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2017-11-08 17:38

第44回 柴原幸保氏(作家・僧侶コンサルタント・住職・こども理事長・NPO代表理事)【後編】

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今回は、経営者でもあり住職であり、そして作家でもある、柴原幸保氏にお越しいただきました。
柴原氏は780年続くお寺に生まれ、大学卒業後祖父の代から続くお寺に併設された幼稚園に就職。
18年ほどの園経営の低迷を乗り越え、人口減少、少子高齢化、競合多数という幼稚園保育園経営にとって厳しい経営環境の秩父市で、5年連続で園児増を実現されました。この経験をもとに、現在は講演活動を開始。同業者にとどまらず、異業種にも広がっています。「成功の秘訣は成功するまでやること」のメッセージに始まり、住職ならではの奥深いお話をたくさんお聞きいただけます。インタビューをぜひお楽しみください。


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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の通記をお聞きください。
本当にピンチだったので、だけどピンチはチャンスだって、そこから何を築けばいいんだろうって。
お釈迦様は、その頃ずっと本当に苦しかったんで、お釈迦様は解けない宿題は出さない。
必ず解けるから、この宿題を出してるんだと。だからずっとやり続けるっていう、
そういうような思いが持てるようになったのかな。
必ずいい結果に結びつくっていうふうには信じてましたね。
そうすると、修行された部分と勉強された部分が、思考が変わったことによって生きてきた。
まあ、そういう感じですかね。
なるほど。その後、建て直しが成功されるわけですが、建て直しが成功したのはどういう理由で建て直しが成功したんですか。
なんで保護者がうちを選んでくれるんだろうと思ったというふうに気づいたときに、アンケートを取ったんですよ。
アンケートを取って、こっちは保育の内容だと思ってるわけですけど、
つまり普通の企業さんだと自分のところのサービスだとか、自分のところの商品だと思っているのと同じなんですけど、
実はアンケート結果が全然違ったんですよね。職員で選んでたんですよ。
だから、秩父幼稚園の魅力ってなんだろうって、というふうに質問されたときに答えられなかったんですけど、職員だったんですよ。
で、職員にスポットを当てるようになったんです。
それまで職員は、自分のある意味コマ、俺の思い通りに動けみたいな感じだったのが、そうじゃなくて、職員によって支えられてたから、
そうか、一番大切なものって職員だったんだと。
だから、うちの魅力は職員だ。
で、職員がうちの魅力ですというメッセージを出していったんです。
そして一番変わったのが、実は職員だったんですよね。
だから、職員を入園説明会のときに、その頃から少しずつやり始めて、ムービーを作って出すようになっていったんですけど、
そのときに、秩父幼稚園の魅力は何と言っても職員ですというムービーを流したら、それをリハーサルで見ていた職員が泣いたんですよ。
で、そこから大きく変わりました。
なるほど。
じゃあ、柴原住職のお考えがコマだったのが、職員の皆さんが財産について考え方を変えたということですね。
そうですね。だから、そこで職員との一体感というか、それが生まれ始めて、その年実は数字的には良くなかったんですけど、
でも初めて一体感を感じたって、そこから少しずつ変わっていったんです。
なるほど。大変、経営者の皆さん方、今のお話は勉強になったのではないかなと。
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そうですか。
参考になるんじゃないかなと思うんですが。
もう一つ、ちょっと時間も時間でございますので、本も出版されていらっしゃるんですが、
これは本を出版されようと思ったきっかけって何かあられるんですか。
ある人の本を、コンテンツというか、ことがものすごく役に立つから、たくさんのお母さん方に、
これ何とかしなきゃいけないなと思ったんですよ。
僕、本の出し方わかんないし、でもその人も本の出し方わかんない。
