1. Wheel of Films
  2. #057 ドッグヴィル (Dogville)
2024-02-08 2:18:38

#057 ドッグヴィル (Dogville)

⚠️このエピソードは「ドッグヴィル (Dogville)
」のネタバレが含まれています

【ドッグヴィル (Dogville)考察&感想トーク回】

2023年1年を通してあれこれ感じた先に
ドッグヴィルがKanoの胸をズドンと突き刺したっ!
グレースの自己犠牲が傲慢と感じたかどうか
観る人によって感想が異なることでしょう!
貴方はどちら派でしたか?


◆◆◆ 3ヶ月ぶりの収録 | ドッグヴィルが降り注いできたKanoの2023年 | 作品情報 | Kanoからおすすめされて観たCharlie | 劇っぽい演出 | 白い線は「お客様は神様」(?) | 小さな村の狭い世界 | アメリカ三部作と飛行機恐怖症 | ソドムとゴモラ | コーエンに続く好きになりに行く映画 | 数年前初見の時と感想が変わったKano | いい子ちゃんしちゃう傲慢さについて | Kanoの理不尽な気持ち「ぶっ壊したい」| なんで感想が変わったのか | グレースはどこで選択を間違えたのか | ラストはやり過ぎ? | お医者さんごっこは◯刑!? | ニコール・ヒットマン | チャックは唯一矛盾してない | 変態ドM小僧だけは有罪 | ドッグヴィルの告白 | メソッド技法が採用されてた | 日本は気遣いの国で苦しい | もう日本では働けないCharlie | 傲慢が過ぎるKano | おすすめの映画 ◆◆◆


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サマリー

番組では、同じ外国語大出身の3人が映画の紹介・感想・考察をしています。今回はドッグヴィルについて話しています。作品情報やキャストなどが紹介され、ニコール・キッドマンやポール・ベタニなどが出演していることが明かされています。ドッグヴィルは、周辺から隔離された小さな村で、追われる美しい女性グレースが逃げ込んできます。村人たちはグレースを囲み、彼女が村人全員に気に入られることを条件にしています。グレースは村人を訪ねながら肉体労働を提供し、村人たちは解放的になりますが... 村での監視社会を表現した斬新な映画『ドッグヴィル』は、白い線が特徴的であり、監督のアメリカ三部作の一作目として作られています。ドッグヴィルは、村人たちの要求がエスカレートし、グレースのエゴによって崩壊していく様子を描いた映画です。最初はグレースが村の一員になるために媚び売っていましたが、その媚び売りが限界を超えてしまい、最後の結末に至ります。ニコール・キッドマン主演の映画『ドッグヴィル』について語り合っています。グレースの優しさや犯罪者たちの罪について議論し、続編『マンダレー』についても話しています。映画『ドッグヴィル』では、都会から田舎にやってきたチャックとグレイスの関係が描かれています。彼らは村人たちとの関わりの中で行動や考え方を変えていき、最終的には村の運命をも左右する決断をすることになります。映画「ドックビル」における監督やキャストのインタビューを通じて、作品の撮影過程や俳優のメソッドアクティング、日本と海外の文化の違いなどについて語られています。日本の社会環境については難しいと思いますが、フルリモートワークや残業削減などの改善が求められています。また、日本人の働き方ややる気ポイントについても検討されています。ニコル・キッドマンは起用されませんでしたが、グレース役はグライス・ダラス・ハワードが演じています。マンダレーでは黒人奴隷制度がまだ存続しており、グレースはその権力を嫌悪していますが、その後解放宣言を行い、新たな立場として村に入ります。『ドックビル(Dogville)』は、グレースがドッグビルでの経験を経て、マンダレーという街を変えていく物語です。黒人のおばさんも登場し、街の主のおばあさんが子供たちを監禁しています。

番組の始まり
こんばんは。
こんばんは。
Wheel of Filmsは、同じ外語大出身の3人、マリコ、カノ、チャーリーが少し大人になって、全く違う境遇から、映画の紹介・感想・考察をしていく番組です。
番組を聞いて、次に見る映画やあの映画の考察の参考にしてみてください。
今日の映画は、ドッグヴィルです。
今回のエピソードは作品のネタバレを含んでいます。
まだ見ていない方は、作品を鑑賞してから番組をご配慮ください。
そして、Wheel of FilmsはSNS、インタグラム、Twitter、Facebookをやっていますので、フォロー、いいね、コメントよろしくお願いします。
また、ハッシュタグWOFレビューで感想・ご意見をかけるようになっていますので、SNSでコメントをたくさんください。
さらに、Apple Podcastでお聞きの皆様はレビューがかけるようになっていますので、そちらもよかったらコメントしてください。よろしくお願いします。
はい。
はい。
ということで、とっても久々の収録ですね。
いや、久しぶりだね、カノね。
そうだよね。
そもそも。
カノが久しぶり。
そうなんだよ。
いつぶりだろうね、もう数ヶ月収録できてなかったから。
3ヶ月近く空いてるかもね、下手したら。
あ、そんな空いたか。
2ヶ月は空いてる、少なくとも。
2ヶ月は空いてるなあ。
全然チャーリーが何してるかも把握してないわ。
まあちょっと諸々忙しくてね。
いやそうだよね、チャーリーの奥さんがアイルランドに消えたりして、なかなか時間が取れなかったりなんだり。
スケジュールも合わずね、なんだかんだ3ヶ月経っちゃいましたよっていう。
失踪したと思われてるんじゃないかな。今頃、ウィールオブフィルムズ。
終わりかーって。
あんまり人気なかったしなとか思われてるね。
久々の収録
いや、でもまだコツコツとYouTube毎週配信してますからね。
YouTube上げ始めて、そっちは途絶えてなかったんだな。
一応頑張ってました、なんとか。
あ、そうだね、YouTubeのことさっき言ってなかったけど、YouTubeもやってますね。
こっちのほうもね、みなさんフォローしてほしいんですけど。
まあ、そんな久々の収録であり、たぶん2023年最後の収録になりますね、これは。
そうだね。
そうなんですよ。
今日は、私チョイスのドックビルを持ってきたわけなんですけど、
まあね、ちょっと理由があって。
え?
そう。
なに?
いやなんか、まあ年末だし、ちょっと今年を振り返ったときにちょっと印象的な、
というか、パッとこう、降り注いできた映画がたまたまドックビルで。
ドックビルが降り注いできたんだ。
降り注いできた。
そう、今まあまた2年目のみかんの収穫の仕事してるんだけど、鯖かやま県で。
そう、みかんの収穫をパチパチねしながら、日々いろいろなことを考えるわけですよ。
うん。
で、いろいろ考えてるときに、こう思った感情とドックビルがパチッとあって。
さっき言った、お前何考えながらみかん収穫してんだよ。
いや考えるよ、いろいろ。みかんほぼ迷走だから。
みかん買う方も心配になってくるよ、そんな人に詰まれたみかんをさ。
買わされてさ、正月に孫とかとさ、こたつ運んでくんだぞ、そのみかんをお前。
そうだよ、いろんな思いが詰まったみかんね。
ドックビル込めんなよ、みかんによ。
この全国のどこかの人の口に入るみかんは、私のドックビルの思いが詰まっているみかん。
詰めんなってだから、そんなの。
売り上げ下がるぞ、今年のみかんは。
いや、そんなことない。そんなことないよ。
このチャンネルの影響力考えたらわかんないよね。
そんぐらいありえるかもしれない。
そうか、数人にはね。
でもある意味奇跡だよね。このチャンネルも聞いてて、私が採ったみかんも食べてたら、もうそれは奇跡だよ。
奇跡だね。
だからスーパーで買うときは、いろいろね、愛媛県産とかあると思うけど、岡山県産をね、今年はちょっと意識的に。
和歌山ね、和歌山。
ごめんごめん、和歌山県産を選んでもらって。
予想してください。
そしたらもしかしたら当たりが入ってるかもしれないからね。
あるある。あるある。あるよ。
そんなこんなで、今日は私チョイスのドックビルをやっていきたいと思いますよ。
とりあえず作品情報をちょっといこうかな。
よろ。
タイトルがドックビルで、映題もドックビル。
で、制作年2003年の、ジャンルがこれサスペンスって一応書いてありました。
で、作品時間が3時間ぐらいありますね、これ。
177分。長い映画です。
で、監督が私が大好きなラース・フォントリア監督ですね。
有名な映画だと、ダンサー・イン・ザ・ダークが一番有名かな、この人は。
そうね。
あとは、二部作のになってるニンフォマニアックだったりとか、メランコリアとか、そういうのをやっておりますね。
で、脚本もラース・フォントリアが自分で書いてます。
ちなみに、この脚本は、ニコール・キットマンのために書いた脚本だそうですね。
ドッグヴィルの紹介
うーん。
彼女を想定して書いた台本だそうです。
そうなんだ。
そして、キャスト。ニコール・キットマンがグレイス役ですね。
私たちのポッドキャストでは、聖なる鹿殺しで一度ニコール・キットマンが出てきて。
え?聖なる鹿殺しってラース・フォントリアだよね?
違う。
あれ?違うっけ?なんだっけそいつは。
あっちはヨルゴスランティモスだね。
あっ、ヨルゴスランティモスだ。
そういう二人混ざるんだよね。
まあ確かに、ちょっとまあ、系統としてはというか、どっちも私がめっちゃ好きな監督だしね。
カンヌ寄りの映画作る監督たちですよね。
まあだからニコール・キットマンも変な脚本選ぶよね。
選んでるのかな?わかんないけど。
本人が選んでるのかわかんないけど。
出がちではある。
まあ代表的なのは、なんだろうね、アイズ・ワイド・シャットとかかな。
あとは、まあアクアマンにも出てるらしいね。
アクアマンに出てるんだ。
俺アクアマン見たことないんだよね。
私も見てないんだよね。
ワンもツーも。
奥様は魔女じゃない?ニコール・キットマンといえば。
奥様は魔女、アイズ・ワイド・シャット、その辺ですかね。
はい。
そして、トム役、ポール・ベタニが。
はいはい。
アベンジャーズ系と言っていいのかな。
アベンジャーズに出てるね。
やっぱハン・ソロとかがわりと新しめで目立ったけど。
シリーズを通して出てるのはアベンジャーズ。
うーん。
最近、スーリストでも見たよね、俺たちは。
そうなんですよ。スーリストの刑事役だったかな、ポール・ベタニ、確か。
あの、追っかけてる刑事のボスみたいな、リーダーみたいなやつですよね。
確か。
うん。
あと、ダ・ヴィンチ・コードでは、過激派のあれやってたよね、自分でムチ打ちする役。
忘れちゃった。出てたかもな。
黒いマント被って、自分の背中、キリストみたいにムチ打ちでバシバシやってた。
あー、いたかもね。ポール・ベタニだったか。
そうですね。
うん。
この人も本当、役柄によって全然印象違うね。
俺結構なんか、ダークな悪者が多い、悪者とか変なやつみたいなのが多いイメージかな。
そうだね。
うんうんうんうん。
私もそのイメージあげますね。
うん。
はい。顔も印象的だしね、この人結構。
まあ、そうだね。
うん。
はい。そして、リズ役、最初トムが追っかけてた女の子ですね。
あいつね。処刑法で選んでたやつね。
あ、そう。
うん。
そうそうそう。が、クロエ・セビーニさん。
うん。
で、あんまり私もそんなに顔なじみじゃなかったけど、最近だとデッド・ドン・ト・ダイってやつに出ていて、あとはゾディアックにも出てたらしい。
うーん、知らん。
アメリカンサイコとか。
おー。まあ、勝負役かな、たぶん。
うーん、なるほどな。
うん。
はい。そして、その次がジンジャーですね。
ジンジャーは?
ジンジャーは、ブッシュ・ベリーを耕してたおばあちゃんのことだと思います。
ベリーおばさんね。
ベリーおばさん。真ん中通っちゃダメよの意地悪おばさんね。
意地悪だよね。
意地悪だったね。
あいつ声男みたいなんだよね。すごい。低くてさ。
あー、言われていれば?
そうそう。何回か脳がバグったかと思ってさ。
あれ?今こいつから声出てた?みたいな。
そこ注目してる人、絶対チャーリーしかいない。
おじさんの声聞こえたと思ったら。
それ気にならないやつだから、あんまり。
小綺麗なおばさんが、なんか口が動いてるからさ。
綺麗なおばあちゃんなんだけどね。
小綺麗ですよね、やっぱり。
うん、かわいらしいおばあちゃんなんだけど、すごい性格悪かったね。
性格は悪かった。
あの時は。
それがローレンパコールさんかな?バコール?パコールかな?
パコール。
が、ミザリーに出てたらしいですね。
うーん、え?
どの役だろうって感じだけど。
違うよね。
いや違う。
あれじゃないよね。
あの人なんかもっと太ってたもんね。
いや、あの人ではないと思う。
なんかちょい役で出てるんじゃない?
あとはこのトリアー監督の、このドックビルの続編とされているマンダレーにも出てます。
今日私はこのマンダレーを最後に紹介しようとは思っているんですが、
その話は後々したいと思います。
そして、ベラですね、あの7人の子供のお母さん。
はいはい。
が、パトリシア・クラークソンさん。
最近だと、メイズランナー。
有名なところだと、シャッターアイランドグリーンマイルに出てるらしい。
メイズランナー見てないけど。
あとは、シャッターアイランドグリーンマイルに出てるらしいですね。
うん。
はい。
そして運送会社、運送業者のジャックが、ベン・ギャザラ。
この人が、バッファローナインナインに、あれ?ナインナイン?シックスティーシックス?
ブルックリン?
ブルックリンだね。
あとベン・ギャザラは運送の人じゃないよ。
あれ?
ベン・ギャザラは目が見えない人だよ。
あ、じゃあなんか、えー。
うん。
混ざってるね。
あのー。
そうだよね。
うん。
バッファローの時のお父さんだよね、たぶんね。
そうそうそうそう。
そうだよね。
うん。
役名何だったっけ?
