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2022-05-12 18:55

第4のジャンル 『オレンジワイン』を深く知ろう

日本ソムリエ協会認定ソムリエで、ワイン一年生の著者でもある小久保 尊とワイン初心者声優の松本 沙羅でお送りする初心者に分かりやすくワインの魅力や楽しみ方をレクチャーしていくカルチャーポッドキャスト!

第5回目の配信では最近流行りの”オレンジワイン”を深掘りしていきます!


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00:02
ワインのガッコウ。ワインのガッコウ、新入生・声優の松本沙羅です。
ソムリエの国母武です。
いきなりですが、今週のワインニュース!
いきなり始まりました。こんなのありました?
こちら、ワインに関するタイムリーなニュースがあるときだけ、突然始まります。
というわけで、今週のワインニュースはこちら。
デビルマン&マジンガーZ50周年特別企画で、豪華コラボワインが本日発売!
なんとですね、永井豪先生による傑作、デビルマンとマジンガーZの誕生50周年を記念して、
甲州の老舗ワイナリー、大和葡萄酒との豪華なコラボレーションワインが、この配信日の5月12日に発売されます。
今回発売されるのは、デビルマンをモチーフとした狂乱の白ワインと、
マジンガーZをモチーフとした鋼鉄の赤ワインの2種!
凄いですよ!
こちらの2種でございます。
それぞれ日本を代表する一品同士が織りなす味わいは、神か悪魔か、それとも!
インパクトのあるオリジナルラベルのデザインは、贈答用にも喜ばれる大人のプレゼントにも最適でございます。
互いに歴史を感じさせる重厚な味わいをお楽しみください!
とのことでございます。
凄いですね、これ。
凄いですよ、これ。狂乱の白ワインと、鋼鉄の赤ワインでございます。
ラベルもね、凄いですね。アニメのタイトルと。
そうですね、作品のフォントのまま載っていて、それぞれの作品のイラストというか、カラー付きのものがバシッとラベルに寄与されているんですけど。
ファンは喜びますよね、これはね。
しかもですね、どちらもお値段がオリジナルチャームが付いて、なんと3300円!
安い!
コラボワインでこのお値段は安いですよね。
1万円、2万円するかなと思ったんですけど、3300円。
そうですよ、老舗ワイナリーさんとのコラボレーションでこのお値段なんで、ちょっと気になる方は調べていただいて。
コラボワインってソムリエの方的にはどういった感想になるんですか?
僕は全然良いと思いますよ。今回だったら漫画とかのファン側の人もワインに触れ合う機会が出てきますし、
逆にワイン好きな人がデビルマンとかマジンガーZとか知るきっかけにもなるんで、誰も損してないし、良いと思いますけどね。
すごく良いですね、コラボワイン。
コラボワイン、コラボしたいですね。
ワインの学校とコラボワインを。
そうなってくると自然とまた船橋コックワイナリーということになってしまいますけど、それはよろしいんですかね?
03:04
コックワ先生の元のワイナリーに、いつか出向く機会があるかもしれないですね。
何百本にしますか?
何百本にしますか?
樹中生産とかの方がいいですね、そうなってくると。
これも先に本数決めといていただかないと、こちらも。
限られた形しか手に入れられないワインを、もし番組コラボするときは、夢が膨らみますね。
そうですね。
では本題に入ろうと思います。
今週はこんなテーマでお送りします。
第4のジャンル、オレンジワインを深く知ろう。
2回目の配信で、抑えておくべき4種のワイン。
最後の方でご紹介したオレンジワイン、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインに続く第4のジャンルとして、ここ10年ぐらい注目を浴びているワインがオレンジワインですね。覚えてますか?
覚えております。オレンジワイン。オレンジとは何ぞやと。
現場で雰囲気がざわついたのを覚えております。
ちなみにココバさん、これオレンジワイン、初心に返って質問させていただきたいんですけど、オレンジが使われているワインではない?
