皆さんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶおテーマに、映像制作についての話題や、機材に関する情報を中心に毎日お届けしております。
はい、というわけで5月の31日となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
5月ラストですね。なんかもう早かったものなのかなっていうところですけれども、あの、まあ今年もあと半分、まだいかないですけどね。
明日から6月というところで、それが終わるとですね、今年がもう折り返しっていう形になって、いや早いですね。本当に早いなっていうのを感じますけれども、
今日もですね、なんか5月末でやっぱりこう、乳配というか、あの、なんでしょうね、梅雨に入ってきたのかなって思うぐらいですね、なんかこうスコールみたいな雨が降っておりまして、なんか、何ですかね、この季節の変わり目が結構最近、あの、ゆっくり変わる急激にね、
変わるというところで、体調もね、崩しやすくなっていますが、まあ無理せずですね、今日はまあ土曜日ということもあって、えー、落ち着いてね、ゆっくり過ごしていきたいかなというふうに思っております。
そんな中で、ポッドキャストもですね、通常通り、ゆるっとお届けしようかなと思っていますが、今日のお話はですね、何かというと、トピックスとしてはですね、SIGMAからちょっとまた新製品の噂出てますので、そちらについて触れていきたいと思います。
それから、メインテーマでは、前編iPhone16 Proで撮影された短編映画ですね、ラストシーンを深掘ってみようということで、今日で一応ね、ラストシーンについては最後の回となりますけれども、興味のある方ですね、まだ見てない方は概要欄にリンク貼っておきますので、そちらから是非ね、見てみていただけると嬉しいです。
はい、というわけで本日のトピックスはですね、SIGMAから出た、出たじゃないですね、SIGMAからあの新製品の情報ということでお届けをしていきたいんですけれども、SIGMAからですね、新製品の情報をお届けしていきたいと思います。
はい、というわけで本日のトピックスはですね、SIGMAから出た、出たじゃないですね、SIGMAからあの新製品の情報ということでお届けをしていきたいんですけれども、SIGMAからですね、新しいレンズですかね、これはちょっとあの噂の段階なのでまだ確定ではないですけれども、そういうレンズが出るかもよというお話が出ております。
どういうレンズかというとですね、一応2本まず出てるみたいですね、噂として。1本がですね、SIGMAの17mm F1.8こちらのAPS-Cセンサー用のアートレンズって書いてありますから、ちょっとこれはなんかびっくりですね、アートレンズでAPS-C用のものが出るのかというところでオートフォーカスなんですけれども、ちょっとびっくりですよね。
で、この17-40っていうのはAPS-CカメラユーザーにフルサイズレンズのF2.8相当の光量とボケの質を提供するため非常に興奮する製品ですというふうに書かれております。で、このレンズはですね、伝説の18-35 F1.8よりも光学性が優れコンパクトな設計になるでしょうという話が出ております。
で、もう一つはSIGMAの12mm F1.4こちらもAPS-Cセンサー用になっていて、コンテンポラリー用のレンズとなっております。
でですね、このAPS-Cなので17mm-40mmっていうのは何mmに、35mm換算だとどれくらいになるのかというとですね、1.5倍すればいいので、28mm-60mmですか、の2.8になるのかなっていうところで、28-70mmと変わりないけどAPS-C用なのでもうちょっと小さく作れるとかいう形になるのかなというふうに思っております。
まあ出てみないとね、何とも言えない部分になりますけれども、そういうレンズがね、噂されているというところとですね、あとそれから8月9月にはですね、なんと以前から言われていた200mmの単玉ですね、F2.8、それからSIGMAの35mm F1.2の2型が出てくるのではないかという話もありましてですね、
