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2024-08-08 13:03

#853 【耳で学ぶ】映像のアレコレ③サンプリング比って何?

<今日のトピックス>

  • Leicaが新しい機体を登録?

参考記事

→ https://www.l-rumors.com/leica-just-registered-a-new-camera-in-china-new-l-mount-camera/


<今日のメインテーマ>

  • サンプリング比って?
  • よく聞く4:2:2とは?
  • 各方式の意図と用途


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  • 現場での経験・失敗
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Welcome to my podcast. Let's learn about video together.
Video Arts Labo
皆さん、こんにちは。Video Arts Laboのサクです。
この番組では、神奈川県にある小さな町から、映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
はい、ということで、8月8日、木曜日となりました。いかがお過ごしでしょうか。
今日とて気温が高くて、湿気があって、なかなか過ごしにくい日だと思うんですけれども、そんな中でもですね、
毎日更新として、ポッドキャストをとっていこうというところで、今日もよろしくお願いします。
今日はですね、トピックスとしては、ライカから新しい機体がね、登録されたみたいなので、
そちらについてちょっとだけ単行記事を交えながら、触れていきたいというふうに思います。
それから、メインテーマではですね、今回また耳で学ぶシリーズ第3弾ということで、
映像のあれこれ、サンプリング費って何?ということで、サンプリング費というものについてですね、
ちょっと説明をしていきたいというふうに思いますので、興味のある方は聞いていただければと思います。
それではまず、本日のトピックスからいってみましょう。
はい、ということで、今日のトピックスはですね、ライカから新しい機体が出てきたということで、
登録番号4506、4506という番号なんですけれども、これが何を示すかというところですよね。
で、ちょっとあのライカのニュースをね、結構遡らないと多分この情報出てこないので、
今回はね、ちょっと見送りというか、になりますけれども、
何が出てくるんでしょうねっていうところですけど、このライカの新しい機体ですね、
一応ですね、5.1GHzと2.4GHzの2つ積んでるということで、
フラグシップ機に近いんじゃないかっていうところではあるんですけれど、
そうですね、なのでこれが多分S1の後継機のモデルというかスペック的なところですね、
になってくる機体なんじゃないかなというところで、詳しくはですね、全然まだ出てきてないんですよね。
なので機種は不明だし、どういうものが出てくるかもわからないけど、
ただこれをもとにパナソニックのカメラの例えば発売のとか発表のとかっていう時期を推測することは可能かなというところで、
だいたいこのライカの機体をそもそも発表する、その後にパナソニックが発表していいという形で、
Lマウントアライアンス組んでるみたいなんですよね。
なのでまずはライカから何かしらのニュースが出てくるだろうと、その後続いてパナソニックっていう形なので、
このライカの新しい機体を登録して、なおかつこの登録が何かっていうのが9月とか10月にもし分かるのであれば、
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その10月の後半とか、それから1ヶ月後11月とかにパナソニックの新型のニュースが出てくるんじゃなかろうかと。
発表もしくは発売自体をですね、パナソニックのS1の後継機送らせていますので、
たぶんライカが最初に第4クォーターと10月から12月ぐらいの間で何かしらの情報を出してくるんだろうなと。
で、たぶんその2ヶ月後ぐらいのCPプラスでお披露目っていうのがパナソニック次世代S1ですよね。
後継機なんじゃないかなというふうに私は踏んでいるので、
今回の機体がどういうものかっていうのはさっぱり分からないですけれど、
ここからパナソニックの新しい機体を推測することはできるかなというふうに思いますので、
ちょっと取り上げてみました。まだ全然詳細は分からないので、
分かり次第ですね、またトピックスで取り上げていきたいというふうに思っております。
はい、というわけで本日のトピックスは以上となります。
続いてメインテーマの方に移っていきましょう。
はい、ということで今日のメインテーマですね。
耳で学ぶシリーズ、映像のあれこれ第3弾、サンプリング比って何?というところで、
サンプリング比っていうものについてちょっとお伝えをしていきたいと思うんですけれども、
このサンプリング比っていうのはちょっと言葉で聞くと難しいんですけど、
色のサンプリング比というふうに言っております。
簡単に言うとですね、デジタルの映像で色情報をどのように記録するかっていうのを表す方式がこのサンプリング比ってやつですね。
で、最初サンプリング比っていうのはそういうものなんですよね。
主に映像とかで使われている色の比率ですよね。
で、この色っていうのは、色というか映像っていうのは大きく分けて2つの情報でできているとされています。
1つ目は軌道信号ですね。軌道というものです。これは明るさの情報になります。
それから2つ目は色ですよね。色差信号ですね。色の差の信号ということで、これは色味の情報。
だからこの明るさの情報と色味の情報っていうので、映像っていうのはできていますよというところですね。
ここからちょっとした豆知識なんですけど、人間の目っていうのは色の違いより明るさの方に結構敏感なんですよね。
なのでこの特徴を利用して色の情報を減らすことでデータ量を減らす工夫っていうのがされているというところがあります。
その比率っていうのがこのサンプリング比と呼ばれるものなんですけれども、数字で言った方が早いので、皆さんの馴染みのある数字、
馴染みのあるというか、映像をやっている、もしくはカメラを撮っている、カメラを持っている方にとって馴染みがあるのが、
