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皆さんこんにちは、映像クリエイターのサクです。
クリエイターを目指すあなたへ、クリエイティブの種を毎日一つ届けるラジオ、クリエイターズシード、今日もよろしくお願いします。
はい、ということで今日は2月の13日月曜日ですね。週の初め、いかがお過ごしでしょうか。
こちらはですね、今日は曇っております。はい、なんか雨が降りそうな天気となっておりまして、
やっぱり晴れてない時って気分がメイルというか、そんな感じしますよね。朝から日光浴びて、今日も一日スタートだっていう気分と、
朝からどんどん寄りしてると、気分が下がってくるというか、そんな時でもですね、コツコツと毎日ね、淡々と作業をこなしていくことが必要だなというふうに思いますので、
今日もポッドキャスト撮っていこうと思います。で、今日のテーマというか、今週ですね。
先週から続けている映像のあれこれというですね、映像についての知識だったり、技術だったりっていうところを共有するシリーズをですね、計10本撮っておりまして、
今回がその第6弾ということですね。で、この第6弾何かっていうとですね、ローとログについてですね、
RAWとLOGですね。ローとログって何なのっていうところですね。今日は解説していこうというふうに思います。
これ結構ローとログに関してはですね、最初のうちによく知らないで、ログがいいって言うから撮っとくとか、ローがいいって言うから撮っとくとか、
そもそも映像の世界においてローを撮るってなかなか難しいことで、機材がそんなにないってところと。
ただログだと気軽に撮れて、なおかつグレーディングとかカラーコレクションにいいよって言われてるけど、何でいいのかっていうところがそもそもわかってないと、
これがよくいきないという形になってくるので、今日はこの辺をですね、一緒に学んでいけたらいいなというふうに思っております。
それでは本編行きましょう。はい、ということで本編です。今日はですね、MinBで学ぶ映像のあれこれ第6弾ということで、
ローとログって何なのかっていうところですね、一緒に勉強していきたいというふうに思います。
ローっていうのはですね、写真とかやっている方だったら結構耳にする言葉なのかなと思うんですけれど、映像に関してもローっていうのがあるんですよね。
で、写真のローだと、例えば保存形式ですよね。このところで選ぶ項目があって、ロープラスファインみたいなJPEGですよね。
JPEG、ロープラスJPEGみたいな形で保存するといいよっていうふうに写真で撮影する方は教わっていると思います。
このローっていうのは何かっていうとですね、撮影時に取り込んだ光データですね。光のデータっていうのをそのまま加工せず圧縮せずに記録した生のデータのことをローデータというふうに言うんですよ。
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ローっていうのは生っていう意味ですからね。ローデータっていうのは生データのことですね。
写真を撮る方とかはローっていうのにいろいろ自分でね、例えばPhotoshopとかLightroomとかで色味の色彩の彩度の調整とか、明度の調整、高度の調整とかいろいろやっていくわけですよね。
それで自分好みの写真を作っていくのにローデータが使えるよと。これJPEGだと常に圧縮されたデータなんですよね。JPEGっていうの。
なので圧縮されたデータを編集するのっていうのはなかなか難しいし、ちょっと画質が荒くなってしまうというところ。
ローデータっていうのはそもそも生のデータだから、ここから加工編集を加えていけるようになっているっていう形です。
これが写真に対しても映像に対してもあるわけです。
なんですけど、この記録する方はわかると思うんですけど、写真を撮った後にローデータの容量とか見ると、大体メガタインですね。数メガぐらいですか、になっていると思います。
このローデータの記録方式のデメリットの一つなんですけど、容量のデカさっていうところがあるわけですよ。
一瞬の静止画を記録するため、シャッターを切る。このシャッターを切った時の容量でさえ何メガっていくわけですよね。
これがもし動画のサイズだったらどうなったかっていうと、わかりやすくすると、動画っていうのは大体1秒間に何コマっていうのが決まってます。
例えば映画だと24fps、前回のフレームレートとかの話になるんですけど、フレームレートっていうのは秒間にその映像のコマっていうのは何コマ必要かっていうのがこのフレームレートなんですよね。
だから24fpsだったら24コマ1秒間で撮っているわけです。
つまりこのバシャってやったシャッターを24コマ分で繋いでるのが映像なわけですよね。
つまりこの4メガっていうのがですね、映像で1コマだとするとこれが×24。24倍なんですよね。
1秒間の映像を撮るのに、このローデータの1枚分×24分のデータが必要になってきます。
これが1秒ですから、スローモーションとかにするとどうなるかがわかりますよね。
この24×2ぐらいのデータが必要なわけです。50倍ですよね。
こういうことが映像で起こってくるわけです。
これがローデータですね。生のデータ。
対してログっていうのは何なのかっていうと、ログっていうのは記録方式の一つっていうふうに言われています。
もともとはですね、フィルムをデジタルのものでコピーするために生まれた記録方式っていうのはこのログっていうふうに言われてるんですけど、
なのでローのデメリットである容量の大きさっていうのを解消したのがこのログなんですよね。
対数とかって言いますけど、ここから話すと結構長くなってしまうし細かくなってしまうので、