じゃあ自分が本を出すことができると、きっとそこでルートもできるしやり方わかるかなと思って、
それで本を出せるか出せないか全くわかんないけど、どうすればいいかわかんなかったから、
だったら本を出すことを知っている人に習いにいこうって思ったんです。
それがきっかけ。
それでセミナー勉強されたんですか。
その年にジャヤンという吉田さんと本田健さんの出版の関わるセミナーに全部出たんです。
全部出たら出版のスイッチが入るって最初言われて、何のこっちゃと思ったら入っちゃったんですよ。
なるほど。
それで出したんです。
ありがとうございます。
うちと本田先生と吉田先生と3社のコラボのセミナーにいっぱい出ていただいて、
それで就職されちゃいました。
ちょっとそちらの本の説明もさせていただければなと。
どんな本で出したんですか。
一番最初出したのが、仏様に教わった毎日をハッピーにする90の方法って言うんですけど、
これは今お話をさせていただいたような内容なんですね。
最初の頃、ほとんどネガティブな部分の時のことは書いてないんですけど、
どういうふうな見方を変えると実は些細なこともハッピーに変わるんだっていう。
それを自分が修行自体のこととか縁のこととか、
あとはこれからこういうふうなことをしたいんだっていうようなことを、
耳開きで読み切るっていうような感じの90のトピックが載ってるんで、
ある人は毎日2ページだけ読んでるとか、
ペラッとめくって開いたのだけ読むとかって、
そんなような使い方をしてくれてる人もいるのでありがたいです。
なるほど。
今2冊目は。
今本が出てるのは3種類で4冊出てるんです。
今度秋、これから今もう構成終わってるんで、
あと今年中にもう1冊出ます。
あと2冊はどんな本ですか。
もう1つは自分を大きく咲かせようっていう本で、
これはやっぱり最初の本がそれなりに売れたので、
それがきっかけでまた両者さんの世話になって、
文庫本を三笠出版から出していただいて、
それから次がまたやっぱり最初の本のきっかけで、
夏目社から毎朝5分禅の言葉練習帳っていう、
禅の言葉を解説して、仏教習慣というか習慣化の本なんですね。
31日間毎日5分続けてると習慣化するという、
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ただ毎日書いてますという人もいれば、
書くのだけはやってませんとかね、いろいろなんですけど、
でもそれもおかげさまで今度は4釣りになったんで。
すごいですね。
今度出される秋の本はどなたですか。
今度は大切な心の話っていう本で、
これは子ども向けなんですけど、
子どもさんが持っている毎日日常的に起こるような質問に、
お釈迦様はこうに答えてるよ、
あとは僕のエピソードとか体験をちょっと交えて、
子ども向けなんですけど、
でもおかげさ、編集の方から言われたのは、
これは子どもだけじゃなくて大人にも響きますなって言われたんで、
そんなふうになっていけばいいなと思ってます。
なるほど。
ぜひお聞きになっている皆さん方、
ご購入いただければなと思ってます。
私年間50冊ぐらいだいたい送られてきて、
だいたい全部流し読みですが、
その中で面白かったなって人に何かしらメールをした、
メッセージをしたのは、
柴原先生の住職の本だけと。
それぐらい大変、
これはいい本だということで思いましたので、
ぜひ全国の皆さんをご購入されたらいいんじゃないかと思うんですが、
ちょっとインタビューに戻りまして、
ちょっと違うご質問させていただきますが、
お好きなもの、ことっていったら、
いっぱいのところをおっしゃっていただいてまして、
動画制作なんていうのもあって、
さっきのお話もついてるなと思うんですが、
その中でやっぱり一番面白かったのは、
仕事。好きなことは仕事っていってらっしゃって、
仕事好きですね。仕事は好きです。
特に子どもの中に入っちゃえば、
それだけで楽しいんだけど、
あと最近はとにかく職員の育成。
僕は自分のやりたいことがより明確になってきて、
やっぱり人を支援することなんだなっていうことに気づいて、
子どもの成長を支援するってことと、
次は職員の成長を支援する。
職員がどんどん育っていく。
組織がどんどん育っていくってことが、
やっぱり一番面白いですね。
なるほど。ある意味、
使命も理念も一致してきて、
そうそう。
人生さえも一致してきて。
そうそう。だから2、3年くらい前、
ちょっと調子が悪かったんですよ。気分的に。
