許せない感情の理解
おはようございます。今日は11月21日金曜日。40代からのリスタートチャンネル🐇、今日も始めていきたいと思います。この放送は、私ととっすぃが日々の気づきや学びをアートプットスローバーとして毎朝お届けしております。
はい、というわけで今週は徹底的にマインドの放送ということで、もう週末になってしまいましたが、今日までかな、マインドのお話をしたいと思います。
毎日こうやってですね、お話している間にですね、どんどんどんどんやっぱり心がですね、安定してきたっていうのが本当にわかってきました。
1週間前の今ですね、相当へこんでいた私なんですけども、今ですね、なんであそこまでへこんなんだろうっていう形までですね、復活したんですよね。
これもちょっとびっくりしたんですが、なんか自分のリカバリーの強さがですね、上がってるんじゃないかなっていうふうに思った次第でございます。
今日はですね、許せない気持ちっていうのを皆さんお持ちだと思うんですけども、それについでのお話ということで深掘りしていきたいなというふうに思います。
どうしても許せない上司がいるとかですね、子供の頃のあの出来事をどうしても忘れられないとか、忘れようと思えば思うほど思い出してしまうとか、そういった経験皆さんもきっとあるんじゃないかなというふうに思います。
今回ですね、私が読書で本を読んだんですけども、いつまでも消えない怒りがなくなる許す練習っていう本になりまして、こちら臨床心理士の増杉山さんっていう方が書いた本があったんですけども、そちらの内容をかいつまんで皆さんにお話していきたいなというふうに思います。
そもそも許せないことのデメリットっていうのは想像以上に深刻ですよということをまず最初にお話しされているんですね。
例えば、誰かを許せない経験っていうのを思い出してみてください。
なかなかやっぱり頭から離れられませんよね。
あんなやつのことなんか思い出したくないのにどうしても思い出してしまうとかですね。
今それ考えても仕方ないのに、他にやらなくちゃいけないことがあるのになんか頭の横から出てきてしまうとかですね。
しょっちゅう私もあります。
これ心理学でルミネーションって呼ばれている状態らしいんですけども、この状態になるとずっと気分が悪くなったりとか不眠とかですね、疲れとか。
あとは寿命が短くなったりとかっていうのも言われてるんですね。
こうなるとですね、そんな嫌なことが世界のすべてに見えてきてしまう可能性もあるということで非常に危険な状態なんですよね。
なぜ人は許せないと感じるのかということで、まず原点に立ち返るんですけども。
これ結論から言ってしまうとですね、昨日もお話ししたんですが、人間って社会の中で生きている生物なので、
これは脳の仕組みとして餌を作られているということなんですよね。
具体例を話しますと、公園で池の鯉に餌をあげている自分を思い出してください。
鯉に餌を与えると、一斉に食べますよね。パクパクパクパクって。
でも餌がなくなった途端にですね、何事もなかったようにフワーってみんなバラバラになりますよね。
これ餌を食べていることに念にもったりですね、許せなくて攻撃するという鯉ってほとんどいないです。
その瞬間はあるかもしれないんですけども。
これ人間だったら、必ずその後に執着とか許せないという感情が起きて揉めちゃうんですよね。
許しのメカニズム
でもこれって鯉が潔い性格だからっていうわけではなくて、
鯉っていうのはその社会を作っていないわけですよね。
なのでその脳の働き自体が人間と大きく違っていて、進化してないわけですよ脳が。
人間の脳っていうのは社会で生き抜くために様々なルールとか規則っていうのを忘れないように記憶する必要があるので、
私たち社会はですね、みんなで助け合うっていうシンプルなものだけではなくて、
敵がいて味方がいて、それをいろいろな形で記憶するっていうふうな形で進化したと。
これが判別できないと生き残ることができなかったんですよね。
でも鯉の場合はもちろん鯉として生きる上で必要なことは記憶してるわけなんですね。
ただ社会っていうものはなくて、それぞれが一匹の自立した鯉として命を全うしている。
ただそれだけっていうことなんですね。
なので鯉は取られたっていう、そういった意識っていうのをすることがなくて、
それを念に持つって言った覚えること自体が不要になっているということでございます。
なのでこれは人間の宿命と言ってもいいんですよね。
