00:00
スピーカー 2
ツイッター見てたらさ、夢も希望もなくて、仕事もそこまで打ち込めるもんじゃない、天井が見えてる人っていうのは、結局消費に走るんだよな、みたいなつぶやきを見て、めちゃめちゃ刺さったっていうね。
スピーカー 1
いろんな遊びもさ、大人になってから始める人たちが悪いっていうじゃん。そういうことよね。
スピーカー 2
何にお金使うかしかやっぱ最近考えてないもんな、みたいな。
使うことで幸せを買おうとしてるわけですよね。無意識にそうしてたのを後ろから刺された感じがあってね、それで。
何かを成し遂げてやるっていうのはもう諦めが入ってるというか、ちょっと一瞬虚無になりかけたよね。
スピーカー 1
なんか、おっさん思春期だね。
スピーカー 2
思春期だね、まさに。
スピーカー 1
俺は何者にもなれないのだろうかっていう悩みを持ち始めてる。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
おっさん思春期だね。後半から40代。社会人生活も大体折り返しですよ。
スピーカー 2
曲がり角ですわ。
スピーカー 1
ちょっと折り返し手前ぐらいですよ。
だからもうそこからゴールが見えてくるところなので、そこから逆算するわけですよ。
あと何年、じゃあ俺はどのキャリアまで行けるのか。
もっと言うと行きたいのか、正確に言うと。出世したいのか、みたいな。
何を成したいのかと。
いろいろとね。何を成してきたのかとかね。
振り返ったり前を見たりっていうのが忙しくなる時期ではあるので、
後輩君のように虚無感を感じる人も多いと思うんですよ。
スピーカー 2
だから社長を目指すみたいなのもないし、これ以上上に行きたいわけでもないけど、
ある程度、流れには乗ってね、一生懸命やってるフリはしなきゃいけないからさ。
その辺の辛さが来てるのかな。
子供たちもだんだんでかくなってきてさ、4年生と2年生なわけだよね。
スピーカー 1
手が抱えなくなってきてるわけだね。
スピーカー 2
そうそう。で、上の子に関してはさ、こいつ可愛いなって思うよりも、
こいつムカつくなっていうほうが多くなってきてるわけですよ。
生意気だな、こいつ。
ふうに思うことのほうが多くなってきて、
これって俺も10歳ぐらいからだんだんひねくれてきてね。
中学でハナキ君に会うところが、
俺の一番の大転換点だと思うんだけど、
そうなってくんだろうなーみたいな、
嫌な予感というかね。
俺の子であるがゆえに。
負の再生産。
そういうのがちょっとちらついてきて、そこも気が重いしね。
スピーカー 1
いや、これは覚醒遺伝ってあるからさ。
スピーカー 2
1個飛ばして別品産。
スピーカー 1
まあ、みたいな感じで、だからまあ、
どちらかというと君のお父さん、お母さんに似るんじゃない?生活を。
03:03
スピーカー 2
ああ、なるほどね。
家庭に、仕事に大忙しのね、
30代を終えるみたいな生活を送ってんだけど、
なんだろうね、この重たい感じは。
スピーカー 1
まあ、だから目標がないからだろうね。
スピーカー 2
そう、社会力何かに打ち込みたいっていう憧れはあるね。
インプットもね、もう古いものばっかりだからさ。
周永社のKindleセールみたいなのやってたんだよ。
何買ったと思う?
スピーカー 1
何買った?
えっと、媒体を教えて。
スピーカー 2
えっと、ジャンプ漫画だね。
スピーカー 1
ジャンプ漫画、何を買った?