まあ続々とね、このSIGMAから新しいレンズっていうのを話が出ているので、ちょっとこう、あの興奮冷めやらぬっていうところなんですけれども、またですね、あの進捗状況ありましたらこちらのポッドキャストでもお伝えしていこうかなと思っております。
はい、というわけで本日はですね、SIGMAのレンズの噂という形でトピックスをお届けしました。
では今日ですね、曲紹介の方行ってみたいと思いますけれども、今日ですね、週末ということもあり、2曲行ってみようかなと思います。
1曲目はですね、ちょっと最近ハマっているというか、エピデミックサウンドに変えてから、もう結構、結構というかまだ1,2曲ぐらいしか流してないんですけど、このアイニーという方のですね、アーティストさんのですね、曲を今日は1曲目に流したいと思います。
曲のタイトルとしてはですね、レッサータウンというふうに読むのかなと思いますけれども、こちらを1曲目に流していきたいと思います。
それから2曲目ですね、こちらはウィンドシールドというアーティストさんのLike a walk in the parkという曲になります。
こちらを2曲続けてですね、お届けしていきたいと思います。
なんか今日もうほんと土砂降りで外に出たくないっていうような形でもあるんですけれども、そんなちょっと寝入った気分もですね、ちょっとゆるっと解消してくれるような2曲になっておりますので、どうぞゆるっとね、聴いていただければと思います。
それでは曲の方行ってみましょう。
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はい、というわけでメインテーマに移っていこうと思います。本日のメインテーマはですね、前編iPhoneで撮影された短編映画ラストシーンを深掘ってみようということでお届けしていこうと思います。
もう先日からずいぶんこのラストシーンについてお届けする回がありますけれども、今回で一応最後にしようかなと思っております。
なので今回はiPhone16 Proで撮影された短編映画ラストシーンをいろいろ深掘っていこうという回になります。
深掘りというのは何かというとですね、まず今回の内容と趣旨というのをお伝えした後に、映画の深掘りというのをして、最後ですね、プロって何なんだろうねという話、これ江田監督も言ってましたけれども、そこについてですね、ちょっとお話をして終わろうかなというふうに思います。
まず今回の内容と趣旨なんですけれども、この深掘りっていうのはですね、何をするかというと、映画の裏話とかを、メイキングの動画とかも上がっておりましたから、そちらを見てですね、見ての私の感想だったり考えたことないし、今回の映画の内容についてのあれこれうんうんというのをですね、ちょっと語ってみようかなというふうに思っております。
で、例えばですね、あるシーンがあったときの、ここのシーンというのはどういうふうに撮ったんだろうねとか、ここのシーンというのは何がすごいのかとか、逆にiPhoneが限界なのはここどういうところなのかみたいなところをですね、この今回のね、映画の深掘り、次のチャプターで映画の深掘りをしますけれども、その辺りでお話をできればなというふうに思っております。
で、この今回の趣旨ですね、趣旨に関してはですね、やっぱり1本の映画を深掘ることで、いろいろ見えてくるものっていうのもあるんですよね。自分の撮影でも応用できることとか、自分は気をつけていこうとか、そういうこう、何でしょう、いろんな視点を得られるのがですね、この映画の深掘りになっております。
で、今回特にiPhoneだから、いろんな制限がある中でですね、あれああでもない、こうでもないというのをやりながら作っていた映画なんじゃないかなと思うんですけれど、ただカメラがもうiPhoneっていう決まりになっているので、どれを使おうかなっていうところの選択がなかったのは、逆に言うと良かったのではないかなというふうに私は思っております。
