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ワインのガッコウ
ワインのガッコウ新入生、声優の松本沙羅です。
ソムリエのコクボタケルです。
この番組は、日本ソムリエ協会認定ソムリエで、
13万部越えのベストセラー、ワイン1年生の著者でもあるコクボタケルさんに、
初心者でも分かりやすく、ワインの選び方や味の違いを教えてもらう、
聞くとワインが飲みたくなる番組です。
それでは早速いきましょう。今週のテーマはこちら。
ワインの最適温度で味が変わる、赤ワインの王道3品種。
さて、先週はですね、コクボさん、白ワインの王道3種を紹介していただきましたけども。
喜んでいただけたようで。
めちゃめちゃ美味しかったです。ありがとうございました。
今週はですね、王道3種の紹介、赤ワイン編ですね。
白が来たら次赤ですね。
こちらですね、テーマにもなっているワインの最適温度で味が変わる。
これちょっとごめんなさい、私ピンときてないので、説明をお願いしてもよろしいでしょうか。
よく白は冷やして、赤は常温でっていうのがあったと思うんですけど、聞きます?
聞きます聞きます。
若干常温だとぬるいですよね。
そうですね。
ぬるってなりますよね。
なりますね。
フランスの気温、結構フランス涼しいみたいなんで、常温だといいのかもしれないですけど、日本ね蒸し暑かったりしますしね。
そうですね。
冬でも暖房ガンガンね、なってるんで、常温よりはちょっと冷やしたほうがいいかなって思います。赤ワインでも。
はい。
なので、一般的にワインの最適な温度っていうのが、重めの赤が17度から15度くらい。
軽めの赤だと14度から12度くらい。
厚みのある白、先週飲んだシャルドネとかね。
はい。
は10度から8度とか。
甘口の白ワインとか、すっきりした白ワイン。
先週飲んだソービニョンブランとか、リースリング。
リースリング。
は7度から5度とかがいいのかなと思いますね。
結構冷えてますね、7度から5度って。
そうですね。
もう5度って言ったらもう冷蔵庫の温度なんで。
そうですね。冷蔵庫でキンキンに冷やしちゃって大丈夫ですね。
へー。
温度なんて測らないじゃないですか、普通飲むとき。
そうですね。温度計とか使ったりするわけじゃないですね。
なんで家で普通に飲むときは、ちょっと冷やしめにしといて、
飲んでるうちにボトルね、飲んでるうちにどんどん温度が上がってくると思うので、
これぐらいの温度が好きだなとか、このワインにはこのぐらいの温度がおいしいなとか、
その変化を楽しんだりしながら飲むのがいいんじゃないかなと思います。
自分で見つけながら。
そうですね。
ちなみにココアさん、怒られるかもしれない点でお聞きしたいんだけど、
赤ワインを飲むとか白ワインを飲むというときに、ちょっとやっぱり冷たい温度で飲みたいとなって、
氷を入れるっていうのはいかが?
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全然いいと思います。
あ、そうなんですね。
氷全然入れていいと思いますよ。
言っちゃえば一番好きな飲み方で飲むのが一番いいっていうのが至高品ですからね。
あるんで、あんまり高いお店とかで高いワインとかでやるのはやめたほうがいいかなとは思いますけどね。
なるほど。
うちで飲むときに好きな飲み方すればいいですし。
なんならちょっと白ワインに氷入れてちょっと炭酸入れてレモン絞ってみるとかでも全然いいと思いますし。
さっぱり飲めそうですね。
あ、よかった。氷なんてさどうだって言って怒られるかとちょっとドキドキします。
いや、怒っちゃう人もいるかもしれないですけどね。
そうですよね。
僕も庶民派なんで、皆さんの味方なんで。
庶民派すぐについてましたけど。
なるほど。ちょっと氷を入れるのは、私おうちで赤ワインを飲むときに時々入れてたので。
全然いいと思います。
よかったです、それが。
でも氷入れて氷に合う赤ワインとかも結構あったりすると思いますよ。
軽めのワインのほうが氷入れて冷やして飲むのにいいかなと思いますね。
あんまり渋みが強いものとかなんかは。
冷やすとやっぱり渋みを感じやすくなっちゃうので、あんまり渋くないワインのほうが氷入れて飲むのはいいと思います。
ちょっとじゃあそれこそ私好きなんですけど、ワインだと甘口なものとかそういうのに氷入れて飲むのも。
そうですね、いいと思いますいいと思います。
ですって皆さんぜひ試してください。
熱くなってきたらね。
ちなみにその開けたワインを例えば冷やしておくっていうのもそうなんですけど、保存の仕方ってどうしたらいいんですか?
