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2023-08-16 18:07

とにかくインコが最高ー! 「君たちはどう生きるか」感想会

既視感のあるワラワラ等に「もうそういうのいいから…」とため息をついたその時、退屈を切り裂いて現れたアイツ、そうそれはインコ。

サマリー

宮崎駿の「君たちはどう生きるか」は、インコを描く楽しさに目覚めた作品です。インコは異様に引き立ち、観客もそのノリに乗ってとても楽しめます。最後のエピソードに入り、監督たちはキャッチコピーに関する話や、インコの象徴性についての考察などを行っています。

インコの魅力
kohei
君たちはどう生きるか。 見ましたか? 見てまいりましたねー。
お休みお盆に入ったということもあってね。 反省でしたね。
おー。 俺が丸の内で見た新仮面ライダーとは、えらい違いだと。
思ったんですけど。 時間帯も時期もあるからな。 おじさん5人でしかね、見なかった。
しかも寄せ書きとかもらえなかったしね、今回は。
はい。ということで、見ていきまして。ようやくね、たけし君もネタバレで話せるかと思うんですけど。
なんだっけ、たけし君の感想はあれか。 出し切った的な。
のかなーみたいな。 確かにいろんなモチーフとか、
これまでの作品のモチーフとかが各書に見られて、なんだろう、モチーフというか、もうなんか見たことあるぞみたいなね。
takeshi@Ddvi_Kuma
感覚がずっと続くっていうすごい作品だったね。 総集編みたいな感じだったでしょ。
kohei
なんか全部見たことあるぞ、これみたいな。まあそれをもって出し切ったと。
いうのがまあたけし君の感想だったと思うけど、俺はそれもちろん感じた。
もういいって、みたいな感じにもなってた。正直ね。なんだっけ、わらわらだっけな。
地下の世界に降り立ってさ、わらわらだったかな、あの白い丸っこい生き物というかね。
何かって言ったらまああれは真っ黒黒透けだったりさ、おののけ姫の子玉とか、ああいうやつでしかないじゃん。
そうだね。 もういいって、みたいな感じになったわけ、そういうの見たら。
うん、知ってる知ってる、みたいな。そういうやつね、みたいな。飽きたよ、みたいな感じだったんだよね。あれで多分1時間経過ぐらいしてたと思うけど。
うーん、なんかなぁどっかで見た感じだし、新しいのないなぁと思ってたんだけど、これが俺の感想なんだけど、
インコが出てきてから、なんか異様にそのノリが良くなって。インコを描く楽しさに宮崎駿が目覚めたんじゃないか、みたいな印象を受けて。
すげー乗ってるなぁと思って。 あなた楽しそうだったね、確かに。すっごい楽しそうで、こっちもさ、なんか楽しくなっちゃって、
これだよこれ!みたいな感じになって、インコ面白ぇ!ってなった。 私たちもついてきます!
インコのノリ
kohei
インコの王とか出てきちゃったりしてね、なんだいそれ、っていう話なんだけどさ、まぁノリノリだったね。
怖いじゃん、しかも。 うん、怖い。 すげー鼻息が聞こえるんだよね。すげー鼻息粗いインコたちなんだよ。
基本食おうとしてくるしね。 そう、食おうとしてて、包丁とか持ってるわけじゃん。
インコが近づいてきてるっていうのが、影になってさ、壁に、廊下の壁に映るとかさ、まあ生き生きと描かれててさ、こんなにインコをアニメーションとしての旨味たっぷりに描けるって、すげーなと思って。
挙句の果てにさ、あの、一回そのインコに捕まっ…、主人公がね、インコに捕まって、脱出するシーンがあるんだけど、大きめの骨で殴るんだよね。
そうだね。 もうノリに乗ってると思ってさ、なにそれ、って思って。面白すぎるでしょ、みたいな。
で、インコの王が出てくるからさ、もう最高ってなって、もうどうでもよくなった他のことは。
インコおもしれーインコおもしれーって。
最後も、あの世界から脱出して帰ってくる主人公たち、それを迎える親父、インコの粉まみれになってるわけじゃん。
そうだね。 何から何まで、もう最後までインコかよ、みたいな。
ペリカンとかもう出てこなくていいよ、みたいな。何しに来たの、みたいな感じで。
takeshi@Ddvi_Kuma
それぐらいもうインコに夢中になっちゃってさ、あれインコおもしれーなーっつって帰ってったね、俺は。
kohei
あー、インコよかったなーって。 そう、そう、一番の素直ない感想。
うん、で、すぐ出てさ、そのまま近くのメシヤに入ってね、嫁と見に行ったからね。
感想とか言い合うんだけど、いやインコおもしろかったよねーっつったらさ、なんかそこって言われて。
