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6月11日土曜日21時になりました。こんばんは、ワクワクラジオ森口です。
三田村です。第93回目の配信です。本日も10分間皆様の耳拝借させていただきます。それでは本日はこんなお話。
MDに音を録音して遊んでますみたいな話をしたと思うんですけど。
第87話MD、それは青春ですね。
またCDを買いに行ったりしてたんですよ。
たぶん洋楽のCDが多いんだと思うんですけど、アルバム買って開いたら歌詞カード入ってるでしょ。それと一緒にライナーノーツっていうのが入ってるんですよ。
ペダペダってしたやつね。
これにライターの方がこのバンドはこのアルバムをこういう気持ちでリリースしているとか、ものすごい熱い言葉で書いてあるっていうライナーノーツっていうのが入ってるんですよ。
で、一つ思ったのがライナーノーツって死後なんかなっていう。デジタルでは絶対ないしのものやなって。歌詞カードっていうものってついてこないじゃないですか、もはや。
歌詞カードも結構アーティストによっては歌詞をただ単に活字で印刷してるんじゃなくて、なんかすごいアーティスティックにレイアウトしてる人もいるじゃないですか。
ああいうものっていうのはもうアナログじゃないと触れることはもうできないんだなと思って。
でね、ストリーミングで音楽を聞くっていうことと物理メディアで聞くっていうことの違いみたいなのが、なんかね、スポティファイとかそういうストリーミングで音楽を聞くやつって僕の体感ラジオに近いんですよ。
縦流し感ね。
そう、だから自分は通り抜けていくとか通り過ぎていく感じなんですよね。
で、聞いてる時に例えばそれが好きなアーティストの好きな曲だったとしてもあんまり残らないんですよ。
なるほど。
それがなんかCDなりカセットテープなりっていう物理的なメディアになると、その機械に入れて再生して聞くっていう感覚が脳みそのモードが違うみたいなもんで、楽しいというかそっちを聞き出すとスポティファイは聞かなくなっちゃうのかなと思った。
スポティファイで音楽を聞くっていうのが、もゆさんも言ってたけどめちゃくちゃ便利で検索も一発でできて、関連アーティストから自分が好きそうな音楽もどんどん探していけるみたいな。
その聞き方ってこれも僕の主観ですけど、コンビニでもの買う感覚というか。
陳列されてるものを自分でカゴにこれもそれもこれもみたいな感じでポイポイポイって入れてる感じなんですよ。
で、MDに録音するとかって何かを作り出してる作業に近いんですよね。
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なるほどね。
そう、自分で曲順決めたりとか、どの曲を入れるか吟味してとかっていうのが、なんか想像活動にちょっと近いところがあって、自分のミックステープっていうのはなんとなく聞いてしまうみたいなのって愛着が出るからなんだろうなっていうことを思ったよっていう話。
自分を通り抜けていく音っていうのは本当ストリーミングってその通りだと思っていて。
そういうもんやもんね、実際がね。
実際そう、YouTubeとかに転がってる違法な音源とかが要は公式になったっていうような感じっていうふうに捉えてもいいぐらいだと思うんですよ。
まあそうね。
それと雲の上にあるデータをその下にいるみんなが共有していて、それを聴いてるっていうイメージっていうか、実際そうじゃないですか。
だから物が手元にあって音楽が聴けるっていう体験をしてきてる人だからなんか物足りないっていうのがあるんだろうけど、もしかしたらデジタルネイティブの今の世代の人たちっていうのは逆にこういう物が手元にあるっていうのがめちゃくちゃ煩わしいって。
思う人も多いかもしれない。
例えばオフスプリングのライズ&フォール、レイジ&グレイスっていうアルバムを僕は買ったんですよ。
で12曲入ってるのね。
で僕スポティファイだと多分1から12まで通しで聴けないんですよ。
聴かないよ、絶対聴かないよ。
なんか聴けないんですよ。
でもCDをデッキに入れて歌詞カード見ながらやったら聴けるのよ。
ストリーミングとかでしか音楽聴いたことのない方っていうのはアルバムで聴かないっていうじゃん。
つまみ劇をするというかそれがもう普通になっちゃってるから。
昔ほどそのアルバムの構成っていうところにこだわってるアーティストが実は少なくなってきていて、
昔だと例えばイントロダクションっていうトラックがあって、
本当に導入のトラックがあってそこからちょっとずつ本編に入っていくとか、
