安東毅
アンドゥって言われてますよ、たまに。
近藤淳也
あれは何?どっち界隈?
安東毅
あれは何界隈なんでしょうね。
うねさんがでも言ってたかな、最後。
え、あたしなの?
畝本綾
そうだっけ?
近藤淳也
はい、じゃあ、アンドーさんは近所で病院されてるってことがわかってきましたけど。
安東毅
そうですね。
近藤淳也
うねさんは何者ですか?
安東毅
何者なんですかね。
畝本綾
ふつうの会社員ですけど。
近藤淳也
おお、そう言われたらまあ、
安東毅
間違そうな感じだな。
近藤淳也
言ってないけど、ふつうではないかもしれないです。
畝本綾
そうなんですか?コンドーさんからしたら。
近藤淳也
まあ、そうですね、会社員ですよね、確かに。
そうそう、会社員ですよ。
安東毅
今、完全在宅になってるんで、
畝本綾
今となっては珍しいんですかね。
もう会社に出始めてますもんね。
安東毅
確かに。
畝本綾
もうコロナ終わっても、完全在宅です、うちは。
近藤淳也
そうなんですか?もう戻らないの?
それは希望してそうしてるの?それとも会社側が?
畝本綾
なんかこう、会社の中の政策部の3人はもう完全在宅になってて、
もう1人は田舎に帰っちゃったんですよ、もう。
近藤淳也
ぐらいの感じ。
で、うねさん的にはどっちがいいの?
畝本綾
え、それは在宅、最高ですね。
近藤淳也
あ、最高。
え、でもずっと1人でしょ?部屋で。
畝本綾
最初、最初慣れなかったです、1ヶ月とか2ヶ月とか。
でも、もうペースをつかんじゃったら、在宅以外も考えられないっていうか、
通勤が考えられないですね。
近藤淳也
あ、そう。
でも、すごい人としゃべるの好きやん、うなちゃん。
畝本綾
うん、確かに。
寂しくならないの?
だから土日に遊んでるんですかね。
安東毅
あ、そう。
近藤淳也
土日は何してるんですか?
畝本綾
土日はもうだいたい山行ってます。
近藤淳也
山行ってる?
畝本綾
120%ぐらい行ってます。
120%?
120%っていうのはどう日にずっとどう、ちょっとだけ金曜日か月曜日にあふれるってこと?
安東毅
すごい解説してくれた。
近藤淳也
120ってだって、どっかにあふれないとさ、120にはならないやん。
120%ね。
ずっと山ですか?
安東毅
山か、山の茶屋か。
畝本綾
山の茶屋で飲んでる。
安東毅
大正か。
畝本綾
大正か、西勢か、西ゼリアか。
近藤淳也
山の茶屋ってどういうこと?
畝本綾
結構ね、この辺はないけど、六甲界隈に行くと、結構茶屋があって、途中で飲めたり食べたりできるので。
近藤淳也
山の上でね。
安東毅
最近六甲よく行ってるんですけど、やっぱ六甲って山の文化が進んでて、なんかちょっとおもしろいなと思って。
畝本綾
京都とやっぱちょっと違うなって感じです。
近藤淳也
上に何かいろいろあるっていうのは、なかなか京都にはないですからね。
そうなのよ。
まあ、比叡山の遠慮地ぐらいか。
安東毅
修行の場ですね、今日はね。
近藤淳也
何かあるって言ってもね、ちょっとお茶しようかって言うんじゃないですか。
畝本綾
そうなんですよ。
さっきもね、安藤さんと喋ってたんですけど、うねちゃんは京都にいるのに、京都あんま走ってないねって。
安東毅
そう、全然見たことがないですよね、京都走ってる姿を。
近藤淳也
最近六甲づいてますよね。
六甲とか三ノ輪とか多いですね。
どうしたんですか?
なんかやっぱ、だからあれですね、どこを走るかより誰と走るかじゃないですか。
安東毅
何その名言。
畝本綾
旅行と一緒で。
近藤淳也
名言っぽく言うのは何なの?
安東毅
確かに名言っぽい。
近藤淳也
じゃあ誰と走ってるんですか?
畝本綾
まあ、仲間がいるんですけど。
どんな仲間?
何これ?
近藤淳也
どんな仲間?
安東毅
どんな仲間でしょうね。
畝本綾
どんな仲間ですかね。
近藤淳也
どんな仲間ですか?
最近は誰とつるんでるんですか?
畝本綾
まあ、よくいろいろだんだんね。
安東毅
まあ、でもシェール100っていう。
畝本綾
安藤さん、シェール100ご存知ですか?
仲間と作って100マイルレースなんですけど。
近藤淳也
うねちゃんも立ち上げに関わってるんですか?
畝本綾
立ち上げというか、きっかけがそのUTMFが2回連続で中止になったことによる、
なんか行き通りじゃないんですけど、
近藤淳也
もうそれやったら自分らで100マイルやったらいいんじゃないみたいなノリでやったのがシェール100なんですよね。
はいはい。
6校で行われている100マイルレース。
畝本綾
進行例を拠点として、32キロのコースを募集するんですけど、
基本的にマー屋さん、鍋蓋菊水ってぐるっと回ってくるんですけど。
近藤淳也
あの辺を代表する、一番にぎやかなあたりですよね。
安東毅
で、こう募集する中で、シェールヤリの脇を募集するんですけど、
5周目だけ、そのシェールヤリの山頂を見るっていう。
5周目に行けた人だけ、そこに行けるっていう、そういうシステムですよね。
近藤淳也
え、安藤さんも出たんですか?
安東毅
僕はね、友達が出たので、ペースアウトして、2周だけ夜に走ったんですけど。
近藤淳也
ああ、それで詳しいんですね。
そうそうなんですよ。
安東毅
まあ、でもね、楽しいイベントですよね。
畝本綾
そう、基本的に自己責任で全部やるんですけど、エイドもないんで、コンビニに寄るんですよ、毎回。
で、1周の32キロのうち2回ぐらいコンビニに寄れるんで、
そこで何食べるかっていうのが、なかなか面白い。
近藤淳也
なるほどね。
畝本綾
自分の考え。
近藤淳也
何食べるか。
畝本綾
そう、次何買おうかなとか。
そしたら、コンビニの店員さんとも仲良くなったりとかして。
安東毅
あ、そうそうそう。
夜の9時ぐらいに会った店員さんに。
畝本綾
ていうか、何やってるの?みたいな。
安東毅
よく来るけど、みたいな。
また来たの?みたいな感じでね。
畝本綾
で、最終的には、おめでとうみたいな感じで送り出してくれて。
近藤淳也
あ、コンビニの店員さんが?
畝本綾
はい。
近藤淳也
わかってくれるんや、それ。
畝本綾
もう説明して、一応、もうあと2周来ますとか、これ最終週ですとか言ったら、
おめでとうみたいな感じで。
安東毅
それでも、うねちゃんやから、そこまで解説してるんじゃない?
でも、そうかもしれないですね。
近藤淳也
誰にも、ちょっとこう、何ていうのかな、仲良くなるというか、
そんなことまで普通言わんやろ?みたいなこと言うよね。
安東毅
そういうところはありますよね。
近藤淳也
ありますよね。
何なん?そんな感覚は。
畝本綾
いや、それね、よく言われるんですよ。
近藤淳也
人類みんな兄弟みたいな。
畝本綾
なんか、これはカットしてほしいんですけど、
安東毅
いまこちゃんに、うねさん、何でそんな人にため口なの?とか言われて。
畝本綾
頑張れ!とか、レースとか会った人に、しんどいよね、みたいな話してたら、いまこちゃんに。
畝本綾
あ、OMMの時や。
うねさん、何で初めて会った人に、ため口なんですか?とか言われて。
はっ!って気づいて。
安東毅
え、その時初めて気づいたの?
畝本綾
うん。あ、そうか、なれなれシーンか、私、みたいな。
安東毅
あ、気づいてなかったんですね。
気づいてなかったんですね。
畝本綾
いまこちゃんに、なんか冷めた目で、うねさん、みたいなこと言われて。
近藤淳也
初めて気づいた。
いまこちゃんっていうのは、またトレイルラン会で、なかなか早い。
重巾ではない、それ。
畝本綾
早い。
近藤淳也
早いね。有名な女性ランナーで、UTMFでも活躍して。
安東毅
新越の女王ですね。
近藤淳也
そうですね、新越で優勝してて。
畝本綾
連覇してますね。
近藤淳也
あ、2連覇したのか。
畝本綾
2連覇。
近藤淳也
100マイルを2連覇してるんですね。
っていう、すごく強い。
安東毅
関西園の強いランナーですよね。
近藤淳也
強い女性で、仕事もバリバリこなす、キャリア云々で。
そして、うねちゃんのことを、なんでそんなにため口なんだって。
畝本綾
OMMに一緒に出たときに言われて。
近藤淳也
2人で一緒に出たんですか?
畝本綾
出たんですよ。
めっちゃ、そのときに思いました。
近藤淳也
はっ!って。
それまで気づかなかったんですか?
え、何歳?
畝本綾
え、普通じゃない?と思って。
近藤淳也
何年生きてきて?
畝本綾
46歳。
で、いまこちゃんには、そのときは、
安東毅
あっさり年齢は言うんですね。
畝本綾
え、山であったら、普通じゃない?みたいなこと言ったんですよ。
山、山だったら、全員。
近藤淳也
まちではあいさつしないのに、山ではあいさつしたりとかするからね。
畝本綾
そういう感覚じゃないって言ったんだけど、
あとあと、4、5分たった後に、
あれ、ほんまやな、ちょっと私、変かな?とか思った。
近藤淳也
やっと?
安東毅
やっと。
近藤淳也
だいぶ、もうそろそろ四半世紀、たちまつ。
畝本綾
そうなんですよ。
近藤淳也
半世紀。
生まれてから半世紀ぐらい。
畝本綾
今度さ、私ね、たぶんね、ちょっとね、
ちっちゃいころに、なんかあったんだと思います。
近藤淳也
あ、何?
畝本綾
脳みそとかにね。
安東毅
あ、そう。
畝本綾
ちょっと感覚が、そう。
やっとね、四十何歳でわかったんで。
安東毅
はい、はい。
近藤淳也
えー、何ですか?これは、お医者さんの的な分析として。
安東毅
何でも聞かれると困るんですよ。
畝本綾
医者だからってね、ほんまやで。
安東毅
一応まあでも、精神科医ではあるんですけど。
畝本綾
いいんですか?バラして、そこは。
安東毅
うねさんのは、ちょっとなんか、診断目がつけにくいですよね。
近藤淳也
あ、そうですか。
畝本綾
あ、ほんと?
近藤淳也
その、肛天的なもんですかね。
安東毅
後から、後が回ってとかっていうことですよね。
近藤淳也
ですか?
安東毅
いやー、わかんないですけど。
でも、この慣れ慣れしさというか、これに救われたじゃないですけども。
によって、僕らなんか、市街地とかでもすごく、なんかね、こう、なじみやすかったというか。
助かった面はありますけどね。
近藤淳也
あ、そうですか。
うんうんうん。
じゃあ結構、安藤さん的にはポジティブな。
うねさんの横にいると、なんかこう、いろんな人に勝手にくっつけてくれるっていう。
安東毅
そういうのはありますよね。
近藤淳也
あ、わかりますわかります。
ちょっとあれですかね、一人だと生きにくいなって感じが。
安東毅
あ、そうです。
今日の大和道もそうなんですけども。
近藤淳也
安藤さんもあるんですね。
安東毅
そうそうそうそう。
近藤淳也
あ、でもそんな感覚わかります?