ないですね。これそうなんですよ。結構勘違いされてる人もいるんですけど、うちのお店のお客さんでも結構いるんですけど、オレンジワインといっても色がオレンジなだけで、オレンジは入ってませんと。
でも色がオレンジなんですね。
そうですね。茶褐色というかオレンジというか。ロゼワインに薔薇を使ってないのと同じ。って考えるとわかりやすいかなと思います。
ロゼワイン。
オレンジワインは赤ワインの作り方で、白ブドウを醸造することによってオレンジ色になって、ブドウ本来のコクとうま味を引き出した味わいが特徴ですね。
いいですね。ブドウ本来のコクとうま味だけで美味しそうだなって思いますもんね。
普通白ワインはブドウを絞ってジュースにしたものを発酵させて作るんですけど、オレンジワインは赤ワインと同じように皮とか種も一緒に発酵させて色や成分を抽出すると。
なので赤ワインのような渋みがあるものもあったりしますし、紅茶みたいな風味とか。
あとオレンジピールの感じ。
ちょっとややこしいんですけどオレンジワインで、オレンジ使ってないけどオレンジピールっぽいのが出てくるという感じですね。
そういうワインです。
ちなみに前々回のようにオレンジワインもワインについて詳しくなろうとしている私だったり、リスナーの方も知っておいた方がいい理由って何かあるんでしょうか。
オレンジワインは何と言っても料理に合わせやすいということですね。和食とか中華とかエスニックなんかにも対応できちゃうんで。
万能ですね。
もともと大きく国では白ワインなのでお魚料理ももちろんいけますし、渋みがあったりもするので肉料理にも合わせやすい。
06:02
個人的に一番守備範囲の広い種類だと思いますねオレンジワインが。
レストランなんかでも前菜からメインまで一本で通したい場合はオレンジワインがおすすめですね。
ということは例えばあまりワインにまだ知識がない方でもオレンジワイン知ってるってなったら頭からお尻までそれでも問題なく。
とりあえずオレンジワイン。迷ったらとりあえずオレンジワインの時代が来るかもしれないですね。
とりあえずビールからオレンジワインになる日が近いかもしれないですね。
この配信後にはもう。
もう始まるかもしれない。
バーッと広まって。
ちょっと楽しみですね。
オレンジワインなんですけども起源ジョージア。昔グルジアって呼ばれてた国ですね。
約8000年前から作られてると。
8000年。
起源前6000年。
すごい歴史が実はあるものなんですね。
全てのワインの起源がジョージアだって説もあったりするので。
だからワインが始まった時には作られてるってことですよね。
たぶん今の白ワイン、もともとはオレンジワインみんなオレンジワインだったんじゃないかっていう話もあって。
それがどんどん洗練されていって今の白ワインみたいになっていったけども。
なので歴史は古くて、最近作られてるオレンジワインっていうのは原点回帰というか。
そういう感じで作られてるんでしょうね。
ここからは初心者の方には覚えていただきたいオレンジワインによく使われる品種をご紹介していきます。
お願いします。
フランスとかイタリアではピノグリ。
ピノグリ。
イタリアではピノグリージョって言うんですけど。
ピノグリとかゲビュルツトラミネールがよく使われます。
ちょっと待ってください。
声優さん泣かせな。
ちょっと待ってください。
ゲビュルツトラミネール。
ゲビュルツトラミネール。
あとさっき言ってたジョージアではルカチテリ。
ルカチテリ。
これもまた声優さん泣かせな。
声優さん泣かせな。
ルカツニ。
小さいイ。
ルカツイテリですね。
あと日本でも最近はオレンジワインよく作られてるんですけども。
日本だとコーシューっていう品種とかデラウエアっていう品種で作られることが多いです。
今紹介した5個かな?の品種。
ピノグリ、ゲビルツトラミネール、ルカチテリ、コーシュー、デラウエア。
これ共通点があるんですね。
これリスナーの方わかりますかね?
これ知ってたらポテトキャスト聞く必要がないくらいの。
オレンジワインの回聞く必要がないくらいの人ですけども。
これ実は全てグリシュって呼ばれる品種なんですね。
グリシュとは。
グリってフランス語でグレーって意味なんですけど。
巨峰ほど黒くないけどマスカットほど白くないやつら。
ちょうど中間。
グレーなところにいるやつらですね。
09:00
デラウエアとか食べたことありますか?