iPhone縛りじゃないですけど、この作品はもうこれで縛っていこうねと。で、カメラも3つしかない。カメラというかレンズが3つしかない。で、その要はこう、ルックもね、そんなに贅沢に選べないという中で制限がある種かかった中で、本当に脚本と役者さんとそれから撮影チームですね、スタッフの手腕というか腕がですね、より光るようなそういう作品になったのではないかなと私個人では思っております。
はい、というわけで映画のかぼりっていうのをですね、次のチャプターで早速していこうかなと思います。
はい、というわけで映画のかぼりやっていこうと思うんですけれども、まず何をしていくかというとですね、このラストシーンのですね、1つ1つのシーンっていうのをちょっと考えていこうじゃないかというところで、ここからはですね、総ネタバレみたいになるので、このポッドキャストを今日初めて聞いてくださった方はですね、1個前、2個前、もしくはここのキャプションのところで、
キャプションのところにですね、ラストシーンの映画のURL貼っておきますから、こちらをぜひ見ていただいた上で、これを聞いてくださるとよりわかりやすいというか、よりわかる気がします。
先にここから聞いてくださってももちろんいいんですけれども、なんか味気ないというか、内容があんまり入ってこないのではないかなと。で、今回のラストシーンに関しては、やっぱり2回も3回も4回も見てようやく、なんか映画のすごさとか、映画のストーリーとか、こうなんでしょうね、あ、そういうことだったのねっていう、そのストーリーに関連する内容とかっていうのもわかってくるのかなと思います。
1回見ただけだと、やっぱりなんかさーっと終わってしまうような内容ではあるんですけど、要所要所におそらくですね、何かしらの仕掛けっていうのは仕込まれているのかなと個人的には思っているので、その仕掛けもね、一個一個ちょっと発見したりとかもちょっとしてるんですけど、なので、ちょっとそういう部分をですね、楽しんでいけたらいいかなというふうにも思いますし、ネタバレになってしまうので、
本当に映画を1回でも見てから、ポッドキャストを聞いてくださればいいなというふうに思います。ということでやっていくんですけれども、まず冒頭ですね、2人の会話シーン、男の会話シーンで、こちらはですね、中野太賀さんと黒田大輔さんのですね、会話から始まっていくわけですけれども、要は脚本の内容に関してのお話を2人でされてるんですけれども、ここでですね、早速2人のピントっていうのがちょっとずれるんですよね。
ピントがずれるっていうか、要は被写体深度にブラーがかかっている状態なんですよね。なんかこう、きっぱりパッキリ被写体深度って分かれてないで、その被写体のピントと背景のピントっていうのが分かれてないで、ちょっとぼやっとしてる。
iPhone特有のぼやけ感ですよね。っていうのが出ているんですよね。これはテレビの画面で見ないとちょっと分かりづらいんですけど、iPhoneでもおそらく見えるんだけど、テレビの画面にすると余計分かりやすかったという感じですね。その被写体深度がちょっと曖昧な部分の感じですかね。
なんですけど、それをうまくカバーしているのが、おそらく普通にガンマイクで上から撮ったような音撮りになるんでしょうけど、そことプラスアルファとしてiPhoneのマイクで多分これ撮ってるんじゃないかなって思うシーンがあるんですよね。
あのね、ご飯を食べてる時の音っていうのは、これはですね、ガンマイクの音じゃないのかなって個人的には思ってるんですけど、iPhoneのマイクにショットガンマイクの音をちょっと重ねて、環境音はiPhoneで足してるのかなっていう気がしました。
そこはだから、もし本当にiPhoneのマイクとショットガンマイクを合わせているとしたら、編集の際に相当気を使ったというか、あとは音響というか音声技師さんですよね。録音部の方が頑張ったというか。
本当に自然なんですけれども、でもiPhoneで撮っているようにも思えなくない。マイクも音もiPhoneで、明らかに音の音質はiPhoneのマイクじゃないんですけど、後ろから出てくる環境に関してはiPhoneっぽいなぁみたいなのは思いますよね。
そうなんです。ここに関して、試写会のトークセッションでですね、黒田さんに関してはカメラの、今回撮影の時にカメラの圧っていうのを感じないで演技ができたよねっていうふうな話もされています。
