1. 社長に聞く!in WizBiz
  2. 第239回 久保統義氏(株式会社..
2021-08-04 24:15

第239回 久保統義氏(株式会社ディー・ディー・エス代表取締役社長)【後編】

spotify apple_podcasts youtube

今回は、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーである株式会社ディー・ディー・エスの久保統義社長にお越しいただきました。

「上手くいってない中に行き、苦労をするのが好き!」とおっしゃる久保氏は、セキュリティー畑を渡り歩き、事業の新規立ち上げや再建を担い、顔役としてご活躍をされてきました。各企業で成功を願い、必死に汗をながして畑を耕されてきたエピソードから「事業を実らせるために大切もの」のヒントが得られます。ぜひインタビューをお聞きください。

【お詫び】インタビューの一部に周囲の環境音も収録されてしまい、お聞き苦しい箇所がございます。楽しみにご聴取下さっている皆様へ深くお詫び申し上げます。




00:06
社長に聞く＀in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
ちょっとお聞きしているとですね、
ジャストシステム・シマンテック・トレンド・マイクロ・シスコ・システムズというと、
もう当時から今にかけて全部大企業に変わっていく、
すごいところを渡り歩いている感じで、
かつ渡り歩き方も割と短く3年とかで渡り歩いていますので、
アメリカ人のどんどん役職が上がっていって、
給料が上がっていくパターンの転職の仕方なんですが、
何かそんなことを意識してそんな風になったんですか?
いやいや、逆ですね。
シマンテックは法人市場の立ち上げということで入りまして、
立ち上がったら辞めたい、それまでの仕事だと思ってやってまして、
立ち上がって辞めようかなという時に、
トレンドマイクロのエンタープライズ、
ハイタッチセールスの部署を立ち上げる、
できていないものを立ち上げるというので入って、
それが立ち上がってきて、シスコ・システムズって大きな会社ですけど、
シスコ・システムズのセキュリティ製品って当時誰も知らなかったですね。
PIXっていうファイアウォールがあったぐらいで、
日本市場で使っているなんてあまり聞いたことなかったですよね。
そのシスコ・システムズの中の唯一売れてない
セキュリティ製品の担当者ですから、
普通誰もやりたがらないですね。
そこを逆に私はやりがいを感じるんですね。
それでシスコ・システムズのセキュリティを
それなりの大きさまで立ち上げたということで、
常にうまくいってないところに入って、
それを立ち上げていく。
それが嬉しくてしょうがないということです。
ですから、どちらかというと、うまくいっているところで
ポンポンポンポンといくんじゃなくて、
うまくいっていないところを苦労するのが好きという感じです。
ちょっと社長様にも言うんですが、
ドM体質というか苦労する体質というか。
そうですね。
IT業界の方が集まるバーに初めて行った時に、
あなたが久保さんですか、
ドMですよねって聞かれたことがあります。
そうですか。
でも本当にすごい経歴でいらっしゃいました。
こんなに一流企業、今全部一流企業で。
そこに入ったというよりも、
それぞれの会社で一つ一つ、
その会社の勲章といいますかね、
何かを成し遂げたということで、
何かを成し遂げたというのが、
私にとってはすごく嬉しいことですし、
仲間にとっても嬉しいことだと思いますし、
それ以外の方々にも喜ばれたのかなと思っています。
03:00
ありがとうございます。
その後クロイティグループに入社されて、
代表取締役の社長に任されているんですが、
これもヘッドハンティングですか?
