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2023-05-17 11:51

#404 映像作品の時間とカット数について考えてみた

  • 30秒の映像を作るなら「何カット」必要?


  • 1カットの時間はどれくらい


  • 繋ぎはどうする?


この放送では

・クリエイターとしての考え方

・テクノロジーやガジェット情報

・作業効率を上げるコツ、サイト、ツール などを中心に配信しています。


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皆さんこんにちは、映像クリエイターのサクです。
クリエイターを目指すあなたへ、クリエイティブの種を毎日一つ届けるラジオ、
Creator's Seed、今日もよろしくお願いします。
はい、ということで、今日は5月17日、水曜日となりました。
週の真ん中、いかがお過ごしでしょうか。
こちら、神奈川県湘南は今日も晴れております。
今日はなんとですね、30度を超えるところがもう頻発というか、続発というか、
どんどん出てくるというところで、熱中症を本当に気をつけていきましょうというのと、
迷わず、暑くなったらエアコンをつけて調整をしてくださいというところですね。
まあ、それぐらいかな。
はい、あとは通常どおりコツコツやっていきましょうというところで、
今日のお話はですね、何かというと、
今日ちょっと映像についての話をしようかなというふうに思いまして、
こちらのポートキャストはだいたい映像クリエイターについてのお話をメインでやっているんですけれども、
本当に今回は映像のことですね。
タイトルとしてはですね、映像作品の時間ですね、とカット数についてちょっと考えてみたということで、
クリエイターとしての考え方みたいなところになるんですけれど、
そちらをですね、ちょっと気づいた点というか、
映像作品始めて、映像制作を始めてすぐの時に知っていてもよかったなっていうことですよね。
こちらをちょっと今日本編でお話ししていこうというふうに思います。
はい、ということでそれでは本編いきましょう。
はい、ということで本編です。
本日はですね、映像作品の時間とカット数について考えてみたということで、
映像作品を作る上でですね、
例えばどれぐらいの時間作るのかっていうところですよね。
30秒の映像を作るのか、1分の映像を作るのか、それとも60分、1時間以上とかですね、
それぐらいの長編の作品を作るのかみたいなところと、
あとはその時間を例えば作る上でカット数ってどれぐらい必要なんだろうなっていうのをですね、
考えてみたというところのお話になります。
で、これ最初やっぱり映像を作り始めの頃って、
とりあえず撮って、とりあえず繋げてみたいなことをやっぱり繰り返していくと思うんですけど、
何でしょうね、それよりも、
例えば1分の映像を作るとかっていうふうに時間をまず最初決めて取り組んでいった方が、
なんか全体像が見えて楽だなっていうふうに思いましたね。
例えば自主制作とかで、まず最初はやっていくと思うんですけど、
何かこう自分で作りたいものがあるとするじゃないですか。
で、今までの、今までというか、気づきがない頃の私の場合は、
例えばいっぱい水族館に行きましたってなったら、水族館のVlogみたいなの撮りたいと思ったら、
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水族館をいっぱい撮るじゃないですか。
いっぱい撮った後に撮った作品をひたすら繋げていくんですよね。
繋げていって、できましたってなって、そこに音楽をちょっと合わせていくみたいな。
カットとか、その素材をいろいろ選んで、その選んだ素材をカットしていって、
それを繋ぐときに、音楽どういうふうにしようかなと思って、音楽を選んで。
その音楽にビートが合うような形で絵を当てはめていくみたいな作業をやっていたんですけど、
それだとやっぱ3分くらいになるんですよね。
で、3分の映画をいざSNSとかにできましたって投稿しようとすると、
3分の映像を見るかっていうと、誰も知らない人の3分の映像って見ないですよね。
よくて10秒、7秒、5秒みたいな。
たぶん本当にTikTokとかリールとかだと、一瞬で飛ばされるような形になってくると思います。
なので最初は本当に30秒、渾身の30秒作るとか、渾身の10秒、15秒作るとか。
で、やっぱり広告とかモーショングラフィックスを入れた5秒、10秒とかだったら、
情報がいっぱい出てきますから、そんなに10秒、5秒って結構1フレームずつでモーションが動いていくのでかなり大変なんですけど、
例えば今のシネマティックとかドキュメンタリーっぽいものとかですね、
あとは本当にVlogみたいな絵を入れていくような、そういう構成にするのであれば、
大体30秒くらいないと逆に間が持たないというか、
本当に何を見ているかわからないような形になってしまうので、
なので30秒くらいの時間をとって、この30秒の映像を作るんだったら何カット必要なのかっていうところをまず逆算的に考えていくんですよね。
で、その時にリファレンスって言って、作例にしたい、参考にしたいですね。
参考にしたいいくつか映像っていうのを自分の中で引っ張ってきて、
例えば私だとYouTuberだと大川祐介さんっていう方の動画を結構見たりするんですけど、
その時に30何秒かなんかの動画をプロモーションかなんかでやられていた時に、
大体カット数だと44カットだったかな。
正確にパマンって飛んでしまったのはあるので、
それをうまく数えられているかどうかわからないんですけど、
大体44カットか50カット以内だったなと思うんですね。
で、30秒の映像を作るのに50カット以内、50カットくらいとするとですよ、
大体1カット1秒間流れるか流れないかっていうところ、
もしくは2カット同時に入れるみたいなところとかをそういうことをやってるわけですね。
だから30秒の間にギュッと詰め込むような編集をされているのかなというふうに思うんですよ。
