決定事項の実行についての振り返り
こんばんは、みってるです。今日はブログをリライトしていて思い出したことがあったので、その話をさせてもらいます。
ブログは、知っていることとできることは違うということに関係する内容のブログをリライトしてました。
その中でどういったことを思い出したかというと、決定事項の実行について思い出したことがありました。
以前、何の講演会かはちょっとはっきり覚えていないんですけれども、講師の方が日本の企業は決定事項を50%実行できればもっと成果が上がる。
裏を返すと、決定事項というのは意外と実行されていないというような話をされていたことがありました。
今からお話しする内容も、以前いた会社の経験について話をさせてもらいます。
私は医薬品メーカーに勤務していました。
退職する5年ぐらい前から新規事業に取り組んだり、
医薬品から新規事業、その次は医療機器の部門に移動して営業をやっていました。
私は会社ですので、どの部門がどういう活動をしているかという大筋は知っているんですけれども、詳細を知らない状況がありました。
医療機器の部門に移動したときに、仕事をしている中で、やっていることが枝端というかのことをやっているような気がして、
もっと根本的なところを変えていかないと、自分たちの活動の成果は上がりにくいなと感じたことがありました。
根本的な部分を変えるとなると、例えば医療機関であれば患者さんの声を活用して、
その声とかデータを使って、今までの判断基準というのをちょっと自分の会社に有利なように変更していくというような戦略を取ったりします。
それはデータに基づいて医学的に問題がないような形で実施しますけれども、
そういった事例に似た事例としては、今健康診断で男性はウエストを測って86センチ以上であれば、
ちょっと治療を開始しないといけないかもしれませんよというような、
その胴周りと血液検査の結果によっては薬を飲むというような治療が始められていますけれども、
それはもともとあるメーカーさんがデータを集積し、
その事前にというか重い病気になる前に治療を始めましょうというので、
その86センチというのを決められたというようなことを聞いたこともあります。
そういった形で営業部隊としていろいろやることを決めていたんですけれども、
先ほど言いましたように私は3つの部門を渡り歩きましたので、
その部門部門で決定事項に対しての反応とかそういったところが多少違いがありました。
例えば主力であるお薬の部門であれば、
例えば決定事項が降りてきた時にいろいろやっぱりやっていくんですけれども、
お薬が発売されて2年3年経ってくると、
部門ごとの組織文化と成果の違い
前やったことと同じようなことをやることがあるんですね。
そういう時にお薬の部門の担当者であれば、
以前同じようなことをやりましたよねっていう反応はあるんですけれども、
そこからの反応が、でもあの時の結果としては不十分な部分もあったかなっていうような、
自分たちの反省部分を話をして、
じゃあ今回やるとしたら成功させるためにどういったふうに進めていきましょうっていうようなことを話し合って実行していきます。
例えばこれが新規事業であれば、新規事業の場合は本当に手探りですので、
そういった同じことっていうのはほぼないんですけども、
ただやれることっていうのは限られてくるので、それを地道にやっていくしかないんですけども、
その自分たちの声を強く強化するために、やはり市場調査とか患者さんの声とか、
そういったものを活用しながら少しずつ少しずつ本当にコツコツコツコツ積み上げていくというような形で活動をしていました。
医療機器の部門は同じような状況になると、知ってることとできることは違うっていうところにつながるんですけども、
その活動って以前やりました。でも成果出なかったんですよね。で終わっていくんですね。
私がその部門に行った時に、最終的にやった結果、どんな分析結果というか、反省点があったのかって聞いても、
実際そこの答えは返ってこない。そこからどういうふうに今後やっていきましょうかっていうところがなかなか話が進まないんですね。
よくよく見てると、その部門は会議の時に新たな決定事項が降りてきたら、じゃあ1人2、3件まず話をしてみてください。
その話を、反応を会社に報告しましょう。
上司はその報告をして、その後ずっとその活動を追っかけることはないっていうようなことがありました。
ですのでその状況を考えると、同じ会社の中ですけども部門によってやっぱり組織文化は違いますし、
考え方も違いますので、私が感じたのはその医療機器の部門はこういう形で決定事項をやったけど結果が出なかった。
私たちは悪くないみたいなところが結構強いなというのを感じたりしたことがあります。
ですので医薬品の方はこういう形ですけど、結構良い成績が続く。やっぱり主力部門ですので成果は上がっていきます。
医療機器の方は結構良い製品を出したりするんだけども、なかなか市場での位置づけを変えていけないというようなところもありましたので、
やはり根本的には決定事項というのをどこまで本気でやっているかということの差もあるかもしれないというふうに感じていました。
実際1人2、3件やってみて結果の報告だけで終わっているようであれば、
医薬品の担当者たちのようにやり方を考えてどうやったら成果につながるかっていうのを考えて実行している人たちとは大きな差が出るんじゃないかと思います。
今日はブログをリライトしていて思い出したこととして決定事項の実行ということに関して話をさせていただきました。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。