そうだね。 共有できなかった。そこじゃなくねー、みたいな。
インコのりに乗ってたと思うんだよね。それまでがすべて今までの模倣というかね、焼き直しだったと思うんだけど、
kohei
本作唯一のオリジナルジルがさ、たっぷり入ったインコだったと思うんだよねー。
まあでもあれちっちゃい子怖いと思うよ。 怖いよね、なんか目がまずさ、感情がない感じでさ、まんまる飛び出てるみたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそうそう。 ガンギマリ顔でしょ。 ガンギマリ顔で、しかもこっちをね、外装としてくるわけだから。
kohei
そうそうそう、包丁を持って、あれ怖いよね。 怖い。
天才宮崎駿の集大成
takeshi@Ddvi_Kuma
まああの、見てくれたから、この感想を言えるんだけど、
あの、見た後で、表紙お前かよってならない? ポスターお前かよって。
kohei
純主役? 純純主役ぐらいのね。
takeshi@Ddvi_Kuma
なんかさ、そのポスターとかだとかっこいいんだけど、なんならかっこいいキャラかなって思うような描き方じゃん。
kohei
そうね、2枚目のあの感じでキリッとした表情でね、映ってはいるけど。
takeshi@Ddvi_Kuma
蓋開けたらお前かよってなるよね。
kohei
まあ水崎案内人ではあるんだろうけど、そんなかっこつけて表紙になるかっていう。
ただのハゲたオッサンじゃねえかよ、最終的に。
青鷺をかぶったおじさんだもんね。
takeshi@Ddvi_Kuma
あ、そうだ。あと僕が感想を言ったときに、
僕の近くに座ってたカップルの女の人のほうがちょっと引いてたって話をしたと思うんだけど、覚えてる?
kohei
うん、覚えてる。
takeshi@Ddvi_Kuma
女の人は何に引いたかっていうと、キムタックというかお父さんの行動に引いてたわけよ。
kohei
絵を引くような行動あったかなあ。
要は奥さんが前妻は亡くなったわけじゃん。空襲で亡くなって。
kohei
それ一番最初のシーンでね。
takeshi@Ddvi_Kuma
一番最初のシーンで亡くなって、その妹と再婚してるっていう。
kohei
引っかかるは引っかかるけどね、すげえなって思うけど、
時代背景的にそんなもんじゃねえとも思うし。
俺はそっちなんだけど、女の人は普通に現代の価値観すげえ引いてた。
俺は感動したけどね。
takeshi@Ddvi_Kuma
俺感動しなかったんだ。
kohei
感動しなかった?
背景の情報になるけどさ、ゆいごんなわけでしょもう。
宮崎駿のあいつの、なんていうか、もう十二秒全開なわけじゃん。
あーなんか弓を一から作るのをやりたいんだなとかさ。
ヨットのちょっと細かい風を受けるあの感じとか好きなんだなとかさ。
あとよくわかんないフェチで、畳に飛行機、戦闘機のコックピットのガラスを畳に並べたいんだなとかさ。
よくわかんない、十二秒全開だったわけじゃん。趣味に走ってるみたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
うん、それは感じた。
kohei
それをやった上で、なおかつさ、地下の世界で石を積んでるおじさんがいるわけじゃん。
あの世界は何かって言ったら、たぶんクリエイティブの世界だと思うんだよ。
ものを作るっていう、なんか創作について語ってると思うんだよね。
それでいて、ぜひその主人公にね、これを継いでほしいって言うんだけどさ。
うん。
まあそれってじゃあなんだ、もう宮崎五郎のことなのかとかさ。
うん。
たまたま庵野さんね、庵野監督のこと言ってんのかとかさ、思って、あ、これゆいゴンなんだって思ってさ。
やりたいことと今までやってきたことを全部詰め込んで、俺はこうしたからお前たちはどう生きるかっていうメッセージだったわけじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
はいはいはい。
kohei
おいで、映画が始まるときにジブリって言ったらさ、あの水色のトトロのマークが画面いっぱい出てから始まるわけでしょ。
うん。
で、今回の終わりは、トトロ抜きのただの水色のカットが入って、それをバックにエンドロールというかね、
トトロのいない水色のあれを見ただけで、あ、出し切ったんだなと。もう成仏したんだなって早終わって思ってさ。
僕は来ましたけどね。
takeshi@Ddvi_Kuma
あーなるほどね。
kohei
そういう意味での集大成感は?