というよりも、シスコシステムズというのがですね、
やっぱり外資系なので、結構インセンティブの比率が高くて、
非常にうまくいったので、
給料はそこそこインセンティブがもらえるんですけど、
目標予算が青天井のように高くなっていって、
これはもうやばいぞというところまで上がってきてしまいまして、
そろそろ何か違うことを考えなきゃいけないというときに、
クオリティソフトさんというのは、
ずっと歴史のある資産管理ツールの会社でやってきて、
ちょっと頭落ちというんですかね、
競合他社が出てきて、そこに負けつつあるような状態であったんですね。
そこを立て直すということで、
オーナーであり当時の社長である浦さんと意気投合しまして、
ちょっとセキュリティとは違うかなと思ったんですけど、
うまくいくまで、会社が立ち直るまで頑張ってみるということで
入社させていただいて、うまくいったので専務社長となっていって、
最後は辞める年は二桁成長、そして経常利益も20%以上上げれるような
いい経済体質の経営体質の会社にすることができたので、
役割果たしたかなとそのときも思って、今のDDSに受け継いをしたと。
大きく一緒に、やっぱりアメリカの方とどんどん移りながら出世してきながら、
どんどん事業を立ち上げてきながら、成功させてきながら、どんどん上がっていく。
成功物語に思えていますか?
いやいや、でも必死なだけですよ。
一つ一つの会社でその後なんか何も考えずに、一つ一つの成功を願って
みんなと一緒に当て書いて成功していったということです。
で、株式会社DDSに来られたんですが、これもいわゆるヘッドハンティング?
これはね、もともとセキュリティ畑で来ているので、ガチガチのセキュリティに行きたいな。
でもアンチウイルスとかそういうのはもう結構やったしなって思って、
次どういうセキュリティだろうって考えてたときにですね、
DDSがファイドという世界標準のクラウド上での認証の仕組みのファイドアライアンスに
日本で一番最初に手を挙げてまして、
面白い会社があるな、なるほど、クラウドの世界になるとパスワードがいっぱいでみんな管理しきれない、
それをなくしていきたい、バイバイパスワードカンパニーっていうふうに挙げてましてですね、
これは面白い会社だと思いました。
この会社に行きたいなと思ったんですけど、いわゆるヘッドハンティングを使うとお金かかるじゃないですか。
06:04
ですから私はベンチャーキャピタルの方に、このDDSの三好の社長ってご存知ですか?
聞いたら知ってる。じゃあちょっと紹介してもらっていいですか?
私はパソコンを持って行ってですね、このビジネスは私でないと成功できないというプレゼンテーションを
一方的に1時間やりまして、三好の社長が、久保くんと、君の気持ちはよくわかった。
でも赤字だから君の給料出せないけどいい?言われまして、
じゃあ儲かったら出してくださいっていうことを言って入社させていただいたという経緯なので、
ヘッドハンティングじゃないですね、ヘッド売り込み、押し売りですね。
今すごいお話を聞いたんですが、逆にアメリカ人的ですね。
日本人で売り込みに行く今の若者も含めて、非常に少ないんじゃないでしょうかね。
そうですかね。
ちょっと感動してますけど、売り込んでいくと。
給料すごい下がったんじゃないですか?
下がりました。
ご反対とかもあればあらゆることですか?
いや、ただ生活できないレベルではないですからね。
別に飲み行く回数減らせばいいという話でですね、
そんなに減りましたけど生活できないレベルではないので、
給料減るのって妻なんかには言われますけど、
だけど好きにしたらということで好きにさせていただいています。
なるほど。
じゃあ事業が上手く立ち上がっていったら、
社長になる路線でお入りになっている感じですね。
当時ですね、複数の社長候補がいて、そのうちの一人が私でしたので、
私がずっと社長になるという格約はなかったですね。
ライバルに立って社長になられた理由とかは、ご自身では満たしていらっしゃったりとかするんですか?
いや、やっぱりこれも仲間ですよね。
新しい会社に入ってすぐビジネスを立ち上げるというのはなかなか難しいと思うんですけど、
ずっと長くやっていた、そして一緒に汗をかいていた仲間がみんな協力していただいて、
すぐにパートナー制度を立ち上げて、多くの販売パートナーさんが参加していただいて、
DDSの製品を担いでいただいたり、DDSって少ない人数で技術サポートなんかもやってましたので、
DDSの製品を担いでくれるエンジニアの育成なんかもご協力いただいたり、
過去からのずっといい仲間たちが私を助けてくれましたし、
またDDSの社員たちもわけのわかんないデブなおっさんが来て反発するのではなくて、
09:00
ちゃんと一緒に汗をかいていただいたおかげだと思います。
他のメンバーがそういうことをしていないと言っているわけではなくて、
非常にいい仲間に恵まれたというのが、一つのうまくいった要因かなと思います。
ちょっと下世話な話なんですけど、安い給料で入られているということは、
ストックオプションとかも相当出たものですか?