で、そうなると、じゃあ1カット1秒いらないじゃんみたいな形になるんですけど、
これ映像制作でやられている方はわかると思うんですけど、
例えば1分の映像を撮影をするじゃないですか、
1分の撮影をした時に使える絵とかっていうのが大体、
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本当に5秒、6秒とか、もしくは2秒、3秒とかそれぐらいだと思うんですね。
この映像の中のここを使いたいみたいな部分っていうのが大体2、3秒とか、
1分の中でもそれぐらいに凝縮されてくると思うんですよね。
この1分の中でどこを伝えたいのかっていうところ、
どこが一番抜けるというか、一番使い勝手がいいかつ見せられるような絵になっているのかなっていうところを探すわけですよね。
これはじめに絵コンテとか書いて、映像を撮っていくっていう作業はもちろん大事だと思うんですけど、
やっぱりその瞬間にしか撮れない映像っていうのはあるし、
何回も何回もカットを重ねても、やっぱり一番最初に撮ったカットが一番良かったみたいなこともあるんですよね。
なので基本的には長めに撮ってるけど、本当に一瞬だけしか使わないよっていうカットがかなりあると思います。
それをうまく繋げていって、30秒の映像の中にギュッと入れていくというところ。
なので30秒の映像を作るとしたら、大体そのカット倍ぐらい、×2倍ぐらいのカットを用意しておいた方が幅が広がるし、
映像作品としての幅が広がるし、取りこぼしもそんなにないような気もするんですよね。
なので60カットだとしたら、60カットどういう構図が必要なのかなっていうのをまた考えるわけですよね。
30秒の中に使いたい、入れたい構図っていうのを、Bロール入れながら挟んでいくというような形で、
結構これは難しいことなのかなと思うんですよね、やってみて。
なんですけど、はじめにこれを知っていると、もう少し制作がスムーズになったなぁとかっていうのを今考えたりしています。
で、じゃあ1カットの時間ですね。1カットの時間大体どれぐらい撮影するのかっていうところなんですけど、
例えばトランジション挟むとかマスクをかけるとかっていうのを前後でもしかしたらやる可能性も出てくるわけですよね。
後にやるのか先にやるのかみたいなところも踏まえるとですね、やっぱり映像にとっての余白みたいな必要になってくるんですよね。
例えばトランジションを入れるとかってなると、手前のコンマ何秒かっていうのは削られてしまうわけで、
だからそのコンマ何秒かっていうのを残した状態でカットを作るというところになりますから、
なので大体5秒から10秒、5秒だとちょっと短いかなって感じなので、
7秒から10秒ぐらいの間隔で撮っていくと、1カットずつですけどね、撮っていくといいんじゃないかなっていうふうには思いますね。
で、大体5秒から10秒であれば、数回繰り返したとしてもそこまで負担にはっていうところではあると思うんですよ。
で、これ、やっぱり何人かチームで作るっていった場合は、1回の失敗っていうのは本当になくそうっていうところでありますから、
絵コンテしっかり描いて、しっかり臨んで、一発で撮れるようにしようというふうにしますけど、
自主制作であればそこはそんなに気にしなくていいかなっていうふうに思うので、
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短いコマを撮って、これダメだったなとか、見返してみて、もうちょっとこうしようかなっていう形で、
7秒から10秒間ぐらいを何個も撮って、渾身の1カットを見つけるみたいな形でやるといいかなと思います。
で、最後に繋ぎはどうしてるんだっていうところなんですけど、
繋ぎに関してはですね、どういうふうに繋いでいくかっていうのは本当にもう個々の自由になってくるかなと思います。
あとは音楽との兼ね合いみたいなところにはなりますけど、
なので、繋ぎをしていく場合は先ほども言ったように前後ですね、
間のクリップの前後っていうところは少し余白を持たせておいて、
繋ぐというところですね。
で、あとはもう本当に自分の好きなようにまずは組んでみて、
30秒の中に収まらないですから、
だから収まるためにはどうすればいいのかなっていう形で、
どんどんどんどん手直し手直しを加えていくっていう、
だから編集の作業っていうのはものすごく長くなりますけど、
例えば60カットを使うとかっていうふうになると、
本当に1フレームごとの調整っていうのがやっぱり必要になってくるんで、
これはなかなか骨が折れる作業になりますけど、
それが苦じゃない方はね、本当に映像制作向いてるんじゃないかなというふうに思いますので、
ぜひ参考になればというふうに思います。
はい、ということでいかがでしたでしょうか。
今日は映像作品の時間とカット数ですね、
ここについて少し考えてみました。
なんかこういうことをですね、最初に知っていれば、
例えば30秒の映像を作るとか、
っていうふうにまずは秒数で考えてから逆算した方が作りやすいかなとは思います。
なんか適当に映像を撮ってきて、
テーマはもちろん決めますけど、
いっぱい撮ってきてその素材を組み合わせてYouTubeに出すっていうよりは、
まずは1分とか本当に30秒とかっていう自分の時間の中でテーマをまず決めて、
そのためにじゃあ構図はどういうものがいいかなと、
そのテーマをうまく伝えられるような見せ方とか、
映像の配置の仕方っていうのはどういうものがいいかなっていうのを逆算した上で、
映像を撮っていくと、見てくれるような映像に仕上がるんじゃないかなというふうに思いますので、
ぜひ参考にしてみてください。
はい、ということでこの放送では、
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それではまた明日お会いしましょう。
ご静聴ありがとうございました。
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