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2020-10-10 09:41

第6話:世界観を変えた1曲(モリグチ編)

好きなジャンルすら変えてしまうような衝撃の1曲との出会いとは!?
00:05
はい、では10月10日土曜日21時になりました。
ワクワクラジオのお時間です。
本日も約10分間お付き合いのほどよろしくお願い致します。
はい、では第6回目ですね。
10月2回目の配信になります。
本日も実はお便りをいただいてるんですね。
そうですね、今回は私が紹介させていただこうかと思っております。
WAKU2RADIO
ラジオネームJSさんからいただきました。
ありがとうございます。
第2回目の音楽編歴の回を聞きました。
僕も中学高校時代はハイスターなんかのパンクが大好きで、
よく聴いていたので懐かしくなり、
Apple Musicで久々に聴いてみましたが、やっぱりかっこいいですね。
大学で上京し、周りの友人の誘いでクラブに行った時に、
初めて聴いたジャミロクアイのリトル・エルがきっかけでダンスミュージックにハマり、
それ以来ハウス、ソウル、R&Bなんかを主に聴くようになりました。
ずっとパンクなどのロックばかり聴いてきたのに、
ある1曲をきっかけに好みのメインストリームがゴロッと変わってしまいました。
お二人はこれまでいろいろな音楽を聴いてこられたと思いますが、
衝撃を受けて世界観が変わったみたいな1曲ありますか?ということです。
衝撃を受けて世界観が変わった。
しかも1曲っていうね。
1曲だもんね。
そう、この1曲で好みを変えられてしまったみたいな強烈な出会いがあったかっていう。
JSさんはまさにこのジャミロクアイのリトル・エルがそうだったってことですよね。
そうそうそうそう。
それまではパンクかロックしか聴いてなかったのが、
ハウス・ソウル・R&Bを主に聴くようになるんだから。
それはすごいことですよ。
すごいね。
やっぱりクラブで良い音響で出力がある感じで聴いたっていうのもあるのかな。
でもそれはあるんじゃないですかね、きっと。
そういうのはどうですか?あるんですか?
いやー、お便りいただいた時にね、
1曲なー、どれかなーっていろいろ出てきたんですよ。
ちょっと紙に書き出してみたんですよ。
そんなにあんの?
5曲ぐらいあったんですよ。
でもだから1曲やから。
そうそう、だからその中で1曲だけ選んだんですけど。
発表してください。
僕が今までの人生で一番衝撃を受けた1曲は、
宇多田ヒカルさんのオートマティックです。
それは理由としてはなぜなんですか?
理由はね、もうこれは話し出すと嘆えんだわ。
困るなー。
何に衝撃を受けたかっていうと、
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その音楽の作り方というか歌い方というか、
リズムの取り方というか、
言葉ではちょっとぼやっとしか伝わらないんですけど、
それこそ第2回の音楽編歴の回でもお話ししたんですけど、
ダンスミュージックとかのコンピレーションも聴いてたよっていう話をしたと思うんですけど、
それが多分きっかけだったと思うんですけど、
R&Bも聴いてたんですよ、好きになって。
ジャネット・ジャクソンとかね、
ブランディーとかっていうアーティストがすごい好きで、
宇多田さんが出てくる前の段階でR&Bっていうのは、
自分で聴いてたんですよ、洋楽を。
なので、日本にR&Bみたいなブラックミュージックみたいなのが入ってきた時に、
日本人もブラックミュージックをするようになったっていうような、
そういう衝撃はなかったんですね。
なるほど、なるほど。
もう自分はあるからね。
そうそう、自分でも聴いちゃってるから、
そういう音楽はあるって知ってるから、
そこまで音に対する衝撃じゃなかった。
じゃあ何なんですか。
オートマティックの歌い出し、Aメロって言われるっていうところの歌い出しに、
7回目のベルで受話器を取った君っていう歌詞があるんですよ。
そのふわりがめちゃくちゃ面白いと思って。
ふわりって何?
音符に歌詞を当てはめていく作業。
ちょっと専門的な話だ。
7回目のベルで受話器を取った君っていう歌詞が、
7回目のベルで受話器を取った君っていう歌詞になるんですよ。
これがね、すっごい面白いなと思ったんです。
面白いっていうのは良い意味でなんですけど。
そこに引っかかる?