takeshi@Ddvi_Kuma
今回だからね、作品に宮崎駿がすげー出てたわけよ。邪魔だなって思って見てたから。そういう意味だと。
kohei
純粋にエンタメを見たい人はね。
takeshi@Ddvi_Kuma
まあ小江君の言うことはわかるし、そうだよねっていう納得の感想なんだけど。
じゃあそこのメタ的なところをさっぴいて見たときに、俺の見方が悪いのかな。結局、ママ母をお母さんと頑張って呼ぶ話しか見れなくなっちゃって。
kohei
そこはまあサブテーマみたいなので、乗り越えるところだと思うんだよね。現実と。
takeshi@Ddvi_Kuma
乗り越えた。
kohei
盛り合いをつけるというか。
takeshi@Ddvi_Kuma
なんかすごい壮大なことのわりに、そうか、そういう話なのかと思って。世界がどうのこうのとか言ってるけど。
kohei
あと寂しいなと思ったのは、もうほとんど性欲がなくなってしまったんだろうなっていうのは。
宮崎駿さんってロリコン号を欲しいがままにしてるわけじゃん。その称号を。
今回やっぱりもうそういうのなくなってて。てか前回からかな。
なんならポニョぐらいのときからもう全然そういうのなくなってて。
どっちかというともう少年愛に走ってるっていうさ、修道に完全に行ってしまったんだなっていうのを今回認識を新たにしましたね。
やっぱ少年が成長するのがもう今一番いいんだみたいな。結局世界形を作っちゃったっていう感じだよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
やりたかったんだね世界形っていう感じ。
キャッチコピーと監督たち
kohei
なんかもう恥じらいもなくやっちゃったんだね最後だからみたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそう。もうだから格好つけるのやめたんだなっていう。
あんのがやってるからやらないみたいなことやめたんだな。
kohei
やめたんだなって。その辺の清々しさはひょっとしたらあるのかもしれないけど。
takeshi@Ddvi_Kuma
庵野監督と富野監督と宮崎駿監督のキャッチコピーの欧州合戦みたいな話をちょっと見てさ、ツイッターで。
面白かったのが、エヴァの劇場版が昔のね。
出た時のキャッチコピーがみんな死ねばいいのにだったんだって。
で、その後にもののけ姫が出て、で、もののけ姫のキャッチコピーって生きろじゃん。
kohei
生きろだったね。
takeshi@Ddvi_Kuma
で、その後、富野監督の作品でブレインパワードの劇場版かな?があって、
kohei
そこのキャッチコピーが言われなくても生きてやるっていう。
全部売り言葉に買い言葉みたいになってんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
なんで喧嘩してんだろこいつらって。
kohei
バチバチに意識し合ってるんだねっていう感じだね。
takeshi@Ddvi_Kuma
庵野さんにすげえ意識し合ってるよ。
未だに庵野さんはね、宮崎監督に直しかつやらせてくれって言ってるらしいけど。
kohei
おばあさんたちでさえさ、これって何なの?7人の小人なの?みたいなさ。
takeshi@Ddvi_Kuma
歴代のおばあさんたちって思ってたんだけど。
kohei
歴代のいろんなところで見かけたね、トトロのおばあちゃんだったりさ。
なんか見たことあんぞみたいな。わちゃわちゃしてさ。
わちゃわちゃして。
地下の世界に行ったときに、おばあさんたちの置物があったじゃん。
お守りのね。
なぜっていうね。
なぜそのフォルムで置いてあるんだろうっていうのがあって。
そうだね。
あれはもうグッズ化する気なんだろうなみたいな。
いやしないしないしない。
takeshi@Ddvi_Kuma
7つセットで。
ジブリ博物館にはあるかもしんない。
kohei
三鷹に行ってあれ買えるんだったらすげえ売れると思うよ。
真よけだもん。
takeshi@Ddvi_Kuma
真よけだからね。
何の説明もなく真よけって言われたからね。
kohei
あと今回ビジュアル的なところで言うと、
ジブリ史上初なんじゃないかっていう、
主人公がソフトモヒカンっていう状態だったけど。
これは新しいと思って、ちょっと興奮しました。
かっこいいなーと思ってね。
takeshi@Ddvi_Kuma
横を借り上げてたからね。
戦時中なのにみんな坊主じゃねえしな。
インコの象徴性
kohei
で、インコを俺は本当に何の象徴かだけ知りたくてググったら、
ペルーの方だか何だかでは民衆、大衆の象徴で、
ひいては国家みたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
大衆に喰われるっていうふうな恐怖感があったってこと?