待って、今調べるわ。
あー、わかったわかった。
あれだ。
うん。そう、ジャックだね、ジャック。
ジャックであってんの?
そう、ジャックがベン・ギャザラで、で、たしかベンっていうキャラもいるんだよな。
そう、ベンが運送会社だね。あ、そっか。
そうそう、ベンっていうキャラの人が。
あ、そっか。混ざってんの?それ。
そう、俳優の名前わかんないけど、そう。
はいはいはい。
なんか別の人で。
はいはい。
で、ジャックっていう名前の目見えないキャラをやってんのがベン・ギャザラ。
で、その人がバッファロー66のお父さんですよと。
あの歌が面白そうだね。
あ、そうそうそうそうそうね。
私が好きって言ったシーンのお父さんね。
あ、そうそうそう。
はいはいはい。
そのベン・ギャザラのほうがバッファロー66と、
あとビックリボースキー。
うん。
パリジュテムとかに出てるそうですね。
はい。
はい。
で、ちょっとパパパッと、人数多かったからピックアップした人しか今日載せてなくて、
そのベンを載せてなかったんですけど。
ベンの人の名前わかんないな、あれ。
でもなんかちょっと記事感ある顔してるよね、あの人。
うん。
どこで見たかも思い出せない。
そうなんだよね。
はい。
で、まぁベンはちょっと飛ばさせてもらって、
チャックですね、最初にニコール・キッドマンをレイプするベラの旦那が、
レイピスト1ね。
それ、レイピスト1は、あのタランティーノね。
タランティーノ。
テラネタ、テラネタですけど。
まぁまぁ、この映画の中のレイピスト1は、
はい。
チャックですね。
チャック、はい。
はい。
が、ステラン・ステルスガルドさん。
うん、スカルスガルドじゃない?
あれ、スカルスガルド?
うん、スカルスガルドは、息子も確か俳優で。
えー。
あの、イットの、イット役が息子だったと思う、多分。
うーん。
そうだね、ビル・スカルガルド。
スカルスガルドなのね。
スカルスガルドね。
はい。
この人たち多分スウェーデン人なんだよね、多分。
あ、そうなんだ。
そう、なんかちょっと苗字もなんかっぽくない?
苗字、わかんない。
スカルスガルド、うん。
スカルスガルドね、ガルドちょっと、うん。
ちょっと、なんか欧州っぽい漢字が。
ガルド、うん、ミットガルドみたいなね。
わかんないけど。
北欧な漢字が。
ミットガルドは、あの、ソウとかオーディンとか住んでるとこ、ロキとか。
あー、じゃあやっぱ北欧ってことですね。
北欧な漢字するよね。
はいはいはいはいはい、なるほど。
はい、なんでこの人は、だからそのトリアーの映画にね、すごくたくさん出ている。
あー、そう、あー、ニンフォマニアックにもいたっけ?
あー、私ニンフォマニアックね、全然覚えてないんだよね、昔過ぎて見たの。
でもたぶんいるんじゃないかな、たぶん大体この人出てんじゃないかな。
たぶんダンサーインザダークとかにも出てるし。
あー、いたっけ?
らしい。
うん。
そうそう、これもつながってくる情報だけど、
ラース・フォントリアーが飛行機恐怖症だから、
あ、そうなの。
そうそう、海外でロケハンできないんだよ、この人。
え?
そう、だから撮影現場は、トリアー自身がデンマークの人なんだけど、
デンマークかスウェーデンでしか撮影しないんだ、この人。
デンマークとスウェーデンってつながってんだっけ?
いや、デンマークがさ、若干離れてるから、たぶん船で唯一すぐ行ける。
あー、船で行けるんだ。
一応お隣、じゃあお隣、海を越えて。
そうそう、この2つの土地でしか基本的にできないらしくて、撮影が。
で、たぶんこのスカルスガルドさん、スウェーデン人だし、そういうのもたぶんよく出てるんじゃないでしょうか。
あー、なるほどね。
かのさ、デンマークとスウェーデン行ったことある?
ある。
ある?両方?
両方。
あ、そうなの。
フィンランドに留学してらっしゃったから、やっぱ行ったことあるのかなって思って。
北欧でね、行ってないのはノルウェーとアイスランドだね。
アイスランドも入るの?北欧に。
入るんじゃなかったかな、ギリ。
わかんないけど。
そうそうそう、それ以外は行きましたよ。
俺は確かフィンランド行ったとき、デンマークの空港だけ行ったね。
あー、インフルエンザでね。
そうそうそう、病気になりながらフィンランド行ったんだけど。
でも、あのクリスマスから何年がたったんだろうねって感じだけどね。
8年とか?9年とか?そのぐらいだね。
1年9年前の今頃は一緒にクリスマス過ごしたからね。
過ごしましたね。フィンランドで。
フィンランドでね。
まあまあまあ、そんな話はさておき。
この人は、グッドウィルハンティングとかパイレーツオブカリビアンに出てるみたいですね。
そうだね。
そして最後に、ナレーターですね。
印象的だったと思いますけど、またジョン・ハートさんですね。
ジョン・ハートさん、香水だっけ?
そうそうそう、パフュームの回でもナレーター。
同じ人だった?
そう、同じ人だった。
そうなんですよ。
パフュームの回のときに、このジョン・ハートさんの写真を見て、あれダンブルドア?ってなったんだけど。
そうだそうだ。
白ひげのおじいちゃんになると全員ダンブルドアに見える説が立って、
ダンブルドアじゃないけどハリーポッターシリーズに出てるジョン・ハートさんですね。
オリバンダ役ですね。杖打ってる人。
あーそうそうそうだ、そう言ってたわ。
オリバンダはこうしていて、あとコンタクトにも出てるらしいんですよね。
えー、ほんと?
そう、コンタクトも扱いましたけど、私たちは。
何人出てたかね。
ね、あんなおじいちゃんいたっけみたいな感じだけど。
まあまあまあ、そんな感じですね、キャストは。
受賞歴はなくて、カンヌにノミネートされた分のだけわかってます。
フィルマークスの評価が3.8。まずまずですね。
そして、ろてんトマトのトマトメーターが79%で、オーディエンススコアが89%。
オーディエンススコアのほうががつんと高い感じ。
そうなんですよ。こんなあんまり大衆受けしなさそうな映画で、
フィルマークスもオーディエンススコアも、なぜかちょっといい。謎の現象が。
思ったよりいいね。
そうなんですよ。そういう感覚になってますね。
そしてあらすじいきます。
グレースの逃走と村人の囲い込み
ロッキー山脈のふもとにある周辺から、
えーなんだこれ。わかんないけど、とにかく周辺から離れてる小さな村、ドックビル。
そこへ。
すごいごもかし方したな。
まあいいや。
併説?これ。何説?
隔離説かな多分。
隔離の核か。
なんかニュアンスはね、ニュアンスはわかるんだよな。読めないけど。
そうそうそうそう。見たらわかるんだけど。
とにかく周辺から阻害されてる感じの小さい村のドックビル。
隔離の核説だって言ってんだろ。
そこへギャングたちから追われる美しい女性グレースが逃げ込んでくる。
村の青年トムの働きかけでグレースは村人たちに囲まってもらうが、
それは彼女が村人全員に気に入られることという条件がついていた。
村人たちの変化
そこでグレースは村人を一人一人を訪ねては、
彼らに無償で肉体労働を提供し、
それまで閉鎖的だった村人たちも次第に解放的になったかに思えたが…
というのがあらすじでございました。
ということでドックビルですけど、
チャーリーは見たことあったんだよね。
カノン、今年初めて見たの?
その前にも見てたけど、もう一回見たんだ。
いや、ちょっと違うけど、そんな感じ。
たぶんカノンにおすすめされて、2年ぐらい前に見た気がしたんだけど。
そうそうそうそう。
すごい昔におすすめして、
全然ポッドキャストとかもやる前に、
チャーリーがまだ日本にいるって。
で、こういうの見て、チャーリーってどう思うんだろうって、
そのときも気になっておすすめしたんよね。
しかもオランダにいるときに見たんだな、俺。
ギリのお父様の棚見てたら見つけて、
あーこれカノン言ってたやつだって確か見たと思う。
たぶん。
なるほどね。
どうですか?
どうですか?
面白いんじゃないの?
嫌いではないんだ。
全然嫌いじゃないけど。
あ、そうなんだ。
よかったよね。キャストも豪華だしさ。
透明な。
白い線のね。
全部透明、スケスケ技法はちょっとよくわからなかったんだけど、結局。
何のためにやってるのかはちょっとよくわかんなくて。
あんまりそんなに考えてないんだけど、
パッと見た、一回見た感じで言うと、
なんかそんな有効活用されたような気も正直しなくてさ、
そこの意図はちょっと読み取れないなと思ってたのがもやもやしてるぐらいで、
それ以外はよかった。演技もよかったし、話もよかったと思う。
ちょっと長いけど関係もあるし、いいんじゃないでしょうかって感じかな。
それ最初に見たのって結構何年前か?
いやでもそんなでもない。2年ぐらい前だと思う。
あ、そっか。オランダにいるときだったね。
あ、そうなんだね。
めっちゃ今日はなんかいろいろ悪口言われるかなと思ってきたけど、意外でした。
いや別にそんな悪口はないかな。
あ、そうなんだ。
なんかちょっとよくも悪くも、なんか演劇調みたいなさ、
そのナレーションとかも入っちゃってさ、みたいな感じ出てたじゃん。
このセットも相まってさ、舞台の上でやってるみたいな感じがね、出てるじゃん。
そのおかげもあってか、いやこれはないだろうみたいなやつとかもさ、
ちょっと非現実的というかさ、なんか展開とかがあっても、
なんかその劇っぽい作りのおかげで、
それはそういうもんだなって思いやすかったというか。
あーなるほどね。
結構独特じゃん、この映画の雰囲気自体が。
まあそうだね。
だから、他の映画とかのスタンダードとかにあんまり当てはめて、
ここがダメあれがダメとかっていうのをする気にもあんまりならなかったね。
うーん、なるほど。
だからそんなに悪く言おうっていうのはないかな。
だから本当に最初に言った通り、気になるのは、
なんで全部透明なのって、どういう意図があるのっていうのが気になるから、
ちょっとそこを聞くのは楽しみにしてたかな。
調べてんのもないからね、これ全然ドックビル。
はいはいはいはい。
カノンに教えてもらおうと思って今日来てるからさ。
いや私もそんなさ、なんか深い洞察あるわけじゃないんですけど。
でもみかん積んでる間に何時間も何時間も考えてたでしょ。
いやいやいや、白い線に関してはそこまで考えてなかったわ。
いやだってそれが一番でしょ、どう見てもさ。
あ、そうなんかな、あれが一番なんかな。
いやそれが一番でしょ、どう考えても。
一番気になるところでしょ。
気になるところか、確かにそうだよね。
この映画の特徴としてはやっぱり白線セットだもんね。
一番の特徴ですよ、間違いなく。
ドックビルねって言ったら、あの白い線のやつねって。
まあそうだよな。
あ、そっか、そこか、そこかって。
でもあれは、みんな監視されてるよ、筒抜けですよ、みたいなのをちょっと皮肉って作ってるんじゃないんですか?と思ったけど。
え、誰が誰を監視してんの?
誰がってか、神目線。
神様なの?
お客様は神様みたいな、そういう話?
あー、そういう見方も確かにできるのかな。
あーじゃない、あーじゃないよ。
冗談だよ。
間に受けんなって。
視聴者がそっち目線で見えるっていう、神の目線で見えるみたいな。
そうそうそう、今取られたーって言ったんだけど。
お客様が神様はね。
そっちね。
日本だけだからね、たぶんね。
まあそうだね。
デンマークではないでしょうね。
そっちの神様じゃなくて。
お店頭様は見てるよ、みたいな。
あー、そういうことね。
私、それこそこういうさ、みかんの仕事とかしてて、
わりと小さい田舎の町に入ってさ、仕事をするわけだよね。
それでなんか農家のお母さんお父さんの話とか聞いてると、
やっぱ小さい町であればあるほど、それこそなんか結構包抜けっていうかさ、
どこで誰が見てるかわかんない感じがあるみたいなんだよね。
はいはい。
そうそう、どうしてもちっちゃい村ならではのゴシップがすごいすぐに回る感じとか、
本当にどこで誰が見てるかわかんない社会があって、
それは私もなんか実感するんよ、働いてて。
なるほどね。
そうそう、本当にベランダにさ、
白い線と監視社会
例えば洗濯物干してて、ちょっと一晩放置しちゃってそのままにして、
取り込むの忘れてたりとかしたら、
その農家のお母さんのとこに電話が来て、
あなたのとこ来てるバイトの洗濯物干しっぱなしだけど大丈夫?みたいな。
うん、こわ。
そうそうそうそう。
とか畑で作業してて、山の中だよ山の中だけど、
それこそ農家とか来て、お近所さんから、
この間あなたのとこで働いてる人、こんな風に危ない作業してたけど大丈夫?とか、
電話来たりとかするんだって。
へえ。
だから本当にどこで誰が見てるかわかんないし、
っていう社会が小さい村であればあるほどあるんだなっていうのは、
今たまたま体感していて、
ここもほんとちっちゃい村だから、
みんな一人一人パーソナルな空間があるように見えて、
小さければ小さいほどほとんどたぶん、
みんな丸見えみたいなところがある社会なのかなと思って、
それをちょっと表現してるとこあんのかなとも思った。
なるほどね。
小っちゃい村とか小っちゃいコミュニティでは、
壁なんてあってないようなもんだぞと。
なんでも包んなきゃだぞと。
うんうんうん。
なるほどね。
よそ者にはやっぱ厳しいんじゃないの?