たぶんこれが英語の歌詞で、
その英語の単語で区切られて歌ってたら、
全然違和感もしかしてなかったのかもしれないんですけど。
日本語じゃないですか。
途中で抜けがあるというか、溜めがあるというか。
たぶんそれまでの日本語の曲だと、
7回目のベルでっていうところまでは、
続けて歌うと思うんですよね。
それを嫌味なくというか、ナチュラルに歌えるっていうのは、
この人ほんまにすごいんやと思ったんです。
和製の日本のヒップホップとかで、
わざと当て込んだり、韻を踏んでノリを出すために、
言葉の区切りをずらしてたりとかっていうのは、
もしかしたらあったかもしれないけど、
歌ダサのオートマティックの部分に限って言えば、
わざとやったんじゃなくて、
たまたまできたメロディに、
たまたま出てきた歌詞をそのままポンって、
本当に何の歪みもなく、何のわざとらしさもなく、
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乗っけて歌いましたよっていう感じがしたんですよ。
ダサン的な感じはしないってこと?
そうそう。本当にナチュラルに作って、
ただ気持ちいいリズムに乗っけて歌ってるんだなっていうふうに思って、
この人めちゃくちゃすげえなと思ったんです。
すごいです。日本で君だけじゃない?
そんなことないと思うよ。
そんな感想を当時抱いていたの。
それで何かその後の音楽ライフに変化があったの?
まだまだドリーマーだったんですよね、僕中学生の時は。
そりゃそうあるべきですからね。
作曲家になりたいなーなんて、将来何になろうかな、作曲家になりたいなーなんて思ってた時期だったんですよ、ちょうど。
いろんな曲を聴かないといけないなーとか思って、自分で模索してた時期だったと思うんですよね。
自分でたぶんちょっとずつ曲も書いてたんですよ。
だけど、歌田さんのオートマティックを聴いた時に、
こういう作り方ってありなんだっていうふうに思ったんですよね。
例えば、この言葉の区切り、ここで区切ると変だからメロディーをもっと続けないといけないのとか、そういう考え方を別にしなくていいんだと思った。
なるほどね。ちょっと世界を広げてくれたわけだ。
なんかパッと開けたというか。
はー。
大学生のちょっと多感な時期ですかね。そういう時に聴いたので、余計なことね、やっぱ衝撃的だったのかな。
すごいなー。
なんか喋っていいのかなって思ったんですけど。
いやーでもそれだから衝撃を受けたわけですもんね。
すごいなー。でも曲って一人一人そうやって受け止め方が全然違うんだなっていうのは面白いですね。
同じように思った方いらっしゃるかな。なんかそんな方とちょっと握手したい感じです。
これについてはもう僕も何個かエピソードあるけど、もうちょっとお時間なんでね。
あー。申し訳ないですね。
またの機会にちょっと。
すいませんね。もう熱く語っちゃいました。申し訳ございません。
じゃあ今回は森口さんが衝撃を受けた1曲というのは歌田ヒカルのオートマティックだったということでございました。
ありがとうございました。ご清聴いただきまして。僕もそのフワリすごい好きでした。衝撃受けましたみたいなマニアックなご感想とかがあれば是非。
いらっしゃったら本当に是非メッセージいただきたい。
生出演していただきたいぐらいの感じですけどね。
僕の中では今のところ森口さんだけじゃないかなと思ってるから。
本当ですか。
日本の中でオートマティックのフワリは面白いと思って聞いていた人いらっしゃったら。
そんな方がもしいらっしゃったらお便りいただけたらとっても嬉しいでございます。
09:04
はい。わくわくラジオでは引き続きお便りをお待ちしております。
公式ホームページ専用フォーム、SNSのDM、コメント欄などからどしどしお寄せください。
まだまだ駆け出しの番組です。一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。
お願いします。
次回は10月17日土曜日また21時にお目にかかりたいと思います。
わくわくラジオ第6回目をお送りいたしました。
お相手は森口と三田村でした。
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