安東毅
なんかね。
うねちゃんがいれば、それこそ市街地の開拓の時とかも、地元のおばちゃんとかとすぐ長くなるから。
近藤淳也
とりあえず、地元の人とは、いい環境を作りたいなとはもちろん思うんですけど、
そんないきなり、こんにちはみたいな感じで、いけるテンションは持ってないんですよ、僕は。
畝本綾
えー、そうだったんですか。
近藤淳也
だから、やっぱり言ってもらうと、すごくなんかインターフェースとしてこう。
畝本綾
そうそう、そうだったんや、近藤さん。
気づいてなかったです、それは。
近藤淳也
でもやっぱりそれはすごいありがたいなと思ってたよ。
安東毅
そう、それは僕はいつも思うんですよね。
うんうんうん。
畝本綾
なんか特別と思ってなかったんで、なんか普通に。
安東毅
だから多分、近藤さんとの関係も多分市街地を通して、でも多分市街地単純に走ってるだけだったら、そんなに仲良くなってないと思うんですけど、
なんかうねさんがね、間にいたから、こうなんかこう、いろいろつながりができたみたいな。
嬉しい。
近藤淳也
まあ、人と人をつなげてるっていうことですね。
畝本綾
やっぱちょっと感覚が、多分みんながね、こうちょっとしりごみするようなところにバーって行ってるってことですか。
近藤淳也
それ、あの、なんていうか、意識して飛び込むぞみたいな感じ、いいやって感じなの?
それとも、なんかもうナチュラルにそうなっちゃうの?
畝本綾
ナチュラルですね。
慣れ慣れしいんでしょうね。
近藤淳也
そことを見かけたら、とりあえず酔っていくよね。
安東毅
かもしれない。
近藤淳也
甘い、なんか、これ言ったらちょっとあれかもしれないんですけど、だから純粋なんですよ、私、別に。
畝本綾
なってなって。
やっぱりね、そう言われると思ったんですけど、純粋なんです、もう一回言うけど。
安東毅
純粋、どういう感覚だったの?
近藤淳也
今ね、みなさんには映像見えてないと思いますけども、両手を広げて、純粋ですっていう。
言いましたけど、その人と慣れないしいってのは、人と親しみやすいのと純粋ってのはどういうつながりがあるんですか?
畝本綾
そういう、なんでしょう、あんまり悪く言えばあんまり考えてない、よく言えばそういう、善悪説ですかね、みんなと仲良くしようみたいなのがあるかもしれないです。
仲良くなれるだろう、当然的にみたいな、必然的に、特に山とかだったら、のがあるのかもしれないですね。
近藤淳也
そんな考えたことなかったんだけども、普通だと思ってた、それが。
畝本綾
どうも、みたいな。
今日もね、さっきの審査にいる外人さんが、7回目ぐらい来てるらしくて、
日本って暑いし、どう思ってんのかなと思って、ちょっとしゃべったんですけど、やっぱ、湿気はやだって言ってましたね、スペインから。
近藤淳也
え、それしゃべりかけたの?
畝本綾
しゃべりかけました。
近藤淳也
この唐揚げ買ってる間に。
畝本綾
唐揚げ買ってる間に、え、どれぐらい日本にいるの?って言って。
近藤淳也
しゃべりかけたの?
しゃべりかけたら、いや、実は6マンスとか言ってて、え?みたいな。
安東毅
5マンスね。
畝本綾
ちょっと違うけど。
近藤淳也
5マンス、いろんなとこ行ってて、今日とお気に入りなんだ、みたいなこと言ってますよね。
安東毅
なんか、あっちの水が合いそうな感じですよね。スペインの方ですね。
畝本綾
スペインの方ね。
近藤淳也
確かに海外の人は、わりとフランクかもしれないですね、もうちょっと。
畝本綾
そんなです。私そう、日本はあんま合わなくて。
近藤淳也
何アピール?
畝本綾
そうですよ。海外だったら普通だと思う。なんか普通に話しかけるし。
安東毅
まあ、もうちょっとしゃべる国も多いかな、確かに。
畝本綾
なんか、あんま日本人的じゃないんでしょうね。だから結構、ちょっとこんな話取れらん関係ないけど、だから、あんまね、ずっと浮いてましたからね。
浮いてた。
近藤淳也
浮いてた?
日本人の中で、うねちゃんが。いつから?
畝本綾
たぶん、物心ついたときから。私、保育園行ってたんですけど、保育園のときから思ってましたもん。
近藤淳也
保育園で浮いてた?
畝本綾
いや、みんななんなんと思ってましたもん。
みんななんなんと思ってた?
近藤淳也
なんで?
安東毅
なんか違うみたいな。
近藤淳也
まあ、でもそれは結構、ある意味、生きにくいですよね、ちょっとね。
畝本綾
めっちゃ子供やん、とか思ってました、保育園に。
近藤淳也
保育園のときに?
畝本綾
思ってました。
安東毅
あ、まわりを?
近藤淳也
3歳で。
畝本綾
乗せてたんで、バレンタインチョコとかあげてたもん。
近藤淳也
何歳で?
畝本綾
男の子に。
えー、4、5歳ですかね。
近藤淳也
4歳でバレンタインチョコ?
畝本綾
そう。で、家を消してチョコレートあげたのに、そのおかんさんから電話かかってきて、
お姉ちゃん、チョコレート、ありがとね、みたいに言われて、
いや、おかんさんになんで言う?みたいな、めっちゃショックだった。
近藤淳也
おかんさんになんで言うか、
そんな4歳でチョコレートもらったら、わけもわからず、おかんさんに渡すわ。
安東毅
そりゃあそうですよね。逆に言わないほうが危ないぐらいの。
いや、バレンタインであげてんのに、みたいなショックなのがありました。
畝本綾
ませてたんでしょうね。
近藤淳也
なるほどな。
畝本綾
あとなんか、プールにパンツ1丁で入るんですよ、なんか、保育園ちっちゃいプールの。
近藤淳也
トップレスでね。
安東毅
女子だけど、みたいな。
近藤淳也
僕たちはつなげているのは一応山ですけど、最近の山、どうですか?どういうトピックですか?
安東毅
僕はもうほんとトレイルランっていう形で、もう1年中山走ってるんで、
まあ、今、去年初めて100マイルUTMFで完走して。
近藤淳也
初めてだったんですか?
安東毅
去年の春初めてやったんですけど、そうなんですよ。
近藤淳也
じゃあ、100マイル完走する前に市街地に出たんですね。
安東毅
そうです。全然前ですね。
で、今年もFuji、UTMF改めFujiを完走して、次今度は秋に新越走る予定なので、
まあ、今それに向けてトレーニングしてる感じですかね。
じゃあ、もうメインは100マイルレースがメイン?
僕は今はそうですね。
近藤淳也
なんでそうなったんですか?
安東毅
まあ、楽しいですね。やっぱり純粋に。
なんかやっぱ走る速さだけじゃない、いろんな考えないといけない要素がたくさんあるっていうのがやっぱり面白いですよね。
近藤淳也
安藤さんはもういくつですか?
安東毅
今43ですね。
近藤淳也
なんかでもだいぶね、その短いのも早い印象なんで。
安東毅
まあ、もともとそうだったんですけどね。
近藤淳也
そうですね。もともと何かやってたんですか?
いや、僕は僕はもうずっと小学校から大学までずっと野球やってて。
安東毅
大学でスノーボードをやって。
スノーボードってその、なんていうか、その趣味じゃなくて。
ああ、もう完全に趣味。
近藤淳也
クラブで?
安東毅
いや、もう普通に趣味なんですけど、でも結構冬場に2週間ぐらいニセコにこもったりとか、趣味にしてはちょっと楽しんでやってて。
で、まあ大学5回戦の時に、野球を引退してから1回ぐらいフルマラソンぐらい走れたらいいかなと思って、福茶マラソンエントリーして。
その頃に僕の先輩に誘われて、ちょっとヒエさんとか山走ってみんかっていう感じで。
結構20年ぐらい前なので、まだあんまりトレイルランとかっていう言葉がない時期に山に連れてかれて。
近藤淳也
それが山との出会いですかね。
じゃあ登山とかはそんなにしてたわけでもなくて。
安東毅
ああ、もう全然ですね。
近藤淳也
ああ、そうですか。
安東毅
でもそこからまあ、本当に年1回ぐらい2、30キロのトレイランレース出たりとか。
ああ、そうなんですね。
まあ、年1回ぐらいフルマラソン出たりぐらいで、10年、15年ぐらい。
もう全然そんなに本気でやってなかったんですけど。
5年、6年前ぐらいに、2017年かなに友達に誘われて、ちょっとフルマラソンでサブスリーせへんかっていうので、一生懸命ちょっとそっから走り出して。
近藤淳也
サブスリーっていうのは3時間以内でフルマラソンを走るんですかね。
安東毅
そうですね。
で、その春に誘われて、秋のマラソンで無事達成して。
畝本綾
すごいない?それ。
安東毅
半年。
まあまあ結構自分でも頑張ったなって思うんですけど。
それまで3時間50分が最高やったので。
畝本綾
すごい。
安東毅
で、まあそれから走るのに目覚めて、また山も走ろうかなっていう感じで。
近藤淳也
それが2017年だったので、市街地で出たのが2019年ですね。
プレ大会のステージレースのときにチームに出てもらいましたね。
安東毅
2018年ぐらいにパタゴニアのショップに通ってたので、そこの店員さん、成田さんにこんな大会あるでみたいなことを言われて。
近藤淳也
またすごいのに誘われましたね。
安東毅
そうなんですよ。
近藤淳也
じゃあそんなに各地のトリュランレースとか出てもなかったときに。
畝本綾
全然出てもないし、まあマックスでも40キロぐらいのレースだったと思うし。
近藤淳也
で、いきなり市街地ですか?
安東毅
そうなんですよ。
近藤淳也
だからあんな道迷ってたんですか?
畝本綾
迷ってた。
安東毅
山の経験が全くない中で出たので。
畝本綾
でも早かったですね。
近藤淳也
早いけど、その前に行っては迷って、後ろに追いつかれ、また前に。
安東毅
そうです。50キロの区間で4回前に出ては抜かれ、繰り返してっていうのがありましたね。
近藤淳也
やってましたよね、予防のほうというか。
畝本綾
予防。
近藤淳也
あれは第4ステージかな。
畝本綾
はい、そう第4ですね。
近藤淳也
で、最後に発送峠を一人で爆走して、発送王になった。
畝本綾
そうです、発送王。最初で最後の発送。
近藤淳也
今は亡き発送峠ですね。
安東毅
そういう経緯だったので。
畝本綾
そう、で、第5ステージも靴がパカパカになったまま走って、ガムテーブルで巻き巻きで。
安東毅
ありましたね。
近藤淳也
走ってた。
はい、その市街一周ラウンドトレイルっていう440キロの大会が今あって、国内でも一番長いぐらいの大会ですけど、僕たちも運営にも関わってやってるんですが、
そのプレ大会はステージレースだったんで、1日60キロ弱ぐらいを8日間走るっていうやつで、その時にチームで出てくれたっていうか、アンダーさんが出場。
安東毅
スルーでね、1人で行く人もいたりとか、2人でチーム組んだりとかっていう中で、僕らは4人でチームを組んで、もう完全にリレー形式で4人で2区間ずつ走るっていう作戦で出てた。
近藤淳也
なんかぶっ飛ばしてましたよね、なんか。
安東毅
早かった。
近藤淳也
第1ステージから、なんかワンデイレースみたいな。
畝本綾
もう文吾さんに負けたくない的な言ってたもんね。
安東毅
そうですね。
僕のたまたま同級生が、すごく当時早いトレーラーなので、それこそ全国のレースで入賞するぐらいの子がいたので、その子が引っ張ってくれたっていうのがあって、出ようかっていう感じになったんですけども。
畝本綾
それ誰ですか?