いやいや、DDSはやはりストックオプションで入られて、
ストックオプションを発行するときには株主総会の決議なんかも要りますので、
私が入社したときにストックオプションというのはないですし、
翌年10年ぐらい赤字だったのを1年で黒字化しまして、
株価も非常に上がりましたけど、元からいる役員は非常に儲かりましたけど、
私は全然利益は得ていないですね。
ちょっと損失という感じですか?
損とは思わないですけどね。
それがあってみんなの信頼を勝ち取れていることもありますので、
長い目で見ればそれは一つのプロセスであって、
そこだけで損得とは思わないですね。
あと、上場企業様の社長に後から入っていってなるというのは、
何か苦労とかそういうのはないのでしょうか?
新しい会社に何度も転職していますけど、
転職するためにやはりいろんな会社のルールも違えば、
使うツールも違えば、いろんな意味で苦労することはあります。
非常に大きいのは会社が変わると、
例えばジャストシステムって非常に大きな会社でした、当時。
今も大きくなっているみたいですけど、
その後シマンテックって実は日本法人って十何人の会社だったんですね。
何千人の会社から十何人のシマンテックにやっぱり移ると、
急に態度を変えて冷たくなる人もいなかったわけではないんですね。
でも多くの人たちはずっと久保と付き合ってくれている。
これがありがたいので、今もずっとそういう昔ながらの仲間たちと
一緒に仕事ができているって幸せなことだと思います。
ありがとうございます。
そうしましたらDDS様の事業内容をぜひ宣伝がてらご説明いただければ。
ありがとうございます。
DDSはですね、もう創業、去年が25年になったんですけど、
最初はDDS略がデジタルデベロップメントシステムでございますので、
開発の会社だったんですけど、ここ十数年は認証基盤に特化した会社です。
具体的に言うと皆さんがパトコンの電源を入れて、
IDパスワードを入力して、いろんなクラウドだとかアプリケーションへの
12:03
ログオンのためにIDパスワードを入力してますけど、
それを全部生体認証とかニオソ認証に置き換えることができる会社でございます。
2016年に大きな事件がありまして、それはマイナンバー制度の導入でした。
その時に総務省が全国の自治体に対してニオソ認証を導入して
システムを強くにしなさいという指示が出て補助金も出た関係で
一気に自治体にニオソ認証が広がって、ビジネスそのものが大きく成長している会社です。
そこの部分は安定的な成長をさせながら、さらにクラウド上での認証とか
スマートフォンへの認証システムの提供、そういったチャレンジを今しています。
非常に大きな研究開発費を投入しながら、お金が続く限り多少赤字でもという思いの中で
資金を投入して大きな成長、大きな成功を収めようと今頑張っている日本初の会社でございます。
ありがとうございます。
そうしましたら、全く違うご質問をさせていただければと存じますが、
好きなもの、好きなこと、事例のお聞きしまして、お酒を飲むというお答えいただいて、
さっきもお酒の話が違っていましたが、毎日のように飲みになられますか?
ほぼ、今は毎日のように飲んでいましたけど、コロナの影響で家に帰らなきゃいけなくなったので
家では飲んじゃいけないというルールになっていまして、
厳しいルールですね。
飲んでくるので、家に帰ったときぐらいはということで、
今は週に半分ぐらいですかね、それでもお酒は飲んでますね。
お辛い感じですかね。
ちょっと辛いんですけど、反面、先週人間ドッグに行ったら非常に良くなってまして、
コロナで健康状態が良くなるって珍しいんじゃないかなと思いますけど、非常に健康になってます。
リスナーの皆さん多分、羨ましいなっておっしゃってるかもしれません。
そうかもしれないですね。お酒の量も減ったんで、体重もちょっと減りましたね。
コロナも良いこともあるなって思ってますけど。
座右のメモを聞きまして、期間的に準備し、楽観的に対処せよという、
ちょっと前半を聞きした話に続くような話も座右のメモでいただいているんですが、
これを選んだ理由というのは何かございますか?
