1. 忘れてみたい夜だから
  2. #31 アナウンサーになりたかっ..
2019-11-13 05:29

#31 アナウンサーになりたかった話 from Radiotalk

#アナウンサー

「忘れてみたい夜だから」は、OLとバリキャリとオタクの中間地点にいる内海あさが、世界を小さく平和にしていきたい番組です。
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#ひとり語り
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こんばんは、うつみあさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、私うつみが夜中にぼんやり考えていることをお話しする番組です。
さて本日のテーマは、アナウンサーになりたかった、です。 そう、うつみは大学1年生から大学3年生の夏までの間、アナウンサーになりたいと思っていたんですよ。
そう思ったきっかけは、宮島康子さんの存在です。 宮島康子さんは2015年にテレビ朝日をご退職されたアナウンサーですが、今でもコメンテーター、
その他様々なところでご活躍されています。 彼女の作った報道ステーションの特集を見て、あ、私これやりたいって思いまして、
それでアナウンサーを目指していました。 宮島康子さんはアナウンサーでありながら、ディレクターのようなお仕事もされていて、
スポーツを中心に素晴らしいインタビューや特集を作っています。 そのどれもが面白くて大好きで、彼女らしさに溢れていました。
宮島康子さんのテレビ朝日にいらした時の肩書きも、 最終的に編成局、アナウンス部、エグゼクティブアナウンサー兼編成部
っていう、え?どういうこと?みたいな感じの肩書きになっていらっしゃいましたが、 たぶん宮島康子さんに合わせて肩書きは後からついたんじゃないかなぁと思います。
もはや。 で、うつみは宮島康子さんのようになりたくって、テレビ局のアナウンサー職の夏のインターンシップ
っていうのを受験していました。 そうするとエントリーシートに大体必ず憧れのアナウンサーっていうのを書く欄がありまして、
うつみは迷いなく宮島康子さんのお名前を書いていました。 しかし不意に思ってしまったんですよ。
私は彼女の何を知っているんだろうって。憧れのアナウンサーは宮島康子さんだと言いながら、 私は一度もお会いしたこともお話ししたこともないんですよね。
それなのに一体彼女の何に憧れていると言えるのだろうと思いました。 ほんで便箋3枚に背景、宮島康子様とお手紙をしたためまして、
まあ要するにお会いしたいですとテレビ朝日のアナウンスバーにお送りしましたら、 なんとメールが返ってきまして
お会いしましょうと。 あらまあとびっくりしまして、おっかなびっくり憧れの女性にお会いすることができました。
1時間くらいお話ししていたと思うんですが、 その中であなたがなりたいのは私であってアナウンサーではないんじゃないのと、
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真剣なお言葉をいただきました。 結論としてはおっしゃる通りだなと思いました。
宮島康子さんのご指摘は正しくて、うつみがなりたかったのは宮島康子さんでアナウンサーではないと気づいたんです。
すでに応募していた夏のインターン、 アナウンサー試験の中では最初の関門のような位置づけだと思われるのですが、
テレビ朝日と日本テレビのインターンに参加をしました。 それで、ああやっぱりうつみがなりたいものとは違う
って感じて、アナウンサーになろうとするのを諦めました。 周りにはびっくりされました。試験だけでも受ければいいのにって。
アナウンサーになるっていうのはすごく難しいことで、柄じゃないなっていうことも含めていろいろ頑張っていたんですよ。
でもどんなに積み上げた努力があったとしても、アナウンサーになりたいっていう一番最初の原点と言いますか、
気持ち、夢を失ってしまったら、やっぱりアナウンサーにはなれないと思ったんですよ。 まあそれでも諦めるときに一番引っかかったのは過去の努力でした。
アナウンサーになるためにしていた2年半の努力って 全部無駄になっちゃうのかなって思っていたんですけれども
なんだか今回り回って、今このラジオをしていておしゃべりをしています。 そうするとその中でたまに声を褒めていただけることがあります。
今このラジオで喋るときは、もう正直そこまで技術的な部分っていうのを意識はしていないんですけれども、
言っときは喋るときの声や話し方の技術に情熱を傾けていたので、そういったところを評価していただけるっていうのはすごく光栄です。
そんなこんなで、アナウンサーになりたかった話でした。
本当はただ宮島康子さんになりたかっただけだったんだって気づけてよかったです。 しかもそれをご本人とお話しして気づけたっていうのはすごく幸せなことだったなぁと思います。
そんなこんなで、おやすみなさい。
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