中野さんもですね、撮影チームと共演者のボーダーっていうのがものすごく薄かったと。撮っている側と撮られている側の境界線っていうのが本当になかったに等しいんじゃないかなと思えるぐらいですね。
iPhoneで撮るっていうところは、そこはすごいメリットだったんじゃないかなというふうに思うんですよね。
普段やっぱり大きい機材を見慣れている時とかね、そういうの見慣れているお二人だからこその視点というか、本当にカメラの圧っていうのは感じなかったと。
だから普段あの写真とかをカメラではい撮りますって言って撮られているようなそういう感覚なんでしょうね。
しかも監督も近くにいたでしょうしカメラマンも知り合いという知り合いというか、顔見知りというところで、すごくこうなんでしょうしっかりカメラを構えて撮るようじゃないような自然なリアルな演技っていうのが撮れたんじゃないかなというふうに思います。
この辺もですね、言ってしまえばドキュメンタリーみたいな、ちょっと違いますけどね。違いますけどでもそういうリアル、非日常的なリアルっていう、そういう感じになるのかな。
これちょっと私が前に造語として作ったナチュラルアンリアルっていうプロジェクトでちょっと私今動いてるんですけど、それにも結構通ずる部分があるなと。
だからなんでしょうね、完全に演技だからそれはフェイクなんだけど、だからアンリアルなんだけどでもナチュラルっていう自然な演技っていうような形なんですよね。
ここがすごいなんかお二人の話を聞いてて、ああそうなんだと思いました。iPhoneで撮るっていうのはそういうことなんだなというふうにも思いました。
これが冒頭のシーンで、その後に黒人さんが抜けて、今度福知桃子さんが入ってくるシーンがあるんですよね。
レストランでの男女の会話シーンというところで、照明が今度映ってくるんですけど、もともと映ってますけど、この白い照明ですよね。
上の蛍光灯っぽい蛍光色のライト、白いライトなんですけど、この照明の映り方はやっぱiPhoneだなと思いましたね。
あの映り方はやっぱiPhoneの見慣れてる絵なんですよね。
ただ、このシーンではですね、その見慣れてるやっぱりiPhoneの絵をすごく逆手に撮った映像になっているなと私は感じていてですね、
このiPhoneで撮った映像っていうのは私たちが見慣れすぎてるせいか、すごくリアルに感じるんですよね。
だからiPhoneで撮っているイコールもうリアルなんですよね、私たちの中ではと思いました。
普段のカメラとかで、例えばシネマカメラとかで撮っているような映像っていうのはどちらかというと非日常感とか、
あと映画、ドラマのような独特の世界観っていうのがありますけど、これをiPhoneで撮ると、え、こんなにリアルに見えるのっていうぐらい、
ドラマの一映像なんだけど、え、でもなんかどっかで見たことあるなっていうような映像作りなんですよね。
これはね、びっくりしましたね。すごいなと。
だから見慣れた映像がなんかちょっと異世界ではないんだけど、確かに画面の中に2人はいるんだけど、
すぐそこにいるような感じ、距離感というか、そういうのがやっぱりこのシーンでは如実に感じましたね。
で、やっぱりここでも会話シーンなんですけど、今回結構会話シーンやっぱり多いんですけど、
もうね、音がいいんですよね。本当にね、録音部さんすごいなと思うんですけど、すごく音がいい。
リッチ極まりないっていう感じですね。もう聞き取りやすいし。
演者さんもですね、やっぱりこうしっかり喋る。マイクの通りがいいように喋るのかちょっとわからないですけれど、
でもそれはやっぱり演者さんすごいなと思うんですけど、
やっぱりマイクの扱い方っていうのは非常に上手かったんだろうなというふうに思ってしまうぐらいですね。
iPhoneで撮った絵はそうなんだけど、音が悪いとiPhoneだねってなるんですけど、音は別撮りで撮ってるので今回、音すごいなと思いましたね。
映画を撮るような音撮り、本当に専門の方でプロフェッショナルが撮っているんだろうなと思いましたね。
