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2017-11-15 25:07

第45回 伊藤健太氏(株式会社ウェイビー代表取締役社長)【前編】

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今回は、起業支援事業を営む、株式会社ウェイビー代表取締役社長伊藤健太様にお越しいただきました。伊藤社長は、就職した金融機関を9か月で退職し、23歳のときに、病気をきっかけにし、小学校の大親友4名と全くの経験なし、資本金5万円で起業。7か月売上0の状態が続き、どん底を経験されています。しかし現在では年間3000社以上の企業支援を行い、著書6冊、国内最大級の起業イベントTERACOYAを主催されています。30歳という若さで事業を発展させ、多くの起業家を商売繁盛に導いている伊藤社長のお話は、勢いと重みがあります。ぜひ、インタビューをお聞きください!


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社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBiz株式会社ウェイビーの代表取締役社長と伊藤健太様でいらっしゃいます。
まずは、経歴をご紹介いたします。
慶応技術大学卒業後23歳の時に、病気をきっかけに小学校の親友4名の皆さん方と起業をされていらっしゃいます。
起業支援業務をスタートさせ、7年間で年間3000件を超える起業に関わるような事業をされていらっしゃいます。
日本最大規模の起業イベントをやっていらっしゃいまして、また累積4000人以上が参加している寺小屋の主催、起業支援ポータルサスケットの運営などなど、
起業に関することでしたら、おそらく日本の第一人者でいらっしゃる伊藤社長様からのインタビューを今日はさせていただければと思っております。
伊藤社長様、よろしくお願いいたします。
最初のご質問ですが、ご出身は神奈川県の横浜市ということでいらっしゃいますが、小学校、中学校時代はどんな幼少期をお過ごしになられましたか。
普通の小学生、中学生で2つちょっと変わったところがあるとすると、
一つが小さい頃に両親が離婚していて、かなり寂しがり屋なんですね、多分性格として。
なので、小学生の頃、中学生の頃ともにクラスのリーダーみたいなポジションにいるので、
でも普通のリーダーってジャイアンみたいなリーダーだと思うんですよ、小学生の頃とか中学生の頃って。
それと全く反対で、自分が嫌われたくないので寂しがり屋だからですね。
自分のことが嫌いそうな人っているじゃないですか。
その人と仲良くするっていうタイプのリーダーだったんですね。
だからみんなとうまくやるということを結構小中の時から意識をしていたっていうのが一つと、
あとは比較的自分がいる場所だったりとか、部活にしてもクラスにしても塾にしても、
みんなが楽しく幸せであってほしいなっていうのはあって、
それが自分がある種、当時で言ったら中心にいることもあったので、
責任なんじゃないかっていう謎の意識を持って小中を過ごしていたという感じですね。
総業社長様らしく、もともとリーダーシップを素質、素質で持ってらっしゃった感じなんじゃないですか。
どうなんですかね。リーダーシップって本当にただの1個の役割に過ぎないと思っているので、
僕が前に立ちたいって小学生の頃とかちょっとあったんですけど、
今ってもうただの役割に過ぎないなと思っているので、でもいい経験だったと思います。
そのまま高校大学含めて同じような立ち位置でずっと過ごしていたので。
なるほど。高校の時もリーダーシップとか結構取ってらっしゃったんですか。
03:01
そうですね。基本クラス、何かわかんないんですけど責任感とかが結構強いんだと思うので、
クラスにいてこのクラスが面白くないなみたいな。
僕、付属の高校なんですけど、1年に1回クラス替えがあってですね、
いけてる学内で結構目立ってるやつっているじゃないですか。
そういうやつがいないクラスだと、ちょっとこのクラス外れたねみたいな話とかになった時に、
