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2024-06-03 10:05

幸せになる!50歳からの仕事の捉え方

幸せになる!50歳からの仕事の捉え方

▶代表前川が監修したムック「幸せになる!50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方」(宝島社)https://www.amazon.co.jp/dp/4299055292 好評発売中!

 

 

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はい、みなさんこんにちは。FeelWorks代表の前川孝雄と申します。
今日はですね、ミドル期からのですね、働き方、仕事についてちょっと考えてみようかなというふうに思ってます。
と言いますのもですね、5月の29日にですね、僕が監修しましたムック。
ムックっていうのがですね、雑誌、マガジンとブック、本の中間ということですね。
ムックがですね、宝島社さんからですね、出たんですね。
タイトルがですね、「幸せになる50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方」というムックでございます。
ありがたいことにですね、僕が2019年にですね、
「50歳からの逆転キャリア戦略」という本をPHP研究所から出してですね、
著者の僕が思っていた以上に結構話題になりました。
それ以降毎年1冊ずつ、50歳からの逆転キャリア戦略シリーズということで本を書いたんですね。
その本に着想を得ていただいて、宝島社さんがですね、ムックを作っていただいたということでございます。
さっき言ったように、タイトルはですね、「幸せになる50歳からの仕事の辞め方、変え方、始め方」ということなんですけど、
僕の中で言うとですね、どちらかというと、幸せになる50歳からの仕事の捉え方っていうかな、
自分の中での意味付けの仕方というふうなことかなというふうに思って、
1冊丸ごとをですね、ノウハウページ中心に監修させていただいたということでございます。
やっぱりですね、僕は普段ですね、FeelWorksの仲間たちと比較的大企業の管理職の皆さんのために上司力研修をやらせてもらってるんですけど、
今は本当に切ないことに、管理職は罰ゲームみたいな言われ方をするようなこともあってですね、
それぐらい管理職の方々は結構いろんな重圧に苦しんでらっしゃるなと思うんです。
その中で、なかなか自分のこれからっていうことをですね、考える余裕がないと。
仕事だけじゃなくて、ちょうどですね、50歳前後というと子育てであったりとか、親御さんの介護であったりとか、
いろんな問題が重なってくるタイミングなので、どうしても目の前のことでいっぱいいっぱいになっている方も多いんじゃないかなと思うんですね。
その中で仕事で考えると、どうしても50歳前後っていうのは、真面目に会社の中で働いてこられた管理職の方々を中心にですね、
会社の中でのキャリアっていうのもある程度見えてきたなと。これ以上上はないかなと。
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でもやっぱり家族を守らないといけないので、頑張って働かないといけないかなというふうな感じで、
どちらかというと行き詰まりを感じるような方も多いんじゃないかというふうに思うんですね。
これは僕たち人材育成の業界の中では最近、キャリアプラトーなんていうふうな言い方をするんですね。
高原のようなところに行ってしまって、そこからもう周りが動けない、身動きできないような状況というか、
そういうふうなことを言うわけですけど。ただ僕はですね、人生100年時代っていうのは言い古された言葉ですけど、
50歳ってまだまだ若いと思うんですよね。ちなみに僕は今年58歳になりますので、50歳の方々よりも一回り上ぐらいになってるんですけど、
まだまだ人生これからっていうふうに僕は思ってるんですけど。
そういう意味では確かに会社の中でのキャリアというふうに閉じて考えると、
これ以上ないかなというふうに思われるかもしれないですけど、いやいやそんなことはなくてですね。
会社もどんどん変わってきてますので、50代60代になっても活躍してもらおうという会社も増えてますし、
それにとどまらず多くの会社は今、法律の関係で65歳までの雇用延長、もしくは定年というパターンが多いと思うんですけど、
それが2021年に法律が改正されて、70歳までの就業確保を企業に努力義務というふうな形になってますから、
そういう意味では今50歳の方だと20年ぐらいはまだ働くということを視野に入れるというふうな時代に入ってきてると思うんです。
そういう意味では会社の中でのチャンスもこれからまだまだ広がるでしょうし、
もしくは60歳、65歳で定年、雇用延長等で会社を離れられても、まだ働く方々多いんですよね。
実際統計なんか見てても、60代後半で男性の2人に1人以上は働いてらっしゃるんですよね。
