相談の紹介と背景
Waka no Oto、このラジオは、子供の頃から生き方についてずっと探求してきたWakanaが、
皆さんのご相談に対してメッセージを伝えする番組です。
皆さんにとっての、調和と安心につながる道のひとつになりますように。
こんにちは、今日はパリからお届けしています。
パリはですね、今午前中なんですけど、
結構朝晩涼しいんですね。18度とか19度とかまで下がって、
日中もそうですね、上がっても23度とか、暑くて4度とか、
なのでとても、夏なんですけどね、過ごしやすい気候ですね。
雨とかは、よく降ったり止んだりという感じなんですが、
ちょっと曇った景色も、とても美しく映えるのが、
またパリの街のいいところかなというふうに感じています。
ということで、今日もご質問にお答えしていきたいと思います。
今日の質問は、スナフキンさんから来ています。ありがとうございます。
では、ご相談内容をシェアしていきたいと思います。
何者かにならなくてはという思いからずっと離れられずにいます。
認められたいのかなという自問はしているのですが、
物心ついてからずっと考えてきたことなので、思考の癖かもしれません。
何者かになるイコール人生の成功・満足感のような呪縛的なものから離れることができません。
離れたいという思いと離れたくないという思いが行ったり来たりします。
ということで、質問は、何者かになるってどういうことだろうというひも解き方をアドバイスお願いしますということでした。
自分の内面の探求
ありがとうございます。
では、今日もメッセージをシェアさせていただきたいと思います。
まずですね、何者かになりたいという思いの捉え方からお話ししていきたいと思うんですね。
これって結構自分以外の何者かというふうな感覚で捉えていることがあるのかなと思うんですが、
この何者かになりたいって思った時にね、この思いをじっくりと見つめてみるんですよね。
そうすると、求めている何者は本当はどんな人なのかということが見えてきます。
求めている何者かというのは本当はどんな人でどんな仕事を行動していくのか、するのかというようなことをですね、少しずつひも解いていくんですね。
例えば認められたいという思いがあるのかもしれないというふうにおっしゃっていらっしゃいましたが、
そういう時はね、誰に認められるような人で、それはどんな行動やあり方をしている人なのかなというふうにひも解いていきます。
するとそこにね、意外と自分以外の何者かというふうに感じていたように見えて、
自分自身が心の中でとかね、自分の奥底ですごい求めていた人間像みたいなのが見えてきたり、
自分自身が無意識にもしくは意識的にもね、大切にしていることをね、大切にしているようなあり方をしている人を指していたりすることがあるんですね。
なので、そうやって見ていくと、新しい自分の姿であったり、
そういった可能性ですね、自分の中にまだ眠っている可能性みたいな扉を開いてあげることができたり、
そういう自分をね、見つけてあげることができるので、
なので、この何者かになりたいって思った時はですね、
とっても大切な、自分自身が新しい自分自身というものを生み出していく時に大切なキーになっていく思いなのかなというふうに感じるんですね。
ですので、もしね、何者かになりたいという思いに気づいたのであれば、
その求めている何者は実際何者なのかということをね、知ることからまずはやってみられるといいと思います。
こんなね、すごく自分にとって大切な思いなのに、どうしてストレスを感じたりね、ちょっと壁に感じたりするのかというところなんですけれども、
それはね、何者かになりたいと思った時に漠然と思ったまま、その姿を追いかけてしまっている時、
なんか、漠然と何者かになりたいというその思いを無意識に追いかけて生きていると、
結論と感謝
何て言うんでしょうね、本当に自分が求めている姿ではないものを追いかけてしまうということがあるんですよね。
そうすると、自分自身がブレたりとかね、自分らしくなかったり、無理をしてストレスに感じて苦しくなったりということが起きてきてしまいます。
なので、ここのポイントとしては、何者かになりたい、はどんな人なのかということを知ること。
そして、漠然と思ったまま焦ってすぐにその思いを追いかけて、わーってならないようにすることということになりますかね。
でもこれをやっていくと、この何者かっていうのは本当にね、自分以外の存在ではなくなるんですよね。
自分の中にある新しいポテンシャルのある自分というのが生まれたがっているということなので、
それを見ていく、見つけることができるとね、自分の外にあった存在が自分とつながっていくようになります。
何でもそうですけど、今まで興味がなかったことがあったとして、それが目の前にあっても自分の世界には結構ないものだったりしますよね。
けれど、その対象に対して興味を持つというふうにしていったり、そこに共感する何かだったり、自分とつながる何かみたいなのを見つけたときに、
なんか初めて自分の世界の中にそのものが存在し始めるということがあると思うんですね。
それと一緒で、自分以外のものと思っていたものでも、よく見ていくと、そこの中にある要素にですね、
自分が本当に大切にしたいことだったり、意外と自分が大切にしていることだったり、大好きだなって思うことだったり、
そういう姿があったりすると、自分自身とつなげてその物事を考えることができるので、あまり葛藤も起こりにくくなるのかなーって思います。
このスナフキンさんがおっしゃってたように、何者かになりたいという思いから離れたいという思いもあるけど、離れたくないという思いが行ったり来たりするっていうふうにおっしゃってくださってましたけれども、
これはなので、本当に自分にとって結構大事なことがね、そこにあったりするし、自分自身だったりすることもあるので、離れたくないなって心は思うけど、
頭で見ているところ、あとは心の目で今見ているその部分がね、ちょっと漠然とした部分だったりするので、そことなんか自分が求めていることがまだつながっていない、むしろちょっとそこはちょっと違うじゃないかなっていうふうに思いがあるので、
ちょっとどう扱っていいかなっていうふうに、ちょっと混乱してしまっているというような感じなのかなって思います。なのでまとめてみると、まずは何者かっていうものは、どんな人でどんなあり方をしてて、本当に誰に認められたくて、それはどんな思考や行動をしている人なんだろう、
どんなことを大切にしている人なんだろう、ということを知ることをすること、知ることをすること、っていうのが一つ。あとはその思いがね、ふとよぎったときに、漠然とね、それを思ったりしたものをすぐに追いかけたりせずに、一息置いてですね、
今自分は何を大切にしたいのかっていう、ほんと今ここですね、今ここで自分は何を大切にしたいのかということで、自分の視点をですね、自分自身に戻してあげると、
何か無理をしたりとか、自分らしくない行動をしたりということを防ぐことができるのではないかなというふうに思います。ということで、少しでも心が楽になってですね、自身の中で整理することができる、お役に立てたら嬉しいです。
ありがとうございました。
今日のメッセージはいかがでしたか?
皆さんの相談もお待ちしています。
今日も皆さんにとって最善の素晴らしい一日になりますように。
和歌の音。