いや実はそんなことないんだと僕はこの1年間で一番いけてるクラスにするんだみたいな、
そういう変なちょっと使命感とか、なんか自分がいるんだったらできる限り
いい形に持っていきたいという気持ちはやっぱりずっとあったので、
なんか良くないこととかを別に放置するとかっていう感じではなくて、
なので高校時代も僕サッカーやってたのとクラスもそうですし、
あとはバイトも3年からやり始めていたので、そこの中である種店長よりも
ちゃんとお店のことを考えてやってました。
もう今のお話を聞くだけで私とは全然運命の差で、
もともと社長業が一番向いてらっしゃる方が伊藤社長って感じですが。
いやいや全く向いてないと思いますけどね、だから今の難しいですよね、
会社のあり方っていうのがずっとインドの歴史からできてる会社っていうし、
いわゆるアングロサクソンっぽい主要主義時代はなくなり始めていて、
社長って何だろうっていうのはいつも最近通っていて、
自分の役割ですよね。
今ってうちの会社も多分新田さんのところもそうだと思うんですけど、
いろんな会社さんと一緒に仕事することってとても多いと思うんですね。
うちの会社の方針って基本的に社内にあんまりリソース持たないっていう考え方で、
お客さんがもはや本当に仲間だと思っているので、
なのでお客さんのリソース借りるっていう感じになっているんですよね。
そうなるとあんまり会社のプロパーの人間の数って増やそうと思っていないんですよね。
なのでマネジメントでほとんどの会社って苦戦したりとか成長止まると思っているんですけど、
でもこれってもう人がそもそも減っていく中で、
マクロ的に言っても難しい、
いい人を採用するっていうことがもう確率的に難しくなっていく中で、
マネジメントを不要にしないといけないんだろうなと思っていて、
それって最大のものって自分で事業をやってもらうだったりとか、
事業をやっている会社さんと一緒にやるっていうことの方が早いんじゃないかなと思っているんですね。
だから社長の役割って何だろうと言ったときに、
周りの人が一緒にこの会社と働きたいと思うような理念だったりとか、
実際理念がちゃんと形になって事業としてやっている、
そういう雰囲気を保つことなんではないかと最近は思っています。
小学校、中学校、高校時代のエピソードがそのまま事業になった感じがして、
大変びっくりするやら、うらやましいやら、私とはちょっと違うなという感じがします。
その後、慶応大学を選ばれてご入学されていらっしゃいますが、
06:03
慶応大学を選ばれた理由というのは何かあられたんですか。
本当は早稲田に行きたくて、
ただうちんちって本当に離婚、小学校3年くらいのときにしていて、
お父さん中卒なんですね、最初学歴。
お母さんも横浜で結構有名なヤンキーだったので、
家の所得って年収300万くらいだったと思うんですね、離婚した後って。
だから普通の家よりも全然お金を持っていなくて、結構貧困家庭だったと思うんですね。
でも家族が多かったんで、親戚がですね。
で、お兄ちゃんがとてつもなく頭が悪くて、絶対お父さんと離婚したら
とてつもなく頭が悪くて、絶対落ちない公立の偏差値の一番低い高校に落ちたんです。
それで高校でも行かないといけないから、もう誰でも入れる私立に行くことになって、
ここで家のお金全て失ったんですね。
で、親に言われてたのが、お兄ちゃんが私立に行ったから
お前が100%公立じゃないとダメなんだって言われたんですね、中2くらいのときに。
いや、その理不尽さで僕納得いかないんですよ。そういうのが納得いかなくて、
お兄ちゃんは別に行きたくなくて、自分が努力しなかったのに、
私立に行ってると。
で、僕だけなんで選択肢が限定されるのかっていう、別に良かったんですね、公立でも。
でも、そこが理由として全く納得できなかったので、
逆に私立に行きたくなってしまって、親に言うわけですよ、私立に行きたいと。
で、そのときに唯一お金持ってたのが、母親のお父さんのおじいちゃんがお金持ってたので、
おじいちゃんが慶応出身だったんです、唯一。
なので、慶応の人って特に孫とかが慶応に行くなんて嬉しいことなので、
おじいちゃんに話したときに、慶応だったらお金出してあげるよって言われて、