そんな音でしたね。機材とかもちょっとわかればいいなと思いますけれども。
それがレストランでの会話シーンということで、ここで本当に2人の関係性がわかるというところで、
この辺の関係性の出し方っていうところも福知さんがかなり詰めるんですよ。
福知さんだから、ユイ役ですか?ユイがすごい詰めるんですよね、クラターに。ものすごく詰めていく。
なんだけど、それはユイのある種のおじいちゃんだから詰めていく。おじいちゃんの若い子だからガンガン詰めていくんでしょうけど、
普通だったらああいうシーンっていうのはなかなかあこからね、いきなり始まった瞬間からの距離感っていうのは、
映画のタイトだからこその距離感の詰め方だと思うんですけど、これが2時間ものの映画だったらやっぱりじわじわ詰めてくるんですけど、
27分しかないですから、30分未満なので一気に詰めちゃうというような形。
でもそれが2人の関係性と親密さと、これからの2人の関係がどうなっていくかっていうところも予測はつくんだけど、
でもそこからの楽しみっていうのが、いきなりここまで詰めていって、この後ラストどうなるのみたいな、
ワクワク感というかドキドキ感というか、最初からドキドキするような感じなので、この辺はうまいなと思いましたね。
これが脚本に書いてあったのか、2人の役者さんの演技なのかはちょっとわからないですけれども、
本当に上手だなと思ってずっと見てました。
そしてですね、ちょっとドライブシーンに移っていくんですけれども、一回ちょっとチャプターを変えていこうかなと思います。
はい、というわけで続いてドライブシーンになっていきます。
シーンを変えていこう、シーンを変えていこうってラストシーンをね、ここで変えてくださいっていう話をして、
じゃあちょっと今からいこうかっていうような形でいくんですけれども、
それでこのドライブシーンはですね、本当に地上派っぽい作りというか、地上派っぽい絵作りになっております。
GoProとかで見慣れたようなああいう絵ですよね。
ちょっと広角で、全くブレないけど、なんて言うんでしょうね。
なんだろうな、うまく説明ができないんですけど、映画とかのリッチな絵ではなく、
アクションカメラで撮ったよねっていうような絵ですよね。
やたら青くてとか、そういう感じです。
あんなに空は青くないよねって思いますけど、
でもGoProとかで撮るとああなっちゃうんですよね。
なんですけど、それはそれで見慣れた絵なので、すごく入っていきやすいというか、
普通に見れる絵というか、なんですよね。
あとですね、これちょっと気になったんですけど、トンネルの中に入るんですけど、
このトンネルの中の暗部ですね。
ハイライトは確かにちょっと飛んでったりはするんですけど、暗部がね、すんごい綺麗なんですよ。
ここまで映るのってくらい綺麗なんですけど、
これは果たしてiPhoneだけなのかというふうに思ってしまうぐらい。
ちょっと照明を小さいミニライトみたいなのを後ろにちょっと入れて、
例えばバウンスコアとか後ろの席に弱い光をバウンスさせて、
ちょっと浮かせたのかどうなのかっていうのがわからないんですけど、
でももしiPhoneであそこを、iPhoneだけで撮ってるとしたら、
あの暗部がiPhoneで撮れるのはすごいなと思いましたね。
すごい暗い部分しっかり撮れててですね、非常にあれはびっくり。
私の中でびっくりした映像になります。
で、そうでもないにしても微調整大変だっただろうなと思っておりますね。
なのでドライブシーンはそんな形で、
2人のね、1回レストランで詰めた距離っていうのを、
車の席っていうのでちょっとだけ話すんですよね。
なんですけど、ユイはそこで寝てしまうんですよ。
それを倉田がずっと隣の席で運転しながら見ているという関係になるんですけど、
1回だから詰めたものをちょっと話すんですよね。
車という環境で、箱に入っているので距離感としてはすごい狭い部分ではあるんですけれども、
レストランでは要は最初対面だったのを隣の席に行って、
私も考えるからってすごい詰めていくんですよ。
もうゼロ距離、ぴったりくっついてるんですけど、
それを1回フッとね、車の中に行って席に座って話すというところで、
