世界のワイン産地は、どう見るともっと立体的に見えてくるのでしょうか。
ゲストは、ワインジャーナリスト/コラムニストの水上彩さん。
2026年7月に刊行された著書『15か国・地域を飲んで旅する ワインの世界地図』(ダイヤモンド社)を手がかりにお届けするゲスト回、第二話です。
第一話では、水上さんがワインの世界に入ったきっかけから、なぜ「品種」ではなく「産地」を入口にした本を書いたのか、その背景を伺いました。
今回はさらに一歩踏み込み、世界のワイン産地をどう「読む」のかを考えます。
実際に訪れることで印象が変わる産地、日本ではまだ十分に知られていない地域、ここ10年ほどで大きく変化したワイン産地。そして気候変動や社会、経済の変化によって、世界のワイン地図そのものがどう動いているのか。
ワインを「フランス」「イタリア」「アメリカ」といった国名だけで捉えるのではなく、その土地の地理、歴史、文化、そしてそこで暮らす人々の営みまで視野を広げていくと、一杯のワインから見えてくる景色も変わってきます。
そして、世界の中で「日本ワイン」はどこにいるのか。
水上さんと一緒に、ワインを通して世界の現在地を読み解いていきます。
【内容について補足1】ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカについて「ポルトガルで一、二を争うほど古いワイナリー」とお話ししましたが、正確には、ポルトガル最古のテーブルワインおよびモスカテル・デ・セトゥーバルの生産者です。
【補足2】山﨑ワイナリーについて、「テロワールを表現したくてワインを造っているのではない」という趣旨の表現をしましたが、正確には、山﨑さんが大切にされているのは「ワインづくりは目的ではなく、地域振興のための手段である」という考え方です。その土地、その年の気候風土をワインに表現することを否定する意図ではありません。
【ゲスト】水上 彩さんワインジャーナリスト/コラムニストWSET® Level 4 DiplomaForbes JAPAN オフィシャルコラムニスト
著書『15か国・地域を飲んで旅する ワインの世界地図』ダイヤモンド社
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