はい、ということでメインテーマですね、タイムコードシンク、この言葉について知っておきましょうということで、
この言葉ですね、もちろん映像の会社に入っている方とかももちろん聞いたことがあるというか、もう知っててすでにやっている方もね、もういらっしゃいますでしょうし、
これからビデオグラファーとかね、映像クリエイターになりたい方っていうのもですね、知っておいた方がいい言葉としてはあるかなと思います。
というのも、このタイムコードってどういうものかっていうのをちょっと先に説明だけですね、させていただくと、このタイムコードとは何なのかっていうとですね、
何て言うんでしょうね、こう、映像とか音楽とかを記録するんですけど、その記録するときに時間的な地図みたいなのが必要というか、
合わせるのにね、この映像と別で撮った映像、メインで撮った映像とサブで撮った映像っていうのを合わせるときにこういうのがあるとすごく便利なんですよね。
で、このタイムコードっていうのは時間的な物差しみたいな感じなんですかね、地図っていうようなものですけれども、
これが例えばAカメBカメで一緒だと、このAカメBカメを一緒にこのデータをパソコンに例えば入れて編集したとするとですね、
バッチリね、ずれることなくフレームが合うというのがこのタイムコードシンクロと呼ばれるものですね。
で、これを知っておくとマルチカメ編集、いっぱいカメラを用意した編集っていうのもすごく楽になるんですよね。
で、なんでこれがないと逆に楽じゃないかっていうとですね、このタイムコードがないとどうなるかっていうと、
一回じゃあ皆さんで、じゃあ撮影します、録音お願いします、ピッてやるこのピッてやるタイミングが各々で違ったりするんですよね。
要は1秒は違わないにしても、例えば15フレームとか20フレームとか5フレームぐらいずれていたとしたらですね、
それを例えば毎回切ってやっていたとするとですね、録音止めて、じゃあまた録音します、録音止めて録音しますってやってたとするとかなりずれてくるんですよね。
で、このずれっていうのをなくしたい。
で、なんでなくしたいかっていうと編集が大変だからですね。
特に映像と音撮りを一緒にしないで別でやっていると、この映像と音のね合わせるの、まあリップシンクって言ったりしますけど、
この口の動きに音を合わせるのってめちゃめちゃ難しいんですよ、タイムコードないと。
この1フレームずつ合わせていかないといけないので、これがめっちゃ大変なんですよね。
これをなくすためにやっぱりタイムコードシンクっていうのはあった方がいいよねっていうか絶対必須だよねっていうところで、
このマルチカム編集ではタイムコードシンクっていうのが採用されているわけなんですけれども、
このタイムコードシンクについてわかっていただいたと思うので、
使用用途は今言ったような形なんですよね。
いっぱいカメラがある中で同じタイミングで同じものを撮ろうとした時に、
そういう時間的な地図とかっていう目印みたいのが必要になるわけですよね。
そういう時にこのタイムコードシンクっていうのを使うわけですね。
で、それ以外にタイムコードシンク使うときってほとんどない、逆にないんじゃないかなと思うんですけど、
今やっぱりどの撮影映像を見てもですね、マルチカム編集っていうのが当たり前になってきているんですよね。
一般の方でも、例えば俯瞰で撮ってみたりとかですね。
YouTubeもそうですよね。
普通に正面の話し手がいるとしたらですね、急に手元にカメラが切り替わったりとか、
それから俯瞰でね、真上から撮影しているような、
例えばガジェットのレビューとかで真上から箱を切り出していくところとか始まったりするんですけど、
そうやっていくつもカメラを一般の方がですね、
別に映像制作会社でもなんでもない方がこのマルチカム編集っていうのを採用する時代になってきているわけですよね。
なのでタイムコードシンクっていうのはこの時に知っておいた方がいいんじゃないかなと思うんですよね。
で、実際タイムコードシンクができる機材ってどんなものがあるのかっていうのを最後に紹介して、
今日終わろうかなと思うんですけれども、結構あるんですけれど、
一つはですね、ATOMOS社から出ているウルトラシンク1とかですね、
ウルトラシンクブルーとかって呼ばれるものなんですよね。