慶応と同じくらいの偏差値の早稲田でもいいですかって言ったら、
早稲田慶応だったらお金出すよって言ってくれて、
中学校3年生のときから、本当に普通の公立の中学校にいて、
僕ずっとサッカーばっかりやってたので、サッカーめちゃめちゃ上手かったんですね。
親からも家族からも、学校の先生かサッカー選手になるかと思われてたぐらい、
勉強やってなかったんですよ。
なので、公立の中学校の真ん中ぐらいの成績だったので、
学校で1人行けるかどうかなんで、早稲田慶応が。
誰も受かんないと思っていて、この博打みたいなのを仕掛けるわけですよね。
慶応に受かって、早稲田には落ちちゃったんです、二次試験。
なので、しぶしぶ慶応に行くと。
なるほど。
そういうことです。
じゃあ最初から東の方に通って。
東に。
高校からも慶応だったということで、やっぱり頭もよろしいんだと思うんですけども、
大学時代はどんなことをして過ごされましたか。
本当にどう思ってたかというと、対象物を選ぶってすごく僕センスないと思っていて、
何だって面白いに決まっていて、自分次第だからですね。
思ってたことっていうのは別に何でもいいから、決めたことをちゃんとできる行動習慣を
身につけるんだって言って、対象物を決めていて。
それが目的で、やってたことっていうのは本当に三つしかなくて、
09:03
勉強、これもやります。面白かったんですね、勉強することが。
勉強とバイトとサッカーの三つ。
文部領土、高校生とか文部領土と、あと面白いっていう三つの事項を追いかけてたんですね。
全部ちゃんとやるっていうのでやってきていて、
それが僕にとってはこの三つが達成できることが一番の楽しみで、
一個一個もちろんサッカーやって面白いとかっていうのもあるんですけど、
でもその中で立てた目標が達成されていくプロセスがやっぱり面白くてですね、
この三つをバランスよくやっていたんですね。
なので就活の時とかもよく言ってたのが二つで、
強み何ですかとか言われるじゃないですか。
よく言ってたのはバランス感覚って言ってたのと、
あとは決めたことをちゃんと実行できますっていう、
この二つを強みとしてずっと言ってました。
お聞きしてるだけで私の反省が始まってしまうので、
反省のことは喋るのやめときますけども。
勉強は何学部でいらっしゃったんですか。
法学部だったので、勉強はですね、二つ三つかな。
何でもよかったんでそこに意味は全くないんですけど、
普通の人よりも1.5倍くらい単位取ってるのと、
成績もほとんどAとかで出てるんですね。
だからちゃんと授業に出るということですね、一つは。
あとは例えば英語に当時興味あったりとか、
法学部なんで形に残んないんですよね、学校で勉強しても。
だから形に残そうと思って資格を取ったりとか、
そんなのをやっていましたね。
なるほど。資格は何を取られたんですか。
資格はいろいろ取りましたね。
FPEとか法理山で行政少子とかも取りましたし、
大学2年くらいのときに診断士の勉強とかも
面白いなと思ってやってたんですけど、
それは途中で飛んだしちゃいましたけど。
大学卒業後は就職活動して、就職というのはしなかったんですか。
してます。本当にですね、僕よく分からなかったんですね。
就職するって何だろうとか、今になっては明確に分かるんですけど、
どう考えてもあの仕組みって死んでて。
おかしいじゃないですか、世の中分からない中で400万社ぐらいあるうち、
世界見たらもっと大量に会社ある中で1個選ぶって本当にセンスないなと思って。
でも当時は僕もメインストリームに乗っかっちゃっててですね、
結構そういう今ほど自分の価値観を持ってなかったので、
なんとなく流される中で就職しないって最終言ってて、
大学院に行くとか、ちょっとよく分からなかったんですね。
でも周りが就職活動し始めて、なんかやばいなと。
何も仮説明会とかも行ってないなってなって、
大学3年のまだ僕たちの頃って就活全然早かったので、
ちょっとコンサル系とかって早いんですよね。
第三の夏ぐらいからスタートしてるので、
一生受けたんですね。いわゆる戦略コンサルみたいな。
1分の1僕受かったんですね。
で、それなんか一番最後にスタートしたんですけど、
一番最初にゼミの中とかでもダントツで泣いて早かったりして、