でも今は無理なく力をも入れずっていう感じで、
毎日楽しいです。
なるほど。
座右の銘は死ぬまで成長、死んでも支援。
これはどういう意味でこういう座右の銘を。
本当はですね、
それは僕で自分の言葉として作ったんですけど、
本当は死ぬまで成長、死ぬまで挑戦、死んでも支援。
でもその挑戦という部分をちょっと抜いたんですけど、
やっぱり死ぬまで成長していたいなと思ってるんですね。
人間ってやっぱり死ぬまで成長できるという脳は、
そういうふうにできてるらしいんで、
とにかく成長し続けたい。
でも死んでも支援というのは、
これが最近またより深まってですね、
その父が実は社会福祉法人を立ち上げて、
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障がいを持った方の高齢になってもずっと支えるという施設を作ったんですよ。
創業の時は大変だったんですけど、
それを10年経ってボコンと全部任せちゃって、
自分はもう本当、創業者として退いたんだけど、
でも株式じゃないから配当とか全くないわけで、
出資しただけで投げ打っちゃったんだけど、
これは先日ですね、それをついている事務長から聞いたら、
今社員が250人いるって言うんですよ。
利用者が250人いると。
これが死んでも支援だなと思ったんですよ。
要するに組織がちゃんと育っていって、どんどん大きくなっていく。
そこでまた支えられている人もたくさん今もいるって。
そういうようなことを、
僕は僕で、この縁とかお寺とか会社もあるんですけど、
それらでたくさんの人が、
例えば僕が亡くなって死んだとしても、
ずっと支援され続けている。
そういうようなことを目指したいなと思っています。
なるほど。
今のお話は全国の社長様、事業主様、
皆さん方、真似していただくべきお話でございます。
本当にありがとうございます。
いや、とてもありがとう。
では最後のご質問なんですが、
この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、
またはこれから起業する方向けの番組でございますので、
もしよろしければ、
起業とか社長とかの成功の秘訣を教えていただけたらなと。
成功するまでやる。
なるほど。
どなたの言葉でもありますけど、
まず自分が何でその仕事をやっているのかというのが明確になっていれば、
もう成功しないわけがないので。
だから成功って何なんだろうというのは、
ちょっとよく僕は分からないんですけど、
それは例えば資金的なこともそうかもしれないけど、
そういったことじゃなくて、
成功ってきっと自分が生まれてきた使命に気づいて、
それを一生やり続けることができることが成功なのかなという気がするので、
とにかく何で自分がその仕事を始めたのか、
これをやっているのか引き継いだのかということが自分の腹の底から気がついて、
それが頭で理解したんじゃなくて、心で理解して、
毎日それに少しずつ進んでいるということができるといいんじゃないかなという気がします。
なるほど。
簡単なようで深いお言葉でございまして、
多分全国の皆さん方もちょっと深くなぞいていらっしゃるんじゃないかと思います。
本当にありがとうございます。
リスナーの皆さま、本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
誠に有難うございます。
ぜひ参考にしていただければと思います。
柴原住職、今日はお忙しい中どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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本日の社長に聞くインウイルス柴原住職の話をお聞きいただきまして、
誠に有難うございます。
大変参考になったんじゃないかなと思います。
特に修行され、勉強され、マネジメント、マーケティングを勉強され、
そしてそれをうまく自分の考え方を変えることで生かすことができ、
成功された、ある意味社長業を成功された住職なんじゃないかなと思います。
私も大変勉強になりました。
やっぱり結果的にマーケティングとマネジメント、
特に人の財産として生かしていくということが、
新代以降も事業が大きくなっていく、企業が大きくなっていく、
そういうことなんだなと思いまして、