そうそうそうだよね。
そういうところってのはさ、
グラハチブって言葉がね、あるぐらいだし。
あるもんね。
そうそう。
だしなんかさ、
確かトムがグレイスに、
なんかみんな君を監視してるから、
彼らの不安を取り除くために2週間で受け入れてもらえみたいなこと言うじゃん。
うん。
たぶんやっぱその監視してる、いつでも誰かが見てるよみたいなところは、
やっぱこの映画でちょっと強調したいところなのかなとはそれも含め思ったけどね。
うん。
それゆえの白線かなみたいな。
うん。
まあなんかちょっとそんなのはあるかなぐらいは考えたんだけどさ。
うん。
なんかその映画内で、
あんまりそれがさ、
なんかこう有効活用されてるというかさ、
なんか透けてることによって、
なんか見えるあれこれみたいなのとかがさ、
あんまり見られた記憶がなくて、作中に。
うんうん。
本当にもう壁あるみたいな感じでさ、みんな。
なんかねドアノブ立ち当てしたりとかね。
当たり前なんだけど。
誰かがなんかしてるときにさ、
隣の家の人がなんか家事してるのが映ってたりとか後ろの方で。
まああったけど、だからなんだかというか、
なんか別にその、何それが映ることによって、
特定のね、効果があったかなかったかで言うと、
なんかそんなにあったように見えなくてさ。
その映画としてってことだよね。
そうそうそう、映画としての。
うんうん。
だからね、何なんだろうと思って。
まあでもだからやっぱりその、
チャーリーが言うところの効果みたいのは、
ぶっちゃけ別に特になかったんじゃないかと私も思う。
ね、なんかそんな気するよね。
にしてはだいぶ大揃えたことやったなって、
まあ面白いんだけどさ。
最新だし。
でもなんか変なことやりたい監督じゃん、この人結構。
やっぱそっちの線かな。
もうあると私は思っちゃった。
なんかこういうのやりたかったんじゃないの?みたいな。
やっちゃえ!みたいな感じで、とりあえず。
やってみて。
うん。
だし、あともう一つ思い当たるとすれば、
さっきもちょこっと言ったけど、
この人飛行機恐怖症で、飛行機乗れないのよ。
うん。
だからこのお話ってアメリカのお話なんだよね。
ああ、そっかそっか。
そうだね。
ロッキー山脈だから。
で、プラスこのドックビルっていうのが、
アメリカ三部作って言われる中の一番最初の一つ目の作品なんだよね、この人の中の。
ああ、そうなの。
そうそうそう。
で、そのアメリカ三部作っていうのが、
ドックビル、さっきちょっと言ったマンダレー、
まだ制作はされてないんだけど、
ワシントン、この3つで完結するって言われている三部作で、
結構アメリカを題材にして映画を撮ることとか、
たぶんダンサーイザーダークとかもそうなんだけど、
お前アメリカ行ったことねえだろっていう批判が結構あったらしいんだよ。
そっか。
なに映画でシャクシャクと描いてんだよみたいなのがあって、
それに対する反発みたいな感じでアメリカ三部作を作ったと言われていて、
でもアメリカ行けないじゃん。
うん。
この人飛行機怖いから。
うん。
だから、でもまたそれで、
例えばスウェーデン、ないしはデンマークの風景で、
あのアメリカのロッキー山脈のっていうのをたぶん描いたら違うものになるから、
ああいうセットにセットの中で、
普通のアメリカという設定でやったっていう、
それこそ舞台みたいにすればここアメリカですよ。
ここの舞台がアメリカになりますよみたいな感じで、
あれになったのかなという気はする。
それはあるね。
普通にアメリカ行けないから、
なんか他の手はないかって考えてこうなったっていう感じなのかな。
かな。
これはこれで面白いけどね。
理由はどうあれ、実験的で。
そうそうそうそう。
確かに。
デンマークで無理矢理アメリカの絵寄せて撮るよりは、
これのほうがね、いいかもしれないね。
またアメリカじゃねえじゃんって言われちゃうからね。
なるほどなるほど。
それはちょっと納得だ。
よかったです。
あとは、やっぱ上から撮る画角が結構多かったじゃん。
平面でさ、白い線を。
そこはやっぱりさっき言った神様視点。
もうちょっとあるのかなと私は思う。
なるほど。
一応ちょろっと調べた感じだと、
聖書の中のソドムとゴモラ。
ゴモラ?
ゴモラ、ゴムラ。
ゴモラってゴジラみたいな怪獣いたけど昔。
あ、そうなの?
のお話をちょっと文字ってるじゃないけど、
みたいなところがあって、
神様が出てくるお話なんだよね。
私もあんまり詳しくは知らないんだけど、
神がそういう人間のあるべき行いみたいのを、
ちゃんと見てるよ、みたいな。
表面上じゃなくて、
ちゃんと本当に神が人間に望んでいることを、
人間が本当にしているかどうか、
神が監視していますよ、ちゃんと見てますよ、
みたいなストーリーがその中に出てくるよね。
はいはい。
メッセージがあって。
だからそれもあるんじゃないかなと、
私は個人的に思っている。
なるほど。
神様視点的なね。
そうそうそうそう。
あるかもね、普通に。
そんな感じの、ああいう結果になったんじゃないでしょうかね、あれは。
はいはい。
アメリカ三部作の制作意図
で、私はちょっと、自分も含め、
1回目見たときは、
それこそ、なんだっけあの、
公園兄弟の映画じゃないけど、
映画好きとして、こういう斬新なことをやる映画を見て、
好きになりたいみたいなとこちょっと。
確かに。
そう。
これ、分かりやすすぎるよね、ちょっとね。
そうそうそう。
この白線の良さみたいのを感じたいみたいな。
木を照らしてる感が、やっぱすごいから。
そうそうそうそう。
少なからずやっぱあったから。
あれでしょ、それ。
元々、ラース・モントリアー自体は好きだったし、
映画として作品としても普通に好きだなと思って最初見たけど、
でもやっぱりちょっとこの斬新さが好きになりにいってるとこもあって。
しょうがないね、それはね。
それゆえの、このフィルマークとオーディエンススコアが高いのも、
そういう人多いせいじゃねって私は思う。
いやいやいや、絶対そうでしょ。
そうだよね。
絶対そうだって、みんな見栄張ってるって、
誰も分かんないんだから。
張ってるよね。
白い線。
でしょ。
やっぱいいな、白い線は、とか本当に分かってないわけないんだから、こんな。
だって変じゃん、普通にあのドラノブカさん。
変だよ。
変じゃん。
変だって、絶対。
そう。
何やってんのってなるじゃん、普通は。
普通に、多分アメリカ行けてたら普通に撮ってたからね。
そうそうそう。
多分ロッキー山脈のふもとで撮ってるから、これ。
もし飛行機怖くなかったら、ちゃんとロッキー山脈のふもとでね、撮ってみたらOK。
飛行機怖いからしょうがない。
もういいよこれで、って多分やってる。
のに、乗せられちゃってますから、私たちは。
そうだと思うんだよな、俺も。
本当分かんないけどね、シーンはね。
だからやっぱトマトメーターのほうが低いんだと思いますよ、この作品は。
なるほど。気づいた人たち。
俺は乗せられない。
気づいた人たち。
シンプルに映画の評論をしたんだと思います、この人たちは。
っていうのが私の印象ですね。
それ抜きにしても、俺的には話自体は飽きたりしないし、
さっきも言ったけどやっぱり緩急もあって、ちょっと長すぎるかなと思うけど、
その斬新な絵のせいもあって、飽きずにね、見ることができる良作だとは思うんだけど。
だから私も今回2回目見て、逆に白線はそんなに重要ポイントにならずに、
それ抜きにして普通にいい映画だなって改めて思ったんよね。
それが正解かもね、むしろ。
白線はそんな重要じゃないのかもしれない可能性出てきたからね、ここに来て。
テーマと深み
だから今ちょっと白線、今日詰められるんだって、初っ端でわかってドキッとしたんですけど。
その線で今日来てなかったから。
でもそういえば言われてみりゃ、そりゃそうだよなっていう感じ。
まあそうだよね。
最も大きな特徴だからね。
そうなんですよ。
じゃあその白線以外に今回は色々話したいことがありますよっていうことでいいのかな?
まあまあ、この映画のテーマみたいなところかな。
テーマね。
いつだったかもう忘れちゃったんだけど、初めて見たとき。
たぶん5年は前なんじゃないかと思ってるんだよね。
チャーリーがだって日本にいたのってそんぐらい前かな?
3年経たないぐらいじゃない?
2年半とかそんなもん。
たぶんそれよりも前に見ててチャーリーにおすすめしてるから、4年ぐらい前かじゃあ。
まあそうだと思うな。
4年5年ぐらい前にたぶん見てるんだけど、
なんかそのとき見た記憶で、今回こうみかんを取りながらファって降ってきたところがあったんだけど、
もう一回今回収録にあたって見直したら、
良かったんだけど、その当時の自分が感じた感想と今の自分が感じた感想が結構変わってて、
なんかこの映画の深みを感じて、改めてすごい好きになったよね、この作品が。
たぶんこれだから、見れば見るほど結構意外と深い映画なんじゃないかと思って考えることも、
ちょっと噛めば噛むほどみたいなところちょっとあるんじゃねって思って、
前よりもっとこの作品良作じゃねって思い始めているんですけど、
なんかすごいなんか個人的な話だけど、
なんか私もグレースみたいなところがあって、ちょっと重ねて重ねて見れたところがあったよね。
なるほどね。
傲慢か傲慢じゃないかっていう話がすごいキーポイントだと思うんだけど、この映画のね。
傲慢の定義みたいなところがラストシーンですごい印象的だと思うんだけど、
なんかすごい、私も結構今までここそれこそ5年ぐらい特にだけど、
結構人に気を使いがちな性格だから、
なんかいろいろ我慢したりとか、人の目気にしたりとか、顔色伺ったりとか、
グレースの崩壊
なんかこういろんな人の顔色を見てバランスとって結構生きてきた方だと思ってて、
で、それでなんかこう夜あたりをしてたというか、
それでうまいこと人生こういろいろやってきてて、それがいいと思ってたんだよね。
日本人だったら多から少なかでみんな共感できる部分ある話だと思うけど、そういう傾向はね。
国民性ですから。
まあそうね、国民性もすごくあるよね、日本人だったら。
会社の人に良く思われるためにいろいろこう、本当の自分はこう思ってないけど、
いい子ちゃんしてたりとかさ、こうやったらこの人喜ぶなと思って、
別に本心とは違うけどやるとかさ、
で、まあ別に遊びの中でもいろんな人がいる中で、自分のポジションをこう見極めて、
このポジションいたら自分いい感じでこのコミュニティに入れるなとかさ、やるじゃん。
で、その中に私は特にだけど、グレースみたいにこうちょっと自己犠牲がなんかこうちょっと良しとするようなところがあったんだよね。
で、その方がなんかこう自分もいいし、相手にもなんかこう感謝されるし、みたいな。
で、それがいいと思ってたんだけど、でもやっぱそのグレースもこの映画の中でもそうだけど、
ただただ自分がいろいろ施すだけだとさ、どんどん向こうもさ、それを利用してというかさ、
向こうの要求はなんかこう留まるところがないっていうか、っていうドツボにどんどんはまってって、
結局自分が一番おろそかになってさ、他人軸にどんどんなってって、
崩壊するわけじゃんね。
で、その結果がグレースはああなったわけなんだけど、みたいな感情に最近なって、自分がね、グレースがね。
あ、そうなのね。
そうそう、なんか。
ムラで?
ムラで。
なんかいろいろ、なんか私なんでこんなに我慢してるんだろうとか、
なんでこんななんか私気使ってんだろうなーみたいな、
それこそなんか本当に仲いい友達のはずなのに、どっかやっぱり100%気使ってない自分で入れてないなーっていう最近なんかすごい思ってて、
なんかモヤモヤしてて、それをなんかこうみかんを取りながらぐるぐる考えてて、
なんかだんだんこれめっちゃ自分のせいなんだけど、ってわかって言ってるんだけど、
なんなのみんな私に我慢させやがってみたいな気持ちになってくるよね。
ずーっとこうぐるぐる考えて。
理不尽だね。
そう、理不尽なのわかって言ってるんだよ。
自分が好きでそれやって自分でそうなってるのに、なんかそういう気持ちになってきて、
うわー、壊してーって思ったね、なんか。
みかんって取りすぎるとそうなるの?
そんな効果あんの?
一回全部ぶち壊したいわーって思って。
それこそ最近さ、日本だと進撃の巨人の最後。
進撃の巨人?
進撃の巨人の最後がさ、アニメでさ、ネットフィクスで。
こっちでも話題だったよ。
ほんと?私、進撃の巨人まだ見てない人は30秒ぐらい飛ばしてほしいんだけど、
めちゃめちゃ家側派だったからさ、
もう殲滅しろーって思ってたから。
人類は滅びろってもう。
人類、もう絶対いい人とか悪い人とか関係ない。
全員殲滅しろーって思ってたから、私。
いけーれ!いけーれー!って思ってた派だから、
なんか、ぶっ壊してーって思っちゃって。
一旦全部皿にしよ、みたいな。
私のこと我慢させてくる、かっこ理不尽、自分が勝手に言ってたけど、
全部、いい人悪い人、もう一回も全部皿にして、
私が我慢するとか気を使うとかそういうのを一回リセットしよう、みたいな気持ちになったときに、
うわー、グレースの気持ちめっちゃわかるわーって思ったんだよね。
なるほどね。
戻すぎるーって思って。
俺も中2ぐらいのときはそんな思想を持ってたけど、
やだー、やだー、やだー。
まあちょっと、年を重ねるにつれてだんだん薄れていったよね、正直ね。
え、どこが薄れてたの?我慢するとか気を使うとかそういう。
いやー、なんかもう一回ぶっ壊して、
あ、そっち?