スピーカー 2
そう、割れながら終わってるなっていうものを買った。
前回。
スピーカー 1
とってもラッキーな。
お、正解。
あ、そんのかよ。
スピーカー 2
時々あんだよな、これ。
時々あんだよな。
何だろうな、見透かされてんのかっていうぐらいさ。
スピーカー 1
時々あんだよな。
スピーカー 2
何だそれ。
スピーカー 1
何でそう思ったんだ、逆に。
ラッキーマンは僕らの世代の漫画であり、
さつ、冷静に考えたらすっげえくだらないことをしてるっていう。
スピーカー 2
すっげえくだらない。
スピーカー 1
すっげえくだらないことをしてるけれども、
それに手を出したっていう君の自己敬語の発言があったから、
たぶんラッキーマンだろうなっていう。
スピーカー 2
プロファイリング完了してたんだ。
スピーカー 1
なぜそれを選んだんですかっていうところに理由を僕はしゃべれるよ。
スピーカー 2
すっげえな、見透かされてんだな。
とってもラッキーマンの前巻をKindleで電子で購入して、
なぜかすげえ落ち込んでるっていう。
スピーカー 1
当たるとは思わなかったけどな。
スピーカー 2
何でこんなの読もうと思ったんだろうっていう気分。
スピーカー 1
そこに関しては僕はお前の手で払って買ったんだろうっていう。
スピーカー 2
自己責任でしかないんだけど、
動心を取り戻しに行ったのかなと思ったんだけど、
読み返してみてね、ちょっと生死に絶えないというか。
僕らの年代だったから受け入れられてたみたいな部分もあるからね。
もう30年ぐらい前でしょ?
ギャグ漫画なんて旬は短いわけですよ。
普通にかわいそうになってくるわけ。
不憫なギャグ描写とかあると。
何が一番乗り切れないかっていうと、
今のコンプラのポリコレの視線なんだろうけど、
ブサイクですよさんがあまりにもかわいそうな扱いで、
ブサイクですよに好かれたりするわけだよね。
それをついてない陽一くんがめちゃめちゃ嫌がるっていうギャグなんだけど、
普通にもうかわいそうになってきて、
ブサイクですよがね、顔がブサイクなだけじゃん。
そこまで?みたいな気持ちになっちゃって。
06:01
スピーカー 2
意外と心も見にくいけどね。
なんだっけ?
スピーカー 1
ブサイクですよさんは。
スピーカー 2
ブサイクですよさんはほぼゴリラみたいな扱いだからね。
スピーカー 1
心見にくいって言うとちょっと言い方あれだけど、
まあ平気で動きはするとかね。
スピーカー 2
あれそんなんだっけ?まだ一巻読んで心が折れてたからね。
まだ続き読めてないんですけど。
まず思うのは、俺はなんでギャグ漫画にマジレスしてるんだろうかっていうのと、
ブサイクですよさんのいじりの時代錯誤感にめちゃめちゃなえるっていうところですね。
スピーカー 1
これが下手くそだよね。
スピーカー 2
だから今だったらドラえもんのジャイ子の扱いでもすごい嫌になったりするわけよ。
スピーカー 1
そこらへんに関してはちょっとSF的な話もあるんだけど、
単純に今嫌だから変えたいっていうのは、
スピーカー 2
真っ当な行動品じゃないですか。
スピーカー 1
ゴリゴレ云々はもちろんあるんだけど、
スピーカー 2
好きな子と結ばれたいって思うのは、これは間違ったことですかと言われると違う。
スピーカー 1
この時点では好きでもなんでもない。
どっちかというといじめっ子の妹っていうことで、
なんだったらちょっと憎く思ってるぐらいの子と結婚するっていう未来を突きつけられたら、
それは非力な反応を示すじゃん。
スピーカー 2
どうやって兄貴とねちぎりを交わしたんだろうかとはちょっと思うけどね。
スピーカー 1
若干妹だというより、あいつと親族になるの?みたいなところもあるわけじゃん。
俺一生いじめられんじゃんみたいな。
スピーカー 2
心の友だろ。
スピーカー 1
別に多分ジャイ子自体は好きでも嫌いでもないと思うんだよ、のび太君自身は。
スピーカー 2
今時点ではね。
スピーカー 1
ジャイアンの妹っていうバッドステータスがあるからね。
そこに拒否反応を示してるんだと僕は思うよ。
スピーカー 2
なんでこんな読み方してんだよ、ラッキーマンを。逆マンガやぞと。
それぐらいですね、ちょっともう心に余裕がないということでしょうね。