基本的に開けちゃうと、2,3日以内に飲み切っていただいた方がいいかなと思います。
逆に2日目3日目になっておいしくなってるみたいなこともあったりするので、ちょっと試してみるのはいいかもしれないですね。
開ける前のもの。
安いワインだったら特に気にしなくていいと思います。
もともとその安いワインって長期熟成用に作られてないので、もう基本的には早く飲むべきものなので。
気にせず直射日光に当てておくとかしなければ、1年ぐらいは大丈夫だと思いますし。
すごい熱くなっちゃう部屋に置いておくとかはダメかもしれないですけど、そこまで気にしなくても大丈夫ですね。
そうなんですね。
5,000円から1万円くらいするちょい良いやつは、冷蔵庫の野菜室とかいいですね。乾燥がしないんで。
横に寝かせちゃってもいいですか?
そうですね、全然大丈夫です。
そうか、ワインセラーとかも横ですね。
野菜室なんですね。
野菜室の方が湿度がある程度あるんで、コルクが乾燥しないっていうのがあって。
白ワインは飲む直前に冷蔵庫から出すといいよっていう感じなんですけども、やっぱり物によって厚みのあるものとか。
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あと5,000円から1万円くらいだと、ちょっと味わいに厚みがあるものが多いと思うので、直前よりは10分前とかに出しておけばいいかなと思います。
赤ワインはもう同じで、飲む10分前くらいに冷蔵庫から出しておくといいかなと思います。
2万円以上するような高級ワインを、すぐ飲むならいいんですけど、これまだ2020年ヴィンテージですとかで熟成させたいってなったら、セラー買ってください。
そのワインのために。
そのワインのために。
そのワインのためにセラー買ってください。
それはもうこうだからっていう理由はあるんですか?
ダメにしちゃわない、保険のためにって感じですかね。
セラー買ったほうがいいですね。
それで、例えばそのワインセラーを買うってなったときに、さっき冒頭で教えていただいたこれぐらいの温度がいいよっていう、その温度の状態でずっと保管して。
そうですね。
だいたいワインセラーも調整できると思うんですけど、だいたい8度から20度ぐらいの間で調整できるものだと思うんですけども、その間で、温度変化がなければ別に何度でも大丈夫だと思います。
その間だったら。
なるほど、じゃあ高級ワインを保存したいときはワインセラーを買うってことですね。
もうそんなワインを買ってしまったらセラーはセットで買ってください。
買うことですね。
ここからは、初心者の方に覚えていただきたい赤ワインの温度を3品種ご紹介していきたいと思います。
ちなみに赤ワインの特徴などについては、ワインの学校第2話で話しておりますので、そちらをチェックしてみてください。
では一つ目はカベルネソービニョンですね。
世界中で作られてるんですけどもね。
フランスのボルドー地方とか、カリフォルニアとか、チリが有名ですね。
ブドウの皮の厚みがあるんで、単に渋みが出やすいって言われてますね。
渋いですね、確かに。
なので長期熟成向きのワインを作ったりしてます。
なので結構ボルドーのワインは高級なワインが多かったりとかしますね。
香り自体はそこまで渋みは全く感じないし、口に入れた瞬間も最初はそんなに渋みが来ないんですけど、残る。
ちょっとサラッと。
そうですね、下の上に少し渋みの感じが残るのが。
なんか重たいワインといったらカベルネソービニョンみたいな。
あとチリのカベルネソービニョンはチリカベって言われたり。
先週のタルドネに続き。
タルドネに続き。
チリカベ。
チリカベ。
逆して使われるんですね。
安くて美味しいのが多いんですよ、チリのカベルネソービニョンって。
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なんでチリカベって言われたりしますね。
しっかりしたお肉料理に合うんじゃないかなと思います。
そうですね、ガッツリ脂のある食事にも合いそうですね。
そうですね。
美味しい。
カベルネソービニョン。
お次はメルロ。
はい、2つ目はメルロ。
メルロ。
メルロですね。
すごい香りが。
そうですね。
美味しい、メルロ。
メルロ。
これ。
カベルネソービニョンほどタンニンもないですし、酸味も控えめで、まろやかなワインが多いですね。
これだってお酒を飲める年齢にもちろんならなきゃダメですけど、
なんかわからなくしてジュースだよって言われて出しても。
何を企んでるんですか?
何もそんな悪いことは企んでないんですけど。
炎上しますよ。
コップに氷入れて、メルロ入れて、はいジュースとかって渡しても気づかないで飲めちゃうぐらい、何もこう、なんて言うんですか?
引っかかりがないというかね。
ないですね。
サラッと飲める。
まろーっと飲めちゃう感じですね。
こういうワインが多いです、メルロは。
メルロね、名前かわいいって言ってましたもんね。
かわいいですね、メルロ。
メルロすごい。
メルロですね。
味わいとマッチしてる気がします。
名前と味わいが。
美味しい。
ありがとうございます。
じゃあ最後ですよ、次。
はい、最後。
ピノノワール3つ目ですね。
ピノノワール。
ピノノワール様。
これ結構ね、高級なワインになったりしますので。
シャンパンとか、ロマネコンティって聞いたことあります?