1回ギュッと詰まった2人の関係は、
無理やりユイが詰めた関係性っていうのを1回調整したというようなことになるのかなと思いますね、このシーンでは。
その後に、今度は駐車場のシーンになります。
駐車場のシーンも音が綺麗に撮れてるんですよね。
風もあったと思うんですけど、でも綺麗に撮れております。
それをですね、カメラマンは後ろから草の脇目からというか、
覗くような形で撮っているんですけれども、
そこは結構印象的で、
さらにそこにドリーというか、前にズームインしていくようなシーンになりますけれども、
ここではね、やっぱり2人のやりとりの音が非常に綺麗。
あれは何だろう、あれかな、ピンマイクで撮った音なのかなというふうに思うんですけれども、
それがどうなんだろうねというところと、
あとはですね、ユイが車のドアを閉めるときにですね、
カバンを車のドアに挟むんですよ、一回。
あれアドリブなのかなとかって思ったり。
すごい自然に閉まってるんですけど、
あれをもし演技でやってるとしたら、福知さんはすごいですよね。
もう見た感じアドリブにしか見えない。
狙ってあれをやってるとは思えないっていうぐらいの挟まり方なんですよね。
だからアドリブだとは思ってますけど、
あれをもし福知さんが狙ってやってたとしたら、とんでもないですね。
すごい素晴らしい演技で、名演技だなと私の中では思っております。
その駐車場からですね、このパンケーキ屋さんに移行していくわけですね。
このパンケーキ屋さんでパンケーキをおいしそうに食べるユイと、
それを見守るクラタという形になりますけれども、
ここではね、照明結構日光なんですけれども、
非常に自然な形になっておりますよね。
基本ナチュラルめに多分トーンは作っているのでしょうけど、
クラタとかのカメラ側がクラタに向いたときに、
ちょっとシャドウが右側かな。
クラタの顔の右側にシャドウ乗ってますけど、
あれシャドウ入れてるのかどうなのかってとこですよね。
iPhoneだとその辺がわからなくてですね。
iPhoneで撮って、要はクラタの左側には日光が光として入っているわけですけれども、
反対側は普通にiPhoneで撮っただけだと影になるのかなっていうのもちょっと気になって、
だからあの辺はナチュラルでシャドウが乗ってるのか、
それとも一回ね多分ネガティブフィルを乗せているのかなとも思いました。
だからiPhoneだけで撮ったとは言いつつも、
映画のノウハウみたいなところはしっかり入れ込んで作っているのかなっていうのを感じたのは、
ちょっとこのシーンからですね、私の中では。
他のところも多分感じた部分はあるんですけど、
特にこのシーンではそれを強く感じましたね。
その後にですね、
このパンケーキでもうちょっと話すんですけど、
パンケーキを個人的なものですけど、
ユイがクラタにめちゃめちゃ2回くらい食べさせるんですよ、パンケーキを。
それがね、可愛くて仕方がなかったですね。
フクチさん可愛いですね。
ちょっとファンになりそう、
ファンなんですけど、多分もうファンだと思いますけど、
今回のラストシーンを見てですね、
ちょっとファンになってしまいましたね。
で、その後海のシーンになっていきますけれども、
海にね、2人が行って、
で、フクチさん演じるユイですね。
ユイがおばあちゃんですね、
を見つけるわけですよね。
自分のだからおばあちゃんか。
要はクラタの奥さんを見つけるわけですけれども、
そこで遠くからiPhoneで撮るっていうのは非常に見慣れた絵。
ナチュラルっていう感じですね。
でもここでもやっぱりピントのズレが出てくるんですよね。
だけど大画面では、
目立っちゃうけど、
普通の画面だとそんなに目立たないかなっていうズレなんですけど、
大画面にしたらちょっと目立っちゃうかなっていうところで、
ただこのiPhoneの引きの絵っていうのは、
すごくみんなが見慣れているので、
ああ、なんか普通に見れるねっていうような形で、
ここもね、やっぱりiPhoneっていうのは逆手に撮ってるなと思います。
見え方ですね。
海のシーンってすごい綺麗に撮れてるなと思います。
Uグレードキーですか?