選んだというか、若い頃からそういうふうにずっと思ってやってます。
もともとは孫子の兵法から来ている言葉だというふうに思っているんですけど、
本当に準備をしっかりしっかりやれば、当日やるときには自信がありますから、
楽観的にやることができて成功できるというふうに思ってまして、
15:01
何がそのような言葉の中で重要かって言ったら、
期間的に準備し、ここが本当に大事かなというふうに思ってまして、
若い頃から準備のところにはすごく力を入れてやってます。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございました。
最後のご質問なんですが、この番組、経営者向け、社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけませんでしょうか?
私は何と言っても、人を大切にすることだというふうに思います。
実はジャストシステムのときに競合であったマイクロソフトが
非常に激しい戦いをしてたんですけど、
そのときのライバルの方々って今でも仲良しなんですね。
一生懸命戦うとお互いの力を認め合ってすごく仲良くなれたり、
当然一緒に戦った仲間も仲良しですし、
力を貸していただいた方々も仲良しです。
今日のお話の中で一貫して仲間に助けてもらった、
お客様に助けてもらったと申し上げていますけど、
人を大切にすることは絶対に裏切らない。
裏切られたらそれは自分が悪かったのかな、
どうしたらよかったのかなと反省する材料であって、
悲観的になることではない。
常に人を大事にする、これが私の成功術だと思います。
長男です。大変参考になるお話でございました。
リスナーの皆さんも本日はお餌をしている中、
お聞きいただきまして誠にありがとうございます。
ぜひ皆さんも参考にしていただければと存じます。
久保社長様、ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
本日の社長肉インビジュール、いかがでしたでしょうか。
久保社長様、面白いですね。
というかね、こういう生き方もいいですね。
ジャストシステム、シマンティック、トレンドマイクロ、
シスコシステム、そしてクオリティソフトの後のDDSさん。
どんどこ出世しながら、給料上がり下がりはあるでしょうけども、
結局給料も上がっていって、おそらくですけども上がっていて、
経歴も上がっていて、どんどこどんどこチャレンジしている感じ。
自分の人生を楽しみながらチャレンジする。
それもドMと仰ってらっしゃいますから、それでチャレンジしている感じ。
ストイックという感じですか。
素晴らしいですね。
アメリカだとこんなの普通なんですよ。
だけど日本だと割と少ないんじゃないかな。
最近多くなったかもしれませんけどね。
ですから逆にこういうのもいいなと、どんどん移りながら、
部署を立ち上げたり事業を立ち上げたら次に移る。
そういうのもですね、非常にいい経験だし、
いろんなことを知れるし、視野が広くなりますし、
この経験を全部生かしていけるような感じがします。
そういう意味で、やっぱり素晴らしい社長様でいらっしゃいますし、
そういう意味で、本人ドMみたいな話もされていらっしゃいますから、
いわゆるストイックですし、
ここの社長にクイーンウィズでお越しいただく社長さんは、
18:02
ほとんどストイックでいらっしゃいますので、
ドMでいらっしゃいますので、
当たり前じゃ当たり前、逆に言えば、
それぐらいやらないとビジネスはなという部分もありますので、
そういう意味では本当に素晴らしい社長様でいらっしゃいました。
ぜひ皆さん方もですね、
人を大切にともされていらっしゃいますように、
そういったことを解説にして、
ドM社長として皆さん頑張っていただければと思います。
本日の社長にクイーンウィズではここまで。
また来週。
3分コンサルティング。
ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、
S様、起業前だそうです。
はじめまして、起業準備をしているSと申します。
私は現在、デリバリー専門店を起業しようとしています。
このことを大手企業に勤める父に話したところ、
事業計画書を持ってこい。
内容が良ければ出資してやる。
ただ自分がOK出さない計画書だと
資金調達するのは難しいと思え。
と言われました。
もっともだと思いましたし、
出資してくれると言われたので、
父を納得させるべく事業計画書を作っています。
しかしターゲットの絞り込みは甘い。
収支計画が甘い。
など散々な言われようです。
