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こんにちは、採用の仕事をして13年、ワーキングマザーのまかまろと申します。
今日はですね、金曜日ということで、土日お休みの方は、
今日で仕事1週間親売りだよっていう方も多いんじゃないかなという風に思います。
私も土日がお休みの仕事をしていますので、今日が1週間の締めの日でした。
金曜日はですね、どんな風にして過ごすかというと、私、お酒がめちゃくちゃ大好きなんですね。
大好きなんですけども、30代、33歳、34歳くらいから、お酒を飲むと翌日にすごく響くようになってきました。
なってきたので、平日はお酒を飲まずに、金曜日と土曜日だけお酒を飲める日っていう風にしてるんですね。
なので今日は、週に2日間あるお酒を飲める貴重な日ということで、白ワインを飲みながら本を読んでおりました。
今日は何のお話をするかなんですけれども、働く目的についてお話をしたいなという風に思います。
私はですね、新卒からずっと13年間、採用、企業の採用を支援する仕事をしているんですね。
採用っていうのは、むちゃくちゃ奥が深くて、純粋に頭数、人を揃えたらいいっていう問題ではなくて、
人を採用することで、企業はより良い事業を展開していったりとか、企業をもっともっとよく成長していくために人を雇う、採用するわけなんですけれども、
採用というフェーズによって、個人の人も活躍できなかったりできたりっていうのがすごく大きく分かれたりとかして、
活躍できると当然毎日楽しいですし、活躍できなければ人生そのものが辛くなっちゃったりとか、
働く目的とかやりがいとかっていうのはすごく奥深い話なんですよね。
そんなことを毎日ずっと考え続けている私が、ちょっと今日働く目的についてお話をしてみたいなという風に思います。
皆さん、働く目的って何かありますでしょうか?何のために働いていますか?
これは個々人にいろんな回答があるかなというふうに思います。
日本人がどんなふうに思っているかというと、内閣府が統計資料で働く人の意識と就業行動というのを取ってまして、
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それによると働く目的の第一位は何だと思いますか?
想像ついた方が多いかなと思うんですけれども、お金を得るためなんですよね。
お金を得るためというふうに働いている人が多いというふうに出ています。
第二位が何なのかというと、生き甲斐を見つけるためなんですよね。
生き甲斐を見つけるために働いている人がお金を得るための次に多いということです。
これって結構面白い話だなと思ってまして、お金を得るためって言ったらある意味当たり前ですよね。
ライスワークという観点で、お金を得ないと生活ができませんので、
必要最低限の生活を維持するためにやむなしに働くということなんですけれども、
お金を得るというのが満たされていくと、生き甲斐を見つけたくなるんですよね。
仕事の中に生き甲斐を見つけたくなるというのはすごく面白いなというふうに思います。
この話の文脈の中で納得度が高くなるなと思っている話がありまして、
有名なマズローの六段階欲求ですかね。すごく有名だと思うんですけれども、
人間が持っている欲求を段階で分けたものになるんですが、
第一段階が生理的欲求なんですよね。食欲とか排泄欲とか睡眠欲とか、
生きていくために必要な基本的で本能的な欲求があります。
第一段階が満たされて初めて次の第二段階に行くんですけれども、
第二段階後は安全欲求と言いまして、安心・安全な暮らし欲求ということになります。
第一段階が満たされて初めて第二段階に行って、
第二段階の安全欲求が満たされて初めて第三段階に行くんですけれども、
第三段階が社会的欲求、愛情とか所属の欲求、どこどこの場所に所属をしていたいとか、
誰々とか愛し合いたいとか、どこどこに自分は所属しているという安心感を得たいとか、
ここら辺になります。
そこの第三段階が初めて満たされて第四段階、
第四段階は承認、自分を認めてもらいたいという欲求、尊重欲求というふうにも言われますけれども、
自分を認めて尊重してもらいたいという欲求の段階に行きます。
第五段階がそこを満たされた上で、
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そしたら自己実現欲求といってあるべき姿になりたいというふうに真似が欲求と言われています。
今まではこの自己実現欲求までが多かったんですけど、
最近はその第六段階としてその自己超越欲求なんていうのが言われていたりします。
今日はここは本題ではないので、ちょっとそんなに詳細は触れないんですけれども、
さっきのお金を得るために働くというのは第一段階と第二段階ですよね。
第一段階の生きるための生理的な欲求と安全な欲求、住むところとかですね。
そこらへんお金を稼がないと満たせませんので、
当然お金を稼ぐというのが一番最初に出てくると。
そこを経た上で、所属と愛の欲求と承認欲求と自己実現というふうにどんどんつながっていきますので、
ここがその生きがいいとかやりがいいとか、そこらへんにつながっていくのかなというふうに思います。
他の調査によると、仕事をするその目的として年齢別にちょっとずつ変化が見られる、