安東毅
井上大地君っていう。
近藤淳也
第1ステージでね、優勝してましたけど。
ブチギリ。
安東毅
うんうんうん。
近藤淳也
なるほどなるほど。
じゃあそのときはまだ、逆にどうやって進んでたんですか?
畝本綾
ほんま?
近藤淳也
逆に、ちょっと解説すると、市街地のコースマーキングがなしで、そもそも道もちょっと北のほうとか怪しくて、
畝本綾
そうですね、2019は。
近藤淳也
これは道じゃないよねみたいなところを、GPSの地図アプリとかを見ながら進むっていう大会ですけれども、
なんかその経験値で、よく逆に言ったら進んでましたね。
安東毅
本当にだから何の経験もなかったんですよ。
レース出るってなったら、マーキングがちゃんとしたレースしかないし、マックス40キロぐらいだし、
ましてそんなあんな倒木だとか、なんだとかやぶだとか、あの、何でしたっけ?新谷山でしたっけ?
新谷山のね、あれも別にコースじゃないですけど。
すごい道なき道をただただ登るみたいな。
畝本綾
斜面ですからね。
安東毅
あんな経験一切なかったので。
畝本綾
めっちゃ覚えてるよ、新谷山のこと。
安東毅
ドギモンを抜かれました。
近藤淳也
逆に思い出深かったっていうことですね。
安東毅
そうですね。
畝本綾
誰も行かへんとこやなあ、そこは。
安東毅
そうですよね。
で、僕が走ったのが第4、第5ステージで、まあ言ったら一番こう、そういうコースマーキングとかコースのない市街地の方々が。
近藤淳也
一番北ですね、道じゃないところ。
安東毅
開いたコースだったので、まあまあそれはそれですごく面白い楽しかったんですけど。
まあでもすごかったですよね。
近藤淳也
そうですね、まあ一番ワイルドなところ。
畝本綾
そう、2019はやっぱりちょっとだいぶワイルドですよね。
安東毅
そうですね。
畝本綾
去年の大会はだいぶもう道できてたから。
安東毅
そのあとね、そのあと僕も何度かうねさんと、あのコースの整備とか行かしてもらって。
で、やっぱり新たに奥いぶきのあたりとか。
畝本綾
つけなおしたもんね、道。
安東毅
おねをつけなおしたりとかしたときに、ようこんなとこほんまにマイハウス行けたなっていうのが思いました。
畝本綾
タカオンドさんは覚えてます。
安東毅
思いました。
畝本綾
けもの道で、けっこう巻き道を通してたんですか。
で、タカオンドさんと、まあ私も個人的にけっこうおねがいいと思ってたんで、つけなおしに行ったんですけど。
安東毅
2、3個ね、おねにつけなおしまして。
畝本綾
ね、おねにやりましたもんね。
安東毅
だいぶ走りやすくなりましたよね。
やっぱ巻道斜面だと、もうどうしても崩れていくんで、おねがいいかなと思って。
近藤淳也
そうですね。
安東毅
やっぱ通ってても、ほんまにこんなところ走るの?っていうのがあった。
畝本綾
ですよね、だと思うわ。
近藤淳也
まあこれもちょっと解説すると。
市街一周トレイルの、本当にその北の部分、奥いぶきの部分っていうのが全く道がなくて。
安東毅
なかった。
近藤淳也
割と実行委員会でコースを整備して、初めて市街一周っていうのがつながったんですけれど。
その奥いぶきの整備のときに、今言っている、まずね、かなりヤブの部分が多かった中で、どんどん道を順番に作っていったんですけど。
安東毅
けもの道があるところは、一番通りやすかったんですよ。
近藤淳也
その道がない区間の中では、もっとも通りやすくて、なんなら、ねえ、だってけもの道があるから。
畝本綾
そう、けもの通ってるもんね。
近藤淳也
ほかは本当に、そのもうヤブに覆われていて、全くそのヤブをこうかき分けないと通れないみたいなところが、すごい多いのに比べたら、けもの道をたどれば、
通れるやんみたいな。
木がなくて通れるやんみたいな。
安東毅
けものが通ってるからっていう。
近藤淳也
だから、もうあそこは、最初は、まず一番通りやすい区間だったんですよ。
そうなんですよ。
安東毅
で、あの、笹刈山っていうのは、本当に、本当に何にも道のない、ただの山だったというか、そういうことだったんですか。
そうですね。南斜面は本当に笹で覆われてて、北はちょっとまあ、何だろう、雑木林みたいな感じで。
でも、かなり長い交換、その笹を刈って道ができてましたよね。
畝本綾
笹が一番大変でしたね、近藤さん。
安東毅
笹って言っても、ほぼ竹みたいな感じで、木みたいな感じで、何だろう、皆さんが思ってるような笹じゃないんですよね。
畝本綾
2メートルぐらいそびえ立つ、ほんと。
安東毅
あれでも、そう勘ですよね。南側から見て、あの、刈られた道が見えるっていうのはね。
畝本綾
そう、だからね、笹刈山にしたんですけども、バリカンでこうガーって刈ったみたいになってて。
近藤淳也
ちょっと解説すると、その滋賀一周トレイルって、滋賀県一周を、県境の尾根をつないで、一周できる道を、滋賀一周トレイルって言ってるんですけど、
全部で440キロあって、420キロぐらいは、なんとか歩ける状態。
なんとかじゃなく、すごくきれいに歩ける場所も多いですけど、そうじゃなくても、まあまあ、なんとか歩けるっていうのが、420キロぐらいあったんですけど、
最後、その20キロぐらい、特に北部の人がもうめったに来ないっていう、その20キロぐらいが、かなりやぶで、そこがすごく整備が大変だったというか、
逆にそこさえつなげれば、一周つながるんで、がんばってこれつなげようってことで、1年半ぐらいかけて整備したんですけど、
その中でも、具体的に言うと、鳥越峠っていう、奥いぶきスキー場の上にある峠と、そのちょっと南のほうにある国見峠っていう峠がありまして、
この間の区間っていうのが、ものすごく笹が濃い区間で、ちょっとその、まあ一回その整備をせずに、やぶこぎで歩いたことがあったんですけど、
ちょっともうくじけそうになって、その、なんていうの、笹が濃すぎて、なんていうんですかね、足が地面につかないんですよ。
もう、その笹の上を斜めにこう倒しながら、無理矢理歩くんけど、もうどんどん前から、こう笹が当たるんで、なんていうんですか、前の1メートルぐらい前にいる人も見えないぐらいの密度の笹が、高さ3メートルぐらいあったかな。
畝本綾
ですね、3メートルぐらいあると思う。
近藤淳也
っていう、もうなんか、すごい環境がいいんでしょうね、あれ。なんか日当たりもよくて。
畝本綾
ねえ、あそこめっちゃ茂ってますもんね。
近藤淳也
すごく多分、生育環境としていいんだと思うんですけど、まあとにかくこんな密度の笹やぶ、見たことがないっていうぐらいの笹で、本当にそのやぶこぎで一旦、その調査で進むこともなかなか難しくて、これもしかして日が暮れて帰れなくなるんじゃないかって、本当に怖くなったぐらいの密林っていうか、こう、だったんですね。
で、まあ最後までそこがなかなか通せなくて。
畝本綾
そうでしたね。
近藤淳也
最後に残った山だったんですね。
畝本綾
そうですね、最後開通したのが笹刈山でしたね。
安東毅
そう、俺もレースの本当に1週間前とか、そんな感じで。
畝本綾
それは鳥越峠の別な道ですか。
近藤淳也
それは別なんですけど、まあ1年前の、プレー大会の1年前の雪が降る前、直前に。
畝本綾
やりましたね。
近藤淳也
まあとにかく雪降っちゃったら、さすがに切れない、枯れないんで。
安東毅
で、通行止めになったから、その道が。
近藤淳也
そうですよね、降る前にってことで、最後どうにか通そうって言ってた、最後に残ったのが、そのそこで。
で、まあ、なかなかそこも1日じゃ終わらなくて、何日も通ってやったんですけど。
で、まあ名前つけようかってなったんですよ。
安東毅
ね、あれ何個か候補あったんでしたっけ、ちょっと忘れたんですけど。
畝本綾
まあ南に降りてって、ぱっと見たときに、本当こう、笹を、あれね、まっすぐやったつもりなんですけど、曲がってるんですよね。
安東毅
ちょっと曲がりますよね。
畝本綾
クニーってなってて。
安東毅
やっぱそうなんですね、あれ。
畝本綾
本当はこういったつもりだった。
あまりにも背が高くて、前が見えないから、こうして。
安東毅
方向感覚わかんないですよね。
畝本綾
もうクニーって曲がってるんですけど。
安東毅
あれがまたちょっとね、いい感じですよね。
畝本綾
ご興味ある方は、Googleで笹刈山って入れていただければ、出てくると思います。
安東毅
ちゃんと笹刈山って登録されてるんですよね。
畝本綾
はい、私が登録しました。
安東毅
原宗さんが登録したの?
畝本綾
はい。
近藤淳也
とにかくなんかせっかくね、通れるようになったし、1個ぐらい山の名前つけてもいいんじゃないかってことで。
畝本綾
そうなんですよ。
安東毅
で、笹刈って頑張って通れるようにしたんで、笹刈山っていう名前つけて、Googleマップに登録したら、
近藤淳也
今や、何その、山アップとか、山レコとか、
畝本綾
山レコ普通にある。
安東毅
その山の地図とかに、もう普通に山の名前として今、出てるんです。
すごいロマンですよね。
近藤淳也
出まして、はい。
安東毅
既成事実作った。
畝本綾
こうやって山の名前ってね、浸透してくんだ。
安東毅
いや、山が作れるって、なかなかない体験ですよね。
畝本綾
あ、これでも2000、え、何メートルですかね?
1,212とかじゃないですか。
そうですね、1,212や。
そうそう。
近藤淳也
結構高いんですよ。
畝本綾
そう、1,200あるんで、立派な。
安東毅
笹でもトップ5ぐらいに。
まあその、なんていうの、単独法なのかっていう問題があって。
なるほど、なるほど。
近藤淳也
なんていうんですか、おねがずっと続いてるとかの、
安東毅
ちょっとしたピークなんで、
近藤淳也
あれが単独法かって、ちょっと微妙なところですけれど、
まあ、都も見渡せるし、結構気持ちが良くて、
目的地として行っても、がっかりはしない感じかなっていう。
畝本綾
まさにそうだと思うんですよ。
今、山アップとか山レコで、笹刈山を目的地にしてる方が、
いるんですか?