どう書けばいいかを父に聞くのが難しいです。
どう書けばいいかを父に聞くのが一番だと思いますが、
もう少しまともな計画書を書けるようになってからにしたいです。
そこで新谷さんに質問です。
甘くない事業計画書を使うためには
必要なものを教えていただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
素晴らしいお父様ですね。
尊敬します。
お父様の息子さんに生まれたことは
良かったなと思っていただいたらいいんじゃないかなと思います。
是非頑張って作っていただきたいんですが、
事業計画書を作る前に一番重要なことは
戦略を立てることですね。
これが一番重要だとまず思ってください。
戦略ってどういうふうに立てていくかというと、
まず現状把握をちゃんとしなきゃいけません。
一つには、マーケット環境。
どこの場所で出すのか。
その環境はどういう人たちが住んでいる地域なのか。
例えば、金持ちが住んでいる地域なのか。
貧乏人が住んでいる地域なのか。
世帯収入はどれくらいなのか。
また、御社がデリバリーですから、
どんな商材を扱うのか分かりませんが、
例えば、デリバリーの唐揚げ店をやるなら、
唐揚げ屋さんはどれくらいあるのか。
デリバリーの宅配の唐揚げ屋さんはどれくらいあるのか。
じゃあ、宅配。
他の唐揚げじゃない、
寿司とかピザとかの宅配はどれくらいあるのか。
その辺の店舗たちはどれくらいの売上が上げているのか。
などなどを徹底調査するのが一番最初です。
その上で、どれくらいの売上規模、
どれくらいの顧客数、
どれくらいの客単価を設定して、
商品設定をして、
客単価を設定すると、
どれくらいの原価がかかって、
どうなってくるか、
利益がどれくらい出てくるか、
こんな風に考えていくのが基本中の基本です。
これを戦略的に考えなきゃいけません。
ですので、マーケット環境を徹底調査するのが一番最初です。
昔、最前代の小学会長にインタビューを取った時に、
一番最初、彼は東京理科大の学生の時に
デリバリーの唐揚げ屋さんの店舗が
どれくらいあるのか、
どれくらいあるのか、
それを徹底調査するのが一番最初です。
21:02
そして、イタリアンのレストランを出しました。
イタリアンのレストランを出した時に
全然儲からなくて悩んで、
自分のお店の周辺のお店を片っ端から見て回りました。
歩き回ったと。
その上で客単価をもっと下げようということで下げて、
そして原価設定をして、
じゃあこれで行こうということでやったら、
並ぶお店ができたと。
その次に近くにもう2号店を出して、
そこも並ぶお店にする。
近くにまた3号店を出して、
並ぶお店にする。
3店舗を出すことによって、
イタリアン料理やスペイン料理や
そういった洋食やそういうところを全部潰して、
そこで勝ち組みになると。
それが今のサイゼーラーの原型ですね。
彼はマーケット環境を調べたのかといったら失敗した。
でもマーケット環境を徹底的に調べたら、
成功の放送が見えたので、
結果的に成功して今のサイゼーラーができてきたと。
こんな風になっているわけですよ。
ですから、マーケット環境を徹底的に調べることが
Sさんにとっては大変大切だし、
結果的にそれが見えていて、
どんなお客さんが通ってくれるか、
どんなお客さんが電話してきてくれるか、
ネットで頼んでくれるか、
みたいなことが想像できて、
それがどれくらいの数になって、
ここの人口は何人くらいいるから、
みたいなことが全部見えてくると、
いい事業計画が作れるし、
当たりやすい事業計画者を作れると、
こういうことになるんじゃないかなと思います。
もしその辺までできたら、
おそらくお父様も趣旨してやるという風になるのではないでしょうか。
ぜひその辺を考えて、
事業計画者を作っていただきたいと思います。
もしどうしても分からないということでありましたら、
最近ですとZoom等で無料で相談が載っておりますので、
何々とご相談いただければと思います。
よろしくお願い申し上げます。
本日の3分コンサルティングはここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞き下さり、
誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューを
お届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
ウェブサイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。
また来週。
24:15

コメント

スクロール