーの人を動かすに出会われたということを本に書いていらっしゃったんですけれども、
人を動かすはどの辺がよかったなという話で感銘を受けられたんですか?
高校1年生のときに父親の本棚に置いてあったんですね。
なんとなく引かれて手に取ってみたら、ものすごく面白くて、
徹夜して一晩で読んでしまったんですね。
高校1年生のときに、イギリスの学校にいて寮に行くものなので、
夏休みに帰ってきて家にいるとあまりすることがないので、
それを2回3回と読んでいるうちに、
これは人と仲良くなるためにとても良い本だと思ったんですね。
ただ、その本を学校に持って行って机の中に置いておいたら、
2学期に友達からお前は人を操るのかなんて言われたりして、
いやいやそういうことじゃないんだけどみたいな感じで、
やはりその年頃としてはだいぶ早かったのかなという気がしますね。
私が出会ったのは社会人になってからなので、
それも会社で勧められてということだったので、やっぱりちょっと早いのかなと。
たまたまですね。
その後、大学を卒業後、2社ほど起業されていらっしゃいます。
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官僚になるとかそういうことは思われなかったんですか。
そうですね。父親は官僚になると有利だぞと言われたんですね。
なぜかというと父親は電気メーカーだったので、
どうしても当時の通産省にいろいろ言われて、
やっぱり官僚になった方がいいかななんて話はしてくれたんですけれども、
私はあまりそんなに勉強を一生懸命やるというか、
実は大学時代はずっとロックバンドをやっていまして、
ロックミュージシャンになりたいというのが夢だったので、
一直卒業するまでロックバンドを辞めずに就職活動もしていなかったので、
そのまま卒業してロックバンドを続けたという感じですね。
じゃあロックバンドが理由で起業されているみたいなことですね。
そうなんですね。自分はボーカリストで歌を教えていたんですけれども、
大学生の時から教えないと言われて教えていたので、
そのまま卒業した後も何か仕事をしないといけないなということで、
じゃあということで生徒さんと一緒に独立する流れになり、
結果的にそれをスクールとして最初の企業というか事業としてやる形になったんですね。
なのである意味流れというところはあるんですけれども。
今の日田野社長様のお姿からロックボーカリストというのは想像がつかないんですけれども、
今でも歌ったりはされるんですか。
そうですね。歌いますけれども一度そこは蹴りをつけたので遊び程度ですね。
当時は挑発だったりもしたので。
なるほど。挑発ですか。大変びっくりのお話ですが。
その後2社をお締めになられて会社勤めをされていらっしゃいます。
何か辞めて普通の企業に勤めようなんて思った理由はあられたんですか。
そうですね。20代大学出てから外流で全部やりました。
そのおかげで本を読んだりセミナーで勉強したりたくさんのことをしたんですけれども、
やっぱり社会の仕組みというか、いわゆる企業社会というのを勉強しないといけないなと思ったんですね。
しかも帰国史上で日本のいわゆる感覚からずれているところがあるので、
これはちゃんとどこかに入らせていただいて学び直さないといけないということで
30歳の時に就職しようと言って就職しました。
社長をやってから勤められるという、普通の方はあまり経験をされていらっしゃると思いますが、
社長業とサラリーマンの違いは何かお感じになられましたか。
やっぱり会社勤め、サラリーマンですと毎月安定してお給料をいただけるという安心感はありましたよね。
ただ頑張った分が頑張った分以上にならないというか、そこは上限があるというところに関してはフラストレーションは当然感じるんですけれども、
ただやっぱり自分が経営をしていて、地べた這いつくばってやったこともたくさんあるので、
その内容をもって会社勤めをすると非常に問題なくスムーズに結果が出るので、
逆に言うと結果が出ることが面白くて、
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これもなかなか面白いなという体験ではありました。
会社勤めのときですかね、友部知事と出会われたのは。
そうですね、友部知事先生と出会ったのは今から10年ぐらい前ですかね。
わりと運命的な出会いということでらっしゃいますかね。
そうですね、自分がコーチングというもの、今コーチングの授業をやってますけれども、
15年ぐらい前、つまり自分が会社をやっている頃から出会ってはいたんですけれども、
本格的にやっていくというほどピンとこなかったんですが、
10年前に友部知事先生ともう一度出会い直したときには、これはすごいなと思って、
それでぜひもう少し深めていこうというふうに感じたというのがあります。
なるほど、その後独立されて、今ご活躍中でいらっしゃるんですが、
ちょっと別の質問なんですが、コーチングをご商売にされていらっしゃるということで、
コーチングとは何と聞かれると、どういうふうなお答えになられますか。
私たちが考えているのは、脳と心の上手な使い方を習得して、
パフォーマンスであったり、人間関係であったり、幸せを高めていくというものですね。
大変深いところのお話なので、ちょっと私にはわかりにくい部分もあるんですが、
脳と幸せというのはどういうイメージでしょうか。
心ってどこにあるかというと、だいたい胸を押さえるんですけれども、
よく考えるとそこには心臓とか肺しかないわけで、何もないですよね。
でもなぜか心が胸にある感じがするんですが、
結局現実には心というのは脳から来ているということがわかってくるわけですね、よく考えると。
それもはっきりとわかってきて、科学的にやっぱり脳で考えていることが心を作っているんだよね。
そうすると、心を理解するためには脳を理解するということで、
脳がどのように機能しているかということをきちんと解明していくことができると、
幸せにつながるということですね。
なるほど。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポストキャストはここまでになります。また来週お楽しみに。
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