そうそう。
全部ザロからリスタートだ、みたいなね。
中2のチャーリーはでもほんとに。
やっぱあったと思うよ、そんぐらいのときは。
そうか。
なるほど、2巻取ってたらそうなったってこと?
そう、ぶっ壊したくなった。
なるほどね。
で、ドックビルがパッとこう、
パーって壊れてきたんだ。
そうそうそう。何年も前に見たドックビルが。
で、もう一回見ようと思って。
私だったらもう躊躇なく行くなーと思って。全員殲滅して。
今の私だったら、みたいな。
今はもう落ち着いてますけどね、いろいろ。
一回ぶっ壊して、通り越す。
そういうのがね、時期がありましたと。
それで、ほんとは私、ラース・フォントリアすごい好きで、私ね。
言ってたよな、前から。
もうずっと温めてて。
ラース・フォントリアを一発目でやるんだったら絶対アンチクライストやりたいと思ってたの。
やってないんか、まだ。
やってないんですよ。
絶対アンチクライストやりたいって思ってて、
めっちゃ温めてたんだけど、ドックビル降ってきちゃったから、みかん中に。
うわー、そうか、アンチクライストはちょっと、まだかーって思って。
でもこの気持ちのままアンチクライストやっても、
たぶんなんかちょっと気持ち入らないなと思って、
いた仕方なくって言ったらドックビルに悪いけど、
今回は今年の締めくくりはドックビルだなと思って。
はいはいはい。
そうそう、持ってきたっていう感じですね、今日は。
なるほど。
そう。
じゃあなんかその、自分の経験と重ね合わせてみたいなところがやっぱ、
ラース・フォントリアしかり、ドックビルしかり、
好きな理由としては一番強い部分なのかな、可能的な。
ラース・フォントリアが、というよりはドックビルがだね。
ドックビルに関してはですか。
うんうんうんうん。
やっぱすごい好きな映画なんだと思うんだけど、
やっぱその一番の大きな部分っていうのは、
そういうところが強いのかなと見受けられたんだけど、
それに加えてさっきさ、2回目見直してみたらちょっと、
あれ、今まで見えてこなかったところが見えてきたぞみたいな、
意外と深いんじゃないかなって発見があったみたいなことも言ってたと思うんだけど、
っていうのはどういうところになるのかなと思いまして。
はあはあ、そうですよね。ありがとうございます。
いやなんかね、セリフ一個一個結構噛み砕いて見てみると、
結構深かったりするんだよね、ポロっていろんなキャストが言ってることが。
そこに噛めば噛むほど感を感じたっていうのがまず一つと、
あとその4、5年前に見た時の自分、まだぶっ壊したい感じはなかったからさ。
ああ、なるほど。
そうそうそう、グレースじゃなかったんだよ。
そう、でなんかその最後のお父さんとのシーンがすごい印象的だし、
あれがこの映画のすべてを物語ってるなってことは受け取ってたんだよね。
で、まあすごいいいメッセージ性があって、
すごい客観的な視点で見て、ああいい映画だなとは思ってたんだけど、
でもほんとその時は、すごい鮮明には覚えてないけど、
やっぱグレースの何が悪かったんだろうって感じだったんだよね。
うーん、なるほど、はいはい。
そう、その時は私はそのなんていうの、自己犠牲を良しと、
グレースみたいに、なんかその本能で生きることが何が悪いんだとか、
なんか人を許すことが傲慢なの?なんで?みたいな感じっていう、
だからそもそも私がすごく傲慢だったっていう話だけど、これに重ねると。
当時はグレースの気持ちも分かりつつ、
この映画の多分本質みたいなところは分かっていいなって思えてなかったんだよね。
人生のフェーズ的に。
なんかお父さんの言ってること、なんとなく頭では理解するけど、
なんかそれが染み渡って腑に落ちてないっていうかさ、
お父さんのほうにうんうんって思うことはなかったんだけど、
今見たらすっごいお父さんのほうに共感したっていう感じだった。
なるほど。
いやそうだよねーって、めっちゃだから私の目にもグレースがすごい傲慢な人。
なるほどね。
に、そう、映った。
あー私もこういう時あったなーって思ったし、
なんか完全に立場がこうちょっと自分の見る目が逆になって、
あーこれその自分の人生のどういう段階にいるかっていうのによって、
その見るタイミングによってなんかこう感じる感想変わるパターンのやつかなーと思って。
そしたらめちゃめちゃこれ味わい深いじゃんって思ったんだよね。
うん。
まあ回り回ってその1回目見たときから、
今までの間にまあ考え方がだんだんギャングスター寄りになってきたということかな。
そうそうそうそう。
でもそういうぶっ壊しちゃいって思ってるし。
グレースの期待とエゴ
まあグレースねー。
そうそう。
グレースの背因はなんだと思いますか。
背因?
うん。
あの崩壊した理由ってこと?
まあいろいろうまくいかなくて大変なことになっちゃったじゃん。
うん。
最初良かったのに。
うん。
どこを間違えたのかなっていう話。
いやもう入口からじゃない?って私は思ったけどね。
あ、そう?
もうあの村に入るって言った時点で、
もう自分が傲慢な人間だから、私は謙虚さを学ばなきゃいけないって、
サイフリアのパンむさぼってるときから言ってるじゃんね、グレース。
言ってたね。
うん。
なんかそのお父さんといざこざがあって、
でもそういう自分の謙虚さを身につけるために、
あの村をグレースも利用したわけじゃん。
まあそうだよね。
っていうこともチャックとかにレイプされた後に言ってんだよね。
この村に期待を持ってしまったみたいな、
でも結果違くなっちゃったみたいなことをトムに言うんだよね。
言ってたっけ?
そうそう言うんだよ。
たぶんここでこの村に馴染めば、
自分がなんか変われるかもしれないみたいな期待を持って、
村を利用したわけだけど、
その利用するっていう心を持ってあそこに入った時点で、
もう負けって感じかな、私は。
なるほど、早いね。
もう最初から負け試合だったんだ。
負け試合じゃない。だってもう利用しようと思ってるもん。
自分のためじゃなくて、自分のそのエゴのための入村になったわけだよね。
別にいいと思うけどな、俺は。
そこは別にエゴだろうがなんだろうが。
まあエゴで入ってって最後皆殺しにしてるからそこはどうかと思うけどね。
あのまま諦めて泣きながら帰ってったら、
自分のせいだろう感もちょっとあると思うんだけど、
最初からエゴだったとするならね。
媚び売りと要求のエスカレーション
俺はまあ普通になんていうか、
さすがに媚び売りすぎたな、お前って感じするな。
ああ、なるほどね。
最初の方がしょうがないじゃん。
やっぱその仮もあってさ、馴染まなきゃいけないから、
媚びも売らなきゃいけないだろうって思ったけど、
やっぱどっかでライン引かなきゃいけないタイミングというかさ、
この映画の中でもだんだん向こうからの要求もエスカレートしてて、
で、なんだ噛んだの?と言えずにさ、
全部要求ね、村にいさせてもらえるならって言ってさ、
飲み続けて行っちゃったわけじゃん。
それがやっぱ歯止めがどっかで効かなくなって、
最後まで行っちゃったみたいな感じだと思うから、
最初はいいと思うんだけど、
やっぱその倫理的に、人間的に、
まあそんぐらいの、
いさせてもらうんだから、
自分で仕事探して草むしりでもなんでもしますっていう姿勢ぐらいは、
まあいいと思うんだけど、
どっかでそれがやりすぎになっちゃうタイミングっていうのがあったはずだから、
それになる前に、
グレースと犯罪者たちの関係
いや、ちょっと私、これはやりません。
ちょっとこれはできません。
ってどっかで言えたら、
まあね、こんなことにはならなかったんじゃないかなって。
まあそうだよね。
まあでも、それができない人間だから、
たぶんお父さんとその前に喧嘩して、
あの村に来てたわけだから、
たぶんもう最初から無理だったなっていう感じだね、私は。
そうね。
なんかチャーリー的に見てて、
あ、こっからがLINEだなみたいなのあったの?具体的に。
俺だったらこっから切り替えてるなみたいな。
まあやっぱりそのターニングポイントとしてはさ、
レイピスト1が決定的だったと思うわけ。
ああ、まあそうだね。
レイピスト1からのレイピがやっぱりさ、
超えたな感あったじゃん。
そっから雪だるま式にどんどんコロゲ落ちてったっていうのがね、
結果としてなってたと思うんだけど、
その前にさ、リンゴを買ってるときにさ、
なんかキスされそうになった、なんだかんだみたいなさ、
くだりあったじゃん。
あった。
あったでしょ。
あそこでちょっと優しくしすぎたかな、クレースって。
確かにな。あそこを私もすごい見ててすごい嫌だったわ。
あれよくないよね。
あれが傲慢だと思う。
まあ俺は別に責めるつもりもないけど、
そのクレース自身をね。
でもまあ振り返ってみたら、
ちょっとああいうのやりすぎるとさ、
向こうにも変な勘違いするとさ、旅とかさ。
まあ勘違いするほうが悪いんだけど、
でもそういう危険性があるのはやっぱ間違いないからさ、
あんまりいい人であることにフォーカスしすぎて、
そういうさ、自分で自分に危険を招き入れるようなことはね、
やらないほうがいいなと思いますけど。
まあそうだよな。
ちょっとね、優しくしすぎた感はあるよね。
まあそうだね、優しさのボーダーラインはあるよね。
まあ優しくありたいと思うことは別に悪いことじゃないけど、
でもやっぱり老い目がある関係性を作ってしまうとさ、
どうしても。
グレイスもさ、だから嫌われたらいけないみたいなさ、モード入ってるじゃん。
入ってるね。
一人で嫌われたらもうこの村から追い出されるっていうさ、
もう一つプレッシャーがあるからさ、
そこに執着グレイスがしてしまってたからさ、
別にさ、あの村から出てもいいわけじゃん。
グレイス困んないじゃん、ぶっちゃけ。
まあね。
でももう完全にあのモード入ってるからさ、
それがあるがゆえの反射的に、
ああいう優しい人やっちゃってたよね、完全に。
まあそうだな。
グレイスね、あのまま行ってれば普通にただのかわいそうな、
なんて言うんだっけ、そういうの。
結局いい奴は最後には損しちゃうみたいなさ、
そういう的なね、人間のままだったんだけど、
最後、あいつの一声で皆殺しにしてるからね、村の住民を。
そこが面白いところだなと。
まあね。
あんだけ優しくしといてさ、あんだけ優しくしといて、
最後の最後で皆殺しにするんだっていうね。
でも私はそこは気持ちなんかちょっとわかっちゃうからな、
私だったらいくもんな。
いやいやいや、やりすぎだって。
やりすぎだよ。
お気持ちはわかるけど、
その怒りだったりね、いろいろ考えがあって、
まあしようって思ったんだけど、やりすぎ、絶対。
いやでも、それがグレースが責任ゼロじゃないとしても、
向こうもやりすぎだから。
いやいやいや、やりすぎよ。当たり前よ、そんなのは。
そのやりすぎをはるかに超えるやりすぎ。
犬以外みんな皆殺し、女も子供も皆殺し、
レイピスト1,2,3みたいなのはいたしさ、
ちょっと感じ悪いおばさんとかもいたけどさ、
多分5,6人くらい何もしてない人いるよね、あんな感じ。
いやでもやっぱ人間は、いい人悪い人関係なく、
いやいやいや。
殲滅しないと絶対嵐が起こるから。
進撃の巨人、見るなよお前みたいなやつ。危ないから。
一回やっぱリセット必要だから。
どうせやっぱ人間なんて悪だ。
あのガラス削ってたおじさん。
ガラス削ってただけのおじさん。
何したんだあいつ。
ずっと最初から喋るわけじゃん。
ガラスカリカリカリしてて、一言も喋んないで。
いやあいつも。
いやあいつは何なら、あの村で何もしないいい人であったことが
罪ぐらいな感じでもう滅ぼされるんだよ。
えーひど、ひどくない?
トムのお父さんとかもさ、病気で一日中家に座っててさ、
最後に10ドル盗まれただけじゃん。
でもあいつ、グレースの部屋行って夜な夜な予買してるでしょ。
え、知ってた?
え、あれそうじゃないの?
あいつ多分知ってないよ。だって病気で一人で歩いたりできないでしょ。
セックスできんのあいつ。
私途中で写ったのお父さんだと思ってたけどね。
いや俺レイピストで覚えてんのは、まずレイピスト1と、
レイピスト2はビルだね。
ベン、ベン。
ベン、ベンだっけ。あ、ごめんね。
リンゴの運送会社の。
リンゴが先だ。リンゴが先でその次にビル、チェッカーでやってたさ。
あいつの村一番。
リズの弟ね。
そうそうそう。
もうちょっと行っちゃって。
であと、なんかあの夫婦の。
おじさん、おじさん行ってたじゃん。
あれね、違う違う、あいつじゃないよ。
あ、違う、あのガラスのおじさんかあいつ。
あ、ガラス。
ガラスのおじさんだったかもしんないわ。
あ、ほら。
ガラスのおじさんレイピしてたか。
そう、なんかおじさん一人レイピしてて。
なんかお休みみたいな感じで。
あ、違う違う。
そうそうそう、ありがとうなーみたいな感じで。
あいつガラスのおじさんか。
さっき紹介するの忘れてた気がするけど、
トムのお父さんはフィリップ・ベイカーホールって人。
マグロリアンに出てた人ね。
はいはいはいはい。
あの司会者の、テレビ司会者の人。
はいはいはいはい。
あの人じゃないな、あの人だったら俺覚えてる。
え、じゃあよくは。
あのガラスのおじさんはごめん、ちょっと有罪だったわ、正直。
でもなんか、でもフィリップ・ベイカーホール、トムのお母さんは、
お父さんは、あの人一日中家に座ってただけよ。
で、お金も盗まれてさ。
だってグレースにずっと体触らせてたもん、健康診断させてたもん。
そしたら中刺すぐらいだろ?