ちょっとこの辺は少し割愛と、あと私がもう少し勉強してからお話をさせていただきますけど、
なのでログっていうのは記録方式の一つなんですよね。
なので圧縮とはちょっとまた違うんですけれども、
要はそのローで取ったデータ、ローで取ったデータというか光データですね。
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取り込んだ光データっていうものを少しこう編集しやすくするようなデータになっています。
なので容量は軽いし、色の幅ですよね。
編集する際の色彩の幅っていうのも少し大きいっていうのがこのログの特徴なんですよね。
これログイコールやっぱりローではないし、ログイコールコーデックって呼ばれるものでもない。
なんですけど個人で映像を作っていくなら、このログ撮影っていうのを覚えておかないとなかなか難しいというか、
本当に家族の記念ムービーとか作るんだったらいいんですけど、
お仕事でやっていくんだったらこのログに慣れておかないといけないよという話ですね。
コーデックとの違いというのはまたちょっと別の機会に収録しようかなと思いますので、
こちらはちょっとまたの機会にお願いします。
なのでログ撮影っていうのはそういう記録方式の一つなんだよっていうところ。
あとはフィルムをデジタルコピーするために生まれた記録方式なんですよね。
なのでローとは違うんだよっていうところを覚えていただければいいと思います。
ガンマの説明とかをするとやっぱりなかなか長くなってしまうし、
今回に関してはログとローって違いは何なのぐらいの軽いスタンスでニュアンスで捉えていただければいいと思います。
ここからですね最後ログ撮影した方がいい人とそうでない人っていうのがやっぱりいて、
さっきも言ったように家族写真とか家族のムービーとかを撮りたいんだったら別にログで撮る必要はないです。
なので自分で楽しむぐらいだったらですね、
いろんなねバリエーションがフィルムルックだったりあとはビビットカラーだったりっていうので、
そのカメラに入っているもともとのプリセットっていうのがあるのでそちらを選んでいただいて撮っていただければ問題ないかなと思います。
ただですねログ撮影にした方がいい人がですね、
私の中で3種類ぐらいちょっといるかな、3タイプいるかなと思っていて、
一つ目がですねフリーランスの映像クリエイターとしてやっていく方ですね、
これはもう確実にログを習得しておいた方がいいと思います。
なぜならですね、やっぱり自分たちで撮った映像とは何か違うっていうものをお客さんに提供するってなると、
ログ一択なんですよね。ローでもいいんですけど、
ログ一択で他のカラーは正直他の人たちも撮れるじゃないですか、
素人見せるの撮れますけど、やっぱりログっていうところになるとプロしか入っていけない範疇かなというふうに思います。
趣味でねログとかカラコレとかカラブレ極めてる人ももしかしたらいるかもしれないんですけど、
でもそういう人たちは多分何かしら仕事に呼ばれたり繋がったりしてると思うので、
なのでここがやっぱりプロとの境界かなと思います。
2つ目、やっぱりカラリストっていうのを目指す方ですね。
これはフリーナンスの映像クリエイターともちょっと近いところあるんですけど、
でもそれでもカラー専門にやってる方ですね、本当に。
なので例えばNetflixの色味具合だったりとか、あれは色味を調整する専門の人がいるわけですよね。
そういうカラリストってのを目指す方はもうログ、もしくはもうローですよね。
ログっていうかローのデータに触れておくっていうのがいいですよね。
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最後3つ目がですね、独自の世界観っていうのを作りたい方。
例えばVlogとかを撮りに行って、このVlogをもう少しシネマティック、
もしくはエモーショナルに仕上げたいっていう方。
感情を動かせるようなそういう作品を作りたい方っていうのは、
このログ撮影もしくはローですよね。
編集ができる、編集込みで作品を出すっていうようなスタイルをしたい方は、
このログとかローとかっていうのを使った方がいいと思います。
これ以外の方っていうのは、もう通常の保存形式とか既存のフィルターとか、
あとは無料で配布されているRATみたいなのがあるので、
RATってLookup Tableって言うんですけど、そのフィルターですよね。
カラーフィルターみたいなのを当てて撮影すればもうOKなんですよね。
今度発売されるLUMIXのS5 Mark IIっていうカメラには、
リアルタイムRATっていう機能がついて、このRATを当てながら撮影ができるんですよね。
これのRATを当てて書き出ししちゃえば、その色味で映るので、
これでOKっていう形ですよね。
なんですけど、今言った3つ。
フリーランスの映像クリエイターだったり、あとカラーリストだったり、
独特の世界観っていうような作品として作りたい方に関しては、
ログとかローとか、編集がいるようなデータ形式で保存しとく方がいいと思います。
ということで、今日はですね、映像のあれこれ第6弾。
ログとローって言うと違いというか、説明ですよね。
に関してお話ししておきました。
参考記事のリンクを貼っておくので、ご参照ください。
これは映像っていう会社かな、企業のホームページから撮ったものと、
あとですね、私が参考にしている書籍、映像制作、モダンベーシック教本というところにも、
ちょっとログガンマのこととかも書いてあるので、もしよかったら参考にしてみてください。
はい、今日は以上となります。
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それではまた明日お会いしましょう。ご静聴ありがとうございました。