これAmazonのアソシエイトリンクになりますけれども、URL貼っておきますので、
そちらからどんな製品か見たい方はですね、ぜひ見ていただきたいんですけれども、
このATOMOSのウルトラシンク1っていうのはですね、非常に小さい30グラムぐらいですか、
39グラムぐらいの小ささにですね、タイムコードシンクっていうのはできるものが、
できるものっていうか、それ専用の機材なんですけれども入っていると。
で、親機と呼ばれるマスタータイムコードですね。
これを生成して、あるいは小機として、これを複数台持つことで、
じゃあこれはマスターにしておいてね。
じゃああとは2つ、例えば2つあったとしたら、これは小機として使用しようねとかっていうことができたりします。
で、あとはですね、この通信距離っていうのが約200メートルぐらいできるみたいなんですよね。
なので1台あれば、例えば複数台あったとしたらですね、
その複数台も同期させることができるというような優れものになっております。
で、でですね、これをBluetoothでもできないかっていうところの要望に応えたのが、
このアトムスウルトラシンクブルーと呼ばれるものですね。
このちょっと具体が青いものになりますけど、これがBluetoothで接続OKと呼ばれるものになります。
なので、これをですね、Bluetooth、このウルトラシンクブルー1台から
Bluetooth電波の届く10メートル以内にある最大6台のデバイスに
フレーム単位精度、フレーム単位精度のタイムコードを供給可能ということですね。
なので、1台はこのウルトラシンク1っていうのを入れておいて、
あとのこの他の機材とか他のカメラとかにはですね、
アトムスのウルトラシンクブルーっていうのを何台か使ってマルチカム編集っていうのも可能だというところですね。
はい、で、これがアトムス社から出ている2タイプのものになります。
で、先ほど紹介したウルトラシンク1ですね、ちょっと良い方のものはですね、
6万7千100円、まあまあしますよね。これを3台とか4台持つって結構きついと思うんですよね。
で、もう1つがですね、ウルトラシンクブルー、まあBluetooth専用のものになりますけど、
こちらは3万7千400円、これAmazon価格ですね。
多分他のところだともうちょっと安く売っているところがありそうかなと思います。
で、まずこのアトムス社から2つ出ております。
で、あとですね、私が最近ちょっと驚いたものはですね、
タスカムからも出ているんですよね、てか出たばっかりなのかな、のFR-AV2っていうものなんですよね。
これですね、何かというと、32ビットフロートのフィールドレコーディングも対応しつつ、
タイムコードジェネレーターとしても機能するというものなんですよね。
これはめちゃめちゃ良い。はい。
で、これもAmazonのアソシエートリンク貼ってありますけれども、
まずですね、2系統のXLR端子付きの入力端子が付いている。
だからXLR端子で引っ張ってこれる。で、これで音を32ビットフロートで収録できるんです。
で、かつタイムコードジェネレーターにもなるということですね。
で、タイムコードの入出力とか、あとジャムシンクっていって、
一回ね、こうケーブル使ってブスッとカメラとかに刺して、
で、そのままタイムコードを同期させるんですよね。
で、抜いても、例えばだから抜いたってことはマスターがなくなるってことなんですけど、
この抜いてもそのままレックを走らせることができる、タイムコードを走らせることができるっていうところで、
それがジャムシンクなんですけど、
ちょっとこれ語弊があったら申し訳ありません。
まあそういうものだと私は認識しております。
で、それも対応できるということですね。
なので、例えばこのTASCAMのFR-AV2っていうのを親機ですよね。
これをマスターにして、で、ケーブルをまずカメラに繋ぎます。
で、タイムコードを同期したら、このカメラのケーブルを一回抜きますと。
すると、そのカメラは抜かれたとしてもレックを続けている間、
もしくは止めても何してもタイムコードはそのTASCAMのFR-AV2と同期しているよというものですね。
で、これ一眼ミラーレスとかだと対応してないものがほとんどなんじゃないかなと思うので、