本当にゴールデンタイムっていうぐらい綺麗に撮れてですね、
音撮りも非常に滑らか。
音もすごい滑らかで撮れていましたね。
この辺りはちょっと画像、
今回ポッドキャストなので画像ないんですけど、
画像を見ながらね、もう一回皆さんとお話ししてもいいなと思ったので、
これYouTubeのコンテンツでもいいなと思いましたね。
このシーンはこうだよね、このシーンはこうだよねっていうのを、
ちょっと皆さんとお話しする回もね、
作りたいなと思うので、
YouTubeで絵を切り取って、
一個一個お話しできればいいなとも考えております。
はい、そしてですね、
これ海のシーンの撮影の時に、
黒田さんがまた出てくるんですけど、
黒田さんとユイとそれから倉田、
この3人で話が展開していくような形になっております。
で、倉田が原稿を直して、
で、修正をかけて、
それを最後、ユイがパシャッとね、
カメラで、自分の持っているカメラで撮るというシーンがあるんですけど、
そのね、横顔もきれい。
本当に撮り方がリッチというか、
あれはね、あのシーンは絶対必要だったんですよね。
っていうぐらい、なんてことないシーン。
横からユイがカメラを撮るのを撮ったというだけなんですけど、
ちょっとスローかかっているのかなって思いますけど、
あのシーンはすごく私の中では印象的でしたね。
はい、そして海の会話シーンに入っていきます。
撮影が終わって、倉田とユイがですね、
2人でお話をするシーンになりますけれども、
巡航ですかね、めちゃめちゃ綺麗ですね。
はい、これND使っているのかなって思いましたけど、
おそらく使ってますよね。
いらないと多分、あんなに綺麗に撮れないと思うので、
おそらくiPhoneのNDフィルターを何かしら使っているんだろうなとは思うんですけれど、
綺麗でしたね。
はい、音も良しというところと。
ただこれ、海の中に多分竹本さん入ってますよね。
多分ですけど。
だからちょっとそこ大変だったのかなと思うんですよね。
最初後ろから映してるんですけど、回り込むんですよ、カメラ。
だから、おそらく海の波側に竹本さんが行っているので、
波入ってるなというのをですね、ちょっとカメラマン視点で思ってですね、
それは頑張ってるんだ、頑張ってらっしゃるんだというふうに思って、
そのシーンは見ていました。
そんな感じですね。
なので、海のシーンはそういうのをちょっと見るというところですね。
はい、というわけで最後ですね、遊園地のシーンに入っていきます。
観覧車のシーンですね。
ここをですね、またチャプター変えて最後お話をしていきたいと思います。
はい、というわけでラストですね、遊園地シーンということで、
ここではもうリリー・フランキーさんが出てくるんですよね。
もう最高、締めには最高というような演技をしてくださいますけれども、
本当にいいシーンですよね。
そこだけですね。
あとはですね、遊園地に行くときに時間がタイトということがあり、
時間がタイトって別に撮影スケジュールじゃなくてですね、
夕方までにっていう夕日を見たいっていうところで、
ユイと倉田が走っていくんですね。
その走っていくシーンっていうのはiPhoneで撮ってるんですけど、
手持ちで撮ってるんですよ。
で、アクションモードっていうのを使って撮ってるんで、
手ぶれがね、本当にないっていうところでめちゃめちゃ驚いてましたね。
これは竹本さんも言ってました。
カメラマンの竹本さんも言ってましたけど、
アクションモードがすごいというところですね。
監督も言ってましたね。
そこから今度観覧車シーンですか、になってきますけれども、
この観覧車シーンは本当に夕日が綺麗に撮れていて、
逆光なんですけど問題ないというところと、
ライトもちょっと焚いてないぐらいな感じですけど、
なんとここにですね、観覧車にキャストというかスタッフ5人乗ってるんですよね。
演者さん含めてですけど。
福田福知桃子さんとですね、
あとは中野太賀さんが乗っていて、この2人が乗っていて、
あとはですね、小枝監督、カメラマンの竹本さんとアシスタントさん、
この5名が乗っているらしいんですよ。
カメラマンありで5名乗ってるので、
でもiPhoneだから広角が使えるしっていうところで、
すごいですよね。
5名乗ってもあの演技ができる。