私自身が柴原住職のお話を肝に銘じた次第でございます。
皆さん方も参考にしていただけたんじゃないかと思います。
本日の社長に聞くインウイルス柴原はここまで。
本日の3分コンサルティングはG社様、
資本金3000万年商3億の従業員31名の運送業だそうです。
お世話になっております。
運送関連の会社を経営している2代目社長様だそうです。
父の会社を1年前を引き継ぎ社長をしております。
以前から管理部長と仕事はしていましたが、
社長になってから父との比較されることが多く、
どうしたものか悩んでいます。
特に古くから言う板東学の社員とは意見がぶつかる方が多く、
この1年で社内の雰囲気は悪くなっています。
私たちは父から引き継いだこの会社をさらに発展させたいと考えています。
経営者としてどのようなスタンスで振る舞っていけばよいでしょうか。
大変よくある2代目の社長様のお悩みだと思います。
多分2代目、3代目、4代目の皆さん方は
同じような悩みを抱えるんじゃないでしょうか。
まず最初にやるべきことは、
自社様は経営理念は揃っていらっしゃいますでしょうか。
私どももまず最初に全てのコンサルティオンをする場合に、
理念は何にするのかということから始めるケースが多くございます。
ほぼ8割、9割は理念を作るところからでしょうか。
その理念に向かってこの会社は進んでいくんだという社内統一を徹底的に図ります。
私どもの会社なんかは朝礼で毎朝理念を社員が読み、
それに対して自分の体験談や感想などを話し、
そして私や上司がそれに対してコメントをするということを
毎朝毎日毎日やるようにしております。
そういう徹底をしていくことで、
まず一つ目の効果はおそらく社内の方々が社長様の考えに同感し、
一緒にやろうじゃないかというような方が出てくる可能性が高いのではないかと思います。
そうなってきますと、その次の効果として、
実に言うと当初仲が悪かった板東角の方も、
もしかすると社長のためにということで動いていただけるかもしれません。
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もう一つの効果というのは、実はその理念や考え方に合わない方々は
自社様をおやめになっていくんじゃないですか。
ある意味、結果的な自然リストラになっていくということが行われるんだと思います。
それはそれでお互いの幸せでございますので、
合う合わないというのがあられますので、
そういう点ではその理念をまずは作られて、
その徹底をしていくということから始められたらいいんじゃないかな、
そういうことが2代目の社長様に合う合わない、経営方針に合う合わないということが明確にわかり、
そして、ある意味、出社選択ができるということが行われるんじゃないでしょうか。
プラス、その上でもちろん就業規則はあられると思いますので、
人事評価制度なんかもお作りになり、
社員たちがおそらく運送業ですとある意味財産だと思いますね。
その社員たちの成長を願い、いろんな教育制度などを揃えということをやっていくことが重要なんじゃないかな。
その教育制度もやっぱり社長様、2代目社長様のお考えや目指す方向性、ビジョンみたいなのに合わせた教育制度を揃え、
人事評価制度を揃えというふうになってくると、
自然と徐々に徐々に社長様と一緒の方向性を向く社員様が多くなっていくのではないかな、
というふうに思います。
社長としては、もちろん恩和で有効的なスタンスというのも一つには必要な部分もあるかもしれませんが、
むしろ自分の会社はこういうふうに持っていきたいんだということを、
何度も何度も社員さんに語りかけていくというスタンスが一番重要なんじゃないかな、
というふうに私自身は思っています。
そういう意味で、経理年、朝礼などなど、教育制度などなどを揃えていっていただくことが重要なんじゃないかな、
というふうに私は思っています。
この話はし始めますとちょっと長くなりますので、本日はここまでにさせていただきまして、
何かご相談ございましたら、弊社までお越しいただきましたら、
ご相談のらさせていただければというふうに思っております。
本日の3分コンサルトはここまで。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週お楽しみに。
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