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和田おはまです。今日は、マイナス金利で結局どういうことかというお話をしてみようかと思います。
私の長男が家を買うことになりまして、今、住宅ローンのことを一生懸命調べています。
私も本を読んで、一緒に勉強というかアドバイスできるようにいろいろやっていて、
先日、長男が来て、実際に金融機関によって条件がだいぶ違うので、
ここの銀行で借りたら、こういう条件で、こういう金利で、みたいなのを、
不動産屋さんがまとめてくれたみたいなので、それを持ってきて、どれがいいかなということで、一緒に話をしていたんですけれども、
その時に、私がマイナス金利、マイナス金利と言ったら、あまり分かっているようで分かっていなかったので、
もう一回、どういうことか分かっている?と聞いてみたら、マイナス金利とよく聞くけど、結局よく分からないという話だったんですね。
これ、2016年からマイナス金利と始まっているんですけど、どういうことかというと、
例えば、AさんがBさんのところに行って、お金を借りようとした時に、例えば100万円貸してくださいと言ったら、
普通は、親とかそういうあれじゃなければ利息を払わないといけないですよね。
例えば100万円借りて利息が1%だったとしたら、101万円を1年間借りたら返さないといけない。
というのが、本来の普通のマイナスじゃない金利の時の話なんですね。
マイナス金利ってどういうことかというと、100万円貸してあげた方が、借りてくれてありがとうと言って、
逆に1万円もらうんじゃなくて1万円払うということになるんですね。
ということは、100万円借りるのに99万円で借りれるみたいな話になるんですね。
実際にはマイナス金利だからと言って、銀行にお金を預けて利息を取られて減ってしまうとなってしまったら、
誰も銀行なんかにお金を預けなくなっちゃうので、それはしてないんですけど、
日本銀行という一番中央の銀行にお金を預ける時にはマイナスということで、
預けた分だけ減ってしまうというのが今のマイナス金利なんですね。
なので、かなり異常な状態なんですね。
本当はお金貸してもらっているのに、借りている方と貸している方とどっちが強いかというと、
やっぱり貸している方が強いはずなのに、マイナス金利というそこがもう歪んでしまっているので、
そもそも理屈に合っていない状態というのが2016年から始まったので、
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結局5年ぐらいそういう状態が続いているんですね。
なので今、住宅ローンも、きのう息子が持ってきたのを見ていると、
結構、変動だったら今0.4とか5とか、
銀行によったら30年の固定でも1%ぐらい、1.025だったかなというのがあって、
本当に数年前に比べてもかなり低い水準なんですね。
なので、そこでやってしまいがちなのが、こんなに借りれるんだったらいっぱい借りとこうみたいになってしまいがちなんですけど、
特に変動金利でそんなにたくさん借りてしまうと、
やっぱりここから10年20年というスパンで見たときに、いつまでもその状態というのはさすがに続かないんじゃないかなって思うと、
私はちょっとそれをやめといた方がいいんじゃないのみたいなアドバイスをしたんですけど、
やっぱり、きのうは息子と喋ってて気づいたんですけど、
専門用語というか当たり前に使っている言葉でも、意味が分かっているようで分かっていないこともあるんだなということを息子と喋って思ったんですけども、
そういう話もこれからちょこちょこしていけたらいいかなと思います。
ということで、きょうも最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。