で、周りからですね、ものすごくいじめに遭うんですね。
悪いいじめじゃなくて、お前ふざけんなよみたいな。
やらないって言ってたのに、なんで最初に泣いてもらってんだよとかって言われてですね。
12:02
で、僕ゼミが唯一の楽しみ、タイトル終わってたんでほとんどですね。
で、ゼミの人たちが結構仲良かったので、
みんなゼミに来なくなっちゃうんですね、就活忙しくて。
で、それが寂しかったので、僕もう一回就活し直そうっていうのもおかしいんですけど、
みんなと一緒に会社説明会とかちょっと回り始めて、
で、リクルートがウィンターショブかなんかで筆記試験と面接2回あって、
それ通るとビジネスコンテスト型の採用直結プログラムみたいなのをやってたんですね。
で、知らなかったんです、リクルートって会社自体。
で、そのプログラムに説明会行って、面白そうだなと思って、
ゼミのやつと行って、こいつ頭悪いんで面接とか筆記で落ちちゃうんですけど、
僕ちょっと通って、で、そのプログラムで事業開発とかをやってくれって言って、
最後3ヶ月で事業提案するって感じなんです、役員に。
で、そこで50人くらい選抜された中で、僕のチームが優勝したんですよ、3ヶ月で。
で、それで何か事業作るのって面白いなと思ったりとか、
リクルートっていう会社も面白いなと思いながら迷って、
でも結果として、ちょっとコンサルアリー行くのやめたんですね。
そういうのが意外と面白いなと思っちゃったからですね。
でもリクルートに行くかって言われると、やっぱり当時結構悪い社長に会っちゃって、
リンクアンドモチベーションとか、小沢さんもともとリクルートいらっしゃったじゃないですか。
あそこもちょっと採用選考とか受けてたので、
昔のリクルートは良かったけど、今行く必要はあるのかみたいなのを問われちゃうと、
そういうものなのかなと思って迷いが生じるわけですよ。
で、そういうの結構流されやすかったので、
結果リンクアンドモチベーションもリクルートも行かずに、
そうすると僕、コンサルも断っちゃったので、行く場所がなくなっちゃって。
で、秋口にでも就職しないといけないっていうふうに思っていたので、
全部結局何のために働くのかっていうのをもう一回考えたときに、
自分はやっぱりもっと地球が良くなる仕事がやりたいと思って、
学生の頃本当にふわっと思ってたのは、国連に就職したいと。
世界の平和って誰が責任を持って管轄してるのかなと思って、
それはきっと国連だと当時は思ってたので、国連に行きたいなと思っていたんですけど、
3カ国を話せないといけないので、僕1カ国しか話せないから無理だなと思って諦めちゃったんですね。
で、ちょっとそれに近い職業として、さっき言った何百万社もある中で
一社選ぶっていう発想も違うなと思ってたので、
自分の名前で戦える仕事がしたいなと思って、
当時は消去法で政治家になろうってちょっと思ってたんです。
政治家になるために、接種じゃない限りどうなるかっていうと、
官僚芸能人か、実は放送関係出身が多いので、
僕は法学部で勉強も好きだったので、
よしよしと、これはじゃあ検察官になって政治家に転身しようと思って、
で、ちょっとここでようやく僕の進路が見えたので、
秋口の採用で、検察官になるためにロースクール挟まないといけなくなってたので、
家はお金ないじゃないですか。
だから自分で貯めないといけなくなったので、これ一回就職しようというので、
秋口で僕は金融に入ったんです。
三菱UFJか、今合併しちゃいましたけど、
15:00
SOMPO JAPANの2社、秋口で内定もらって、
銀行ってお金全くもらえないので、最初ですね。
なんでちょっとSOMPOに実は入って、
9ヶ月だけ働いて、400万円ぐらいお金貯めて、
で、ロースクール。
慶応のロースクールに合格するんですけど、
でも結局病気しちゃうんですね。
そこで進学を取りやめて企業に至ると。
こんな感じです。
面白いですね。
僕、みんなすごいなと思いますよ。
なんでその会社でいいと思ってんのかっていうことも、
もう未人の疑いもなかったりとか、
よく就職できるなと思いますもんね。
だからもう最後まで迷ってたんですよ。
なるほど。
病気はどういう病気をなさったんですか?