いらっしゃって。
近藤淳也
国見峠から笹刈山、
畝本綾
で、ピストン。
安東毅
すごい。
近藤淳也
すごいでしょ。
安東毅
そうなんですよね。
畝本綾
とりあえず、笹刈山行こうぜみたいな流れができてて、
安東毅
近藤林業が作り上げた。
近藤淳也
これね、なんかちょっと通称で、
近藤林業とか言ってね、ちょっとネタで言ってましたけど。
でもまあ、山ってほんとその、みんながやっぱり、
なんかそこを目的にしたりとか、目印にしたりとか、
では、なんか認識するから山になるんだなって思ったんです。
畝本綾
私も思います。
近藤淳也
なんか明確な基準ってあんまりないじゃないですか。
あれはなんとか山だって言いたくなる何か。
何かの理由があるものが、やっぱ山になっていく。
安東毅
そうですね。山の定義って何が何かっていうとね、そうですね。
近藤淳也
そうですね。特にそういう名前がつくっていうのは、
人がそれを答えの何かとして認識したいかどうかっていうことなので、
僕たちにとっては象徴的な山だったんで、そういうふうに名前つけて。
安東毅
あれはやっぱりレースに参加してる身からしても、すごく印象的な山だったんで。
近藤淳也
それはね、うねちゃんのだいぶ解説が先に、インプットとしてはあって、
安東毅
ちゃんとありがたく取れよみたいなのがありましたね。
そうですね。それもありました。
近藤淳也
厚めの解説があったんで、みんな。
畝本綾
そうだっけ。
安東毅
ちょうどそこで僕、文豪さんに抜かれたんですけども。
さざがり山の下りで文豪さんにビャーっと置いてかれたっていうのが、すごく思い出されますね。
ちょっとまだ何か変わってはあるんだけども、やっぱり10センチぐらいは残ってて、
こうちょっと下り走ると、なんかふわふわっと浮くような感じが。
あれはなかなか味わえない感覚ですよね。
近藤淳也
なんかあれ、今だいぶマシになってますよね。
安東毅
そうなんですか。
じゃあ、あの後も誰か整備してる?
近藤淳也
いや、ちょっと僕たちでも行っていますし、やっぱり人が結構歩くようになったんで、
やっぱ踏まれると結構道っぽくなるのと、
安東毅
あとその獣が通ってると思います。
近藤淳也
獣も結局、あのヤブは結構苦戦したと思うんですよ。
安東毅
だから、だいたいほんと整備とかでも行くと、よく獣に会ったんですけど、狸とか。
近藤淳也
だから彼らも、ああいい道できたなって感じで、じゃあここ通るかみたいな。
獣用の道を作ってあげたような感じですね。
安東毅
で、やっぱそういうとにかく動物が通れば、道ってこう、なんか道として残っていくんで、
近藤淳也
今は人と動物が通るっていうことで、たぶんだいぶ道っぽくなったんだと思うんですけど。
安東毅
なるほど、なるほど。
道ってやっぱそうやって維持されてるんですよね。
近藤淳也
だから、さっきの山と一緒で、あの山の整備、市街地の整備してもう1個思ったことは、
安東毅
道っていうのは、通りたい生き物の気持ちなんだなって。
近藤淳也
わかります?
山っていうのも、それを個別の何か。
山として呼びたい人の気持ちのあらわれですけど、
安東毅
同じように道っていうのも、結局そこを通りたい何か動物の気持ち。
近藤淳也
要はそこを通りたい理由がない道っていうのは伝わっていくんで。
安東毅
通る理由がないですもんね。
そうですね。
近藤淳也
だからやっぱり、そこを通りたい何か、動物も含めてですけど、があれば道っていうのは道になっていくっていう。
安東毅
そこはやっぱりみんな通りたかったけど通れなかったんですね、たぶん。
それまでは、あのやぶで。
近藤淳也
だし、その、廃れていく道っていうのは、やっぱり通りたい人がいない道だっていうことですよね。
畝本綾
あと、このさ、あれですもんね。
私たちが整備したら、次の日行ったら、動物通ってましたもんね。
あ、そうそう、今その話してて、今のねちゃんはトイレから帰ってきましたけど。
ごめん。
近藤淳也
たぬきがいたよね。
あ、使ってくれてるな、みたいなね。
畝本綾
そう、なんか通ってるやん、みたいな。
安東毅
嬉しいですね、それはね。
近藤淳也
シカとかね、シカの糞がいっぱい落ちてる。
畝本綾
たぶん、動物たちは、あれ、なんかここにいい道できてるやん、みたいな感じで思うけど。
そう、ごめん、通り行ってた。
安東毅
いやいやいや。
こっそり行ったのにね、はからずもばれてしまうっていう。
近藤淳也
何の話なんだっけ、あ、安藤さんのトイレ欄の経歴を聞いてたら、
市街地が膨らみすぎた。
畝本綾
うん、膨らみすぎた。
これメインでいいんじゃないですか。
近藤淳也
その後どうなったんですか。
その後、市街地の後でしょ。
安東毅
その後は、そうですね、だからその後、いろいろ、やっぱり僕もその経験がすごく大きかったので、
このレース出たら、もう何でもいけるわっていう、変な自信がついたのと、
やっぱりあれで、いろんな人に、あの市街地出てた人ですよね、みたいなことを言われたりとか。
あとは、そのつながりで、その翌年ですか、2020年の市街地のやる予定やった時に、
コロナになって、
で、三浦香織さん、香織さんがその単独でチャレンジするっていうのがあって、
その時に市総に、市総にされてるところに、
宗さんに連れてってもらって、多分それが香織さんとの出会いだったと思うんですけれども、
そのまま香織さんの市街地のチャレンジを、ちょっとサポートする形でペースアーさせてもらったりとかっていうのがあって、
それも僕にとってはすごく大きい。
あの日本のトップ選手の香織さんと一緒に走れるなんてっていうのが、僕にとってはすごく大きかったので、
それも宇根さんに作ってもらったつながりなんですよね。
そこから、やっぱりトレランやっぱり楽しいなっていう風になって、
いろいろレース出たりとか、そんな感じで今に至りますかね。
近藤淳也
すごいだいぶ、宇根ちゃんのおかげで人のつながりができたみたいな。
安東毅
そこは大きかったですよね。
話になってますけど。
畝本綾
初めて聞きました。
近藤淳也
何か目標とかあるんですか、今。
安東毅
今は、直近の目標で言うとほんと新越。
で、やっぱり僕も楽しく走れたらいいなって思ってたんですけど、
僕の大月文吾先生が去年ものすごい高成績をバンバン。
近藤淳也
5位ぐらいでした?
安東毅
いやもうそうですね、新越は110キロで2位だったし、
奥品野なんかも入賞されたりとか、
結構いろいろウルトラマラソンで3位に入られたりとか、
50歳の整形機械があんなことをしてるっていうのは、僕にとってはすごく勇気になったので、
今、今年の秋の新越で10位に入賞っていうのを。
畝本綾
10位に入賞。
近藤淳也
すごい。
安東毅
ちょっと一つ大きい。
畝本綾
言いましたね、今。
近藤淳也
10位に入ると表彰されるってことですか?
畝本綾
はい、たぶんしかされるはずなんですよ。
近藤淳也
乗った人?
畝本綾
あ、すいません。
安東毅
あら、そうなんですよ。
これ、ちょっと変なとこついちゃったね。
ないんだったんですか?
近藤淳也
乗ってましたよね、1回ね。
畝本綾
はい、9位と8位です。
2回乗りました。
近藤淳也
2回乗ってる?
2回乗ったんです。
すごいね、それは。
はいはい、うねもとさんも十分、十分ってかすごい早いんですけど。
畝本綾
去年は熱くて大変だったんですけど、追い上げたんですよ、近藤さん。
近藤淳也
それも100マイル?
畝本綾
10キロです。
近藤淳也
あ、110キロね。
安東毅
今年は一緒で100マイルに出るんですけど。
なんか、こういえば身近な人が入賞してるっていうのを聞くと、なんか俺もできるんじゃないかって思ったりして。
近藤淳也
じゃあ結構高めの目標を今回は置いて、割と真剣にそれを目指してるっていう。
安東毅
そうですね、すごく結構僕分析、僕も君野さんのあれ聞いたりして思ったんですけど、僕も結構分析するのが好きで。
で、こう直近のレース結果とかを見たりしてて。
まあそのUTMFの結果とかを見たりして。
まあ普通に行けば多分20位ぐらいは行けるかなっていうのがあるんですけど。
まあそっからワンチャン、もう1ランク自分がレベルアップして、かつもう一ハプニング何か、ジョイが崩れてくれたりとかっていうことがあれば、ワンチャン狙えないことはないかなって思ったので。
畝本綾
うねちゃんは110キロは、冷静に分析すると強い選手がみんな100マイルにいってるんで、
私は2回連続表彰台には乗れたんですけど、はっきり言って私の実力じゃないと思ってるんですよ。
近藤淳也
実力は実力なんじゃないですか?
畝本綾
でも強い人がみんなマイルにいってるから。
安東毅
実力じゃなかったら走りきれないでしょ。
畝本綾
そうなの?
近藤淳也
実力は実力なんじゃないですか?
畝本綾
まあ今年はマイルなんで、そんな10位以内とかはちょっとだいぶ難しいと思うんですけど、
まあ安藤さんと同じく乗れたらいいかなとは思います。
近藤淳也
10位入賞おめでとうございます。
安東毅
おめでとうございます。
畝本綾
そんな甘いもんじゃないと。
安東毅
でも富士も結局19位?20位?
畝本綾
20位です。
安東毅
20位ですよね。
畝本綾
そう、安藤さん私1位。
近藤淳也
富士20位だったんですか?
畝本綾
そうなんですよ。
めっちゃ調子良かったです。
安東毅
めちゃくちゃ速かったですよ。
近藤淳也
見てた見てた。
タイムも結構良かったもんね。
安東毅
すごいね、うねちゃん。
近藤淳也
何ですか?あんま崩れないですか?
畝本綾
最近は寝なくていいレースが続いてて。
近藤淳也
寝なくていいレース?
えっと去年のレイクビアからちゃんとカフェイン立ちをして、
畝本綾
途中でカフェインを取るっていうのを始めたんですけど。
近藤淳也
あ、途中で眠らなくて最後までいけるってことですか?
畝本綾
いけるレースが2回連続続いてて、
飲んで素晴らしいんだ、眠くないって。
近藤淳也
眠くないんですか全然?
畝本綾
なかったです。
近藤淳也
そのカフェイン立ちしておいて、その時に飲むってこと?
安東毅
はい。
それはほんと効きますよね。
近藤淳也
あ、そうなんですか?
安東毅
そこも始めたんですけどね、めちゃくちゃ効きますね、やっぱり。
近藤淳也
普段は飲まずにおいて、当日に飲むんですか、コーヒーかなんか?
あのカフェイン状ですね、状剤。
そしたらもう眠くない?
畝本綾
で、やっぱ眠くなるとパフォーマンス落ちるし、もう全然進まないんで、
だって1回目のレイクビアなんて、冷え座んでどれだけ寝たかっていう。
近藤淳也
冷え座んで寝てました?
畝本綾
冷え座んでね、その辺で寝てましたよ。
近藤淳也
あ、その辺で寝てた?
畝本綾
林道で。
近藤淳也
北白川の江戸じゃなくて、北白川、冷え座の中で寝てた?
安東毅
中でもう眠くて眠くて。
近藤淳也
なるほど。
これはカフェイン立ち後のカフェインっていうのは健康には大丈夫ですか?