いやいやいやいや、お医者さんごっこさせてた。
あれを、だって何ヶ月もずっとやったらチリツモですよ。
気持ち悪いな、このおっさんってなるもん。
それ死刑なの?
お医者さんごっこは死刑?
じいさんのお医者さんごっこ、1年はちょっと、
死刑ですか?
罪深くない?
死刑かー。
みんな平等、一回リセットだからリセット。
何だよリセットって。
リセットだから。
俺はね、レイピストも最低ですけど、
レイプ一件で死刑になることは、ほとんどの国ではないと思うから、
そこの時点でそもそもやりすぎだと思うんだけど、
チンコ切り落とすぐらいで許してあげてほしかったっていうのはある。
レイピスト1の行動とレイピストたちの結末
チンコ切り落としで、生きるか死ぬか見てやるぐらいが。
そいつの顔見たくないもん、レイプされたら。
いいよいいよ。
顔も顔も顔の皮も剥いでいいよじゃん。
皮の皮剥いで、金玉借りとって、そこまでだな、俺が許せるのは。
でもギャングスターだから。
ギャングスターだからあの人たち。
法律とかじゃないからね。
グレイスはおそらく、アンドックイン来るまでにやりすぎなところを見すぎて、
たぶんお父さんと対立したんじゃないかなとは思うんだよ。
まあまあまあ、読み取れるよね、そういうのね。
でもお父さんはお父さんなりの正義があって、あれやってたわけじゃん。
確かにあれはやりすぎなのかもしれないけど、
お父さんからしたらグレイスがやらなさすぎだったわけじゃん。
うんうん、そうだね。
そうそうそうそう。
だからあれはすごい極論だけど、映画の中の。
だけども、それに値するぐらいのことはやっぱりやらないと、
やっぱりしっつけれないね、ドッグは、犬は。
言ってたね、犬がなんだってのは。
っていうのに気づいちゃったと、ニコール・キッドマンが。
っていうことでしょ。
気づいて、これからニコール・キッドマンを皆殺しにして、
お父さんの後もたぶんついでギャングスターになって、
ニコール・ヒットマンになっていくっていう話かな、これね。
今何が来るのかなと。
ちなみにだけど、権力もらったじゃん、ギャングスター。
もらったね。
もらったじゃん、で、それ試行して皆殺ししたじゃん。
ヒットマンだよね、これね、もう。
あの後のグレースが一体どういう風になっていくかっていうのを描いたのがマンダレーだから。
え?そんな直接的な続編なの?
そう。
え?そうなの?続編あんの?
続編あります。
続編『マンダレー』について
あ、そうなんだ。
なんか精神的な続編みたいな感じなのかと思ったけど。
あのね、ちゃんと繋がっていた。
キャラもグレースとして出てくるってこと?
そう、グレースとして出てきて、グレースがドックビル滅ぼして次の町に行きます。
その次の町がマンダレーですっていうところから始まるんだけど。
あ、そうなんだ。
そう。
知らなかった。
それは見たいな。
そうだな、グレースがヒットマンになったかどうか。
うわー、ちょっと言えないけど。
えー、見たいな。ニコールヒットマン。
見てーなー。
なるほど。
ちょっとそれも見ないことにはいろいろね、
ジャッジできないところあるかもしれないね、俺の立場からすると。
まあまあまあまあまあ。
うわー、めっちゃマンダレーの話もしたいけど。
見てないか。知らなかったわ、そんなのあったの。
私もそこまで繋がってると思ってたんだけど、
普通によくあるじゃん、なんちゃら三部作みたいな。
全然違うやつだけど、そういう総称をつけてみたいな。
よくあるじゃんね。
見たいな、ノリだと思ってた。
それ系だと思ってた。
そう、じゃなかったんですよ。
へー、よし、見るわ。すぐ見るわ。
あー、見てほしい。見てほしい。
そうなんですよ。
なるほどね。
しかも、4、5年前に見たときは、
それこそレイピスト達に私はものすごい嫌悪感と怒りを覚えて、
本当にグレイスかわいそうって思ってたの、ずっと。
グレイスの傲慢さはそのときはあんま気づいてなかったから。
本当に男って、って思って。
まあね、普通だよね。
そう、って思ってたんだけど、
今見たら、そこもちょっと違う視点になってきて、
やっぱグレイスも、
レイプになったっていうのも、
映画の中のちょっと極端な描き方、表現の仕方でもあると思うし、
実際にああいうこともあると思うしって感じだけど、
レイピスト1に関しては、
チャックだよね。
チャックに関しては、
あれ?って思う、
言われるセリフを、
それこそ噛めば噛むほどのポイント的に言ってて、
3回目ぐらい、この間見たときに、
都会から田舎への移動
うわーってちょっと思ったんだけど、
チャックだけさ、都会からこっちに来してきた、
ちょっと仲間みたいな感じだったじゃん。
確かに。
チャックだけちょっとポジション違うんだよね、
映画の中で、村人の中で。
確かに。
私を嫌うのは、
昔の自分を重ねてるからなんじゃないの?みたいなこととか言うじゃん。
それにうんともすんとも別に言わないけどさ、チャックは。
でもたぶんさ、
グレイスもあそこにちょっと期待を、都会から、
ああいうちょっと田舎に来たらなんか変わるんじゃないかとか、
ここで私がなんか違う経験できるんじゃないかっていう期待を持ってきたわけで、
チャックもおそらくそうだった。
けど、結局、
人はどこでも一緒なんだよねって思い知ったって話を途中でするんだよね。
で、猛獣みたいにみんな貪欲だし、
餌を与えれば腹が破裂するまで貪るんだよ、こいつらみたいなこと言うんだよね、チャックが。
で、チャックはそれ知ってるんだよ。
もう経験済みなんだよね、たぶん。
なるほど。
で、あの村で一回たぶんもう一周してるんだよ、そこの部分を見てるんだよね。
で、それの過去の自分みたいなグレイスがやってきて、
たぶんグレイスもそうなっていくだろうなってわかってたぶん見てるんだよね、おそらくチャックは。
なるほどね。
で、その上で、
で、結局さ、自分もその村人、あの小さな村の中の村人の一人になっちゃったわけ。
なっちゃったというか、なったわけじゃん、チャックも。
で、人はどっちにしろ都会にいようが田舎にいようが一緒だってこともわかった上で、
で、グレイスみたいなやつがやってきて、
村人との関係の変化
で、グレイスがなんでそこにどういう期待を持ってあそこに入ってきたかもなんとなく
チャックがわかった上で、
で、プラス、あのキスしようとしたじゃんっていう会話の時にチャックが、
物事は時間がいる、何を求めてるか知り、
あ、違う、キスの話じゃないか、リンゴ農園の話か。
あの、ベラは、あ、でもキスの時の話か。
ベラは、奥さんは全然なんか俺のリンゴの話に興味持たないけど、
グレイスがリンゴのことをすごいなんかわかってくれるから、
嬉しくてちょっと恋心抱いちゃったみたいな話をする時があったと思うんだけど、
あったね。
そう、その時に物事には時間がいる。
で、何を求めてるか知り、それに答えてやるんだって。
で、君ならわかると思ったって言うんだよね。
そう、だからチャックは言うたら、
グレイスが求めてたものを与えてやったぐらいな感じでいるんだよね、あのレイプが。
って私は分析したんよね。
言ったらさ、
あるかもね。
グレイスもさ、自分で自己犠牲したくてあそこにいるみたいな感じだったじゃん、言うなれば。
まあね。
自分の欲望、謙虚さを学びたいとか、あの村に受け入れられて、
自分がいい気持ちになりたくて、
ああいう献身的なことをやりすぎちゃったわけじゃん。
で、お前そういうふうに、こっちが求めてることに答えたいんだろ?
俺が求めてるのは、君とのセックスだよ。
だから君とセックスするよってやっただけ。
なるほどね。
そう、っていうふうにも捉えられて、
ちょっと冷静に分析できちゃったんだよね、そこが。
確かに。
前だったら、本当にひっどい奴だよ、みたいな。
レイプして、男ってやっぱり気持ち悪いわ、みたいなぐらいに思ってたけど、
表面的に見たら、ダメだよ、レイプダメだし、
今でもそんなの気持ち悪いわって思うけど、
でもあの映画の本筋としては、そこが言いたかったのかなって、
3回ぐらい見て、台詞をよくよく見てたら思って、
なんかこの映画深いわーって思っちゃった。
なるほど、確かに、そこはそうだね、
そんな1回見たぐらいでパッと見えてくるようなやつではないね。
そうそうそうそう。
なるほどね、そういうところが深いぞと言ってたわけね。
ある意味、チャックは一番冷静で、
一番罪深くないとも言えるって感じがする、私は。
なるほど、まあまあまあ、
イガンとしてることはね、わかるけど、
でもやっぱ率先してレイプしてるからね、
結局として。
そもそも、チャックはチャックの個人的な問題をまず解決しろよって話なんだけど、
別にグレースに性を求めなくても済むようにしなきゃいけないじゃん、そもそもがね。
そうだよね、トラックのウンちゃんと一緒に風俗行ったらよかったんだな、週一で。
そうだよね、それもあるし、それもできるし、
ベラとの関係の修繕から目を背けてるわけだよね。
まあまあそうだな。
あいつだけのせいではないと思うけど、それは。
それはまた別問題になるから、
これを求めてるんだろうの矛先が整理になったっていうことだけは罪深いけど、
でもチャックの言ってることとやってることは矛盾はしてないんだよね。
決断と結末
なるほどね。
そこが結構面白いところかなと思って。
面白いってことでわかるな。
俺はそうだな、さっきも言った気がするけど、
俺は別に最後の最後までは悪いとは思わんな。
ミスったなって感じはするけど、
動機はどうあれ、偽善だとはしても何だとしても別に悪くないでしょ。
いい人になろうとしてやりすぎて結局結果になっちゃったっていうだけ。
だから別に彼女自身が悪いとは思わないし、
誰が悪いかって言ったら村の人たちが悪いでしょって俺は思うわけよ。
トムじゃない?
トムは主犯覚ではあるよね。
村人の中にでもめっちゃ悪いやつとほぼ悪くない人とっていると思うんだけど、
どっちかっていうと村人サイドかグレースサイドで言ったらやっぱ悪いのは、
グレースは無実と言ってもいいぐらいだと思うわけ、俺は。
で、最後に皆殺しにしちゃうっていう。
お前どうなってるんだよ、そのスイッチの切り替えって。
グレースもあそこまで行くんだったら、
自己犠牲そこまですんなって話なんだよね、そもそも。
お前そんなになるまでやるなよってな。
自分が悪いんだから。
最後に皆殺しにしたことを考えるとやっぱグレースが悪いですよね。
そうそうそうなんだよね。
どう考えてもやりすぎだから。
デイピストもさすがにいきなり銃で死刑にするのはやりすぎだと思いますし、
さっきも言ったように全然悪くない人たちもさ、ほぼ悪くない人たちもたぶんいるからね。
子供だってそうだし。
マーサとかも悪くなかったしな。
マーサは全然悪くない。俺もピアノ弾いてただけじゃん、ほぼ。
なんだったらちょっと仲良さそうにしてたし。
そうそうそうそう。
でもあの、変態ドM小僧だけは俺は殺したら正解だと思う。
あいつな。あいつな。
ダメだね、ほんとに。
変態ドM小僧やばいでしょ、あいつ。
あれさ、ふっかけられたらさ、何が正解だったと思う?
いや、究極の二択すぎるよね。
うん。
どっちを取っても尻しばき女にされるっていう、もう。
そうそうそうそう。
無理でしょ、あれは。
無理だよね。
おかしいよね。
普通の子供だったらさ、まださ、
チョコくれないとお母さんに尻叩かれたって言っちゃうよ、とかさ。
それならわかるよね。
ずる賢い子供だなってさ、よくあるケースだと思うけど。
こいつの場合はなんかもう、
俺の尻しばかないとお母さんに尻しばかれたって言うよっていう。
やばいよな。
そんなやばしい。
早熟すぎるよ、ドMが。
早熟すぎるな、マジで。
あの年でさ、年上の女性に自分の尻しばいてほしいってやばすぎるよ。
ハーダー、ハーダーって言ってたからね。
そうそうそう。
あいつだけは本当、大きくなってもやっぱ危険人物になるから、
その前に殺しておいたせいかと思う。
目の状態でね。
目はもう今のうちに積んでおこうと。将来大変なことになるからって思ってね。
多分あいつがやっぱ最後のグレースの決断の数に当たっての、
一番のでかい引き金だったんじゃないかなと文字通り思うな、俺は。
こんなのがいる村はもうダメだと。
一回リセットだってもう。
でもそうだよね。あんな子供いる村はそれはダメだ、リセットになるわ。
全部殺してリセットだってなったんだろうな。
手を考えるとわかってくるわ、やっぱり。やりすぎかなって思ったけど。
だってお父さんと車の中で自分たちのいろんな信念を話してさ、
自分は正しいことをしてるって信じてさ、
パーってお父さんに言ってパッて車を降りたときにあいつが、
フンみたいな顔で多分あのセットから覗いてたんでしょう、きっと。
そうだね。
その顔見てチッて思ったかもしれないよね。
そうだね。それはもうわかんなくないわ。
最下位だったかもね。
いやー、まあね。
あの子供やばすぎるな、今考えたら。
やばすぎるよなー。
そんなやついないから。
いや、しかもすごいよね。子役ってすごいよね。
まあ、子役はすごいですよ。
どういうふうに子供たちがああいう演技をするのか、
親がどういう許可を出せるのかとか考えてしまうよね。
ね。自分のお母さんにあれやったらどうすんだよな。
ね。どんな気持ちで親はあれを見るわけ?