ありますあります。
ちょっと赤みがかってるというか。
そうですよね。
あれ黒ブドウでもないし白ブドウでもないじゃないですか。
あれがグリシュって呼ばれる。
白ワイン作るのに使われるブドウなんですけども。
オレンジワイン作るときにはああいうふうにほんのり赤く色づいているブドウは
黒ブドウほどじゃないけれどもアントシアニンとかの成分が多いので
マスカットみたいな白ブドウよりも黒とか色が出やすいと。
ということで選ばれてるんじゃないかっていう。
なのでグリシュが。
グリシュ以外でもオレンジワイン作られたりもしますね。
シャルトンで使ったりもしますし。
このグリシュと呼ばれる品種のものがオレンジワイン使われる。
使うことが多いですね。
これを覚えておけばいいと思います。
これちょっとリスナーの方共通点これじゃないかと思ったのが合ってたかどうかも。
合ってた人はもう期間で大丈夫です。
オレンジワインにもうあなたは詳しいです。
大丈夫です。
じゃあお待たせしました。
オレンジワイン飲みましょうか。
出ましたオレンジワイン。
ご紹介をお願いします。
今日ご用意したのはアルトランドンっていう作り手さんのスペインのオレンジワインですね。
これはグルナッシュグリっていう品種を使ってます。
新しい6品種目が出てきました。
6品種目出てきました。
でもグリってついてるんでやっぱりグリーシューなんですよね。
グルナッシュっていう品種の黒ブドウもあるし白ブドウもあるんですよ。
グルナッシュブランとグルナッシュとあってグルナッシュグリを使ってます。
グリブドウを使っていてお値段もお手頃なのでこれをちょっと選ばせていただきました。
結構オレンジワイン高いものも結構多かったりするので。
そうなんですね。
1000円台で買えるのかなこれは。
ほうほうほう。
なのでちょっと予算の都合も考えつつご用意してみました。
ありがとうございます。
ちなみに先生このオレンジワインは初回でコンビニで買えるワインっていうのを選んでいただきましたけど、
オレンジワインもコンビニでは売ってたりするんですか?
いやまだ売ってないですね。
オレンジワインさすがにまだ売ってないです。
カルディに登場して。
そうなんですね。
じゃあちょっと身近なところで探そうかなって思った方はまずカルディに行っていただいて、
そうですかね。
なければお酒のお店に。
こんさんが飲んだんですよねカルディのオレンジワイン。
あれ違いましたっけ?
ライフの。
ライフででも売ってないですね。
ライフにオレンジワイン売ってたんですか?
ライフでも売ってるし、まるえつぷちでも売ってる。
えー。
意外とじゃあ身近なスーパーに置いてあるところは。
スーパーにも置き始めたんですよ。僕それは知らなかったです。
1,2種類くらいですね。
はいはいはい。まあそうですよ。1,2種類あったら大したもんですよね。
めっちゃ喋っちゃいましたね。
いや全然いいです全然いいです。
ということらしいです。ライフとかまるえつぷちには置いているらしいので。
でもさすがにコンビニにはまだないなって感じですかね。
そうですね。はい。ありがとうございます。
今オレンジワイングラスに入れていただきましたので。
12:01
まずじゃあちょっと香りから。
色どうですか?色。
オレンジ色。
そうですね。すごいですね。最初にねオレンジ色っていうのを聞いて。
すんなり受け入れてましたけど確かに。
知ってたっていう。はいはいオレンジなんでしょっていうね。
綺麗なオレンジ色ですね確かに。
そうですねジョージアではアンバーワイン、琥珀ワインって呼ばれてたりもするんで。
確かに綺麗な琥珀色ですね。
確かにオレンジワインより琥珀ワインとかアンバーワインって言った方が間違いなくて良さそうですよね。
しっくりきそうですよね。
オレンジ使ってるワインと。
確かにアンバーワインとか。
さすがに琥珀使ってるのかこのワインはみたいな人はさすがにいないだろうから。
そうですねすごいめちゃめちゃ綺麗です色。
でも香りは前回飲んだ赤ワインにすごく似てる気がします。
それは種とか皮からくる香りを拾っているのかもしれないですね。
なるほど。
では早速いただきます。
わー不思議ーすごく不思議ーなんだろう。
香りでその赤ワイン味をすごく感じてたんですけど。
赤ワイン味。
赤ワイン味をすごく感じてたんですけど味わいは確かになんか白っぽいというか。
白ワインよりな味わいはあるけどもちょっと最後に薄く渋みも残る感じをね感じ取ってもらうといいなと思ったんですけど。
確かにこれ飲むだけでいろんなお料理と合うっていうのがわかる気がします。
なんかそのそれぞれの料理の味を邪魔しないというか。
あまり口の中に酸味みたいなのが残りすぎない感じがあるので。
アルトランドンさんって作り手のエンロサードっていうワインなんですけどもスペイン語でロゼじゃないよって意味なんですよね。