畝本綾
先生。
安東毅
それは問題ないと思いますよ。
近藤淳也
あ、そうですか?
安東毅
そんなにたくさん飲むわけでもないですし、
でも効くのはほんとに決まるってこんな感じなんだっていう。
近藤淳也
決まる、決めてきたなってやつですね。
安東毅
僕もだから長年コーヒーずっと毎日飲み続けてて、
で、初めてほんとに2週間経ってからやってみたらやっぱりめちゃくちゃ効くんですよ。
近藤淳也
2週間ぐらいでいいんですか?
安東毅
だいたい10日から2週間ぐらいとは言われてますよね。
近藤淳也
そんなもんなんですね。
畝本綾
そうなんですよ。
近藤淳也
じゃあそれぐらいなら我慢できるね。
畝本綾
あと最近デカフェもおいしいんで、デカフェで我慢みたいな。
近藤淳也
じゃあ別に満足感もありながら。
安東毅
そう、わりと満足感もあるし。
近藤淳也
そうですか。
安東毅
だから僕もレースで1回やって以来、普段から立ってるんですよ。
立ってるわけじゃないけど、あんまり撮ってなくて。
近藤淳也
そうですか。
安東毅
たまに日曜日、朝しっかり山走ってから家族の用事で外に出てとかいうときにやっぱり眠くなっちゃうんで、
そういうときにやっぱりコーヒーに頼ると。
それこそお昼過ぎに飲んでも、夜全く寝れなかったりとか。
畝本綾
するぐらい?
安東毅
それぐらい効くんですよ。
近藤淳也
そうですか、いいな。
安東毅
あれってやっぱり元気の前借りなんだなって思うんですけど。
近藤淳也
元気の前借り。
安東毅
カフェインで無理して前借りしても、結局その後眠くなるんですけども。
瞬発的にそのときだけ、数時間とかっていう意味ではめちゃくちゃ効くんですよね。
近藤淳也
それがカフェインぐらいで元気を前からかけるなら、レースはいいですよね。
安東毅
結構コーラとかね、コーラにもちょっと入ってますよね。
畝本綾
今度やろうかな。
近藤さん前よりやってたとき、カフェイン立ちしてなかったんですか?
近藤淳也
いや、僕やってないです。
やってみようかな。
今度実は徹夜でドライブしなきゃいけなくて。
安東毅
あ、じゃあぜひ、それに向けてカフェイン立ち。
近藤淳也
いや、そうなんですよ。
実は、いぶきを一緒にやっている桑原くんが、今度結婚式をあげるんですけど、
その翌日に、大阪で結婚式があって、夜の19時に終わるんですけど、
翌日、5時受付開始の群馬のレースに、いぶきの仕事に行かなきゃいけなくて。
畝本綾
じゃあ、カフェイン立ちですね、一週間前。
安東毅
その前に結婚式でアルコール立ちっていうのをしなきゃいけない。
近藤淳也
そうです、アルコール立ちしつつの、
結構、夜通し車を走らせてギリギリぐらいのタイミングなんで。
安東毅
じゃあ、結婚式の最後のコーヒーで、カフェインとったらいいんじゃないですかね。
近藤淳也
そうですね、そこまで、今から経つか。
畝本綾
今から。
近藤淳也
はい、ちょうど2週間ぐらい。
畝本綾
おいしいんで、カフェインを買ってください。
近藤淳也
なるほど、なるほど。
畝本綾
それで、全然おいしいよね。
安東毅
おいしい、全然おいしいですよ。
近藤淳也
ちょっと考えてみます、いいこと聞いた。
畝本綾
やっぱ眠くなるのがつらいじゃないですか、運転もですけど、レース中もね。
近藤淳也
怖いしね。
安東毅
香里さんなんかはあれですよね、市街地のとき、それこそ6日間で6時間ぐらいしか寝てない。
近藤淳也
6、7時間って言ってた気がしますね。
安東毅
で、聞いたんですけど、カフェインのそれこそ醸剤じゃなくて粉末を輸入して、パケに入れて、
で、おもむろにそのパケを取り出して、歯茎に塗り出すっていう。
ものすごい摂取の仕方をされてますね。
近藤淳也
粉末っていうのは醸剤より激しいんですか?
安東毅
やっぱ吸収が早いので。
近藤淳也
もう生のカフェインってこと?
安東毅
まあまあそうですね、だから醸剤だと1回飲み込んで胃で溶けて吸収されるわけですけども、
粉末だと歯茎にすり込んだらその粘膜から直接吸収されるので、吸収が早いっていうことなんですよ。
近藤淳也
でもそれ分かって香里さんやってるってことですね。
安東毅
めちゃくちゃ怪しい。
白い粉末を急に塗り出しましたけどね。
近藤淳也
すごいな。
安東毅
トップ選手はこんなするんだっていうのはカルチャーショックでしたね。
そうですね。
近藤淳也
そうかそうか。
そんな香里さんもフランスのレースが近づいてて、
来週か?
安東毅
もう来週なんですかね。
近藤淳也
それこそアンノンラジオに出演した2人がこの7月は、
安東毅
今週末がハードロックの君野さんで、
近藤淳也
来週がUT4Mってやつですかね。
フランスのレースで走るんで、
またカフェイン入れながら頑張るんかな。
安東毅
たぶん使ってると思いますね。
畝本綾
君野さんもかな。
それはやってるやろうな。
安東毅
うちもどうなんでしょうね。
すごいでも栄養とか力を使ってるっぽいですもんね。
近藤淳也
この前、北アルプス行ってたのは何だったんですか。
先週。
北アルプス行ってましたね。
畝本綾
行きました。
安東毅
あれは僕が先輩とよくするのが、
僕ら土曜日仕事なので、
土曜日の仕事を終えて、夕方5時京都発。
で、夜中10時、11時ぐらいに新穂高温泉着。
近藤淳也
車で?
安東毅
車で。
着いたらすぐに出発して、北アルプスを堪能して。
近藤淳也
堪能。夜の11時から堪能。
安東毅
そうですね。
日曜日の2時、3時ぐらいに下山すれば、
日曜日のうちに京都に帰ってこれるので、
月曜日から仕事に行けるっていう、
そういう北アルプスの楽しみ方を最近。
土日じゃなくて、土曜日も仕事で、
近藤淳也
日だけ休みなんだけど、北アルプスの山に登って帰ってくる。
安東毅
どうしても北アルプスに行きたいので、
それを去年から。
近藤淳也
なんていうスケジュールなんですか?
安東毅
3回目ですかね、今回で。
で、それを僕と先輩、
それこそ20年前に山に誘ってくれた先輩なんですけど、
と、2人でやってるんですけど、
それでこう、そういうことするんです、っていうのをうねさんに話してたら、
じゃあ、行きだけ便乗させてよっていうことで、一緒に行って、
で、現地ではもう別行動で、
近藤淳也
いつだったんですか?
安東毅
僕らは日帰りで帰って、うねさんはそのまま山で一泊して、っていうツアー。
近藤淳也
じゃあ、足があるというか、車が置くんで、一緒に乗って行ったっていうことですか?
畝本綾
あと天気予報見たら、次の日よかったんで、
これ行ったほうがいいかな、みたいな、行きました。
安東毅
もうでも3日前ぐらいでしたよね?
畝本綾
うん、3日前ぐらい。
近藤淳也
そんな直前に?
安東毅
うん。
近藤淳也
でも、行ったら眠くならないじゃないですか?
そうそうですね。
よくしゃべるし。
安東毅
もう寝る暇を与えてくれない。
畝本綾
ほんまや、帰り寂しかったんちゃう?
安東毅
帰りはもうみんな眠気に耐えながらですよね。
もうほんとに徹夜で夜通し動いた後、そのまま帰るので。
近藤淳也
よくね、賑やかだもんね。
え、安藤さんはどの山に行ったんですか?
安東毅
僕は信濃高温泉から、やりがたけのすぐ手前、
千錠のっこしっていうところ、
やりがたけから西釜尾根に入る途中ですね。
近藤淳也
千錠のっこしっていうのは、やりがたけの南の。
安東毅
やりがたけから西釜尾根に行く途中にあるんですけど、
そこまで登って、そっから西釜尾根に入って。
近藤淳也
じゃあ、やりがたけは行ってないんですか?
安東毅
やりがたけは今回行ってないです。
微妙にかわすのはなんですか?
そのやりも行きたかったんだけど、
今回はそのまま最後、笠畑まで行って帰る予定だったので、
時間的にタイトなので。
近藤淳也
あんなツンツンしたの見たら、登りたくないわ。
安東毅
去年はそれで失敗したんですよ。
去年はジャンダルムの方に行こうと思ったんですけど、
そっちも行ってるんですか?
やりに行ったがために、最後ジャンダルムを諦めざるを得なくなって帰ったっていう
苦い思い出があるので、今回はやりを諦めて行こうって話で。
西釜から凄六岳まで行って、そっから本当は笠畑まで行って、
降りて帰る予定だったんですけど、
ちょっと深夜の西釜がもうめちゃくちゃ危なすぎて、
もう時間をめちゃくちゃ食っちゃって、
ちょっとこれは笠まで行けへんなってなったので。
近藤淳也
それは天候が悪いとこかでもなく?
安東毅
ではなくても単純に時間が足りなかったっていうことなんですけど。
まあ、下り基調ですけど、やっぱり時間かかるんですね、あそこ。
西釜ですか?
近藤淳也
はい、その西に向かって行くんだったら、ちょっと下り基調じゃないですか。
安東毅
あのね、とにかくルートが全く、夜なので本当にわからなくて、
それこそなんていうんですかね、尾根のピークを行くのがいいのか、
巻くのがいいのかっていうのが、
多分昼間ならなんなく行けるんでしょうけど、
夜はほんとわからなくて。
近藤淳也
イメージはちょっと北側っていうか、
畝本綾
巻くよね。
安東毅
その方向だと右側のちょっと下ぐらいにずっと道があるイメージですけどね、あの区間は。
僕らそれも知らなかったんで。
近藤淳也
だいたいあの風が岐阜側からすごく吹くんで、尾根のちょっと下に道があるイメージですけど。
安東毅
その辺の予備知識は全くないので、初見で行ったので。
畝本綾
初見やったの?
近藤淳也
2人とも?
安東毅
そうなんですよ。
それまではだいたいコースタイムの、だいたい僕ら半分ぐらいで行く想定なんですけど、
西川の区間だけ1時間20分のところ、2時間10分かかっちゃった。
畝本綾
オーバーしてた?
安東毅
めちゃかかってるじゃないですか。
めちゃくちゃかかったんですよ。
でも、やっぱりもう浮石地獄で違う道を行くと、当然誰も入ってないので。
でも本当に一歩足を滑らせたらみたいな。
そんなとこないから。
そうですよね。
近藤淳也
風は大丈夫でした?