しかもですね、なんとこの観覧車シーンは撮影初日だったらしいんですよね。
いや初日であの演技できるってすごいなと思うんですけど、
でもこれ監督も言っていてですね、
初日にあのラストシーンが撮れたから、
その後の撮影っていうのはちょっと遊べるなっていうのも言ってましたね。
だからいろいろ試せるなっていうのを言ってました。
だからそれぐらい締めっていうのがすごく大事なんですけど、
お二人がちょっと涙するシーンっていうのが最後ありますけれども、
あそこはすごい印象的なんですけど、
そのね、福知さんのこう寂しさの出し方が上手すぎるというか、
もちろん中野太郎さんも涙を流すシーンがあって、
で消えていく結衣をこうなんとか掴もうとするみたいなのが印象的だったんですけど、
いやなんか福知さんのあの寂しさっていうんですか、
切なさ、あれをね、初日で出すのはすごいなと思いましたね。
どういう役作りをしたらあそこまで出せるんだろうというぐらい、
なんか撮影来ると、
特にキャストの人と関係性ができてからあの演技ができるっていうのはまだしも、
いきなり一発目の初日であれを演技が出るっていうのはやっぱりすごいですよね。
本当にあのテンプの才というかちょっと、
努力の塊というかちょっとわからないですけども、
でももうすごいの一言ですね。
はい。
で、この後ですね、
この後にまたリリー・フランキーさんが降りてくるね、
倉田を一人だけしかいないので、
もう結衣が消えちゃってますから、
倉田が一人だけで降りてくるんで、
おかしいおかしいおかしいっていう、
あのね、素の感じっていうんですか、
演技なんですけど、すごい素っぽい感じがめちゃめちゃ面白かったですね。
そうですね。
このシーンでですね、結衣が消えてしまった時に、
物が結衣が持ってる、
プラスチックなのかな、あれ缶なのかなっていうところの、
貝殻を詰めたケースみたいなのが落ちるんですよね。
要は結衣が持ってて消えちゃったから、
落っこっちゃうっていうようなシーンなんですけど、
あの物が落ちるシーンの色味というか、
グレーディングは誰がやったのかちょっと分からないですけど、
小枝監督がやったのか、
瀧本さんが色を乗せて送ったのか、
素材を送ったのかちょっと分からないんですけど、
あのスローモーションかかってるんですけど、
色味がね、もう本当に綺麗なんですよ。
もう美しい、綺麗というか美しいという表現が
マッチするなと思いますけれど、
あれが、何でしょうね、瀧本さんの色味というか、
作った絵というかになるかなと思います。
カラーだなと思いますね。
いやーあれは本当に素晴らしかったですね。
ちょっと息を飲むというか、
本当にはーって見入ってしまうような映像でしたね。
はい、で、そんなところで、
最後ですね、またその観覧車にロボットになったね、
50年後のリリー・フランキーさんとか、
50年後の倉田がですね、出てきて、
最後、ユイがですね、レナーという役にまた変わって、
名前が変わってるので、
多分倉田と結婚せずに違う相手と結婚して、
そういう名前がついたというようなものなのかなと思うんですよね。
そういうね、深読みっていうのは、
何回か作品を見ないとわかんないんですよ。
なんですけど、そういう風に変わっていって、
でも、レナーがですね、彼女の友達に乗って、
上から倉田のことをちょっと見るんですよ。
倉田上からレナーを見てるんですけど、
福知さんを見てるんですけど、
その時に一瞬こう繋がるというか、
あっっていう通ずるシーンがあるんですけど、
その表情も上手いというか、
もう何でしょうね、全部が上手い。
もう全て見てしまうというぐらい。
指を加えて見るぐらいの感じなんですよね。
もう、ああっていう吐息が漏れてしまうぐらい、
すごい素敵な演技をされるので、
本当に皆さんにも見ていただきたい短編映画だなという風に思うんですけれども、
そんな形で終わっていく映画になります。
ここでですね、本当にBGMがかかったり、
いろんな曲がかかったりするその曲もね、
映画とマッチしていて素晴らしいなと思いましたし、
だから今回本当にこのアップルのですね、
企画になりますけれども、
いろんなプロフェッショナルが本気で、
何でしょう、本気で遊びまでは行かないでしょうけど、
に取り組んだ、そういう作品になっているかなという風に思うので、
ぜひ、まだ見てない方はですね、