たっぷりキャラもらってるといいな、せめて。
あの子は何も悪くないからね、多分。
脚本考えたらラース・フォントリアが悪いだけだから。
しかもさ、レイプのシーンとかさ、
あの壁のないあのセットの中でさ、子供たちとかみんなところでやるっていうやばさ。
やばいね、あれもね。
もうラース・フォントリアはほんとイカれてるよね。
いや、ラース・フォントリアはもう病気だったよ、絶対。
ま、病気なんだよね、あの人。精神病だから。
本当に病気なんだ。
本当に病気だから。
あ、そうなんだ。よかった。
精神疾患。
よかったわ、それ。安心した。
なんかさ、この映画のドックビルの告白っていうドキュメンタリーがあるらしくて。
うん、存在は知ってる。
そうそうそう、このドックビルの撮影現場に、なんか教会の懺悔のさ、ボックスみたいな、じゃないけど、
ああいう簡易的な、ああいうちょっとした空間を多分なんか作って、そこにカメラを置いて、
そのキャストたちがたまにあそこに入って、
まあ懺悔っていうさ、告白、まあ懺悔っていうか告白か、告白っていう設定で、
あそこにこうたまにこう、その撮影の感想みたいなさ、
を言いにくるのをただただ多分映してるドキュメンタリーみたいなやつがあって、
まあちょっとそれサブスクとかに落ちてなくて、時間なくて見れなかったんだけど、
だからYouTubeで20分ぐらいだけ落ちてて、それだけ見たんだけど、
あのちょっと障害があるさ、黒人の女の子の役の子みたいな。
ああ、いたね。
おむつ変えてもらってる。
あの子当時22歳だったらしいのね。
で、その子があのシーンマジでレイプのシーン本当にきつかったってめっちゃコメントしてた。
あののっくびの告白の中で。
私まだ22歳だよみたいな。
それでなんか作品としては、すごい良いものにきっと映るんでしょうねと。
けど私まだ22歳ですみたいな。
あんなの見れませんみたいな感じで告白してて、
いやそうだよねってなった。めちゃめちゃ。
映画「ドックビル」の撮影過程
いやいや、神聖寺いたからね、22歳とか言ってるけど。
あの現場に。
そうだけど、そうだよね、22歳だよまだ。
レイプされてると強制的に見せられるっていう。
まあひどいことですよそれは。
まあでもみんな口々に、その20分ぐらいだけのやつでも、
あの監督頭イカれてるって言ってて。
いやイカれてるよ。
病気だもん病気。
このイカれた監督と、もう僕は今後一切一緒に映画を作ることはありませんってこと。
何役の人だったかな。
目見えないおじいちゃんの役の人かなとか。
あ、ほんと?
ベンギャザラ。
見よったのよね。
どれだっけな。
あ、書いてないな。
あ、ベン役の人。
あ、ベン役の人か。
ベン役の人。
あ、わかんない人か。
ベンギャザラじゃなくてベン役の人か。
ベン役の人。
もう金輪際こんな頭のおかしい監督とは映画作らないと誓いますって言ってた。
トラックのうんちゃんね。
あいつもレイプさせられたわけだからね、俳優はね。
まあ確かにね。
まあそういうことだからな。
まあでもあの人、ラース・フォントリア目変だもんね。
俺わかんないよ、ラース・フォントリアの顔見たことないかもしれない。
えー見てみて、変態なんだろうなって感じの顔してるよとか言って。
いや好きなんだけどね、私は彼監督。
顔が?
顔がじゃなくてね。
顔がじゃなくて。
ラース・フォントリアまで出て、あ、フォン。
フォン。
あれもなんか思ったより普通だな。
あ、ほんと?
思ったより、うん。
まあでも喋り方とかもね、結構ちょっとどもる感じのね、挙動不審な、ちょっとオタクっぽい感じの喋り方するんだよね、この人。
まあ変な人なんだなっていうのがすごいよくわかる感じよ。
なるほどね。
まあ頭いかれてなくてこんな変な映画いっぱい作れないもんね。
こいつが全部悪いんだもんね、だってね。
今までグレースがーとか村人がーとか話してたけど、こいつだもんな悪いのは。
そうだよ。
おっさんが全部考えた話。
そうです。
痛い痛い。
猫が。
猫が腕にしがみついてくるのさっきから。
かわいい。
ちょっとどっか行って。
今忙しいから。
かわいい。
そんなところですかね。
ちなみに、アステロイドシティのときに話したと思うけど、メソッド技法あるじゃないですか。
役を自分に憑依させて演技するみたいなさ。
それをドックビルではみんなやったらしいよ。
あ、そうなんだ。
メソッド技法に基づいてやったらしくて。
俺はレイピストだ、俺はレイピストだって。
やばいな。
そういうことでしょ。
めちゃめちゃみんなストレス抱えて撮影したらしい。
それはストレスだね。
じゃああの子供も俺は本当に尻を叩いてほしいんだって。
そういうことだよね。
俺はこのお姉さんに俺のお尻叩いてほしいんだ、もっと強くもっと強くって思いながら、子供にやらせたわけでしょ。
そうだね。
あれはあの子の声じゃないからね。もっと強くってのは。言わされてる。
そうだね。
思い込みまでさせられて。
うん。
とんでもない人ですよ、本当に。
いや、ほんとに。
これは映画でメソッド技法で、しかもあのセットの中でって。
いやーね。
それは精神おかしくなるよね。
いやーよ。
そりゃもうこの人とは映画撮りたくありませんって思うだろうな。
そうだな。
でもスカルスガルド、何スカルスガルド?
スカルスガルド。
何スカルスガルドだっけ?
ステランスカルスガルド。
あいつだけは常連なんでしょ?
俺は何回も出ちゃう。
他の人はマンダレーには出てたりとかするけど、たぶんこいつが一番常連だと思う。
待って待って、余計わかんなくなってきたんだけど。みんな死んだじゃん。
マンダレーに誰が出てくるの?ニコールキットガン以外。
あのね、マンダレーでは役は引き継いでないというか。
え?
なんか出てくる人もいるんだけど、グレイスとかギャングスター側はそのままちゃんと引き継いでるんだけど、
次の新しい村人としてたまたま同じ俳優さんがいる。
別人役として出てくるんだ。
そうそうそう。
なんでそんなことするんだろうね。
そうだね、でもこのステランさんはチャック役のね。
めちゃめちゃラース・フォントリアと仕事してるからね。
そうでしょ?もう一回やらせてくれって言って。リンフォマニアック出ちゃうんでしょ?
飲んでんのかもな。
どっち側なんだろうね。
いやでも断ってはないからね。
まあそうなんだよね。
ドックビルやってもうやだってなった人が助けられた中で、
この人だけはリンフォマニアックちょっと出てくれませんかねって言われて、出ますって言ってね、やってるわけだから。
メソッドアクティングの取り組みとストレス
あとメランコリアも出てるし、ダンサーイン・ザ・ダークもやっぱ出てるし、やっぱめちゃめちゃ出てるね。
そっか。
他にも奇跡の海とかもいっぱい出てますね。
共犯だね。
ドラマとかキングダムとか。
共犯だね。
共犯者いました。
だからああいう役になるのかな。
確かにカンヌのインタビューとかもこの人一緒に行ってたかもしれない。
共犯じゃん。
右腕じゃん。
普段のオフの時のニコール・キッドマンがどんな人なのか、私別に詳しくないからわかんないけど、
カンヌのインタビュー、ラース・フォントリアとニコール・キッドマンと、たぶんこのチャック役のステランさん。
ステランさんだったね。
そうそうそう、喋ってたと思うんだけど、ニコール・キッドマン終始顔が引きつってたっていうか、
いろいろ質問されても苦笑いみたいなのめっちゃ多くて、私が見たインタビュー。
なんかかわいそうになってしまった。
辛かった。
きつい役だよね、やっぱりね。女性としてもね。
途中までは完全に同情される役なのに、最後に皆殺しにしちゃったせいで同情もされきれないみたいな。
まあ確かにな。
そういう悪いとこ取りみたいな、いいとこ取りの逆みたいな感じになっちゃってるけど。
まあな。すごい役だったもんな。
そうだね。
他、なんかチャーリーは印象残ってるシーンとかなんかあります?
うーん、俺でもやっぱ変態ドM小僧かな。やっぱり。
そこか。
そこかな。
ちなみにさ、ラストシーンはさ、チャーリー的にお父さんとの会話のところね。
あの車のところ。
あれは、私みたいにどっちかサイドに共感したりとか、なんかあったりした?
うーん、どっちかサイドに共感ね。
どっちもわかるけど、
あれ、人殺し軍団のボスとその娘の会話だからな。
両方結局人殺しだし。
なんかメッセージとして、傲慢ということの定義みたいなところに関して。
いや、どの口が言ってんだって感じではあったけどね。
お前人殺しじゃなくて。
そういう感じか。まあそうか。
どうだろうな。どっちサイドかって言うとちょっと迷うな。
そうか。
俺もやっぱり日本人的なところで、少なかであるからさ。
そのグレースみたいな部分もやっぱあると思うし。
自分で感じることある?
いや、あるでしょ。そんな。
そうなの?カーリーでもあんだね。
いや、それは外人と比べたら違うよ。グイグイくるからね。国にもよるけどさ。
アメリカなんて特にそうなんじゃないの?知らんけど。
まあそうか。
グイグイくっしょ、あいつら。
そっち住んでると逆にさ、そういう気使わなくてよくて楽だわとかある?
あるね。
あるんだ。
あるよ。やりまくりよ。てかもう全てがそうって感じよ。
働いてててもね。
でもチャーリーでもそんだけ感じるってことは、日本にいるときはやっぱそういうスイッチがチャーリーでもあるってことね、それなりに。
いやーやっぱあったよ。特に会社で働いてたときとかはやっぱね、肩張ってたもんね。無理してたよ。
冗談一つ言うのもちょっと気使うみたいなね。
それは結構俺にとって致命的だからさ。
まあ確かにな。それでちょっとくすっとね、する瞬間とかね、大事だもんね。
大丈夫かなみたいなのもいつか考えなきゃいけないから。
まあ俺はもっと考えるべきだなって思うんだけど普段も。
ちょっと考えなすぎみたいなところはね、知んないけど。
でもやっぱ肩苦しかったよね、ちょっとね。
かたみが狭かったか。
日本と海外の文化の比較
それさ、今アイルランド行って、さっき2年、3年ぐらい言ってたけど、
日本に久々にたとえば帰ってきて、もう一回日本で就職するとかってなっても、
なったらアイルランドのマインドのままいけるのか、やっぱり日本人スイッチ入っちゃうかどっちだと思う?
いやわかんないね、どうだろうね。
あ、そうなんだ。
でもやっぱ周りがみんなそうだからさ、結局ね、その大きな流れに同化しちゃうんじゃないかなと思うけどね。
時間はかかるとはいえ。
だから絶対無理、俺もうやだ。日本の会社では絶対働きたくない。
まあそうだろうな。
無理だわ、まじで。
逆にさ、日本人の良くも悪くも空気を見合うみたいなのがなくて、
なんかちょっと居心地悪いなってそっちで感じることってあるの?
いやまあだからね、どっちかなんだよね。
どっちかっていうのは、日本にいると何かと会社で働くっていうのも多分そうだし、
いろいろ決まりが多いせいで、みんなが真面目なせいでめんどくさいことっていうのがいっぱい出てくると思うんだけど、
日本で育って日本で住んでるとその存在にも気付かなかったりすると思うんだけど、
やっぱあると思うのよ。いろいろきっちりしすぎてめんどくさいことっていうのがたくさんあると思ってて。
一方、海外ね。海外って言い方がその国によっても違うからあれなんだけど、
一般的に海外で言うと、やっぱ日本と比べると何かと大雑把な国っていうのが多いと思うんだし、
規律とかが緩かったりとか、ルールとかが曖昧だったりっていうのがあって、
それは気が楽である反面、そのせいでめんどくさいことになるわけじゃん。
やっぱあるね。
そうそう。例えば、ちょっとなんか壊れちゃって直してほしいんですとか、
これうまくいかなくて困ってるんですとか言って、業者なり何なりに問い合わせたりして、
ちょっと1ヶ月ぐらい休暇取るからその後でいいみたいな感じに対応されちゃってる。
さっき前半で言ったけど、やっぱお客様神様文化っていうのはあるんですかね。
あるかな。
そのせいでちょっと対応が遅れたりとか、長い間待たなきゃいけなかったりとか、
完全に向こうに日があるのにちゃんと謝ってもらえなかったりとか、
そういうめんどくささというかね。
なるほど。
ちょっと2種のめんどくささがやっぱあると思うんで、
日本と海外っていう大雑把に分けた2つのカテゴリーで比べると生まれると思って、
どっちを好むかっていう問題だと思うね。
難しいね。
そうそう。人によってはやっぱり、いや無理、海外の大雑把なさ、
みんな好き勝手やってるようなのには耐えられないっていう人がいるのももちろんやっぱ分かるし、
でも俺も今はやっぱそう感じるんだけどさ、
日本の社会環境
日本ってちょっといい国だけどちょっといろいろ厳しすぎて堅苦しいなって思っちゃうなっていう人がいるのも分かるじゃん。
だからやっぱどっちかを取らなきゃいけないっていうのがあると思うね。
選択肢があるとしたら。
いく国によってもバランスっていうのはやっぱマチマチだと思うけどね。
完全になんでもかんでもきっちり決まってる日本みたいな国もあれば、
完全になんでもかんでもルールもなんでもない、
世紀末みたいな国とかもやっぱあるわけでしょ。
まあね。
その間ぐらいの国もあるだろうけど、
やっぱりそれもまたそれで違うから、難しいところですね。
そうは言ってもやっぱもう日本の企業とか日本ではもう働きたくないって感じだよね。
無理無理絶対嫌だ。
リモートならいいかな。
フルリモートならやってあげてもいいや。
フルリモートで残業ゼロならやってもいいかな。
まあだからいろいろそういうめんどくさいのをフルリモートにすることによって省けるもんな。
そうそうそう。
まあでも残業なきゃなんでもいいわ。
ああそう。
じゃあ前のところは残業は結構大変だったな。
いやまあ多分残業そんな多い方ではなかったよ。ぶっちゃけ。
ブラック企業とかいわゆるのに比べるとさ、
ないと思うけど。
だってなんか覚えてるもん俺。
なんだっけリクナビだっけマイナビだっけみたいな収穫するじゃんみんな。
はい。
その時にさ検索で絞り込みできるじゃん。
うんうん。
で俺のもう絞り込みの検索は年間休日120日以上と、
あと残業時間が最低だったんだけど、
その残業時間最低で選べるタグみたいなやつが残業時間20時間以下だった。
働き方の改善
はいはいはい。
月の残業時間が20時間以下だと最高カテゴリーに入るわけよ。
イカれてるんだろ今思えば。
あーなるほどなー。
普通に平均でとったらさ、
多分30時間とかもっと残業するようなのが普通なんだろうね。
うん。
みなし残業30とか40とかの会社いくらでもあるじゃん。
うん。
やばいっしょそれ今思えば。
そうかー私も今なんか20って聞いたら、
日本なんか別に残業がある業界で働いてるわけじゃないけど、
日本人の感覚としてあーまあ少なめだねって思ったけど、
20少ないっしょ普通に日本だったら多分。
とは思ってしまうな。
俺だって働いててさ、
今月残業10時間もいかなかったわっていう時とかさ、
うん。
めっちゃ嬉しかったもんね。
いやー楽だったなーって。
日本で働いてる時?
