これが今日のハイライトでやんす。よく聞け。
ギリッギリの低空飛行で生きてる自分に拍手をしてあげたらいいと僕は思います。
理不尽な社会にもんやり、こんなんおかしいやろと思うの私だけ?
そんなストレス社会を生き抜くあなたのために、愛と勇気のエールをお届けする
知った激励考察トークプログラム、アラサーゲイの吠えたいラジオ。
社会の闇を吠えっぱに代わって押し起きよ。
ハオー。本日のテーマはこちら。
自分らしさってなに…?自分らしさを守る方法、というわけでね、本日はお悩み相談のお便りをいただいております。
早速読んでいきますね。
吠えっぱネームナオキくんからのお便りです。
ウルフさん、こんにちは、こんばんは。元気の出る楽しい配信をいつもありがとうございます。
早速ではございますが、お便りというかパチモン判定になるのか微妙なところですが、
私ごとですがウルフさんの考え方をお聞きできればと思います。
私には好きな人がいるのですが、
1秒前の自分よりも良い自分でいたいから落ち込んでいる時間はもったいない、
というウルフさんの名言を心に掲げているので、
恋愛についての落ち込みはなく、悪かったところは反省して次に向けて頑張ろう、と思えています。
ありがとうございます。
ここからが本題なのですが、
悪かったところや直すべきところを自分なりに反省しようと、
いろんな人に意見や考え方を聞いていました。
そこで知り合いのゲイの方に恋愛のアドバイスをもらいに会いに行きました。
もちろん恋愛のアドバイスは的確で、自分でも分かっていた部分でしたが、
話していくうちに無意識に自分のことを棚にあげて他人を見下す癖がある。
自分を過大評価している完璧主義、見下せるほどの人間なの?
そのままだと世界探しても好いてくれる人は少ないと思う、
と人柄について指摘されました。
もちろん一意見なので、ありのままの自分を好きになってくれる人を大切にすればいい、
とも思いますが、他人から見てそう見えるということは直さなければいけないところなのだと思います。
自分は他人を見下しているつもりはなかったですし、
過大評価というよりむしろ自分に自信のない方なので、そう言われて少しショックを受けました。
親友にもこの話をしたところ、
普通は○○なのになんで○○なのかわからない、みたいな言い方をたまにするのが視野が狭く、
上から目線に聞こえる人もいるかもね、と言われ腑に落ちました。
普通について悩んでいた自分が他人に自分の普通を押し付けていて、
無意識のうちに他人を見下していた自分はなんて最低なパチモンなんだ、と笑い、
自分なりに無難に好かれる、を目指していたつもりでしたが、
この人なら受け入れてくれるかな、と本当の自分を見せた瞬間に離れていく人も多く、
きっと本当の自分が最低な人間だったから離れていく人が多かったのだと今だったらわかる気がします。
だからこそ今回言われたことは受け止める必要があると思っていますが、
自分らしさってなんなんだろう、とも同時に思ってしまいます。
答えのない問いに悩んでも仕方ないのですが、
ウルフさんの考え方をお聞きしたくお便りを書かせていただきました。
考えすぎてしまう性格ゆえ、こんなに長い文になってしまいました。すみません。
ホエラジやウルフさんのそんたくない意見がいつも自分の心の支えになっています。
これからも応援しています。
というわけで、ナオキくんお便りありがとうございます。
これはね、
あ、わかる、わかるよその話、と思いながらお便りを読んでおりました。
僕もね、自分らしさとかさ、自分の軸ってよくわからんくって、
20代半ばから後半の頃はね、よく悩んだものなんですよ。
自分の軸を持て!とか、ぶれるな!とか、あなたはどうしたいの?とか、
さんざん言われましたわ。
なのでね、まずはね、一般的な話からしていこうと思います。
一般的な自分らしさ。
まず、このよく言ったり言われたりする、自分の軸とか自分らしさみたいなものなんですけど、
この自分らしさという概念、自分の軸とか芯とかそういうものって、
非常に曖昧な概念なんですよ。
今、ホエラジオを聞いている皆さんなら、お便りをくれたナオキくんに、
自分らしさって何ですか?って同じように問われたら、何て答えます?
結構皆さん悩むんじゃない?
多分、的確にスパッと答えられる人の方が少ないような問いだと僕は思うんですよ、これ。
そして、正解がない問いでもあると思うから、
今、ホエラジオを聞いている皆さんの出した自分らしさという答え、
全てが正解ではなくて、そしてもちろん間違えているわけでもないと思うんですよ。
自分らしさなんてさ、抽象的で曖昧な概念やからさ、
多分、ナオキくんや僕のようにですね、いろんな物事をロジックで捉えて、
あれこれ考えるタイプの人間は、この自分らしさという抽象的な概念に、
たびたびつまずくことがあると思うんですよ。
だからね、まずナオキくんに言いたいのは、
その悩みはわりと当たり前にみんな悩むことだと思うよということを、
先に言いたいなと思いました。
その上でね、僕の思う、僕が考える自分らしさをお伝えしたい。
僕の中の結論なんですけれども、
自分らしさというのは、自分の感性の問題?
