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  2. #001 スローなメディアにて
2021-03-10 11:16

#001 スローなメディアにて

こんにちは。合唱指揮者の柳嶋耕太(やなぎしまこうた)です。
昨年からnote https://note.com/yanadgt でやっていた音声配信ですが、Podcastに移行して再開することにしました。
半分自分の記憶整理のためでもあるのですが、Podcastならではの、スローな形式で皆様と話題を共有できれば幸いです。

This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit yanagi.substack.com
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みなさま、こんにちは。合唱指揮者のKota Yanagishimaです。
こちらは、Kota Yanagishimaの音声配信のPodcastです。
音声配信については、昨年2020年に3発的に実は行っていて、
それは、NOTEというウェブサービス、ブログみたいなものがあるんですが、
それの音声を配信する機能を利用して、ちょろちょろとやってたんですけど、
この機会に場所を引越ししまして、Podcastであげることにしました。
Spotify上からご覧いただけて、NOTEにもそこから映し替えることが可能なので、
そういった形で、みなさまにシェアしていこうかなと思っています。
これをやってみようと思ったというのは、本業、合唱指導のほうで、
いわゆるリモートでいろんなことをやるということが既にたくさんあるし、
これからもある程度の割合で向上的に残っていくのだなと思われる中で、
みなさんへの情報発信の方法をいろいろ考えていまして、
ラジオっぽいことをやってみてもいいのではないかなという、
その考えがある中で、いろんな道具を使ってもいいのですが、
一番ラジオっぽいなという、すごくシンプルな感覚で
Spotifyにあげるというのをやってみようかなと。
ちょうど去年の夏くらいですかね、
Spotify for Podcastersという機能が追加されましたので、
それをちょっと使ってやっていこうかなと思っております。
今回の配信に関しては、とりあえずやってみて、
どんな感じになるのかなというテストみたいな意味合いでもあります。
これからこの配信というのは、前回のノートでやってきたのと似ているのですが、
不定期的にやっていこうかなと思うんですが、
いろんなメディアの特性があると思うんですけれども、
僕自身もポッドキャストを聞くのが好きなので、
バイクを運転しているときが主なのですが、
音楽を聞くよりはポッドキャストを聞くのが好きで、
一番リスペクトしているのはロブスターFMというものですが、
メディアとしてすごくゆっくりだということが、
ポッドキャストのいいところなのかなと思います。
あと声であるというのはもちろん当然そうなんですが、
すごくキャッチアップしなければいけない情報がそこに存在するというよりは、
そこで語られていることと共存しているみたいな感覚になるのかなと思っていて、
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そういうところで語られることってある程度すっかり入っていくこともあったり、
あるいは自分と違う意見があったときにも、
一回呼吸を置いてそのことについて考えることができる、
そういうゆとりがあり得るのかなと思っているんですよね。
140字に詰め込んだり、あるいは長い文章にしてもいいんですが、
それは完全に感覚的な話なんですが、
それとまた少し違う良さがあるのかなと思うので、
ちょっとそういう形でお話できることをしていけたらなと思っています。
もう一つは即時性のあるメディアというよりは、
これは単純に僕のそういうポッドキャストの聞き方を反映しているに過ぎないのかもしれないんですが、
即時性があるというよりは、
鮮度そのものというよりは、いつ聞いても振り返ることができたりするような感じ?
新しいからいいというよりは、今というよりはその時はそうだったんだとか、
その時はそうなんだというのが単純に蘇ってくるような感じ。
というのがすごくいいなと思うので、
だからいつ聞いてもそれなりのものが楽しめるようなお話ができたらいいのかなと思うし、
あるいはそれを話しておくことで自分自身にとって振り返る材料になるといいかなと思っています。
これでちょうど5分ぐらい喋りました。
毎回のポッドキャストなんですけど、
ノートの時は話しすぎて20何分とかになっちゃっていたんですけど、