途中でインタールードがあって最後エンディングとか。
さらにはシークレットトラックとか。
そういうストーリー性を持ってアルバムを作ってるっていうよりは、
どっちかというとプレイリストに近いんだよね。
だってもはやアイウェオ巡とかでもいいってことやん。
極端な話そうなんだよね。
昔ほどそのアルバムっていう塊でのこだわりっていうのはもしかして希薄になってきてる可能性はある。
俺らは多分アルバムの時代の人だから、
もう一回再生ボタンを押したら触らないみたいな聞き方をずっとしてきてたのに、
Spotifyではそういう聞き方できへんっていうのが何なんだろうね。
僕たちと同世代とか上の世代だったりとかっていう方ってもしかして同じ感覚なのかな。
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でもさ、三沢さんがそのオフスプのやつCDを買ったので、
そのアーティストが好きだしそのアルバムに興味があったから買ったわけで、
三沢さん的にも僕的にもそうだけど、サブスクで聴けたらいいやっていう曲だったりアーティストだったりって正直いるわけじゃない。
確かに確かにあるある。
そうそうそう。なんかそれだけになってる人が多いんじゃない?そういう感覚だけの人が。
そこまでその音楽をギュッと聞こうっていう人というよりは、
本当BGMっていうか、それこそラジオ的というか、一種アクセサリー的な存在になっちゃってる。
そういう気がするな確かに。
これはね、でも僕おっさん同士で話してても全然ラチ開かないのよ。
ほんで多分おっさん同士はおっさん同士でも、
多分三沢さんと僕の価値観ってほぼ一緒なのね。
こういう音楽に対しての僕らよりも、
例えば10歳若い世代の方とお話をすると、
あ、そういう考え方ねとか、なるほどなってめちゃくちゃ風に落ちるかもしれないね逆に。
めちゃくちゃ正論なんだと思う。今の若い世代の言うことって。
そう、そやね。こっちがちょっと何言っちゃってんのって思われるんだろうなと思うけど。
だってね、SpotifyでBluetoothで聞いて、
なんかそれで逆に聞きたいんですけど不便ありますかって言われたら、
ないですよねって。
怖いよ。怖いよ。もうそやね。でももう淡々と言われそうやもんな。ほんまに。
でもなんか情緒がないよね。いや、情緒とかで音楽聴いてないんで分かんないっすみたいな。
はい、今週のワクワクラジオ、そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
では今日もね、ちょっと先週に引き続きかな、ちょっと音楽に触れるようなお話でしたけど。
そうですね。笑い薄めで。
ポッドキャスト界のNHK、ワクワクラジオがお送りしました。
はい、本日も公式ホームページの方にお便り頂戴しておりますので、ご紹介させていただきます。
ワクラジネーム、夜勤労働者さん、女性の方から頂いております。
ありがとうございます。
森口さん、三田村さん、こんにちは。Spotifyで過去回から聞いていますので。
ありがとうございます。
今はカセットテープをお父さんからもらったリスナーの方の話を聞き終わったところです。
懐かしい話。
第32話の…32話!笑
私も保育園の時、NHKの虫丸級のカセットを寝る時によく聞いてました。
どんなカセットなんでしょうね。
お二人のこっくりとしたお話、ずっと聞いていたいなと思います。
これからも無理せず配信を続けてもらえたら嬉しいです。応援しています。
という風に頂きました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
こっくりって何?味わい深いとかそういうこと?
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コク?
カレーとか?
深みがあるってことなのかな?
嬉しいな。
僕も絵本の朗読とか吹き込んでましたからね、自分で。
読んで?
そう、僕が読んで。
それをカセット。
怖い。
怖いわ、何してんの。
Spotifyで最初の方から聞いてくださっているそうですよ。
ありがたいことで。
今後も追いかけて頂けたらと思います。
本当にお便りありがとうございました。
ありがとうございます。
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次回は6月18日土曜日また21時にお目にかかりたいと思います。
それでは本日もお付き合いありがとうございました。
お相手は森口と
三田村でした。