そうですね。病気は、大腸にポリープがあって、
僕が発見されたときで、
アクセリオン性のハンハンガーがあって、
で、別にお医者さんから何の問題もないと言われたんですけど、
でも結果として全くそんなのがありません。
内診を受ける前に、
いろんな診断をつかないと本来は受けられないので、
僕の年とかだとですね。
内科医とか行っても、いや大丈夫だと。
大丈夫というのは、そもそも精神的な問題だと言われたんですね。
過敏になりすぎると。
ロースクールの受験が重なって、
働きながら言うと、
深夜まで勉強したりしていたタイミングなので、
過敏になっていると。
なんとなく体調が悪いなと思っていたんですけど、
それは単純に生活のリズムとか聞いたりすると、
実心系とかが弱っているだけだよと言われたんですけど、
そんなことないと。
確信してですね。
病院6軒くらい回って、
でもみんな同じことを言うわけですよ。
最後嘘ついて、血が出ましたって言ってですね。
内科医の許可をもらって、
内科医をやったらポリープがあったんですね。
だからもう完全な誤診ですよね。
そういうのは仕方ないですけど、
確率の話なので分からないので、
お医者さんはですね。
基本、大腸ポリープって、
両性が全部時間経過ともに悪性になっていくので、
今ぐらいに見つかっていたら、
もうマジで死んでいたんだと思うんですけど、
発見が圧倒的に両性悪性のハンハンのタイミングなので、
まだ問題もなくみたいなところだったんですけど、
当時の僕は一番ショッキングな出来事で、
ポリープがないと言われていたので、
ポリープがあった瞬間に、
今でも覚えていますけど、
やったことあります?
ないですね。
内飾りやったことないですか?
ないです。
横になりながらモニターが見えるんですよね。
でも真っすぐ寝ているので、
眠い状態なんですけど、
ちょっと僕は見えていて、
お医者さんが大丈夫でしょうって言って、
最後は肛門の方からさかのぼってくるので、
最後出口あたりで、
ハッてなって、お医者さんが。
ポリープを見つけましたみたいなことを言っていて、
ちょっとあたふたしていて、
起きたら全部ベッドの上で、
病理検査が結局3週間後に出ますって言われてからの
3週間が地獄のような時間で、
でも進学を1週間で取りやめして、
会社を立てて、
結果聞く前にですね。
3分コンサルティング。
ウィズビズが社長の悩みを解決。
18:01
本日の3分コンサルティングは
T社様、
住宅展示所を燃焼140億円の
従業員35名。
素晴らしいですね。
初めまして。
私どもは15年続く住宅展示業を
学ぶ会社です。
地元密着での経営を続け、
4年連続で新宿着工数地域ナンバーワンの
実績を持つまでに成長しました。
素晴らしいですね。
このように業績は順調に伸びております。
人も増えてきてきたので、
中間管理職人数を増やそうと考え、
目をつけていた社員に話をしました。
しかし何度説得しても、
薬食手当よりも部合金の方が高いからや、
中間管理職での責任を負いたくないと
断られます。
そこで中間管理職は新たに雇ったのですが、
この会社に馴染まず
1年ほどで退職してしまいました。
どのようにすれば社員を
中間管理職につけることができるのか、
どのようにすれば雇った中間管理職を
会社に馴染ませることができるのか、
お茶をお貸しいただけないでしょうか、
ということでございます。
我々中小企業は、
この悩みは皆さんお持ちになるんじゃないかな
と思います。
大企業ですと事例は絶対ですので、
掲示板に貼り出して、
はい、以上みたいな感じで、
沖縄だろうが、
どこだろうが、
事例が出たら絶対で、
もしそれを断ったら、
じゃあやめるってことというのが
大企業のやり方ですね。
それが普通です。
基本です。
なぜならば今の大企業は
有婚求人倍率が0.8倍ですから、
いくらでも人をとれるということで、
そういうふうにやっても
特に問題はないんだと思います。
一方で中小企業の皆さん方は
大企業とは一緒ではございませんので、
なかなか人がとれない、
そういう関連なんかですと、
有婚求人倍率、
おそらく8倍とか9倍とか8.9倍とか、
そんな感じでしょうから、
今だとそんな感じですから、
おそらくそう簡単にはやめさせられないし、
入ったら長く続けてほしいと、
こういうことで悩まれるんじゃないかと思います。
まず一つに、
やっぱり中から育てていって、
中間管理者を育てるのが
本当は一番いいんじゃないかなと思います。
そういう意味で、
薬食手当てと部哀急のバランスの問題
なんではないかなと思います。
人事評価制度の問題ですね。
私どもなんかは、
いわゆる業績級というのは
部哀急に近いものですが、
そちらのほうは、
まず会社が市販機で黒字なきゃだめですよと、
さらに黒字だったら、
チーム業績達成率がどれぐらいか、