毎回どれくらい厳密に守るかちょっとやってみないとわからないし、
語りすぎたらどうということもあるんですけど、
一応目標としては最大10分ぐらいでいこうかなと思っています。
それを越えた場合はその時はその話を編集するか、
短く喋れるように頑張るか、
その時長くなっちゃうってことはまだその話は言うことではないみたいな感じなのかもしれないし、
わかんないですけどね。
これ別に最初から言ってズルズルと違う状態になっていく可能性はなくはないですが、
まあそういう感じで10分ぐらいを喋るっていうのを何か目標にしていきたいなと。
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そうですね。
近況についても毎回ちょっと入れると思うので、
今日も残りの時間で話そうかなと思いますけれども、
ちょうどいわゆるコロナ禍っていうのが始まってから1年がたった状態です。
僕は合唱指揮者なのでコンサートで指揮を振るんですけど、
僕自身が最後にまともにコンサートで指揮をしたのは、
去年の2020年の2月29日、
オルケストラアバンギャルドと横浜合唱協会という合唱団と一緒に
バッハのロタンチャーミサを演奏した時ですね。
それが最後でした。
その時も客席は半分の人数に、それは自然になってしまって、
そして客席の全員がマスクをしていました。
それを僕は最後カーテンコールの後、アンコールの話をする時に
皆さんの光景を拝見してすごく衝撃を受けました。
なんという異様な光景なんだろうという風に率直に思ったし、
その時お客さんに向かって皆さんの見た目がすごく異様ですということを言った記憶があります。
それが今はどうでしょうね。
それはなんかでも、今そんな異様さってもはや感じなくなっているのかもしれないなという風に思っていて、
それに気づいた時にそれってすごく大きなマインドチェンジなんだなという風に思わされるし、
なんかある種不感症になってしまっている自分みたいなことがあるのかなということを
最近それを思い出すと感じます。
その時、ちょうど2020年2月29日がそれで、その翌日に
坂本幸太さんというチューバーの演奏者の方の主催のリサイタルで、
ヴィンコ・グロボカールという前衛的な作曲家の
変わらない一日というアンサンブル作品があって、
ソプラノの歌手といくつかの楽器とエレクトロニクスなんですが、
60年代に起きたトルコでの拉致監禁、暴行事件みたいな
政府的な機関による事件で、その告発文をテキストとした作品で、
かなり衝撃的な内容でした。
それを僕はすごく、コロナ禍が始まる最初に
その2つですね、露丹町とグロボカールを体験したということが
ものすごく大きな大きな自分の中で経験になっていて、
あるいは1つのそれから先を頑張る糧にもなっていて、
っていうすごく思い出深いんですけど、
なんとですね、先月2021年の2月に坂本幸太さんに
すごくひょんなことから、その曲の再演の指揮を頼まれまして、
2月の18日に国立音大という大学の中で
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楽内の和音奏だったんですが、参加させていただきました。
当時のメンバー、指揮者以外全員同じで、
指揮者だけ僕が代理みたいな形なんですがやることになって、
最初はすごく皆さんができていて、
自分は後ろから追いついていかなければならないので、
大変大変、なかなか普通だとあまりやりたくない現場だったかもしれないんですが、
でもそれはグロボカールのその曲をあの方々とできるっていうのはちょっと、
多分これを断っちゃったらもう一生ないし、
それを断った自分にすごく一生後悔するだろうなっていう気がしたので、
食らいつきました。
楽内演奏って、しかもコロナ対策で外も誰にも聞かせられなかったので、
すごく残念なんですが、舞台の装置もすごくこだわって、
音響もそして照明もかなりふんだんに扱った、
結構衝撃的な演奏になったのかなと思いますね。
そこにだからこのコロナ禍1年っていう節目で、
自分が始まりに感じていたあの子と同じ演奏を、
同じ楽曲を自分の指揮で取り組むという形で振り返れたっていうのは、
何かすごく他にもたくさんあるんですけど、
10分を超えてしまったので、今日はこの辺にしようかなと思います。
柳島剛太のポッドキャストでした。
題名はまだ決まっていません。
何かご意見、ご感想などがあれば、
Twitterでぜひリプライなりいただければなと思います。
私のTwitterIDは、
もし感想などあればお待ちしております。
ぜひまた次回もお聞きいただければ幸いです。
柳島剛太でした。
11:16

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