許す許さないという感情っていうのは、何のためにあるのかっていうところではあるんですけども、
先ほど説明したようにデメリットっていうのは非常にたくさんあるのに、
なんでここまで存在しているのかっていうところなんですけども、
理由としてはですね、言い換えれば人の心に全く無駄なことなんてないので、
あるべき理由っていうのを言ってるんですけども、
ここで言ってるのは、許すことで見つけられる本当に大切な何かっていうのが分かるっていうことなんですね。
許すための方法
あなたが許せないっていう時のことを思い出すと、
例えば家族を傷つけられたとか、誰かの言葉であなたを否定されたとかですね、
自尊心傷つけられたとかいろんなことがあるんですけども、
人はそもそも本当に大切している部分に気づくことっていうのが苦手なわけなんですね。
人はまず許す許さないの前に怒りに飲み込まれたりですね、怯えに支配されたりするっていうのが基本なわけです。
何か言い残されたらこの野郎ふざけんなっていうことに怒りが最初にまずきますよね。
その後に時間が経って許せないという感情になるので、
許す許さないという感情は何なのかっていうのを改めて考えることっていうのも確かにしないのかなと思いますね。
人はですね、主に自分らしく自分自身の人生を生きたいという思いを邪魔されたときに
許せない感情になりやすいっていうことなんですよね。
なのであなたの過去の許せないことっていうのは、それはあなたにとっての何なのかっていうのを一度ゆっくり考えてみていただけるといいと思います。
最後に許すための3つの方法ということで書かれているんですけども、
1つ目は感謝、2つ目は本来の目標を考える、3つ目は自尊心を低くするっていうことなんですよね。
1つ目の感謝っていうのはよくわかると思うんですけども、
感謝をすることっていうのは自分を大切にしてくる誰かの存在を実感しているっていうことなんですよね。
この許せないという心の痛みを和らげるっていうのが誰かからの行為を向けてもらうことっていうことなんで、
感謝ができる相手がいるっていうことは誰かの行為を実感していると、
自分には味方がいると感じられるということで、これが非常に有効なものなんですよね。
2つ目は本来の目標を考えるということで、あなたは怒りから相手を許せないという思いに囚われることがあると思うんですけども、
その状態っていうのはかなりデメリットしかないわけなんですが、
そんなことを考える暇があるなら、あなたが本当にしたいこととか本来の目標っていうのを改めて思い返して、
そのことに集中するということが非常に大切なわけなんですね。
許せないと思っている時間が非常にもったいないということを考えるということですね。
3つ目は自尊心を低くするっていうのがあるんですけども、
これ自尊心が高いと素直になってですね、周りの人にありがとうとかお世話になったとか迷惑をかけたっていうのは、
なかなか言いづらくなるということなんですね。
自尊心を低くしていくと人を敬うことに抵抗が逆になくなっていくので、感謝もしやすくなってくるということなんですよね。
ここで言ってるのは自尊心とか自信、自己肯定感っていうのは全然違いますよということで、
例えば自尊心を低く設定しても自信をなくしたり、自己肯定感をなくす必要はないということなんですね。
思い起こせばですね、有名な方でも本当に超一流の人って自尊心を低くしてですね、
誰かに怒り散らかすっていうことがやっぱり少ないですよね。
これはあえて自尊心をプライドを下げてみるっていうのも重要だなと思いました。
最後にこの本に書かれているのは、自分自身を扱う際には頭を落ちなさい。
ただし他人を扱う際には心を持ちなさいというふうに書かれております。
これを非常にグッときたわけなんですけども、なかなかその嫌な奴がいない生活っていうのが理想だと思うんですが難しいというふうに思いますよね。
なので、今日からできることをですね、許す技術っていうのを身につける。
まず許せないと感じた時に一呼吸を置いて、私が言った方法を思い出してみていただければなというふうに思います。
はい、というわけで今日もお聞きくださりありがとうございました。
かなり今日は長くなってしまいましたが、週末ということで、明日からはですね、三連休の方もいらっしゃると思います。
今日もお一日機嫌よく過ごしていただければなというふうに思います。
それでは皆さんいってらっしゃい。