主人公とヒロインの成長
僕の心のヤバいやつ。 無料で読める4巻まではね、さっと読んでみました。
はいはい。 面白いね、これね。
ありがとう。 へぇーって、なんか感心しながら、4巻まで読んでしまった。
なんならちょっと続きも気になるし、みたいな感じで、良かったね。 まあね、前回僕がお話しした通りね、中二病、中二マッサガリだから病気ではないんだけど、
心のヤバいやつっていうか、ヤバいやつ状態の少年がね、もう4巻だけでも結構成長してるじゃないですか。
そうだねー。 まあそこの成長がね、見て取れるようで面白いということだったけど。
そうそう。 全体に漂ってるユーモアというか、ギャグ漫画としてもさ、結構センスがいいなぁと思いながら、
うまいなぁと思ったのはさ、結局その、じゃあどこがターニングポイントかっていうと、その2巻あたりで主人公の市川とヒロインの山田がいて、
で、山田がそのナンパな先輩に絡まれてるっていうシーンで、主人公の市川はさ、ちょっと嫌なわけじゃん、それは。
山田がナンパされてるのをね、それをこう止めようとして、自転車を、自転車を坂道でね、
思いっきり投げ飛ばすっていう、まあキチがいいですよね。 現実的に見ると、やべえやつだっていう行動なんだけど、
まあでもそこが物語的には、やっぱりその男気出してる部分でもありさ、なんかその彼女のためをもってみたいな行動でもあると。
で、挙句の果てにそれの言い訳が、ブレーキとアクセルを間違えただったかな。 うん、そうだったね。
高齢者じゃないんだから、みたいな。ギャグとしてもちょっと面白くなってるし、市川くんが思い切った、踏み込んだ感じになって、
2人の仲が進展していくのかな、みたいな描き方とか、普通に上手いじゃん。それをギャグでもあり、その踏み込んだシーンでもありっていう風に描く塩梅がね、
なんかセンスいいなと思って読んでましたね。結構その4巻ぐらいになると、なんつーの、イマジナリ市川が出てくるじゃん。
そうだね。山田から貸してもらった黄色オクターブというね、漫画のにごりかわくんっていうね。すげー名前だよな。
風早くん的なもののにごってやつでしょ。あれがちょっと憑依したような、ちょっとゆるマッチョ的なイマジナリ市川が出て、
その内心をね、悩みを語り合うみたいなのとかさ、ちゃんと内心喋らせてる上に、もうすでに面白いじゃん。
なんだよにごりかわってっていう面白さもさ、なんかこの塩梅がね、いいなぁと思いながら4巻まで読んじゃったね。
いやーよかったです。面白かったと言ってくれるんだったら。
ギャグの面白さがなかったら、まぁちょっとただの痛いやつなんだけど、ちゃんと面白いっていうのがポイント高い。
イマジナリ市川と内面描写
今8巻まで出てるからね。
そうか、4巻だからまだ倍ぐらい、倍ぐらいずっとこの、何?行ったり来たりをやるわけ。
そうね。
かといってさ、そういうギャグばっかりじゃなくて、結構確信ついたところもグッとくるというか、
ああ、やっぱそうだよなっていうのがさ、何だろう、手に入らないものならもう嫌いになった方がマシだっていう感覚とか、
まあ酸っぱいぶどうだっていう話じゃん。
はいはい。
ああそういうのあるよなぁみたいなのも、結構外してない感じでエピソードとしてあるから、
うーん、いやなんか全体的に、はい、僕も刺さってますね。
よかった、痛いところに刺さってなくてよかった。
いや、我が中二病はもう封印されてるから。
大丈夫か、なんか、なんかその、その封印封ちょっと開けてしまうような可能性もあったからさ。
まあ全体的にも、その2人がさ、可愛いね、あれじゃんって思いながら見てるけど。
だからそのヤバい奴だった市川が、僕の心のヤバい奴っていうのは別にもう殺意のことではなくて、
なんだろう、山田に対してさ、振り回されてるというか、
それでもう自分が自分じゃなくなっちゃう感じを指してヤバいと言ってると思うんだけど、
まあ原に変わっていくわけだからね。
市川のヤバいところと恋愛模様
なんなんだろうね、このすげー丁寧に描かれてる感じだよね、その塩梅が。
結構丁寧に描いていってる。
それこそ黄色オクターブを貸してもらってさ、
どんな体勢で、姿勢で山田は読んでるんだろうみたいに、ふと思っちゃうみたいなのってまあ、
まあなんかそういうのも、なんかああよく描けてるなっていうか、
そうだよね、そういう相手のこと考えちゃうよねっていうシーンで、
最後オチのように、その仰向けに読んでみた時にパラパラとせんべいが落ちてくるっていう。
だから、あ、せんべい食いながら見てんだっていうのが分かるみたいなさ、
めちゃめちゃ上手いよね、これ。
ちゃんと逆で落とせるし、好きな子のことを思うことも描けてるしっていうね。
描けてるし、ねえ、ちょっと微笑ましいのもあるわけじゃん。
あの、山田が載っているファッション雑誌をコンビニで買って、ねえ、
それをさ、エロ本のようにさ、枕とネットの下に隠してさ、みたいな。
しょうがないよ、一回使ってるんだから。
使ってるからね。
もうエロ本でしかなかったっていうことだよ。
彼にとってはエロ本でしょ。
でもなんか、好きな子のころの性欲ってそんな感じだよね。
別に服着てようが何だろう、関係ないからね。
関係ないからね。
その辺もリアルっちゃリアルだよね。
リアルだからね。結構すごいな、この人とは思う。
ちなみにこの作者の人の前作が、三友絵ってやつかな。
小学校3年生、小学生の三友絵の女の子が主人公の漫画で、
結構コロコロと可愛い感じの女の子の絵を描くじゃん。
だからね、僕の完全な偏見だけど、ロリコンに大人気だったよ。
どういう偏見なのかわかんないけど、間違いないっていうやつなんだ。
間違いない。
この作者の漫画、三友絵好きなやつはロリコンだっていう俺の中の偏見が生まれる。
こっから先だから、好き嫌いわかるし、天界の好き嫌いももちろんあるだろうなと思うので。
あ、そうなんだ。寝取られる。
いやいや別に、先の話はしないよ。
先の話はしないけど、一個だけネタバレじゃないけどあるとすると、
ナンパナ先輩のいい話はある。
あー、やっぱあるんだ。
すげえいい話。まあそれは見てほしいかな。
いやまあ、本当に漫画が上手いんだなと思って、すごく読まされたって感じだね。
中二病っていうのは自分を守る鎧だということがわかりました。
それが彼女によってどんどん脱がされていくっていう話だね。
これやっぱり現役の時に読んだらどうなるんだろうっていうのはあるね。
ネタバレに注意
いや多分ね、否定する。
こんなんないだろ。
読まんだろ、むしろ。
今だけだって過ぎ去った時だから、
多分現役の時は読めないと思うよ、小江君は。
てか俺も読めないと思う。
うん、確かに。
今の中に大変だなーっていう。
大変だよね。
そうだよね、LINEの交換とかね、
ああいうのが一大イベントだったりすんだなーとかさ、
まあもはや預かり知らないところじゃん。
好きな子にね、メールアドレスを、連絡先を聞くっていう、
やっぱり一大イベントなんだね。