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2023-06-28 11:55

ささきるの水曜回帰φ瑠 [2023.06.28]

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サマリー

孫正吉さんが達成できていないことに悩み、涙を流している。

目次

00:03
おはようございます。2023年6月28日、水曜日。
笹木瑠です。 ただいま京都に来ております。
京都のですね、これJコンドーさんがやっているアンノーン京都というお宿の、その自分の部屋のデスクにマイクとオーディオインターフェースをセットして、
この水曜回帰ファイルを朝一で収録しています。 京都ではいろんな予定があってきたんですけども、最終的にとにかくいろんなポッドキャストを撮りまくるっていう時間になりまして、
なんだかんだポッドキャスター合宿イン京都みたいな趣になってきています。 この水曜回帰ファイルもそうですね、
旅行に来てまでやることかみたいなふうに思わないこともなかったんですけど、 これもポッドキャスター合宿だと思えばね、むしろやらなきゃいけないと思って、
今起き出してやっております。 というわけで今回もニュース3本お届けしていきたいと思います。
カナダのニュース配信停止
はい、まず1本目です。 メタ、カナダでのニュース配信停止、使用量を義務化する新法成立を受けるというやつです。
これは結構話題になってたので、目にした人も多いんじゃないかと思うんですけれども、 カナダがニュースの使用量をメタから徴収しますよっていう法律を成立させたので、
その対抗措置として、じゃあフェイスブックとインスタグラムからニュースのリンク表示されないようにするよ、 だからトラフィック行かなくなるよ、みたいな攻撃手段なわけですよね。
これカナダより数年前にオーストラリアで同じような新法の成立が仕掛けた時があったんですけれども、
その時も同じようにフェイスブックはニュースリンクしなくなるよという宣言をして、 それによって話し合いが持たれて、
割と抜け道があるような法律に穏やかに落ち着いて、 フェイスブックからインスタグラムからもリンクがそのまま残るみたいなことになったんですけれども、
そこで何が起こったかというと、 つまりグーグルとかフェイスブックというのがトラフィックの横取りをしているんだという認識のもと、
ちゃんとした適正な使用量をニュース・ジャーナリズムの業界に支払ってほしいということを主張しているわけですよね。
それをやろうとしている動きが大きく二つあって、 一つは政府がその法律を成立させようとするという動きと、
もう一つが新聞社とかメディアのようなジャーナリズムの団体が結束して、
そのプラットフォームに対する動き、あるいは反発という動きをまとめているという2種類があるんですけれども、
フェイスブックとかグーグルもそうなんですけれども、それをやったのは政府に対しての動きというよりかは、
ジャーナリストあるいはメディアの団体の方に報道支援をするようないろんな制度を各国に作って提供したりして、
お金をばらまいていたわけですね。ただばらまいたと言ったんですけど、大した額じゃないんですよ。
ただそれは大した額じゃないかどうかというのは、一応金額だけ見るとよくわからなくて、
ニュースとか普段ジャーナリストとかがやっている側からするとすごく大きな金額に思えるんだけれども、
フェイスブックとかグーグルのビジネスの規模から見たら本当に微々たるものなんですよね。
なのでこれは見方がもしかしたら分かれるかもしれませんが、私の解釈では本当にわずかなお金を渡して怪獣したという感じに見えるわけですね。
多分実態としてはそういうことなんですけれども、それがオーストラリアで数年前に男ということです。
それに対して今回カナダはかなりロックな、ハードなというか芯のあるというか、
割と妥協の道を塞いでいるような強い法律が可決されたので、前回とは違う結末。
怪獣仕様にももともとの法律というか、政府側があまり折れる気がないみたいな感じになると思うので、
この戦いの結果がどうなるかというのは非常に気になりますよね。
つまり必要なのはニュースなのかSNSなのかと問われるというか、
例えばある一つの結末としてはSNSからニュースへのリンクがなくなっただけれども、
人々はそれに全く困らずに引き続きそういうものを楽しく利用し続けると。
一方でやっぱりそういうものって何か必要で、ニュースへのリンクとかなくなっていったら、
いろんなことが楽しくなくなっていく、あるいは困るようになっていく。
結果としてそういうものが紹介するリンクに制限があるようなSNSってあんまり楽しくないよねみたいな風になるのかどうか。
これは白黒はっきりつくわけじゃなくて、そう思う人もいればそうじゃない人もいる。
そういう風なユーザー体験もあればそうじゃないのもあるみたいな、
まだ思うように当然なると思うんですけども、これぐらいはっきりとこういうメガプラットフォームを排除する。
カナダのような大きい国があってなかなか珍しいんで、この後の展開楽しみだなと思ってます。
なんかあれですよね、エピックとアップルの対決。
フォートナイトをアプリストアから排除するみたいなことをめぐって起こったことに何となく似てるなと思って。