例えば420とか422という比率ですよね。この比率っていうのが軌道とあとは色ですよね。
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この情報っていうものの割合という形になっております。この比率っていうのがサンプリング比というふうに呼ばれているものとなっています。
で、これがですね、3つ大きく分けてこのサンプリング比っていうものがあるんですけれども、
よく聞く422っていうのは軌道の信号、一番初めは軌道、4っていうのは軌道なんですよね。
なので明るさに人間の目って敏感だから、この明るさの情報というのをなるべく落としたくないと。
で、じゃあそれよりもデータを軽くするためにこの明るさを落とさずに色をちょっと落とそうと。
色の情報というのを少し削ろうというのがこの422なんですよね。
で、これを全部含めると4×4って言って4対4対4みたいな形になるんですけれども、
全て色も軌道も全部の情報を記録する品質っていうのがこの4×4になりますけれども、
これだと相当重いというところで通常422っていうところが結構取られているのかなというふうに思いますね。
大体こうデジタルカメラとかミラーレス一眼とかっていう形だと多分422ですね。
それから例えばそれが10ビットなのか何ビットなのかっていうところですね。
それからもっと軽くしたい場合は420とかですよね。
例えばパナソニックのルミックスとかでデータ量と画質の面とかっていうのを調整するときに、
例えば6Kで撮る場合はルミックスっていうカメラ、特にS5以降になりますけれども、
その場合は420とかっていう形でその色の情報っていうのをちょっと減らした状態で、
ただ6Kで解像度、ピクセルですね。解像度っていうのは上げて撮影できるとかっていう方式になっていくんですよね。
なので422っていうのが一番コスパっていう言い方は全然良くないんですけれども、
データ比と画質ですよね。この比率がバランス取れているものが422になってきます。
4倍4だとすごく綺麗だし解像度も高いんですけど、解像度っていうか綺麗なんですよね。
情報としてはすごく残っているけどデータ量がものすごく重いと。
420になってくるとこのデータ量としては相当軽くいけるんですけれども、
画質の面でいうとちょっと荒いかもねっていうところですよね。
それから編集を前提としたそういうデータにはちょっと難しい。
編集ありきだとやっぱり422以上になってくるかなというふうに思いますね。
というわけでサンプリング比というものがそういうものとなっております。
各方式の意図とかあとはどういうふうに用途として使うかっていうところなんですけれども、
この422っていうのは要はデータ量を色情報を減らしたものという形になっていますね。
何度も言うようですけれども、この4×4、444っていうのは高品質。
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映画とかですね、それこそCGとかそういう本格的なプロフェッショナルが使う映像とかには
こういう品質っていうのが大事になってきますけれども、
例えばそれ以外で別に映画とか大スクリーンとかでやるものでもなく、
それからあとは見る媒体ですよね。
フルHDとかで見る場合は422でもいいかというところですよね。
420の場合は例えばスマホで見るとかコンテンツみたいなところですよね。
配信サービスとかそういうところでは420を使っているところもあるんじゃないかなと思うんですね。
規格が軽いのでというところですね。
というわけでサンプリング比っていうものがありますよっていうところと、
それはどういう意味があるんだっていうところを今回知っていただけたかなというふうに思います。
この422とか420とか4×4とかって最初ね、
カメラを初めてカメラで動画を撮るときにどういう設定にすればいいんだっていうところが
結構皆さん悩まれる方多いかなと思います。
最初の頃とか42210bitってなんだこれみたいな。
YouTube見ると42210bitで撮るのがいいよみたいな形の情報とかも出てくるんですけど、
そうではなく420、422、4×4、一番自分が撮って、
例えば編集をしたい色味のね、編集、カラーコレクション、カラーグレーディング、色をいじりたいとなってきた場合は、
やっぱり422以上の形で撮らないとですね、方式で撮らないとすぐ色の破綻っていうのが起きてしまったりするわけで、
そうなるとやっぱり420じゃなくて422以上の方式で撮影記録をしないといけないんだなっていうことにもなりますし、
とってなしでもし良ければ、それは420でも特に問題はないというところですね。
あとは自分たちで楽しむとかいう場合はそんなに大きな問題は出ないかなと思います。
なのでその辺を知っていただいた上で撮影に臨んでいただくと、
かなりどういう意図を持って自分が撮影するかっていう形になってきますから、
なので難しい、いろんな情報があって難しいですけど、やっぱりこういう情報を先に撮る前に知っておくと、
自分の撮影の幅とかも広がるし、知識も増えていくので、
ぜひですね、こういう基本っていうところ、あんまりね、別に学んだからといって、
じゃあ動画うまくなるかっていうと、そうでもない知識っていうのは結構あるんですけれども、
知っててでも損はないというか、知っていることで逆に工夫できる部分、
今回は420で撮ったからやっぱりとってなしの方がいいだろうというところとか、
420で撮ったから少しログで編集してみようという形になっていくので、
ぜひですね、この辺、細かい部分とか分かりづらい横文字とか並んだりしますけども、
ちょっとめげずに勉強を一緒にしていけたらいいなというふうに思っております。
12:00
はい、というわけで本日は以上となります。いかがでしたでしょうか。
こんな感じで、あとですね、第3回なので7回ぐらい。
あと全10回でちょっとこう耳でね、映像のあれこりについてちょっと学ぶっていう、
そういうシリーズを出していこうと思いますので、興味のある方はですね、
ぜひチャンネルフォローしてお待ちください。
はい、というわけでこの放送では小さな町から映像制作に関する情報を中心に毎日配信しております。
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それではまた明日お目にかかりましょう。
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