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こんばんは、しばちょんのほぼ毎日インサイト。この放送は、日々の出来事や、僕が気になるトピックを通じて、皆さんの生活に役立つかもしれない情報や視点をお届けします。
はい、今日は10月28日火曜日ですね。今日も1日お疲れ様でした。
今日は、いつもより少し冷え込んだ1日に感じたんですけれども、皆さんがお住まいのところはいかがだったでしょうか。
それでは、早速本題です。
薄澄桜とその魅力
今日の本題は、岐阜県の天然記念物というお話をしたいと思います。
僕の住む岐阜県にある天然記念物を2つ紹介したいと思います。
多分ね、2つだけじゃないと思うんですけども、今日はちょっと2つお話ししたいと思います。
1つ目は、薄澄桜という桜です。
これは、岐阜県本須市寝尾というところにある樹齢1500年以上の江戸飛河の一本桜です。
この桜は国の天然記念物に指定されています。
薄澄桜、漢字はですね、淡い炭の桜、三水辺に炎、淡いですね。
炭は、朱字の炭ですね、木樹の木っていう字ですね、に桜で薄澄桜と呼びます。
つぼみの時は薄いピンク色で、満開になった時は白色の花びら、そして散り際には淡い墨色になるということで薄澄桜と呼ばれていまして、
この散り際の花びらの色にちなんでるんですね。
なので、この満開の時もすごくいいんですけど、この散り際の花びらの色が変わったタイミングっていうのが本当の薄澄桜のいい姿ということだと思います。
木の高さは16.3メートル、幹の周りは9.9メートル、枝張りは東西に26.9メートル、南北に20.2メートルというね、とても大きな木なんです。
僕も何度か見に行ったことがあります。
この涼み桜、桜のシーズンは本当に観光客が多くて、周辺の道路は長い渋滞ができます。
もし行かれることがありましたら渋滞を覚悟して行ってください。僕は裏道を知っています。
そしてですね、この薄澄桜のある寝尾にはですね、もう一つ国の特別天然記念物があります。
寝尾谷断層の歴史
それは何かと言いますと、断層です。寝尾谷断層と言います。
断層って皆さんご存知でしょうか。
これはですね、地震によって地面が割れて左右にぱっくり開いたり、またまた上下にですね、大きな段差ができたりする、これをね断層と言うんですけれども、
これがですね、その薄澄桜のある、すぐ近くに見れるところがあるんです。
寝尾谷地震断層観察館、ごめんなさい、寝尾谷断層観察館というところがありまして、
そこはですね、その断層が観察できる施設になってまして、建物が建っているんですけど、その建物の中に断層があるっていう感じですね。
要は断層を建物で囲って観察館にしたというところなんですけれども、
僕もねここ行ったことあります。非常にね、ちょっと衝撃的な景色を見ることができるんですけども、
この断層ができたのが、実は1891年の今日なんですね。
1891年、明治24年、能備地震の時に、能備地震というマグニチュード8.0の地震がありました。
その時にできた断層で、なんと約76キロの地震断層がその時発生したんですね。
岐阜県寝尾っていうところから愛知県の方までずっと長い断層ができたそうです。
特にひどかったのがこの寝尾っていうあたりで、
最大7.4メートルの横のずれ、あと上下には6メートルの段差ができたところがあったみたいですね。
この断層は世界的にもとても有名だそうで、先ほども言いましたように国の特別天然記念物にも指定されています。
地震大国日本ということで、まだこの先30年以内に南海トラフ地震が起きるっていう予想もされておりますので、
南海トラフ地震ですと、静岡、愛知、三重あたりですかね。
かなり東京とか関東の方もですけども、大きな影響があると言われております。
今日はですね、1891年に浪費地震が起きた日ということで、今一度防災について考えてみるのもいいんじゃないかなと思います。
ということで、今日10月28日にちなんで、岐阜県の天然記念物2つをお話しさせていただきました。
最後まで聞いてくださりありがとうございました。それではまた。