ロサードってロゼって意味でエンが否定のやつなんでロゼじゃないよって意味でオレンジワインの気持ちが感じられる。
じゃあもう見ただけでわかるようになってるんですね。
ロゼじゃないよってもうワインの名前がロゼじゃないよなんで。
もういいえって言ってるってことですね。
オレンジワインだよって言えばいいのに。
ロゼじゃないよ。
ロゼじゃないよっていうワインね。そんなところも楽しいワインですねこれ。
はい。すごいおいしい。
ということで今回はオレンジワインについてご紹介しました。
今コクボさんがおっしゃっていただいた要点をまとめるとオレンジワインはオレンジを使っているわけではないオレンジ色のワイン。
いろいろな料理に合わせられる万能選手。日本でも作られているので要チェックとのことですね。
例えば前のエピソードで白ワイン3種赤ワイン3種と紹介してきましたけどリスナーの方飲み比べてみて
白は飲めるけどちょっと赤は苦手だったなとかっていう人はこのオレンジワイン試してみるのいいかもしれないですね。
そうですねオレンジワインから入ってだいぶ軽有な存在ではあると思いますけど。
15:03
そうですね。ただ先ほどディレクターのKさんからですね。
しょっちゅう出てきますね。
Kさんからですね情報をいただきまして手に入れた時は1000円台ぐらいで買えたということだったので
そこまで大きい金額がかかるわけではなさそうだったので探してみたら身近なところにあるかもしれないですね。
そうですねこれを機にね皆さんチャレンジしてほしいですね。
はいぜひ飲んでみてください。
エンディングでございますがなんとですね今週は番組に届いたお便りを
ついに
ついに届きましたか。
こちらご紹介させていただきます。
はいありがとうございます。
番組っぽくなってまいりました。
そうですねやっといつも3人でお送りしましたからね。
そうですね大変嬉しいです。紹介させていただきます。
ゆちちさん大好きなコクボさんの番組紹介はドキドキしながら聞かせていただきました。
近所ですぐに買えるような身近なワインを紹介していただきなんだかホッとしております。
ワイン選びもビール選びと同じように肩肘張らずでいいんだなと思わせてくれる内容で嬉しかったです。
いやー嬉しいですねこれね。
いやーゆちちさんありがとうございます。
コクボにファンがいたんですね。
嬉しいですね。
嬉しいですね。色々ねお便りどんどん送ってきてほしいですね。
本当ですねこの実際番組のコンセプトみたいなものもワインを知らなかった方がだんだん自分でワインを選べるようになってたらっていうものも
含まれているのでビール選びと同じ感じでそんなに緊張しなくていいんだなっていう風に思っていただけたのはすごくやりがいがあるなと。
あと皆さんの成長期みたいなのを送っていただけると嬉しいですね。
これをこういう風に考えて選んでみましたみたいな。
そしたらちゃんと自分の思ってた味でしたみたいなそういう成長期が送っていただくのも嬉しいですね。
そうですね例えば今後こういうワインにこういう料理を合わせてみましたみたいなそういう体験談的なものもお手紙お便り。
令和やぞ。
お手紙でもお便りでもダイレクトメールでも。
別にメールじゃなくてもツイッターじゃなくてもメールでもお手紙でも。
大変光栄でございますので。
よちちさんありがとうございました。
引き続き番組への感想や特集してほしいテーマなどを募集しています。
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またアップルポッドキャストのレビューやツイッターでのハッシュタグワインの学校をつけての投稿もお待ちしています。
表記は番組名と一緒でワイン学校はカタカナ。
間にある野崎ひらがなです。
スポティファイでお聞きの方は番組フォローと星5評価をお願いします。
番組フォローをしていただくと最新話が更新されるたびに通知が届きますのでよろしくお願いします。
18:05
そしてこの番組はツイッターで収録風景や紹介したワイン情報をアップしています。
さあ続いてはコクボさんからの告知です。お願いします。
千葉県船橋市でコックダイナーという飲食店と船橋コックワイナリーという都市型ワイナリーを営業中です。
船橋コックワイナリーのワインはネットでも買えますし、船橋市のふるさと納税の返礼品にもなっているのでぜひチェックしてみてください。
オレンジワインもあります。
あと書籍の図解ワイン1年生、図解ワイン1年生2時間目チーズの授業も発売中ですのでこちらもよろしくお願いします。
はい、お願いいたします。来週も木曜日18時に更新されます。
次回もお楽しみに。お相手はソムリエのコクボタケルとワインの学校新入生、声優の松本沙羅でした。
18:55

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