kohei
だからあれはもう、そう、なんていうか、
ひょっとしたらお客さんのことを書いてたりするのかなと。
takeshi@Ddvi_Kuma
最終的にクソ投げられるの?
kohei
そうそう。だからね、客のピーチクパーチクね、
いろんな考察がクソだと、気にするなと。
作ることこそが美しいんだという主張は感じたよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
最初最後晴れ晴れと笑ってるのも。
kohei
そうそうそう。あんなの気にしないでいいんだと。
恐るに足りなかったんだという。
takeshi@Ddvi_Kuma
はいはいはい。
kohei
現実世界に来てしまえば、あんなのは何も恐れることはないんだと。
やっぱ重要だったんじゃんインコって思って。ちょっと納得しましたね。
takeshi@Ddvi_Kuma
今から嫁さん叩き起こしてやっぱりインコ重要だよって話しなきゃいけない。
kohei
いや本当にね、受けが悪かったからやめたんだよね。
スタッフロールでさ、早々たる芸能人の名前だったわけじゃん。
ほとんどやっぱり有名人を使っていて、なんかもうやけクソなんじゃないかみたいな。
元々ほら、声優嫌いの人だって言うじゃん。
うんうん。
最後だからもうとことんミーハーキャスティングしてやろうみたいな。
そこも忙しかったですね。
takeshi@Ddvi_Kuma
すだまさき使ったりとか。
kohei
アイミョンとか入ってたよ。
takeshi@Ddvi_Kuma
アイミョンって誰なんだろう。
kohei
アイミョンがひみさまかな。すがすがしいよね。
キムタクとかさ、もはや全てのタイアップを取ろうとしている米津賢士さんの主題歌が流れるわけじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうだね。
kohei
なんだろう、作品読解力の鬼みたいな。
米津さんが今回は困ったんだろうなというのもちょっと感じながら、あの歌を聴いてましたね。
今回困ったろうなーみたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
大変だっただろうなー。
kohei
歌っていいかわかんねえだろうなーみたいな。
ちょっとだからお気に入った感はちょっと感じたよ。
とりあえず情景描写でごまかそうみたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
フラーっとね。
kohei
ふわっとした雰囲気で歌おうみたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
今ちょっとキャストを見てるんだけど、この曲の言うとおり、ひみさまがアイミョンだね。
キリコさんが柴崎鋒。
kohei
周平鋒でおなじみのね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそう。
インコの王様。これは俺はこの人だと思ったけど、国村早稲田さん。
kohei
国村純さん。
takeshi@Ddvi_Kuma
いっぱいいたローバー。この人たちが相当たるメンツです。
大竹忍、竹下恵子、滝沢可憐。
kohei
え?
takeshi@Ddvi_Kuma
阿川沢子。
kohei
阿川沢子さん。
いやーそうだったんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
吹雪純かな。
kohei
はいはい。
takeshi@Ddvi_Kuma
はい。宝塚のね。
kohei
すごいね。もったいないね。
takeshi@Ddvi_Kuma
もったいない。
kohei
大竹忍さんの無駄遣い。
takeshi@Ddvi_Kuma
でかい、滝沢可憐はどれなんだっていう。
kohei
いやーすごいね。それわかんないし。
takeshi@Ddvi_Kuma
わかんなかった。
kohei
何も感じなかったね。やっぱ悪ふざけしてるでしょ。
takeshi@Ddvi_Kuma
悪ふざけしてるねー。
kohei
多分ね、インコを決めすぎたんだと思うね。早尾がね。
インコのところでもうテンションマックスになって、止めらんなくなったんだと思う。悪ふざけを。
18:07

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