そういう場合はなかなか使いづらいかなと思うんですよね。
このジャムシンク対応しているカメラじゃないとこれが使えないというところなんですよね。
なのでそこは注意点が必要なんですけれども、
これのいいところは32ビットフロートで2チャンまで撮れる収録機が付いていながら、
タイムコードジェネレーターとしても機能するというものなんですよね。
これがすごい点ですね。
で、今ですね、在庫を一時的に切れています。
で、これ初期ロッド販売しちゃったらしいんですよね。
で、お値段が71,111円ということでまあまあするんですけれども、
タイムコードジェネレーターかつ32ビットフロート撮れるレコーダーとして考えるので、
あればそんなに高い買い物じゃないかなと思います。
で、もう一つ最後ですね、ロードからも出ている、
出ているというかちょっと前に出たやつなんですけど、
ロードのね、ワイヤレスプロってやつですね。
これ普通にワイヤレスマイクなんですけれども、
ここにタイムコードジェネレーターが付いているんですよ。
だからこれはすごいっていうようなお話にね一時期なったかなと思うんですけれども、
このワイヤレス5、あ、違う、5じゃない、ワイヤレス5プロか。
ワイヤレス5プロなんですけれども、
えーと、まあ普通に32ビットフロートで録音ができる。
で、40時間以上ですね、オンボード録音ができるというところですね。
それからタイムコード出力による音声と映像のシームレスな同期っていうのを採用できているというところで、
なので多分ですね、このトランスミッターとレシーバーってあるんですけど、
このトランスミッターは2つあってレシーバーが1つですよね。
なのでこの3つに関してはタイムコードを同期させることができるよっていうものだと思うんですけど、
これをちょっと公式のホームページで見てみるとですね、
ジャムシンクいけるっぽいんですよね。
マスタークロック元として使用して複数のカメラとかその他の機器を互いに同期させることができますというふうに書いてありますが、
各デバイスの内部のタイムコードジェネレーターを同期させるために、
ワイヤレスプロ送信機じゃない受信機をですね、各デバイスに一時的に接続する作業なんですよね。
これをやるんですけど、ただですね、デバイスの内部タイムコードジェネレーターが完全に一致しないというふうにあるので、
時間経過とともにデバイス内の同期ってわずかな変動が生じることがありますと。
これがですね、出てしまう。やっぱりジャムシンクではどうしても出てしまうんですけど、
これが出ないよ、これがズレないよっていうのが先ほど紹介したATOMOSのULTRASYNC1ってやつですね。
ほぼズレないというような噂というかお話らしいですね。
なので絶対失敗できないとか、自分でマルチカム編集じゃなくても現場に行くとかってなるとやっぱこういうのが必要になってくるんですけれども、
例えば2カメだけのインタビュー撮影とかですね、そういうところ、もしくは3カメぐらいとかであれば、
このRODEのね、ワイヤレスGoProでもいいんじゃないかというところがありますよね。
なのでケースバイケースで使っていくような形ですけれども、
今回のタイムコードシンクができる機材としてはこういうものがありますよというふうに紹介をさせていただきましたので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
参考記事もですね、2つほど貼っておきます。
銀一の公式ホームページから出ているものと、
あとはですね、レスパスビジョンさんっていう方がノート書かれてるんですけど、
ほったらかしでOKみたいな、そのATOMOSのULTRASYNC1っていうのを使っているそういうノートになりますから、
そちらもぜひ参考に読んでみてください。
はい、というわけで本日は以上となります。
いかがだったでしょうか。
いや、なんかだいぶですね、冒頭の挨拶とかにも慣れてきたんですけど、
まだまだだなというふうに思っておりますので、
これからもちょっとどうもあることあるかもしれないですけど、どうぞよろしくお願いします。
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