小学5年生の誕生日、叔父からもらった一冊の漫画がきっかけでした。四コマでことわざを学べる漫画を、なぜかトイレに置いて読みふけり、便座とウォシュレットの温風で暖を取りながら一時間半も二時間も。クレヨンしんちゃんも並んでいたそのトイレで、ことわざをすっかり覚えてしまったといいます。
今はスマホやKindle、漫画アプリで読む時代。文学フリマの準備で一ヶ月ほど漫画から離れているそうですが、この思い出から話は「漫画を読むとバカになる」と言われた時代へ、そして玉石混交のネットへと広がります。かつて本やテレビは多くのプロの手を経て質が担保されていました。ショート動画やネットの娯楽が玉と石の入り混じるなかで、子どもたちが石ばかりに触れていくことへの危うさを語ります。(玉石混交=すぐれたものとつまらないものが入り混じっていること)
- トイレでことわざ漫画に夢中になった小学5年の冬
- 暖房のないトイレで、便座とウォシュレットの温風で暖を取った思い出
- 「漫画を読むとバカになる」と言われた時代の記憶
- 玉石混交のネットと、子どもが触れる情報の質
- 読むなら、きちんとした連載の作品を
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