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2025-05-11 15:31

#587 日本のエンゲル係数からAI活用に繋がる話

経済的なゆとりを表す指標
エンゲル係数=全消費支出に占める
       食料費の割合
さまざまな考えさせられる要因があります。


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サマリー

日本のエンゲル係数が43年ぶりの高水準に達しており、生活水準の低下が懸念されています。要因としては高齢化、円安、所得水準の低下、食料自給率の低さ、気候変動の影響が挙げられ、AIの活用が今後の解決策として期待されています。

00:06
こんばんは、しばちょんのほぼ毎日インサイト❗。
この放送は、日々の出来事や僕が気になるトピックを通じて、皆さんの生活に役立つかもしれない情報や視点をお届けします。
はい、今日は5月11日、日曜日ですね。
皆さん、いかがお過ごしだったでしょうか?
はい、ということで、早速ね、本題に入りたいと思いますけれども、
エンゲル係数の現状
今日の本題は、日本のエンゲル係数からAI活用というね、お話をしたいと思います。
今日、新聞に日本のエンゲル係数のね、特集記事がありました。
これを読んでいてね、とても面白かったので、ちょっとね、ご紹介したいなと思います。
エンゲル係数、皆さんご存知でしょうか?
エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食料費の割合ですね。
これはですね、経済的なゆとりを表す指標とも言われています。
今、このエンゲル係数が、日本はですね、43年ぶりの高水準になってきているということです。
実際の数字でいきますと、2024年の日本のエンゲル係数は、
28.3%、つまり家計の消費支出のうちの28.3%が食料費に当てられているということです。
先進国、他の国の数字を見ますと、
アメリカが16.3%、ドイツが18.9%、イギリス21.8%、フランス24.5%、イタリア25.7%、そして日本が28.3%という数字になっております。
このエンゲル係数が高いと生活水準が下がり、数値が下がると生活水準が上がると言われています。
どういうことかと言いますと、自分のご自身の家の支出のことでちょっと思い浮かべてみてください。
消費する支出のうち、食料費の占める割合が多い。
食料費って、そうそう簡単に減らせるものではないと思うんですよ。
一食十と言いまして、やはり食というのは人生を生きるうちに必要なものなんですね。
食料費の割合が多いということは、それ以外に使うものやことの支出の金額が少ないということですよね。
ということは、趣向であったり娯楽であったり、固定費もそうですけれども、そういうところにお金がかけられなくなってきているということで、生活水準が下がっているということになるんですけれども。
エンゲル係数上昇の要因
この新聞の記事では、5つの要因がありますと書いてあります。
順番に説明していきます。
一つ目は、高齢化ですね。
高齢世帯は年金や貯蓄の取り崩しなんかで生計を立てることが多いので、どうしても暮らしに欠かせない食費の割合が高くなると。
今65歳以上の人口の割合は、日本は29.3%。
もう本当に世界でも有数の高齢化が進んでいるということで、それが一つの原因になっていると。
二つ目、円安の振興。
日本は食品の原材料の多くを輸入に依存しているので、円安になれば当然食品の価格も高騰すると。
これが円ゲル係数上昇の要因になっていると言われています。
三つ目、所得水準の実質的な低下。
今日本の平均給与は、2023年現在460万円。
23年前の2000年、461万円。
平均給与が23年経って1万円減っていると。
とんでもない状態でございます。
先ほども言いましたように、円安は約20円安が振興しているということで、
20年前の演奏場、20年前じゃない、25年、23年前。
同じように23年前は、ごめんなさいね、ちょっと話し直します。
演奏場、2011年は、2011年12年頃、1ドル70円台でした。
今は大体140円台で推移してますね。
これだけたった14年とかぐらいの間で、
ドルが倍ぐらいの値段になっているにもかかわらず、
平均給与は変わらない、むしろ下がっているぐらいということで、
これもエンゲル係数が高くなる要因になっていると言われております。
4つ目、食料自給率。
これも日本はかなりの低水準でございます。
先進国の中で言いますと最下位。
数値で言いますと、カロリーベースで38%、
最もすごい高いのがカナダで204%ということなんですね。
日本は島国ということで国土も狭くてですね、
山が多い地域でもあるので、なかなか食料自給率というのが上がらないのもわかります。
しかしですね、場所がないからといっていう理由じゃなくてですね、
機関的農業従事者、普段仕事として主に自営農業に従事している方たちは、
2023年、116万人いらっしゃるそうです。
これがですね、約27年後の2050年になると、
3分の1以下の36万人に減る可能性があると言われています。
なおさらですね、食料自給率が下がると予想されております。
そうするとね、ほぼ輸入に頼ることになりますので、
そうするとね、今この円安がさらに加速するのか、現状維持としましても、
非常に輸入に頼るということは、食料品が値上がりしていくと。
かつ給料が上がらないと、ますます首を絞めるということになるんですよね。
あと5つ目、世界的な気候変動による不作。
これはね、地球の温暖化で、海外でもオリーブオイル、コーヒーなどなど、
生産量が気候変動によって減少気味でございます。
それでね、そういったものを輸入しようと思うと、当然高くなりますよね。
現地でも当然値段も上がっているということなので、
輸入に頼っている日本にとっては大打撃な状況ということですね。
今はトランプ政権で相互関税の話もありますけれども、
そういった影響も今後かなり受けてきて、
輸入に頼っている日本におきましては、
マイナス要因が重なっているということでございます。
この5つの要因を見ていると、
まず、食料自給率。
これにつきましては、自衛農業の方が約3分の1に減ってしまうということは、
休耕地も当然一気に拡大すると思うんですね。
この休耕地をどうやって活用するか。
人口が減っている中、住宅にしたりとかするということは当然考えられないですし、
工場を作るといっても、やっぱり企業にそのくらいの体力がないと。
工場を作って、物を生産して輸出するという体力があるかというところなんですけど、
輸出にしましても、最近のトランプさんの関税のことで、
輸出もだいぶリスクが高いということですよね。
なので、この休耕地をどうやって活用するか。
例えば、大きな企業がまとめて土地を購入して、
今JAとかがやっているように田んぼを一括管理する。
例えば、お米だけじゃなくて、トウモロコシであったり小麦であったり、
キャベツだろうが、ナスだろうが、レタスだろうがですけど、
そういった農業を一気に生産性を上がるような、
大規模な管理ができるようなやり方をするとか。
AI活用の必要性
あと、給与のほうですね。これはもう実質的に賃金を上げないと、
エンゲル係数も下がってこないと思うんですよ。
ここで活用されるのがAIじゃないからかと。
やっぱりAIを駆使して生産性を上げる。
あと、労働人口が当然減ってきますんでね。
日本は高齢化社会で人口も減ってきていますから、
AIを活用した生産。
あと、企業の業務フローの見直しとか、そういうことですよね。
そういったところで効率よく企業は賃金上げを
進めていく時代になってくるんじゃないかと。
これに乗り遅れてくると、乗り遅れてる企業に勤めてたりすると
非常に厳しくなってくるんじゃないかと思います。
ということで、このエンゲル係数から非常に多くのことを
考えさせられたなと思いましたので、
ちょっと今日の放送にさせていただきました。
長い、ちょっと15分ぐらいになってしまいましたけども、
早口で聞きづらかったかと思いますが、すいません。
最後まで聞いてくださりありがとうございました。
それではまた。
15:31

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