これを指してるんやと思うんですよね。
もしかしたらこれだけでもう、
あーそういうことねってわかった方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、
僕はこの世で起こるすべての出来事が自傷にしか過ぎないというふうに思ってるんですね。
こんなような話を、いつぞやのホエラ時間なんかでお話をしたかもしれないんですけれど、
そこに僕自身、その起きた自傷にどう解釈をつけるか、
その解釈のつけ方こそがまさしく自分らしさというものなんだと僕は捉えてるんですね。
例えば、なんでもいいんですけど、スーパーにあなたは買い物に行きました。
そのスーパーではハーゲンダッツが298円で販売されていました。
これがまず自傷というものなんですよ。
このハーゲンダッツが売られている値段の自傷についてどういう解釈をつけるか。
まあ、ハーゲンダッツやし298円っていうのは妥当な値段よね。
と思う人もおるやろうし、100円以下で買えるアイスもたっくさんあんのに、
ハーゲンダッツってなんでこんな高いの?って思う人もいるかもしれないですよね。
他にもすっげー物価の高い国に住んでいらっしゃる方が日本に観光しに来ていた場合なんかは、
もしかしたらハーゲンダッツが298円?めちゃくちゃ安いやーんって思ったりするかもしれへん。
これが解釈です。
そして、この解釈のつけ方こそがその人ならではのその人らしさなんやというふうに僕は思っています。
まあね、例がハーゲンダッツでちょっとイワイチかなという気もするんですけれど、
これ人間関係やポッドキャストでも同じようなことが言えると僕は思ってるんですよ。
ホエラジという番組が配信されている。
直樹くんはそれを聞いてみる。
これが自傷。
そして、このホエラジという番組を直樹くんが聞いた時に、
忖度のない意見が心の支えになるというふうに思った。
これが直樹くんの解釈。
直樹くんらしさなんですよね、これ自体が。
逆にね、ホエラジを聞いて、なんじゃこいつ偉そうにって思う人も多分いるんですよ。
それもその人らしさなんですよ。
そして僕の目線から見たら、
この直樹くんのように心の支えになるとか元気をもらえるって言ってくれる方がいるというのも、
偉そうに文句みたいなことばっかり言っててしんどいって思う人がいるのも、
僕からしてみれば全て自傷なんですよ。
同時に矛盾する二つの自傷が発生しているのが伝わりますでしょうか。
賛否両論あるんですよ。
もう皆さん言うまでもなくわかってると思うけれども、
この賛否両論の意見があるという自傷を僕がどう捉えるか、
これこそが東風邸ウルフらしさというところになってくるんですよね。
ちなみにこの否定意見もあるであろうことを僕自身はどう受け止めるかというところは、
もう皆さんおそらくお気づきのことかと思うんですけど、どうでもいいと思ってます。
自分の守りたいものや幸せにしたいものというのが僕ははっきりわかっているので、
僕の番組が合わないと思う方は無理に聞かなくて結構ですと思っています。
というところでございます。
全部はね、使えないよ。神様じゃないもん、僕も。
ちょっと話が脱線するかもしれへんねんけどさ、
他人に嫌われたくないっていう気持ちはさ、誰だってあると思うのよ。
昔の僕はその気持ちが一一倍強いタイプで、
八方美人というか誰も傷つけへんようにしようっていう意識が滅亡強い人間やったんですよ。
だからね、お付き合いした男性とか僕のことを大切に思ってくれた人たちに、
みんなによく言われました。
ウルフは綺麗にまとまろうとしすぎ。
それ自分でもしんどいやろって。
人の顔色見て生きるのしんどいやろってよく言われたんですよ。
それでも当時の僕は嫌われることの方がしんどかったんです。
他人に会わせてる方がまだ楽やったんです。
みんなから嫌われたら、
ほんまに自分が困ってるとき誰も助けてくれへんっていう打算的なことを考えてたんですよ。
でもね、それってね、たぶん逆なんですよ。
自分のことを嫌う人は自分が困ってるときに助けてはくれませんけども、
じゃあ、嫌われてなければ確実に誰かが助けてくれるんかって言ったら、
たぶんそうじゃないんですよ。
嫌われてはいないということは、裏を返すと誰からも本当に好かれていない。
それこそ直樹くんがお便りの中に書いてくれてた
無難に好かれてるっていうような状態なんかもしれないですよね。
そうなってくれると、無難に好きっていう感情は
わりとどうでもいい存在としか思われてないんです。
これはね、結構つらいですよ。
つらいけど、これも事実なんですよ。
助けてくれるとしても、まあしゃーなし助けたるか、くらいのもんなんですよ。
あるいは、因果応報的に自分に何かしらの利益があったりとか、
下心を踏まえての救助であったりとか、そういうものになってくるんですよね。
なんとしても助けたる、力になったる、ではないんですよ。
じゃあ、そんなふうに誰かが本当に力になろうと立ち上がってもらうには、
どうすればいいのか、ここで必要になってくるのが
その人らしさというものなんじゃないでしょうか。
自分の意見を言うこと、自分が感じたことを大切にして発信すること、
そういう小さな積み重ねが自分や他人に自分らしさを理解してもらうということなんじゃないかしらと。
その上で自分を好きになってもらうということなんじゃないかと、僕は思うんですね。
それを分かってもらった上で、もう一つ伝えておきたいことがあるんですけど、
それは自分らしさというのは平面ではないということですね。
これは多分割と僕が体現しているというか、
ホエラジを聞き込んでくれている人であればあるほど、
分かりやすいんじゃないかしらと僕は思うんですよね。
ホエラジという番組が誕生してからちょうど1年が経過しました。
エピソードの大半をソロでやっておりますが、
エピソードの中には誰かとコラボしたり、
ゲストとしてお呼ばれしてお話ししに行ったりしている回なんかもあります。