そうなんですね。
例えば別の調査によると、16歳から29歳の若手の方は収入を得るためというのがダントツ多くて84%って第一。
仕事を通して達成感や生きがいを得るためというのが15.15%ぐらいで第二なんですけれども、
これがどんどんどんどん変化をしていくんです。
お金を得るためと答えた人が30代でピークに達するんですけれども、その後なんと減少していくんですよね。
お金を得るためという人がどんどん減っていくと。
一方、生きがいを見つけるためという人が入れ替わるようにしてどんどんどんどん増えていって、
60代まで右肩上がりに上昇していくらしいんですよね。
この統計から言えることは、若手のうちはお金のため、生きるため。
さっきのマズローで言うと、最初の次元の方の欲求を満たしていくんだけれども、
どんどん30代以降になると、その生きがいとかやりがいとかそこらへんを求めて人が働くようになるんだということが言えると思います。
これ、ご自身に置き換えて考えてみていただきたいんですけれども、
今、ご自身の年齢が何歳かによって、今のやりがいというのが変わってくるかなというふうに思うんですけれども、
今、何のために働いていらっしゃいますでしょうか。
ぜひ、問いかけていただきたいなというふうに思います。
今、たとえお金のため、生理欲求のため、安全欲求のために働いていたとしても、
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これから働き続けていく中で、その生きがいとかやりがいとかっていうのを、
おそらく求めていくようになっていく方が大半なんじゃないかなというふうに思います。
なので、おそらく働き続けていく中で、生きがいとかやりがいとかっていうのを、
見出していかないと、ご自身がどんどんつらくなっていくということが言えるんじゃないかなというふうに思っています。
では、どうぞ。
どうしたらいいのかということなんですけれども、
まず簡単なのは、今の仕事の中に、生きがいやりがいは何なのかっていうのを、
一度見出してみるといいかなというふうに思います。
私のおすすめの方法はですね、書くことなんですよね。
脳内でぐるぐる考えていても、脳内で考えが浮遊しているだけで考えていることにはならないというふうにも言われます。
ので、一回書き出してみるのが良いかなというふうに思います。
書き出してみるときに、ぜひですね、この7つに沿って書いてもらえるととても良いかなというふうに思っています。
まず1つがですね、今自分が何のサービスを提供しているかですね。
自分の商品とかサービスとか何なのか。
個人によって回答が違うかなと思います。
自分が何を提供しているのかっていうのは、まず可視化してみると良いかなと思います。
2番目に、それは誰に対して。
誰に対してその商品、サービスとか業務っていうのを提供しているのか。
3番目に、どんな形で。どんな形でそれを提供しているのか。
4番目がすごく大事なんですけれども、どう役に立っているのか。
5番目に、それは自分自身が心の底からコミットメントできるものなのか。
コミットメント尽くしたいというふうに思っているものなのかどうか。
6番目に、コミットメントできる、できないとして、それはなぜなのか。なぜなのかっていうのを考えてみる。
7番目に、それをした上でどんな報酬を自分は得られるのか。
報酬っていうのはお金だけじゃないんですよね。
さっきお伝えした生き甲斐とかやり甲斐とか感謝とか。
いろんなことがあるかなというふうに思います。
これを書き出してみると、自分が今の仕事に対してどんな生き甲斐やり甲斐を見出していけそうなのかっていうのが分かるかなというふうに思います。
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人の役に立っていない仕事って絶対にないんですよね。
自分がどんなに単調でつまらない仕事だというふうに思っていたとしても、
誰かしら何かしらの役に立っているからこの仕事が発生しているわけで、
その仕事が発生しているから自分の仕事が存在しているので、
絶対誰の役にも立っていないということはありえないと思うんですね。
もし自分が何の役にも立っていないとか、何かやりがいがないなと思っていたら、
誰の役に立っているのかっていうのは気づいていないだけかなというふうに思います。
なのでぜひさっきお伝えした7つの質問、
今自分は何を提供していて、それを誰に対して、どんな形で、どう役に立っていて、
それは自分がコミットメントできるのか、それは何でなのか、
それに対して得られるものは何なのかっていうのを考えてみていただきたいなというふうに思います。
いかがでしたでしょうか。本日は人は仕事で生きがいを見出したくなるものだということと、
今生きがいを見出せないのであれば自分の思いを書き出してみて、
自分が何に役に立っているのか、どういうふうにコミットできるのかっていうのを書いてみるといいよというお話をさせていただきました。
このお話がどなたかのお役に立てれば幸いでございます。
私もこのチャンネルを始めて今、まだちょうど1週間になりました。
聞きづらいところとかわかりづらいところとかあれば遠慮なくご指摘いただければありがたいなというふうに思っております。
それでは今日も聞いていただきありがとうございました。