そう考えていくと、一つの会社を勤めあげたとしても、その後まだ働いてらっしゃる方が多いんですよ。
かついろんな調査なんか見てると思うんですけど、仕事に対する満足度は50歳前後が一番低いんですよね。
ところがそこから上がっていくんですよ。
75歳になると仕事の満足度は50歳の方々の1.7倍ぐらい、2倍近い満足度になってるんですね。
会社の中での出世っていうのは選択肢がなかったとしても、会社離れた後に満足度が高いってなんだろうって考えていくと、
やっぱり仕事の意味付け、捉え方っていうのが変わってるんだと思うんです。
会社の中での職位、肩書きとか、お給料が高い低いとかっていうことじゃなくて、
本当に自分のありのまま、自分が自分らしくいられるというふうなことを仕事に意味付けして楽しんでらっしゃるというふうなことが多いんじゃないかなと思うんです。
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今回、宝島社さんが取材をたくさんしていただいて、僕も知り合いを何人か紹介したんですけど、
10人ぐらいの方々の50歳前後から仕事の意味付けの仕方を変えた方々が登場しています。
著名人では、「仕事の辞め方」っていう本を放送作家の鈴木おさむさんが書かれましたけど、
その鈴木おさむさん自身のインタビューがあったりとか、これも素敵だなと思ったんですけど、
ドムドムフードサービスっていうハンバーガーの会社あるじゃないですか。
あそこの代表取締役社長の藤崎忍さんって女性の方なんですけど、
この方も39歳まで専業主婦で、50代になってからいろんなキャリアの変遷があって社長になっておられるんですよね。
そういう意味ではいろんな可能性があるなと。
著名人の方もそうですし、一般の方々も素敵な方々多いんですよね。
単純に転職しましょうとか独立しましょうとかっていうことじゃなくて、
雇用延長でも仕事の意味付けの仕方を変えてポジティブに再雇用を選択してらっしゃる方が出ていたりとか、
いろんな方々が出てきてらっしゃって、すごく可能性を感じられるような一冊になってますんで、
ぜひみなさんも読んでいただきたいなというふうに思うわけです。
今の50歳ってどういう人生においてどういう位置づけなんだろうかって考えていくと、
まだまだだっていうことを少しお話したいんですけど、
例えばみなさん、今のパナソニックを作られた松下幸之助さんでご存知だと思うんですけど、
松下幸之助さんは90代半ばまで生きられて大往生をなされたんですけど、
でも彼の人生なんか見てると素敵やなと思うんですけど、
ちょうどさっき言った50歳からの逆転キャリア戦略シリーズを編集してくれた、
僕の長年の信頼してる編集担当者の方がいらっしゃるんですけど、
その方とも昨日、たまたま夜一緒にご飯を食べながらワイワイやってたんですけど、
松下幸之助さんの話になりましたね。
すごいなと思うのは、1894年生まれ、明治生まれですからね、の方なんですけど、
人生本当すごくてですね、当然松下電機産業、パナソニックを作っていくわけですけど、
それだけに留まらずね、松下幸之助さんって50代で初めてアメリカに学びに出かけてるんですよね。
60代になってからPHP研究所っていうのを立ち上げてるんですよ。
もっとすごいのは、80代で松下政経塾を立ち上げたというふうなことなんですよ。
これってすごくないですか。明治生まれの方がですよ。
そういう意味では今の50歳前後の方々って昭和生まれだと思うんですけど、
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まだまだですね、まだまだやれることいっぱいあると思うんですよ。
それが今の会社の中の職位とか給与が高い低いっていうところに執着すると、どうしても行き詰まってしまうんだけど、
そうじゃなくて、ちょっと客観的に見ていてですね、
自分がまだまだ元気だし、やれることあるんじゃないかと、
自分の積み上げてた経験で何か世の中に貢献できることあるんじゃないかとか、
もしくは、実は子供から大人になって働き続けていく中で、
少しずつ無理だよなって諦めてしまっていたのは夢とかですね、
いろんなものがあると思うんですけど、それをもう一度紐解いてあげて、
それをもう一度チャレンジすることがいろんな角度でできないだろうかというふうなことを考えてみてほしいんですね。
やれることがいっぱいあるというふうに思います。
そんなことをぜひ皆さん考えてほしいなというふうに思っています。
ぜひね、今本屋さんに並んでるんじゃないかと思いますから、
このムックでいろんな事例が載ってますから見ていただいて、
僕もアドバイス書かせてもらってますけど、
ヒントにしていただいて、自分のこれからの人生って考えていただければなというふうに思っております。
それでは今日はこのあたりで締めたいと思っております。
ありがとうございました。
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