その次の指標は個人の達成率がどれぐらいか、
それにプラスして、
他チームへの貢献、
他部署への貢献、
そしてアイデア創出と、
4つの評価軸で点数をつけ、
それを管理する、
その評価軸と関係なく
奪い合われるという形にしているので、
必ずチームの業績を優先するというのを
文化として仕向けております。
そういう見合いで、
中間管理職になっていくことに対して、
あまり抵抗感もありませんし、
中間管理職になるということは、
給与も上がってくる可能性が高いですので、
21:00
それほど抵抗感はございません。
ですので、
御社でもチームの達成というのを
軸にするマネジメント方針に
少しずつ変えてくることが
必要なんじゃないかなと思います。
ただし、
おそらく部合給が高いから
皆さんがんばって年収140億まで
いっているのでしょうから、
地域ナンバーワンになっていらっしゃるのでしょうか。
部合給の割合を残しつつ
ということになろうかと思います。
もう一つ、もしあるとするならば、
上場を目指す、
140億ぐらいの年収ですと
上場を目指せると思いますので、
そうなってきますと、
上場を目指してストックオフションを出すなりして、
それも役職によって
ストックオフションの割合を変えていく
という点を出すことで、
意欲を持たせるという方法がございます。
私が上場コンサルティングをしている会社さんは、
役職ごとに株の割合を変えて、
5株沸かす人、
3株しか渡さない人、
一般社員の人、
1株しか渡さない、
みたいな感じで割合を付けまして、
それを発表しましたら、
中間関連職になりたいということで
頑張る社員が続出しまして、
業績が上がっております。
そういう意味合いで上場を目指すという方法も
一つにあるんじゃないかなと思います。
中間関連職として、
会社に雇った中間関連職の会社に
馴染ませることができるのかという部分で言いますと、
これはなかなか難しいと思います。
例を見てもソフトバンクでも
社長にしようと思った
アローラさんを雇っても、
やっぱり合わなくて出ていかれていらっしゃいますし、
ユニクロさんでも、
もともと社長に就かれた方は
外から入られて、
それも何年もいたのに社長にしたけど、
やっぱりダメだということで
外に出されています。
そういう意味合いで、
なかなか外からというのは
なかなか簡単ではないんじゃないか。
特に中小企業は無理なんじゃないかなと。
先日もある勉強会で、
外から社長を持ってきて
それを馴染ませるのはほとんど無理だ
みたいな話がありました。
そういう意味では中間関連職の方の方が
もっと難しいかもしれません。
それでも何とかということであれば、
まず一つ目はやっぱり企業文化に合っているかどうか
ということが一番重要なんじゃないでしょうか。
いわゆる経営理念や組織風土というものですね。
企業文化、組織風土、
経営理念に合っている中間関連職を
持ってこれるかどうかというのが
勝負の分かれ目の一つ目だと思います。
その上で、彼にきちっと権限を与え、
マネジメントができるかどうかを
見極めなきゃいけません。
マネジメントができない方だったら
さっさとやめてもらった方がいいですし、
マネジメントができる方だったら
業績を上げていくし、
下の部下の方たちとも
ついてくるんじゃないでしょうか。
そういう意味で、ある意味
人間性とかの方が大きな要素かもしれません。
ですので、やはり採用の段階というのが
一番重要なんじゃないかなと思います。
その上でもちろんきちんと権限を与え、
責任を与え、
そして社長のコントローラーに
中間関連職を入れつつ、
きちっと中間関連職が下の部下の方たちの
営業成績を上げさせるみたいなことを
社長自らが支援をし、
やっていかなきゃいけないんじゃないか
と思います。
そういうようなお話をしますと、
24:01
ちょっと簡単ではないんだろうなというふうに
思います。
優秀であるわけほど、
社長と対抗する派閥をつくる可能性もあります。
優秀じゃないと、
部下たちにバカにされ、
なんであんな女子に雇ったんですか
というふうなことを
言われるんじゃないかと思います。
そういう意味合いで、
やはり人事評価制度を変え、
内部から育てるというのを
お勧めしたいなというふうに
私自身は思っております。
ちょっとこの話、
簡単な話ではございませんので、
ぜひ一度ご相談に
お越しいただければ
というふうに思っております。
本日の3分コンサルティングはここまで。
最後までお聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
本日のポトキャストはここまでになります。
また来週、お楽しみに。
25:07

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