はい。
めっちゃ高いやつ。
これもこのピノノワールから作りますね。
なんで、色も見比べてもらうと、
カベルネソビニョンと見比べてもらうとあれなんですけども、
だいぶ明るい。
本当だ。
透けて見えるというか、底が。
皮が薄いんですね。
なので渋みも控えめですし、色も明るめで、
そのせいで病気に弱かったりとか、
栽培が難しいらしいですね。
なのでやっぱり栽培地域が限られてきたりとかしますね。
それもあって結構高級なイメージがある品種ですね。
間違っていなければなんですが、
すごく個人的な話になるんですけども、
私の家族が好きなワインはピノノワールだと認識していて。
ブルジョアナ、カピッカ、松本系。
すごいですね。
それも本当に軽くスタッと飲むぐらいなんですけど、
赤を飲んでるとき、ピノノワールを飲んでるイメージがあって。
フランスのブルゴーニュ地方っていう有名な産地、
高級ワインもいっぱいあると思うんですね。
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ロマネコンティをはじめ、高級なピノノワールを作ってるので、
そういうところのワインが好きなんですかね。
ですかね。
松本系は。
味覚がそっち寄りなのかもしれないですね。
さすがですね。
これ、例えばピノノワールって、
扱いが難しい貨業の品種ってさっきおっしゃってましたけど、
だからこそ、やっぱり値段も上がったり、
高級品になる傾向とかってあるんですか。
そうですね。
逆に、安いピノノワールはハズレが多いみたいなイメージありますね。
なのでピノノワールを買うときは、
3000円くらい出しておいた方がいいかもしれないですね。
知らないやつ買うときはね。
今日は持ってきたピノノワールは1000円台というか。
お手頃に手に入る。
ルーマニアのピノノワールなんですけど。
どうでしょう、3種類飲んでみて。
どれが好きとか。
前回、白ワインの王道3種を教えていただいて、
今回は赤じゃないですか。
好み的には私は赤の方が好きかもしれないです。
最初も好み聞いたときも赤ワイン好きだって言ってますよね。
白ワインのすごくさっぱりしたのもおいしいって思うんですけど、
赤ワインの方が飲んだ後も少し口の中に残る感じが。
余韻を楽しめる。
2度3度おいしいみたいな感じがあって。
結構長く楽しめるんだなっていうのが分かりましたし。
それこそこの教えていただいた王道3種で他の赤ワインもあると思うんですけど。
この料理に合わせてこのワインの組み合わせどうなのかなって。
なんか試してみたいなと飲み比べて思いました。
どうですか、この3種類の中ではどれが好きですか。
やっぱり松本家はピノノワールですか。
そうですね。もう1回飲んでみてもいいですか。
香りを一番嗅いでいるのはカベルネソービニョなんですよね。
家でよく嗅ぐ。
メルロは香りも味も私初体験だったんですけど。
メルロは飲みやすいですね。
そうですね。ピノノワールかな。
やっぱりチワ。
ピノノワールかな。
チワ争えない。
メルロがすごく飲みやすくて。
カベルネソービニョンは美味しいんですけどちょっと私個人的に渋みが強いかなっていう感じがあって。
メルロはカベルネを先に飲んでるっていうのもあるかもしれないんですけど。
カベルネソービニョンよりかはメルロの方が飲みやすい。
サラッとする。香りも褒めてる意味ですね。
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ピノノワールは美味しいって感じで。
単純に。
単純に美味しいって。
語彙力をなくす。
そうですね。
美味しいって。
美味しいって思って。
何かを食べるってなった時にピノノワールがあったら一番馴染むのかなっていう。
もうすごい個人的主観なんですけど。
メルロを飲むときはもうちょっと少しまろやかな感じがあるから。
少し味付けが。
甘みのあるものとかがいいかもしれない。
甘みのあるものとか。そこの料理にも少し味がしっかりついてるものとか。
すき焼きとかと合わせるといいって言ってますね。
皆さんもまずカベルネソーミニオン飲んでみてもらって。
もっと単に渋み控えめでまろやかなのがいいなと思ったらメルロを飲んでもらえればいいと思いますし。
もっと軽めのがいいなと思ったらピノノワール飲んでみてもらって。
自分の味わいの好みの方向性を見つけてもらえればいいなと思います。
前回の第3話でも白ワイン紹介したときにこれを基準にしてそこからどんどん味を選んでいってっていうのをやりましたけど。
それと全く同じことが赤ワインでもできますので。
皆様ぜひ試してみてください。
ワイン買ってみてもう1回これ聞き直してもらいながら。
飲みながらやってもらうとまたいいかなと思います。
それぞれ皆様の味覚もあると思うので。
例えば私がこう感じたっていう味が自分はそうじゃなかったっていうのとかも。