安東毅
風はね、そこまで大丈夫でしたんで。
近藤淳也
あそこ風が強いんですよね、とにかく。
安東毅
みたいですね。
でもやっぱり暑かったんで、それまでは半袖でしたけど、やっぱり涼戦出てからは、上は効きましたけどね。
近藤淳也
そうですか。
なんかもう僕、やりがたけ山荘から朝ご来航でやりがたけ登ってるときに、
西川を滝雲が岐阜側から流れてきて、越えていくのとか何回か見たことありますけど、
やっぱりその岐阜側から流れてくる空気があそこをガッと越える感じで。
安東毅
確かにあっちから来てましたね。
近藤淳也
そうですね。本当にきれいだったんですけど。
安東毅
僕は西川尾根をやりがたけに向かって歩くのがすごい好きです。
近藤淳也
もうなんかガンガン上がっていく感じで。
とにかくやりがたけが好きなんですよ。
安東毅
いや、まあわかります、それは。
それはわかります。
わかります。
やっぱりそうですよね、やっぱり。
近藤淳也
なんかテンション上がりません。
とにかくもうかっこいい。
畝本綾
かっこいい。
安東毅
かっこいいですよね。
なのに行かなかったんですね。
そうなんですけど。
近藤淳也
で、じゃあ、凄六までちょっと時間かかった。
安東毅
で、凄六で、これはどうも傘まで行けなさそうだなってなったので、
逆にコース五六からちょっと水又れんげだけまで足を伸ばして、
で、ピストンで帰ってきて、
そのまま鏡平経由で新小田間に降りるっていうルートだったんですけど。
近藤淳也
じゃあ西川尾根はあんまり行かなかったんですね。
安東毅
そうですね、そうですね。
本当は行きたかったんですけど。
畝本綾
でもそれを一日というか前日からですけど、
一日ってすごいな。
近藤淳也
そんな参考がね。
十四、五時間ぐらいですかね。
近藤淳也
トレランスタイル?トレランのかっこ?
安東毅
トレランスタイルですね。
近藤淳也
シューズもトレランのシューズ?
安東毅
シューズもトレランで。
で、今回山小屋が開いてなかったので、
食料も全部自分で運ばなきゃいけないので。
近藤淳也
そうか。水もですかね。
安東毅
水はでもね、直前まで大雨洪水慶応が出てるっていう環境だったので、
水はもう豊富にね、どこでもありましたね。
近藤淳也
まあ、ちょっとおりればっていうことですね。
畝本綾
スゴロクのね、水道は使えたんで。
近藤淳也
ああ、そうですか。
使えました。
いやあ、いいな、なんか行きたくなってきたな。
畝本綾
行きましょうよ。土曜の夜ですけど。
近藤淳也
うねちゃんはどこ、その後どうしたんですか。
安東毅
うねちゃんは、もう最初からだから別々。
畝本綾
次の日休みをとって、月曜日。
黒部ごろらへん行ったことなかったので。
近藤淳也
カールナル。
安東毅
そう、よかったです。
畝本綾
三股レンゲから黒部に初めて降りました。
近藤淳也
ああ、そうですか。
雲野平経由でしか太郎行ったことなかったので。
ああ、じゃあ降り立てまで行ったと。
畝本綾
降り立てまで行って、で、言ってたように、
槍がね、もう途中から見えなくなるって思って、残念だなと思ってたら、
近藤淳也
意外や意外、黒部ごろからも見えるんですね、闇が。
安東毅
うーん、あそこから見えるんですね。
ちょっとぴょこっと出てて、かっこいいなと思って。
近藤淳也
どうやって止まったんです、山小屋も閉まってた?
畝本綾
黒部ごろの天場に、朝の7時半ぐらいに着いちゃったんで。
近藤淳也
朝の7時半。
畝本綾
だって10時ぐらいに出てるんで。
安東毅
深夜に出たからね。
畝本綾
で、迷ったんですよ、このまま太郎に行って、その日のうちに帰れるけど、
寝てないから、もうちょっと気力がなかったです、足はあったけど。
なんで黒部ごろは天白して、で、小屋の人に挨拶したら、
水道はないから、僕の沢から水取ってくれって言われて、
近藤淳也
普通に沢から水取ってくれた。
畝本綾
貸切でした、黒部ごろ。
いいね。寒い?今の季節。
夜だけ、朝方、2時、3時が寒いぐらいで、あとは全然大丈夫です。
近藤淳也
ああ、そうですか。
いやー、なんかインスタの写真がきれいで、
いやー、最高でした。
畝本綾
ダイレクトなって思いました。
私は逆に、近藤さんがだから、2018年にとか、OMM練習とかで、水晶のほうとか行ってたじゃないですか。
ハイイメージがあったんで、近藤さんの影響としてはほぼ。
近藤淳也
行きたいなっていうのが、2018年ぐらいからあって、そうそう。
畝本綾
ちょっと遠ざかってるな。
ね、ほんまや。
近藤淳也
ちょっとさっきネットの世界に。
そうですね。
また。
ネットに住み始めてて、ちょっと。
近藤淳也
住んでる山じゃなくて。
そうなんですよね。
畝本綾
私、近藤さんの写真のイメージ通りだなと思いました。
安東毅
本当に黒部から太郎の感じとか、前見たなと思って。
両線がすごくね、良かったですね。
畝本綾
うん。
いやー、安藤さんとかちょっとね、異常だけどね、ほぼ夜に移動して。
畝本綾
動きがね、うんうんうん。
でも、いいですよね。
安東毅
でも、やっぱり槍が最初暗かったのが、だんだんうずれていく感じも良かったですけどね。
近藤淳也
そうね、小屋やってないから、基本あんまいないんですよ。
でしょうね。
安東毅
何人かはあったけどね。
なんかそういうレースとかできたりのりね。
エクストリームな。
近藤淳也
エクストリームな。
安東毅
いやー、あれを見てほしいなって思いますけどね、海外の人とかも。
確かに確かに。
近藤淳也
トレーラーやってて、重曹したことない人とかにも。
畝本綾
はい、思います。
こんな山。
安東毅
いや、ただやっぱりでも、トレーラーでさえ、こう結構労働の人が山に来て、結構危ない目にあってたりするのを見てると、ちょっと怖い目もありますよね、やっぱり。
そうですね、いろいろ危ないと思いますよ。
ちょっとね、その感覚で行ったら危ないところだなっていうのはありますよね。
まあでも日本が誇る山っていう意味とか。
それは間違いないですね。
近藤淳也
やっぱりその北アルプスっていうのは。
畝本綾
いいですよね。
安東毅
トレーラーのスタイルだからこそ、やっぱり僕らみたいな移動ができるっていうのもあるので。
だいたい行動時間とかもある程度予測が立つし、それに対して必要な食料とかっていうのも結構トレーラーで心得てたりするので。
やっぱり最低限ね、レインだったり防寒だったりっていうのはもちろん必要ですけど、やっぱりその辺が分かってたら結構動けるなっていうのは思いましたね。
近藤淳也
そうですね、僕もトレーラー初めて初めて大キレットに挑戦したんですよ。
安東毅
正直、昔その登山靴で15キロとか20キロとか背負ってた時に、逆にあの荷物で大キレットとか行きたくないなって思って避けてたんですよね。
なるほど、なるほど。
で、やっぱりあの、あんだけ身軽になればね、壁に貼り付けれるなっていうのも余裕が出てくるんで、僕はなんかそっちの安全な場所も結構多いんじゃないかなっていう気はしていて。
安東毅
そうかもしれない。
畝本綾
あとはまあ天候が急に悪化した時に走ってくだれるじゃないですか。
近藤淳也
その速さも全然違うと思うんですよ。
安東毅
確かに確かに。
近藤淳也
ねえ、やっぱ天候これ一気に崩れるぞってなった時に、下に降りれる速さっていうのは違うから。
安東毅
あのまま寝てしないのかなとか、逆に思ってた。
畝本綾
でも履いたことないから、なんも言えないなと思ってたんで。
そっか、でもそう、保護してるって感じね。
近藤淳也
僕、高校のときにワンダーフォーゲルグでしたけど、
安東毅
登山靴は片足で2.5キロぐらい、2キロぐらいか。
片足で。
畝本綾
3.5キロじゃないですか。
近藤淳也
たぶん2キロあったと思いますよ。
その、いわゆる重登山靴といわれる、革でできた分厚いソールの靴でしたけど、
たぶん両足合わせて4キロぐらいあったんじゃないかなと。
安東毅
だってトレランジュースって今、250グラムとか300グラムとかそうなんですよね。
近藤淳也
そうですね。
僕の記憶が間違ってなければ、2キロあった気がするんで。
だからその、両足の靴分ぐらいのときありますよね、もうトレランのザクつた、全部の荷物が。
安東毅
だいたい今回も水含めて3キロとか4キロいかないぐらいじゃないですかね。
それはすごいな。
畝本綾
じゃあ、近藤さん、足だけでも重いじゃないですか。
走れないですよね、じゃあ。
近藤淳也
それででも、下り走ったりしてます。
安東毅
走ってたんですか。
畝本綾
えー。
まあ、今はこの技術の進歩とか、素材の変化とかで、もちろん軽いと思いますけど、
だから30年前ぐらい。
近藤淳也
そうですね。ザクとかもやっぱりもっと重かったし、
丈夫に作られていって、その代わりやっぱり布も厚くて、素材ももっと重かったんで。
安東毅
テントより重いじゃないですか、靴が。
確かに。
近藤淳也
テント1キロ切ってるからね、今。
畝本綾
このサバドーム600とか700とか。
安東毅
600、そうか。
畝本綾
えー、すごいですね。
近藤淳也
まあ、でも技術の進歩っていうのもあるんじゃないですか、やっぱり素材の進化っていうのがあって、
なんかそういうのをね、わりと積極的に使って、
まあ、それを使うからできるスタイルっていうのがあるっていうのは、
僕はすごい面白いなって思いますけどね。
畝本綾
へー、知らなかった。
安東毅
ねえ。
近藤淳也
すごいでしょ。
畝本綾
そこを経てきてるんですね、このさんは。
近藤淳也
そう、だから、インターファイの予選大会とかがあって、
山岳競技っていうのがあるんですけど、
4人でパーティーを組むんですが、
4人の荷物の重量が80キロ以上ないとダメなんですよ。
安東毅
え、以上ないとダメ?
80?