あれもいろんな意見がありましたけど、結果どうなったかっていうと、
ちゃんとした対決があったことで、おのおの新しい道に、新しい着地点みたいなのを探して、
世の中のビジネスも進んでいるので、そういう一つのポイントになるニュースだなと思いました。
2つ目です。
生成AIの暗い森
ウェブをますます暗い森にし、人間の能力を増強する新しい仲間としての生成AI。
これはワイヤレスワイヤーニュースに掲載されているヨモヨモさんの記事です。
内容はマギー・アップルトンさんの拡大する暗い森と生成AIという記事、
およびそれを基にした講演の動画、その辺を解説した、書き直したというか解説した記事です。
ここで暗い森と言っているのは、メディアヌップのリスターの方、私がよくダークフォレストとか暗黒森林とかいうので、
何となく聞いたことある方がいるかもしれないんですけれども、
リュウジキン原作の3体の中に出てくる暗黒森林というものの例えですね。
この世の中って宇宙のものの例えなんですけれども、その暗黒森林理論ですね。
これがSNSの発達でどんどん暗い森が広がっていくみたいなのが今までの言い方だったのに対して、
生成AIもまたその暗い森を拡大していくことになるんだと思いますと。
その時どうなるかとか、その処方箋どうなるのかみたいなことが公演とかニュースの中で書かれてあるのを、
このヨメモさんが詳しく解説をしてくださっています。
私このテーマはめちゃめちゃ関心あるので、よく読みます。
個々の説明なんかも非常に面白いので、ぜひ読んでいただきたいなと思うんですけれども、
ここでこれを紹介したい理由はですね、
私の一つの観点として、暗黒森林はそう悪いものじゃないっていう考え方があるんですね。
だから、生成AIで暗黒森林が広がるとして、それの処方箋対策とかっていうものの中には、
確かにこれ問題になりそうだなと思うのがあるんですけれども、
そもそも暗い森、暗黒森林が悪いものなんだっけって思ってみると、
そういうものの見方に立ってみると、もっと違う受け止め方というか、
それはそれでいいんじゃないの?というものがあったりとか、
そう考えられるなと思っていて、私自身はそういう話に関心があるので、
暗い森を、暗い森はどんな場所だったのかみたいな、
そんな話がだんだんと話す人が増えてきて、
自分の思ってなかったような考え方とか見方をさらに知れたら楽しいなと思っています。
この辺りはですね、メディアヌップのメディア広範囲記の何番だったかな、
ソーシャルネットワークと暗い森っていう、暗黒森林っていうタイトルの回で、
森内さんとよく話している回があるので、もしそちらにご興味がある方はお聞きいただければと思います。
はい、3つ目です。
孫正義の狂気
虚しさで泣いた孫正義、今はAIと壁打ちする日々。
これも見出しがいいですね。
これはアスキーJP、アスキービジネスの記事なんですけれども、
これは実に見出しがいいというか、
孫さんの狂気みたいなやつが、狂気と愛らしさというかですね、
その辺が出ている見出しだなと思うんですけれども、
つまり、今孫さんというのが、生成AIが爆発的に成長しているのを見て、
自分は自分の人生で何を成したんだというものを内省したところ、
全然何も成し遂げていないと、このまま終われないと悔しくて泣いて、
今はもう24時間体制でたくさんの特許を申請して、
いろんな発明をしているというエピソードが書かれてあるんですけれども、
まるで漫画のキャラクターのような、
なんていうんだろうな、漫画のキャラクターみたいですよね。
私は孫さんのことをあまり詳しくないというか、
IT業界の中には孫さんの本をたくさん読まれたり、
実際の仕事をされたりして、尊敬していたり、
尊敬していないけどすごい偉人だということには、
注目の一致するところなんですけれども、
私自身はあまり孫さんの本も読んだことないし、
影響も受けていないタイプの人なので、
たまに記事でこういう上積みの部分だけ読むんですけれども、
本当に漫画チックで面白いというか、
部下を叱責しながらバットでブンブン素振りする
エピソードとかありますけれども、
それに次ぐような悔しさで泣いた孫正吉。
すごい良いニュースだなと思いました。
これなんか皮肉で茶化して言ってるわけじゃなくて、
そういう熱い気持ちを持っているとうとうに、
やっぱり僕影響を受けて、
こういう人いるんだなと思って、
自分もそういう、いつもじゃないですけど、
すごい熱い気持ちになって、
このままじゃ死ねないというか、
これを成し遂げたいと思うこと、
実はたまにあるんですけども、
そういうのを短い記事の中で思い出させてくれる、
すごく良い記事でした。
ぜひお勧めしたいと思います。
というわけで、
水曜回帰ファイルお届けしました。
今日この後、IBSに参加をして、
参加していろんな人とご挨拶しようと思ったんですけども、
リッスンの運営をちょっと手伝うことになりまして、
いくつかのセッションを、
なんとポッドキャストとして編集するということを、
ちょっとやってみようと思っています。
その辺りも来週号なんかでは、
お伝えできたらいいなと思っています。
メッセージやツイッターのフォローは、
概要欄からよろしくお願いします。
それでは、良い一日を。
11:55

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