何言ってんだってね。
全然違っていいわけですからね。
好みですから。
何言ってんだって。
酸味の方が感じました僕はみたいな。
メッセージとか来るかもしれないですけど。
バリー蔵後もお待ちしてね。
ないよりはいいですから。
何もないっていうのはもう無関心。
好きの裏返しは。
無関心ですからね。
嫌いじゃないっていう無関心なんて有名な言葉がありますからね。
バリー蔵後でも来るだけありがたいですからね。
送っていただけるといいですね。
僕はそう感じませんでした私はっていうメッセージをぜひいただければ。
お待ちしてます。
お待ちしております。
ありがとうございました。
ということで今回は赤ワインの王道3種紹介してきました。
今日私たちが飲んだワインは番組のツイッターアカウントで詳しく紹介しておりますので概要欄のリンクからアクセスしてみてください。
ということで前回と今回とそれぞれ白と赤を3種類ずつ紹介してきましたけども。
ぜひ聞いてくださっている皆様も自分で味を試して飲んでみて。
試してみてほしいですね一緒にね。
さっきのメッセージバリー蔵後が届くかもしれないっていうそれを踏まえた上で飲んでいただいて。
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ちょっと時勢柄的に大人数で集まるっていうのはまだ難しいかもしれないですけども。
ぜひどこかに持って行くとか例えば贈り物をするっていうのの一つのヒントみたいなものにしていただけたらいいのかなと思いました。
私はあの今回前回今回合わせていろいろ飲み比べさせていただいてあのぶどう畑に行きたいなって思いました。
温かくなってきたし。
温かくなってきたしどういう状態でそのこれからワインになるぶどうがなってる。
まあそのぶどうが木になってるのってもう想像は全然つくんですけど。
まあ秋ですしねそれね実がなってるのは。
今ないですからね。
これはもう教養レベルでの話ですね。
確かに確かに。
ぶどうは秋なんですね。
秋のフルーツなんですよ。
温室とかあっても違います?
いやあんまり聞いたことないですね。
ないか。
ダメだもうどっちに起こらない。
本当にすいません。
でもワイナリーさんとかはね多分春も営業してていろいろね見させてもらえると思うので。
そうですね行くとしたら今が5月ってなると半年先ぐらいになる可能性はありますね。
失礼いたしました。
でもねこれ聞いてる人はねもしかしたら秋に聞いてくれてるかもしれないですから。
そうですね。
だからこうなんかワイナリーを回るツアーみたいなのとかそういうのがあったらぜひ足を運んでみたいなと思いました。
はいということでワインの学校を聞いてのご感想をアップルポッドキャストのレビューやツイッターでのハッシュタグワインの学校をつけての投稿をお待ちしています。
続きは番組名と一緒でワイン学校はカタカナ間の野崎平仮名です。
スポティファイでお聞きの方は番組フォローと星5評価をお願いします。
番組をフォローしていただくと最新話が更新されると通知が届きます。
そしてこの番組はツイッターで収録風景や紹介したワイン情報をアップしていますのでぜひチェックしてみてください。
さて続いてはコクボさんからの告知ですお願いします。
はい千葉県の船橋市でコックダイナーっていう飲食店で年型ワイナリーの船橋コックワイナリー営業中です。
この第4話になっていきなりなんですがこちらのお店ワイナリー行けばコクボさんに会えるってことでよろしいですか?
えっとですねコックダイナーの方は基本的にいるんですけど
ワイナリーの方はあの日曜日にワイナリー見学会やってるんでそこにはそれには僕出ます。
いることもあるんですけどそれ以外の日とかもいないことも多いです。
じゃあコクボさんに会いたいという方はぜひコックダイナーの方は確実ですかね。
会いたいそういう軽衣な方はぜひ来てくれると嬉しいです。
はい私もいつか食べに行きます。
ぜひぜひお願いします。
この船橋コックワイナリーのワインはホームページとか船橋市のふるさと納税の返礼品にもなっているのでぜひお手に取ってみてください。
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あと図解ワイン1年生2時間目チーズの授業がサンクジュアル出版社から発売中ですのでこちらもチェックお願いします。
お願いいたします。
ちなみに今日お話しした内容とかもそのコクボさんが書かれたこのワイン1年生の中に入っていると。
そうですねもうちょい詳しくね。
気になった方はぜひそちらも。
深掘りしたい方は読んでみてください。
読んでみてください。
では来週も木曜日18時に更新されます。
次回もお楽しみにお相手は。
ソムリエのコクボタケルト。
ワインの学校新入生声優の松本沙羅でした。