近藤淳也
軽量があって、スタート地点とか途中の抜き打ちの軽量とかがあるんですけど、
まあ、水を飲むんで、ちょっと減ってもいいんですけど、抜き打ちのほうは。
にしても、まあ、全部で80とか、最後でも75とかないとダメみたいなのが決まってて、
安東毅
で、弱い子の分を誰かが持ってあげるのはOK。
近藤淳也
一応、4人パーティーで80キロの荷物を持って歩かなくちゃいけなくて。
安東毅
なるほど。
近藤淳也
で、20キロってそんなことあります?っていう。
畝本綾
ですよね、もう考えられない。
近藤淳也
で、それで興味あったんで、ちょっと調べたら、今、インターファイは15に変わってるんですよ、1人。
安東毅
あ、でも、じゃあ。
近藤淳也
だから、60に減ってる。だから、たぶん、もう現実的じゃないんですよ、20っていうのは。
安東毅
なるほど、なるほど。
近藤淳也
でも、ほんと軍隊かみたいな話で。
畝本綾
逆に何を入れたら20何年って。
近藤淳也
でもね、やっぱ当時のテントも重かったし、寝袋も重かったし、一通りのもの全部入れたら、15とかにはなって。
でも、5って結構でしょ。で、意思入れてました。
安東毅
当時でも入れた。
ああ、なるほど。
近藤淳也
最後に意思入れて。
安東毅
ですよね、だって20ってだいぶ。
ほんまやね。
だから、やっぱり技術の進化で、いろんなものが軽量化されて、でも、もう20っていうのが。
現実的じゃないって、もうだから12、3キロぐらいになってた。
近藤淳也
ってなってるから、たぶん今15になってるのかなって思いますけどね。
なんか、今、ルール調べたら最近そうなってて。
で、ただ、その当時の装備で、冬山も行かせてもらってたんですよ。
近藤淳也
ちょっと、高校によってはもう絶対行かないっていう、高校もあるんですけど。
割と、ハギ先生ですけど、市街地でも非常にお世話になってる、今、三重県の三学連盟の副会長されてるハギ先生が、高校の恩師なんですけど。
ハギ先生は割と本格的な山をやる方だったんで、冬山も連れてってくれてて。
畝本綾
素晴らしい。
近藤淳也
で、そん時はでも、ほんとに30キロぐらいはありましたね。
やっぱり、ありとあらゆるスコップ持ったりとか、ワカン持ったりとか、全部その。
安東毅
冬山ですもんね。
近藤淳也
はい、あの重いやつを持つんで。
で、予備の食料とかも、やっぱりかなり多めに持ってってなって。
30はあって、ほんとつらかった覚えがあります。
安東毅
ちょっと全然違う競技ですよね。
近藤淳也
あ、そうですね。
安東毅
僕らがやってるのとは。
近藤淳也
そうですね。
すごいよく覚えてるのは、僕はあれは木曽駒かな。木曽駒を西側から冬季に登ったことがあって。
あったんですけど、やっぱ30かつぐらいになると、いくら高校生のなんか元気な時でも、やっぱしんどいんですよ。
肩が痛くて、もうほんとつらくて、けっこうつらい思い出がすごい多くて。
なんか、ほんと僕山が好きで、子供のときに親に連れて行ってもらって、
それこそ山頂とか着くと、楽しくて走り回ってて、取れらんじゃないですけど、
なんかこう、あちこち走り回って、わーってこうやってたりしてた思い出があって、
そういう楽しい思い出があったんで、山始めたんですけど、いざ履いてみたら、ほんとそういうすごいなんか思い荷物背負って、
思い荷物履いてみたいな感じで、けっこうつらかったんで、で、ちょっとそれで1回山が嫌いになってしまって、
で、それで大学でサイクリングやったりとかして、そんなにこう、たまに山遊びで登りますけど、そんな真剣にはやってなかったんですけど、
ほんとその長い時間を経て、久しぶりに山行ってみたら、わりと荒れるものが軽くなっていて、
安東毅
短パンで走り回ってる人たちがいて、なんて自由なんだって。
だからすごい僕はそれが嬉しかったですけどね。
もうほんとに浦島太郎状態で、山ってこんなに楽しいんだっていうのは。
近藤淳也
そうですね、もともとやっぱそういうのが好きで、っていうか子供のとき走り回ってた感じがあったんで、
安東毅
なんかやっぱこれでよかったんだみたいな。
畝本綾
30キロぐらいになるんでしょうね、その雪山とか、寒さに耐えようと思ったら。
近藤淳也
あとね、お金もなかったんで、そんないいのは買えなかったんで、そうすると普段着とかでちょっと、
安東毅
普段着?
近藤淳也
はい、ダウンジャケットとかも、街のダウンジャケットとかもグーグーって巻いて持っていくとか、そういうふうになっていくんで、そうするとほんと重かったですね。
畝本綾
ちなみに食べ物は、そのときオニシとかもあったんですか?何食べてたんですか?
オニシって?フリーズドライ?
近藤淳也
ないないない。
畝本綾
何持って行ってたんですか?
近藤淳也
いや、だからそこもちゃんとやっぱり、肉とかを煮たやつを油で固めて持っていくとか。
畝本綾
自分で作ってですか?
近藤淳也
そうそうそう。野菜とか肉とか炒めたやつを、僕は作ったかなと思ってないけど、なんか油で固めたら。
畝本綾
手作りですか?
近藤淳也
そうそうそう。で、あれですよ、牡蠣もガッソリンっていうか、あれは、ガッソリンかな?
畝本綾
背負って行ったんですか?
近藤淳也
灯油か?灯油ストーブか?ストーブですね。ホエブスって、わかります?
どんなのですか?
安東毅
えーわかんない。
近藤淳也
あの固形燃料みたいなのをまず炊いて、温めないと火がつかないんですよ、その。
火化しない、火化するまでなんかその、余熱をしなきゃいけなくて、なんていうんですか?金色のごっつい重いストーブです。
畝本綾
ストーブ?
近藤淳也
はい。で、それあんまりテントの中でやるとほんと酸欠になるようなやつですけど。
安東毅
あーなるほど、なるほど。
近藤淳也
やつですけど、それを持って行って。
安東毅
重そうですよね。
はい、重いですよね。その燃料もちゃんと炊くってことで、火がつかないし。
畝本綾
へー、想像つかない。
近藤淳也
なんかすごい軍隊っぽいですよ、ほんと。
畝本綾
ほんまや。
安東毅
あんなジェットボイルみたいな、あんなないんないわけですね。
近藤淳也
観天望器って言葉分からないですか?
安東毅
言葉自体分からないです。
近藤淳也
ああ、そうですか。天を見て、気を望む観天望器で。
安東毅
なるほど、なるほど。
要はもう、空を見て天気を予測する。
観天望器っていうのも結構、そもそもさっきのそのインターハイ予選で、その山岳行儀って座学があって、テストがあるんですよ。
近藤淳也
インターハイなのに、ペーパーのテストがあって、その点も加味されるんですけど、その山の知識テストみたいなのがあって、いろんなものが必要なんですけど、その1個はやっぱ気象が大きくって。
安東毅
大きいですよね、それは。
近藤淳也
で、結構、ほんとに身を守るためには、こういう雲があったら雨になるよとか、こっち向きの風だったらどうだこうだとか、そういう。
安東毅
観天望器。
畝本綾
そう、近藤さん、だからですね、なんか、一緒に山とか行ってるときに、教えてくれるんですよ、明日こういう天気だよとか。
安東毅
なるほど、なるほど。
畝本綾
で、なんか、今回もね、滋賀市のとき、あの龍ヶ岳登ってったときも、もうちょっとしたら晴れるから、動画押さえといてとか言われて、したらほんとに晴れてきて。
近藤淳也
そんなことあったっけ?
畝本綾
ありましたよ。
近藤淳也
それあれちゃう?
安東毅
ヤフー天気で、普通に雨雲レーダー見てただけよ。
近藤淳也
だから、それも、だから、今、雨雲レーダーとかあるからさ、ピンポイントで見てるけど。
安東毅
そうですよね、もうめちゃくちゃセルの中に。
近藤淳也
そんなのないんで、ほんとに気圧配置で、どう動くかっていうのを読むっていうのをやってたんですけど。
安東毅
すごいなぁ。
こんな、僕の昔話の話でよかったっけ?
畝本綾
めっちゃ興味あるんじゃないですか。
安東毅
面白いですよね、でもね。
畝本綾
近藤さんの話ね、面白い。
安東毅
まあ、だからあれですよね、北アルプスでレースしたいなって話ですよね。
近藤淳也
まあ、いろいろ難しいですよね。環境省とかがね、やっぱり希少な自然環境があるんで。
安東毅
どこに許可を得ればいいのかとか、難そうですよね。
近藤淳也
トランスジャパンが北アルプスとか、住所しているわけですけれども、環境省とやっぱり結構話をしてるんじゃないかと思いますね。
で、やっぱりその30人でっていうその人数制限つけてるところとか、なんかそういうところだと思うんですけど。
安東毅
なるほど、なるほど。
畝本綾
北アルプスにあったわ、環境庁っていうあの杭とか、環境庁なんやなと思って見ながら歩いてた。
安東毅
国立公園ですからね。国立公園の所管の省庁が環境庁なんで。
近藤淳也
雷鳥とかいますからね。
畝本綾
雷鳥いた。
安東毅
雷鳥いましたね、今回ね。
近藤淳也
会いました?
安東毅
会いました、会いました。
近藤淳也
あれも天然記念物?天然記念物でした?
安東毅
なんですかね。
いや、なんか僕は初めて見たんですけど。
近藤淳也
本当ですか?
安東毅
そうなんですよ。
なんかまあ別に可愛いんですけど、
なんかなんでみんなそんな雷鳥、雷鳥って言うんだろうなっていうようなところは僕にはあって。
近藤淳也
あ、そうですか。
安東毅
なんかそう珍しいんだろうなとは思うんですけど。
近藤淳也
え、でも見たことない方でしょ?
安東毅
今まで見たことなかった。
近藤淳也
今まで見たことがない鳥に会ったのに、そんななんですか?
安東毅
いや、なんかすごい珍しいんだろうなとは思うんですけど。
畝本綾
可愛いやん。
安東毅
そんな可愛いかなって僕は思っちゃったんですよ。
畝本綾
あんま逃げへんやろ?
安東毅
逃げなかったですね、確かに。
畝本綾
トトロみたいに歩いて。
安東毅
石形の上をちょっと歩いてって、僕らを誘導してくれたんですよ。
近藤淳也
え、誘導してくれたんですか?
安東毅
誘導、まあそうですね、その後。
ピッピチは?
その後ついていければ、ちょうど西窯を抜けれた感じのところだったんで。
近藤淳也
それは良かったですけど。
安東毅
なんか鳴き方とか特徴的なんですか?
近藤淳也
鳴き方もちょっと面白かった気がするな。
安東毅
どんなんやったかな?この前聞いたな。
去年僕も親子に会って、ちょっと鳴いてましたけどね。
ちょくちょく見ますね、でもお寝浴びてたら。
畝本綾
で、真夜中行動してたんで、ボールついて減点の明かりだけじゃないですか。
で、ふと見たらここにおったんですよ。
で、わーって言ったら驚いて、飛んでって、あんま飛ばないんですよね。
近藤淳也
飛ぶの?
畝本綾
飛びました。
低空飛行だけど。
安東毅
まあ飛ぶから。
レアなんじゃないですか。
畝本綾
で、しばらく行ったら、行っちゃったなと思ったら、目の前にまた止まってて、たぶん寝てたんでしょうね。
ずっとぼーっとしていたんで、めっちゃ写真撮ったけど。
安東毅
撮ってましたね。見た見た。
畝本綾
私の声でびっくりしたみたいな、わーって言ったんで。
まあ、結構大きい声出してたんでしょうね。
近藤淳也
どうせね。
畝本綾
ごめんって言って。
安東毅
可愛かったな、ライちゃん。
畝本綾
天も見ました。
安東毅
天。
畝本綾
天いた。
近藤淳也
そんな高い山に天がいた。
畝本綾
いたよ、このイタチかな。天だと思うけど。
夜のほうはね、動物結構いませんでした?
安東毅
あんまり見なかった。ライチョウと、あとまあ小さい鳥、赤っぽい鳥がいましたけど。
畝本綾
赤っぽい鳥?
安東毅
うんうん。まあ、ちっちゃいスズメみたいな感じで。
畝本綾
え、そんな見たことない。逆に。
近藤淳也
赤いスズメ?
畝本綾
ねえ。
安東毅
どんなの?
何それ。
なんか赤っぽい、茶色か赤かみたいな感じで。
幻覚?
畝本綾
幻覚じゃない。赤い鳥なんかいます?