うん。
マイルランドはゼロってことでしょ?
いやゼロゼロ。
残業という概念がそもそもない。
ないないない。
まあまあするとこもあるだろうけど、
でも多分本当に本当にたまにだし、
ちゃんと埋め合わせればその分休みもらえたりとかすると思うよ。
特例的なケースでしか起こんないと思う。
なるほど。
いやーもうなんかそういうのほんと疲れたんだよね私も。
うん。
今働いてみかんのところもさ、
農家さんは別に悪い人じゃないしすごい良い農家さんなんだけど、
もう結構さ恒例なところだから、
結構なんていうの、そういうタイムスケジュールとかがさ、
すごいこう古い感じなんだよね。
タイムスケジュールが古い感じ?
なんていうの、
時間とかも必ず始まる10分前には出勤してくること。
あーそうそうそう、そういうのが足りんだよ。
で、その割に終わりはチャイムが鳴るまでに仕事終われるんじゃなくて、
チャイムが鳴ったらみかんを持って、そっから片付けが始まって、
山を持って、でその時間は別にお給料入りません、みたいな。
アホらしいわー。
ほんとアホらしいわー。
こすいことすんなよなー、そうやってさ。
それをさ、だからなんていうの、世代的にもさ、
言うのもみたいな感じだし、
でもそれがさ、たまに1日ぐらいちょっと、
あともうちょっとでこれ取り終わっちゃうから取っちゃお、とか。
でパパってやって、5分10分ちょっと過ぎちゃったけどごめんねーぐらいだったらまだわかるけど、
それがやっぱさ、散り積もでさ、どんどんどんどん重なっていくとやっぱさ、
うーんって思ってくる。
で、そうすると関係性もだんだんさ、変わってきてしまう。
そんなこと思わないで気持ちよくお互い働きたいわけじゃん。
そういう要素を増やしている、この社会がどうなんて思っちゃうし、
それでも私はまださ、そこにも今チクチク言ってるけど、
日本中にはもう残業まみれでさ、もっとひどい環境で働いてる人はいっぱいいるから、
私はまだ太陽の光も浴びてさ、ルーティンで働いてみたいな、まだいいかなとか思うけど、
そういうのを繰り返してて、それでなんかすごいさ、いろいろ気を使って、
雇い主に気を使って、いい顔して、
それでなんか本当にこれは何のために私働いてるのかなーみたいな、
それも別に気を使おうが使わないが、それも自分の勝手だしさ、
日本の未来
別に気使わない人も中にはもちろんいるじゃん、今の社会でも。
そんなの考えないで好きなようにやる。
でもそうするとやっぱ必然的に日本ではさ、ちょっとダメっていう評価になるじゃん。
仕事できるできないとかに関わって。
そうなんだよなー。
そう。
やる気ポイントみたいなのをね。
そうそうそうそう。もちろんやる気ポイントも大事だと思うんだけど、
やる気ポイントね。
いやーでもいらないと思うんだ、やる気ポイントも。
邪魔邪魔。めんどくさかった俺は。
なくてもアイルランドではイケてるって感じ?
うん。
そうか。
バカらしいわ、やる気ポイント。
チャーリー君、仕事は楽しいかって本当に聞いてくれる女子いるからね。
ほんと。
本当に聞かれたもんね、何回もいろんな人に。
うん。
楽しいですって言うんだよね。
うんうん。
楽しいですって言うと味気がないからさ、
日々の業務で毎日大変ですが、やっぱりそういった中で改善とか探していくっていうのはやっぱりやりがいがあって非常に楽しいですね、みたいなちょっとさ。
うん。
会話っぽい言い方しないとさ、いけないみたいなのあるじゃん。
あーはいはいはい。
うんうん。
日本だとね。
そうそう。
そうかそうかって言ってさ、楽しいわけあるかバーカって思ってたの毎回。
アホかってね。
何が楽しいんだよ、お前のおっさんとさ、なんかわけわかんないパソコンのカタカタカタカタ一日中やらされて何が楽しいんだよって本当に思ったけどね。
うんうんうんうん。そうだよね。
いやーだからさ、そういう、なんか今やる気ポイントなくてもいけるんだって思ったし、やっぱだから、
一回そういう、なんか日本人のこのなんか概念みたいのをぶっ壊したいわ。
あーなるほどね。
リセットしたいわ。
いやでもさっき言った通りよ、いいとこもあるからね、そのおかげで成り立ってることっていうのもあるから、
それはちょっとあれだな、自分勝手ですね。
それはもう、
傲慢だった?
傲慢ですね。
どっか好きな別のとこ行っていただいて、そこに住みに着いていただいてっていうのがやっぱり数かなって思うんで。
彼の一人のために日本ぶっ壊してっていうのはちょっとやっぱり、傲慢が、傲慢が過ぎるなっていうのが正直なところかな。
ダメなの?
ダメでしょ。ダメだよ。
ダメなの?
それが好きな人も、それが好きで日本にいる人もいっぱいいるからね、絶対。
本当に仕事楽しいおっさんもいるんでしょ、だって、その中にはね。
まじで、ノアの箱舟みたいなことすればOK?
ノアの箱舟?
日本から代表2人?
代表ちょっとだけ集まって、あと殲滅。
ダメだって、だから。
大勢の人が日本で幸せに暮らしてるんだって。
でも海外のそういうオプションを知らずに死んでいく日本人って。
いいんだよ、知らないほうが幸せなことだってあるんだよ。
そっか。
そうだよ。
それを一人で探してください、理想の地を。
もしかしたらどっかあるかもしれない。
生きないで住むように、いろんな国のスパイスを取り入れつつ、日本のいいところも残しつつ。
そうだよね。
でもやっぱ日本はそうだね、なんだかんだいい方向に変わってほしいとは思うけどね、時間はかかっても。
いやー、無理じゃん。一回やっぱ滅びないと。
ほら、だから俺が言ったのはそういうことなんだよ。
カノだからまだいいけど、もっと力のあるやつとかがそういう思想を持ち始めたら本当に大変な事件につながっちゃう可能性あるから、
そういうのを取り返しがつかなくなる前に、やっぱり日本もね、満足度を上げてってさ。
そしたらカノみたいなやつとかも、まあちょっと殲滅まではしなくてもいいかなみたいな。
もうちょっと様子見てやろうかみたいになるかもしれないから、
そういった脅威もね、鑑みて早急に変わっていけたらなと思います、日本。
まあじゃあ今回のスポーティファイの質問はこの辺かな、おそらく。
いやいや、炙りだし、危険分子。
そこ?カノ派かチャーリー派か、どっちになりますかってところかな。
そうだね。
テロリスト危険分子を炙りだして、警察に通報すると最終的に。
そんなことしません。
しないからみんな質問答えてください。
すぐ電話するからFBIに。
大丈夫です。こんな変にありませんからチャーリー派大丈夫です。
FBIに電話するからね。
大丈夫。FBIで?電話するとこ。
まあまあ、そんな感じで結構たっぷり久々の収録も話せたかなと思うので、
おすすめの映画に行きましょうかね。
じゃあ今日は俺から行くよ。
やっぱ最後に撮っておくよ、タメ田氏、カノのやつ。
はい、わかりました。
なんだっけ、マンダレーだっけ?
マンダレーね。
じゃあ俺が先に行くわ、今日は。
ドックビルってことでね、犬つながりで犬映画。
俺がね、たぶん最初に見た2、3本の長編映画のうちの一つなんだけど、
もう生まれたよね。
南極物語っていうやつで、知ってるかな?
知らない?邦画なんだけどね。
そう、邦画なんだけど、犬だからあんま関係なくてさ、実は。
あらすじも兼ねてちょっと説明をすると、
映画の最初でね、南極の調査してる人たちが、
忘れたけど事故かなんかで、やむを得ず調査で使ってた犬ぞりの犬を南極に置き去りにして、
自分たちだけ南極から船で撤退しちゃうのよ。最初で。
そっから画面に映るのはほぼ犬だけみたいな。
この餌もない、なんもない氷の世界で犬が15頭いるらしいんだけど、
この15頭どうやって生き延びようとするのか、みたいな映画。
そっちにフォーカスするパターンなんだ。
まあ当たり前だけど、ほぼ全編台詞なしみたいな。犬メインで。
はいはいはいはい。
っていう映画をね、久しぶりに思い出してさ。
高倉健じゃん。
そうそうそう。俺も知らなかったけどね、このもんだけはもちろん。
昨日ちょっと調べてみて、なんか見たことある名前いるなーみたいな感じだったんだけど、
もうその人はほぼ出てこなくて、最初と最後にちょろっとぐらいしか出てこなくて、ほぼずっと犬なんだけど。
それで考えてみてさ、そういえばあれどうやって撮ってんだろうなーと思って調べてみたらさ、
いろいろすごくて、ほんとに南極とか北極とかで撮ってるらしくて。
もう行ってるし、カナダのなんとかって場所で撮ってたりするらしいんだけど。
クリア先生たまぎゃくにね。
そうそうそう。片屋さ、アメリカの飛行機怖いからアメリカ行けないって言ってさ、
なんか床に線書いてさ、アメリカですって言って。
監督がいる中、こっちはもう南極まで足を運んでね、ほんとに撮っちゃってるっていう映画らしくて。
犬も自然な動きを撮るために800頭ぐらいの犬面接して、その中から選ばれたエリスグリの15頭。
でも演技指導とかされた犬じゃなくて、素人犬なんだって。
そいつらを使って、ほぼそいつらだけで構成された映画みたいなんだけど。
なかなかね、すごいんだよね。
思い出すほど一体あれはどうやって撮ったんだっていうシーンが結構たくさんあって。
時代も時代だし、1980何年とかなんだよね。
83年って書いてあった。
映画とかCGとかまださ、弱いような時代だから、ほんとに撮ってるんだと思うんだけど。
でも演者が動物だからさ、どうしてもランダム要素絡んでくるじゃん。
犬も冷たい氷漬けの水の中なんて入りたくないだろうしさ、どうやって入れさせてんだとかさ。
ランダム要素がいっぱい絡んでくるはずなんだけど、それをよく撮ってね。
よく一つのシナリオがある映画にまとめたなとやっぱり感心するわけ。
今思えば。ちゃんと映画になってんだよね。
で、結構今でも覚えてるトラウマシーンみたいなのも結構あって。
別にグロイとかじゃなかったと思うんだけど。
でもやっぱ犬がさ、一匹また一匹と生き絶えていくわけじゃん。
死に方もやっぱバリエーションがあってね。
結構衝撃的なやつとかもあるんだけど、ネタバレはしないけどさ。
でも犬というか動物がさ、クーンとか言いながら死ぬのはさ、
下手したら人間より答えるところあるじゃん。
そうだね。
そういった意味でトラウマ的なシーンもあって。
なるほどね。
そういうのもよく動物使ってさ、人間でも難しいと思うのに撮ったなと思って、
ちょっともう一回見たいななんて思ってるんだけど。
しかも140何分って2時間以上あるの?
長いね。
犬だけで。すごいね。
ほぼ犬だけ、確か。
はー。
でまぁ、俺法がね、全然詳しくないんだけどさ、ご存知の通り。
うんうんうん、確かに。
でまぁ予算も含めてさ、これロケ地とかの問題でたぶんすごくかかってる対策らしいからね。
ある意味、結構テンション的な、日本映画史に残ると言ってもいいような作品だと思うので、
動物好きな人もね、嫌いな人もたぶんどっちも楽しめると思うんで、
いい映画だと思います。
なんでちょっとね、見てみたら、見てなかったら見ても見てもいいかもね。
しかも実話なんだね。
そうそうそう、らしいよ。
いいですね。
南極の映像作品っていうだけで結構価値あると思う。
まあ確かにね、なかなか見れないからね。
南極で本当に撮った映画って少ないと思うよ、やっぱり。
お金もかかるだろうし。
そうだよな。
なるほど、いいですね、南極物語。
はい、ぜひ。
はい。
見ましょう。
はい。
はい、ありがとうございます。
ということで、伸ばしに伸ばしたマンダレー紹介したいと思います。
グレース役の交代
ちょっとさっきも小出しにしたけど、
このアメリカ三部作のうちの2番目の作品で、
一応、殲滅した後のギャングたちとグレイスのその後の物語が描かれている映画でございまして、
まあでも、一応つながってはいるけど、
この単体の映画としてだけ見ても、ちゃんと意味が理解できる作りにはなっている。
だってリセットしちゃったからね、その前で。
何も残ってないからね。
でも物語としては、そのグレイスたちが、
グレイス5一行がドックビルを殲滅した後に、
次の町、マンダレーと呼ばれる次の町に行くんだけど、
主に描かれているのが、黒人奴隷のお話に変わるんですよ。
そうなんだ。
そう。
で、次のマンダレーでは、一人の白人の女性が、
黒人奴隷っていうのが法律で廃止されて、
みんな黒人さんたちが自由になったはずの時代に、
まだ黒人を奴隷として村に隔離している、
ちっちゃい村のお話なんですけど、
最後にグレイスが、ドックビルの最後にね、
グレイスが権力を受け継いだわけじゃないですか。
はいはい。
お父さんからね。
で、その権力を今度はグレイスが振りかざし出すお話。
ニコル・ヒットマン。
それで、しかも、そこなんですけど、
グレイス役がニコル・ヒットマンじゃないんですよ。
え?違うの?
