メンター編のまとめ
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、メンター編の最終回です。
これまでお話してきた内容を、明日からどう使うか、その話をして終わりたいと思います。
完璧にやろうとしなくてもいい。
最初にお伝えしたいのは、完璧にやろうとしなくてもいい、ということです。
すべて正しく見立てる。
いつも最適な係りを選ぶ。
迷わず判断できる。
これは、どれも難しい。
そして、そこを目指す必要はありません。
この講座の最後に、ひとつだけ意識してほしいことがあります。
それは、若手を見たときに、今どの段階にいそうか、を一度立ち止まって考えてみること。
それだけです。
判断は頭の中に置いたままでいいです。
考えた結果を必ず言葉にしなければいけないわけではありません。
今日は自分の中で整理するだけ。
明日は誰かに少し共有してみる。
また別の日に上司と話してみる。
そんなペースで十分です。
大事なのは、考える視点を持ち続けることです。
育成は続いていきます。
この講座は、今日ひとくりぎりになります。
でも、育成そのものは、明日も来週も続いていきます。
若手の状況は変わりますし、メンター自身の立場も変わります。
だからこそ、正解を覚えるよりも、考え続けられる視点を持つことが大切です。
メンターという役割について少し話をしたいと思います。
ここまで取り組んできたあなたは、もう十分にメンターとして考え、悩み、向き合ってきました。
一人で抱え込もうとせず、判断を言葉にし、つながりを作ろうとしてきました。
それだけでメンターとしての役割はしっかり果たしています。
最後にもう一度だけお伝えします。
育成は一人で頑張るものではありません。
正解を出し続ける必要もありません。
考え、迷い、つながることに意味があります。
明日からは若手を見たときに一度だけ立ち止まって考えてみてください。
今どの段階にいそうか。
それがこの講座からお渡しした最後のメッセージです。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。