そうなの。
この3部作はニコル・ヒットマンのために、
トリア君が頑張って書いた脚本だったんですけど、
一応インタビューの中では、
ニコル・ヒットマンが起用されなかった理由として、
トリア先生はスケジュールが合わなかったとおっしゃっておりますが、
やりたくなくて断ってます、ニコル・ヒットマン。
やりすぎちゃったか、トリア君。
ちょっとエキサイトしすぎちゃって。
やりすぎちゃったか、一作目で。
一作目でお腹いっぱいでした。
女の子に惹かれちゃって、付き合ってくれなくなったと思う。
ダメでした。
振られました、トリア君。
残念だった。
さっきもチラッと言ったけど、
カンヌのノミネートされたときのインタビューで、
三部作で、次もニコル・ヒットマン主演で、
グレース役でやるっていう風に発表されてますけど、
それに関してどうですか?みたいな質問されてて、
トリア君はニコニコで嬉しそうで、
ニコル・ヒットマン、頼んだ!みたいな感じで喋ってるんだけど、
ニコル・ヒットマンは、まあ、そうね。
結構苦笑いな感じで、
まあでも、そういうシリーズで立て続けて、
一つの役を演じるっていうのは、今までやったことがないから、
楽しみにしてるわ、みたいな。
一応ね。
当たり障りない。
そうそうそうそう。
言ってて、
チャーリー君、仕事は楽しいかって言われたときの俺みたいな。
そうそうそうそう。
本当にそれ。
で、トリア君は、本当にやってくれるのかい?みたいなことを言って、
そうそう。
ていうのを、なんかもういい?みたいに言って、
ニコル・ヒットマンは苦笑いで、
いや、話したじゃない、ちゃんとみたいな。
そういうふうにちゃんと話して、やるって言ったじゃない、みたいな感じで言って、
いやそうだよねそうだよね、みたいなインタビューがあったんですけど、
断られました。
なるほど。
まあ、理由は明らかだね。
そうだね、これに関してはね。
私、一応ロテントマトのトリビア的な部分に、
ニコル・ヒットマンは、今後一切ラース・フォントリアとは仕事したくありませんって言ってたって書いてある。
共演NG。
でも、私の大好きなアンチ・クライストもキャスティングオファーが行ったらしいんですよ、ニコル・ヒットマンに。
で、俺も断ってて。
アンチ・クライストの方がドックビルより早々か後なんだ。
後。
後なんだ。
たぶんこのマンダレーの後がアンチ・クライストじゃないかな。
あ、そうなんだね。
でも、アンチ・クライストのやつ断った後にも、一応連絡は取り合ってて、
ニンフォマニアックにもう一回出てくれないかってアプローチしたみたいなんだけど、
それに関しては、スケジュールが合わなくて出れなかったそうです。
あ、そうなんだ。
でも、すごい根性がね。
そう、根性吸わってるよね。
自分の映画に出させてさ、2回も3回もレイプさせられ…
なんていうのこれ?させられさせて?
言えなくない?日本語でこれ言える?
レイプされることをさせられて。
みたいな感じ?
1個目の映画でそれやらせてさ、その後2回も3回もまた誘って全部断られてるのに、
その後に及んで、今度新しい映画でさ、ニンフォマニアックっていう映画やろうと思ってるんだけどねって。
クソ変態映画な。
同じやつに誘うってさ。
すごいよね、メンタルが。
サイコパスなんじゃないですか。
マンダレーの物語
こういうやつが犯罪を起こすんだろうな。
そうだよね。
でも実際ね、女性問題でこういう人言われてるからね。
あ、やってんの?
病気とかにセクハラして。
ガチモンじゃねえかい、こいつそしたら。
ガチモンじゃん。
それの真偽は知りませんけど、メディアのそういう情報を信じるならば。
病気もトリアの名前を名言はしてないらしいけど、話を聞く限りは、絶対トリアじゃんみたいなやつらしいです。
ガチモンだね。
ガチモンです。
だからニコル・キットマンは正解だと思います。
ただグレースがニコル・キットマンじゃないのはちょっと本当に、観客としてはやっぱり。
まあね、一映画好きとしてはね、ちょっと残念ではあるよね、やっぱり。
そうだし、そのなんかこの1個目のドックビルを経て、あの惨劇を経て、どういうふうにマインドがグレースチェンジして次の街に行くんだろうってところがやっぱ気になる作品だから。
やっぱちょっとキャスティング変わっちゃうと、いやこれはグレースなんだなって自分に言い聞かせて言い聞かせて言い聞かせて見るけど、やっぱりちょっと違う人物として映ってしまうから。
なるほどね。
その感情移入がちょっと難しいところはあった。
だから残念な部分もありつつも、ただこのグレース役の女の子は、新しい女の子。
なんて人がやってんの?
多分、グライス・ダラス・ハワード。
ああ、グライス・ダラス・ハワード。
わかる?
あれだ、レディー・イン・ザ・ウォーターでおなじみの。
あのクソ映画。
グライス・ダラス・ハワードですね。
マンダレー撮った後にレディー・イン・ザ・ウォーターやってるわ、この人。
ああ、なるほど。
まあでもいい女優だと思うよ。最近もね。
そう、女優さんはすごくいい演技を、素晴らしい演技をマンダレーの中ではしてて、
すごく良かった。
けど、物語としてはその権力を嗜好して、
時代遅れな黒人奴隷制度をまだ嗜好してるマンダレーっていうちっちゃな村があって、
私権力ゲットしたし、
傲慢さたっぷりな、いいことしたい系グレースはさ、
グレースの権力と解放宣言
それをすごく批判するわけよね、その事態に。
だからその権力を嗜好して、
もう私の権限であなたたち今からもうフリーですって言って、
解放するのよ、奴隷たちをみんな。
もう今からあなたたちは自由に暮らしていいわよって。
言って、その村の中にまた入っていくんだよね。
また別の、今度は違うポジションで。
今まではドックビルのときは、下の立場というかさ、
入れてもらってますみたいな立場だったのが、
今度は私の権限であなたたちは自由だよって、
ちょっと上の立場として村に入っていく。
なるほど。
お父さんは、お前またそんなことするんかっていう感じで、
まだ反省してないのか、そんな傲慢なことしてって感じで、
お父さんは一旦いなくなるんですよ。
やれるもんならやってみなよみたいな、
この街を良くしようみたいな、そういう君の傲慢な考え。
ドックビルの物語
いいと思うけど、無理だよ、どうせ無駄だよみたいな感じで、
やれるもんならやってみな、俺は行くけどみたいな。
でも俺の助けはもう求めないでね、みたいな感じでお父さんは行っちゃって。
お父さんの役もちなみに違う人になってた。
ああ、そうなの?
そう。
そうなんだ。
そうなんだよ。
で、グレースは今までと違う立場で、
ドックビルでの経験を経て、
どんなふうにマンダレーという街を変えていくのかっていうお話なんですよね。
なるほど。
じゃあ、黒人のおばさん出てくるってこと?
ドックビルにいた。
だってあいつも死んだ。
でもさっき同じ女優だか俳優が違う役で出てくるよって言った。
でもあの黒人は多分、黒人のおばさんは出てこないと思う。
そうなの?別の人が出るの?それ秘密なの?
いやいやいや、別に秘密じゃない。
誰誰?
あのビルとかは出てきてた。
ビルビル。
チェスやらされてる。
あいつ?
あいつとかは出てきてたと思う。
あいつならいてもバレないかぐらいの感じで。
あ、違う。
その白人のおばあさんがいるんだよ。
黒人奴隷を隔離っていうかそこに監禁してる。
その街の主のおばあさんがいて、
そのおばあさんは子供たちっていうのもいるんだよね、そこに。
で、その白人役の中にその弁役、ビル役の人とかがいたりとかする。
マンダレーでの偽善運動
そうそうそうそう。
まあでもこの映画、本当にマンダレヤまで見てめちゃめちゃ良かった。
これドックビルで見たらマジでもったいない作品で。
見よ。
なんかドックビル見ても、私がさっき言ったみたいに色々感じることが変わってたりとか奥深さ感じたけど、
このドックビルのこの傲慢さっていうのをテーマにして、
で、グレースがどういう風に、なんでああいう風になってしまったかっていうのを全部見た上で、
そのグレースがもう一回試みた、今度は村を良くしようみたいな、ある意味偽善運動を見て、
しかもなんかパッと聞いたらさ、黒人奴隷を解放するってすごく良いことに聞こえるじゃん。
そうだね。
でもこれが言うたら良いことなのかなっていうところが、
この今回の2作品目のテーマになってくるというか、考えさせられる部分なんだけど、
私たちが普段、これって良いことだよねって思ってることとか、世界の国際問題とかでも、
戦争ってしちゃダメだよねとか、差別なんかしちゃダメだよねとかって言ってるのって、
めちゃめちゃ偽善かもしれないみたいなのとか、
何が良くて何が悪いかがバグってくるっていうか、
1回こう全部考え直さなきゃいけないかもって思わされるような作品で、
なんかもう立て続けにこのドックビルとマンダリンを見たら、
うわー私ってなんて傲慢な人間なんだろうって思ってしまうというか、
なるほどね。
そうそうそう、うわーなんか私のこの中にある善と思ってたものってめちゃめちゃ偽善かもみたいな、
うわーっていう気持ちになって、
で映画終わった後に、うわーワシントン作ってないんかい鳥屋みたいな、
ワシントン?
3部作だから、最終章がワシントンなの。
ワシントン見たーってなってる今。
もう題名は決まってるんだ、ワシントンって。
はい、題名は決まってるんだけど、そのマンダリン作った後に精神病になっちゃって。
あー、はいはいはいはい。
そう。
なるほどね。
で、あとはまだ作ってないし、作る予定があるのかさえもちょっとわかんない。
だから、もう永遠に封印されるかもしれないんだけど、
もうこれ2本見たら、もうワシントンみたいに決まってんじゃんって感じ。
なるほどね。
どうなるのか、これでもう1回グレースはもう1回何かやるのか、
なんかもう完全に変わって新しいマインドセットになっていくのか、
いや気になりすぎるし、なんかもうこの後のこの私のこの、
うわー私ってなんて偽善な人間なんだろうのこの消化どうしたらいいんですか先生って感じ。
なるほど。
そう、なんでこれは完全にセットですね。
そこは知らなかった。
ドックビル見たてほやほやぐらいの今が見たほうがいいかな。
そうだね。
このグレースのこの生々しいところをちゃんと覚えてる間に見たほうがいいと思う。
昨日見たからさドックビル。
あーいいと思いますよ。
年末暇だから今日は明日ぐらいで見るわ。
いいと思います。
見ます。
いやー皆さんもぜひ本当にドックビル見たならもう絶対見てほしいマンダレーすごい。
結構いいと思うんだよね。
なんならマンダレーのがいいんじゃないかぐらいに思えてくる。
本当、ちょっと気になってたんでね、作品単体としてはどっちのほうがいいのかなーなんてちょっと思ったんだけど。
いやーもちろんね、そのドックビルありきでのマンダレーだから優劣っていうのは難しいかもしれないけど、
いやでも作品としても、これなんだっけさっきの女優さんの名前。
ダラスなんちゃらハワード。
そうそうそうそう。
あの女優さんがとてもよかった。
ブライスダラスハワード。
ブライスダラスハワードそうそう。
この人の演技がとても良かったね。
だし、なんかこっちもセットなんだよ、あのロケしてなくて。
白線ではないんだけど、ちょっとだけセットがあって、
基本的にはあのドックビルと似たような雰囲気で。
なるほど。
そうそう、やるんだけど、まあ映画としてもね、とても良かったと思います。
ラストも含めて。
気になるね。長いのこっちも。
こっちは、いや139分だから、そんなに。
まあまあ、普通だね。
じゃあ見るよ、今日か明日あたり。
いや見てください、いいと思います。
これはとっても、ほんとにぜひぜひ、あのドックビル見た皆さんは見てください。
はい、という感じですかね。
はい。
それでは、チャーリーのおすすめ南極物語と、私のおすすめマンダレー、皆さんぜひ見てください。
はい。
今日はこのへんで終わりにしたいと思います。
じゃあちょっと最後にさ、ある人物やるから、
こう。
誰か当ててよ。
はい。
じゃあいきます。
私はニコール・キッドマン。
村人に優しくしてたつもりだけど、結局みんなに利用されちゃって、
もうこんなのやってられないわ。
もう、村人みんな食べちゃおうかしら。
さあ、コインを1枚入れてゲームスタート。
ピコーン、パクパク、パクパク、パクパク、パクパク。
さあ、誰でしょう。
言ってください。
ニコール、はい。
正解。おめでとうございます。
ニコール・パクマンでした。おつかれさまでーす。
バイバイ。
変な回になっちゃったじゃん。
最後、一人で何やってるのかなって気分に。
和歌山県のデイリー・アマゾンの駐車場で、一人でパクマンって言っちゃったじゃん。
やめてよー。
はい。おめでとうございます。
ありがとうございます。
はい。
02:18:38

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