近藤淳也
まあ茶色ならいるかな。
安東毅
ちょっと赤みがかった感じかな。
畝本綾
見たんや。
でも、あんまり他の生物は見なかったですね。
そっか。
安東毅
人もそんなに見なかったし。
鹿までは一人も見なかったですね。
近藤淳也
あとちょっとですけどね、人が入り始めるの。
安東毅
あ、まあたぶんもう今週。
近藤淳也
今週からか。
安東毅
今週来週ぐらいに。
近藤淳也
まあでもそれは温暖化で、ちょっと長くなっていくのかもですね、これから。
だってそもそも7月の上旬って、今まで入れなかったんじゃないですか。
今までって昔は雪がかなり。
安東毅
ああ、そうなんですね。
畝本綾
黒部の人が言ってました。
近藤淳也
やっぱりそうですか。
畝本綾
今年は特に節気も少ないしとか言って。
安東毅
まあそうなんだ、やっぱり。
雪が少ないって言って。
畝本綾
そういうことかなと思ったんですよ。
なんで早く開けてくれへんのと思ってたけど、たぶん今までね、入れなかったんやろうね。
近藤淳也
もうイメージは7月の頭まだ雪があるってイメージでしたけどね。
畝本綾
一応チェーンスパイクとか持ってってたんですけど、全く入れなかったです。
安東毅
あ、そうですか。
近藤淳也
じゃあ、ヤンマダンギが花咲いてますけど、
うぬちゃんは今後の、なんか抱負というか活動の。
畝本綾
今後の抱負は、レースはあれですね。
新越とレイクビア。
近藤淳也
レイクビアも出る。
新越に出てレイクビア、2週間ぐらいで。
すごいね。
出てしまいました。
畝本綾
ついつい。
近藤淳也
合わせて200マイル。
畝本綾
200マイル。
ちょっと最近鈴鹿行ってないんで怖いですけどね。
またあそこ行くんかみたいな。
安東毅
レイクビアは3年連続ですか?
畝本綾
3年連続ですね。
近藤淳也
おーすごい。
安東毅
そうなんですね。
近藤淳也
ハードロック100ってね、アメリカであれは4,000mを超える。
畝本綾
4,000でしたっけ?すごいな。
近藤淳也
そうですね、その一番ピークっていうか高いところは4,000mを超えるもんで。
だからですね、北アルフォスとかも行きたいなって思うんですよ。
安東毅
なるほど。
そういうのが一個ぐらいあってもいいんじゃないかって。
近藤淳也
ですけど、人数は少なくて150人ぐらいなんで、ハードロックも。
安東毅
アメリカは大体ね、多くて2,300とかなんですよね。
そうですよね。
近藤淳也
で、なんかストーン、ストーンを集めていくんですよね。
そうなんですか。
ボランティアしたらもらえるストーンとか、何ストーンとかってあって、
それ集めていって出れる確率を上げていったりとかするんで、
畝本綾
そういうのをちょっと参考にしてるのかなと思うんですけど。
3年目にしてすごいそれは効くんで、出たかったけど出れなかったとか。
近藤淳也
しかもね、全部換装みたいなのはまだキープできる。
安東毅
確かに、確かに。
あれを持ってるんでしょう、その。
近藤淳也
今何人ぐらいいるんでしょうね。
どれぐらいいるんでしょうね。
全部換装してる人。
安東毅
初っ端がそもそも100人しか出てないわけですから。
近藤淳也
最大100ですよね。
換装もそんなに。
安東毅
換装が60ぐらい。
60何人ですか。
近藤淳也
でした?確か。違った?
安東毅
今年じゃあ出してください。3年連続賞みたいな。
かおりさんに言ってください。
畝本綾
なんで早いって言われるかな。5年からみたいな。
近藤淳也
でも本当にハードロックの表彰式とかは、それが一番リスペクトされてる感じで面白かったですよ。
畝本綾
早い人ももちろん賞賛されてますけど、出てる回数で呼ばれていって。
近藤淳也
ファミリーって感じなんですよ、なんかその表彰式も。
すごい雰囲気が良くて、僕も楽しかったですけど。
畝本綾
バーベキューは最高ですよ、レイクビア。
安東毅
そうですね、あれもなかなか。
バーベキューもいいですし。
あと、エイドもね、エイドも抜群ですよね、レイクビアは。
もう本当に、おやこ丼とか。
おやこ丼なんかあれ、注文制で1人ずつ作ってくれるんですよね、わざわざ。
畝本綾
あと、安藤さんがモドルギ神社の守護神で、みんなの健康になっている、ドクターね。
近藤淳也
今年もですか?
安東毅
今年もそれする予定なんですけど、ボロボロの状態で来るので。
もう最後のエイドなんですよね。
そうですよね、その後さらに1000アップぐらいの山が待ち構えてるので。
畝本綾
そうなんです、最後とはいえ、あっこからリョウゼンと、何でしたっけあれの。
近藤淳也
そうですね。
畝本綾
ゴンゲンとか。
近藤淳也
あそこの。
そうか、メディカルを安藤さんがやってくださってるんですね。
安東毅
そうなんですよ。
どうでしたですか?
どんな感じ?
やっぱだからもう、険しい険しい140キロ走ってきて、結構長い冷え座席を抜けてきた方がたどり着いて。
安東毅
大体もう皆さん2番目に入ってるんですよね。
もうほんとみんな幻覚見えまくりの人たちがうろうろしてて。
去年なんかは、だからもどろき神社にたどり着いて、ちょっと寝ますとか言って、7時間寝て。
だから夜ご飯食べて7時間寝て、朝ご飯食べて出てった人がいたりとか。
家帰ってるようなもんやな。
家です、そうそうそう、そういうところですよね。
去年は2人ぐらい、結構あれですよね、寮前登ったけれど歩けなくなって。
近藤淳也
もうちょっとやのに。
宮古川に降りて、頑張れば行けたんちゃうんかなとか思ってたら、僕病院つきそったんですけど、もう黒い液体を吐いてて。
安東毅
ほんとに、限界やったんですね。
近藤淳也
そうですね、もう吐いてるんですけども、血ですか、何ですか黒いのは。
安東毅
黒いのは胃の中で出血したものが酸化すると黒くなるんですよ。
それが便で出たら黒色便って形になるんですけど、それを吐いちゃったら黒いの。
ずっと吐いてて、車で運んだんですけど、途中もずっと吐いてて、そのまま入院になってっていう感じで。
近藤淳也
寮前越えたらもう、あとちょっとやんって、気持ちの良いよね、悪いたら、あと降りるだけやんとかって、頑張れとかって思ってたんですけど、そんなこと不要に言っちゃった。
ダメやなって去年ちょっと思いました。
安東毅
あの下りもまあまあ長いでしたよね。
長いですね。
畝本綾
800くだらないといけませんね。
あれね、永遠と感じますね。足も痛いし、もう同じようなつずらを降りるんで。
安東毅
結構がれてもいますしね。
近藤淳也
そういう方がまた戻る日に行くと思うんで。
安東毅
ただね、幸いね、やっぱりそれなりに強い人が出てるんだなって思ったんですけど、どうしようもない人はあんまりないんですよね。
眠いとか幻覚とかそういうのはあるんですけど、もうあなたは本当にやばいですよみたいな人はあんまりなかったんですよね。
またコンディション次第ですかね。
畝本綾
確かに後半はそんなに荒れてないもんね、2年連続。
安東毅
そうですね、そうですね。
コンディションもありますね、確かに。
まあでもあそこに出れるってことはそれなりの重さなので。
そうですね。
そういう強さはありますよね、みなさん。
近藤淳也
ちょっと今回ラジオ配信に挑戦しようかっていう話が。
マジですか?
安東毅
出ていまして。
誰がやるの?
近藤淳也
いや、要するに二羽香里さんの海外レースに向けて最近音声コンテンツを作って送るっていうのをやってるじゃないですか。
安東毅
二羽香里さんは夜中にちょっと眠くなってきたら、日本から送られてきた音声ファイルを聞きながら、眠気を覚ましながらレースをするっていうのをやってるんですけど。
なるほど、なるほど。
これ、みんな聞けても面白いんじゃないかっていうことで。
レース中にリアルタイムで選手は聞けるってことですか?
近藤淳也
大会のことを番組を撮って、どんどん配信していって、例えばスタートのシーンとか、主催者とか二羽香里さんにちょっとスタート後にインタビューしたりとか、最初にゴールした選手のインタビュー撮ったりとか、そういうちょっとコンテンツを撮って。
ライブだとタイミングが合わなきゃ聞けないし、逆にちょっと間延びしてやるし、ずっと間を持たせるのは難しいと思うんで、要所要所でちょっと撮って、純ライブっていうか、ちょっと遅れながらどんどんアップしていって、退屈なときとか眠いときとかにちょっと聞けたりとか、スタッフの人とかも聞けても面白いかなと思って。
安東毅
いや、面白い、それは。
畝本綾
新しいね。
近藤淳也
これ、ちょっと新しい取り組みじゃないですか。
レース中、自分が出てるレース中に、そのレースについてのことを聞くのですよね。
今後の気象予報とかもあってもいいじゃないですか。
畝本綾
それいいね。今後の順位の天気予報みたいな。
近藤淳也
ただいまの天気順によりますと、こういう気象、気圧配置でこの後、風が強まることが予想されますとか言って。
安東毅
すごい、それは。
畝本綾
現在、平山系にいる方は何々に注意。
近藤淳也
そうですね。
安東毅
後ろの家山系にいる方は。
そんなかもしれない。
近藤淳也
レイクビア、レイクビア天気予報みたいな。
畝本綾
家山系の天気予報とか、面白いですね。
近藤淳也
いや、なんか、動画のライブやってる大会は結構あるじゃないですか。UTMFとか、メジャーな大会ではあるし。
あれが見えたら見えたで面白いんですけど、やっぱりあそこまでやるのはかなり難しくて。
もちろんビデオカメラ回すとか、機材的なこととか、それを配信できるだけの設備を整えなきゃいけないとか、人もいっぱいいるので。
映像ってのは結構難しいと思うんですけど、音声だったらちょっと離れたところで、いぶき見ながら実況したりとかもできますし。
安東毅
そんなに機材も多くないし、さらにライブじゃなければ、ちょっと10分話し聞かせてくださいとかっていうのもやりやすいんじゃないかなってちょっと考えてて。
ところどころライブとかあっても、今何々選手がどこそこに行きましたみたいな。
あの人もこんなとこにいるのとかっていうので、面白いと思うんですよね、走ってると。
近藤淳也
結構トレーラーと相性いいんじゃないかなって、耳は空いてるじゃないですか。
安東毅
もちろんイヤホンで塞ぐのは禁止かもしれないですけど、スマホで聞くとか、コツ電動で聞くとかできるんで。
畝本綾
東海自然報道のところ暇なんで、聞けたらいいかもしれないです。
近藤淳也
そういう時にちょっと楽しんでもらえるようなものができないかって、今各作業中なので。
畝本綾
すごいですね、近藤さん。近藤さんならではですね。
近藤淳也
ちょうどポッドキャストの配信サービスもやってますので、それもうまく使いながらできるといいかなと。
畝本綾
あとあれでしょ、貞政氏に救われたっていうのもあるじゃないですか。
安東毅
そうそう、自分自身も。
畝本綾
知ってる?近藤さん。
安東毅
聞きました、聞きました。
近藤さん。
うねさんから。
近藤淳也
あ、そうか。初めて100マイル僕も挑戦した時に、夜中に1回すごい疲れてしまって、その時に貞政氏のオルナント日本で復活したっていう。
安東毅
あの人おもろいって言ってましたね。
あとなんかあれですよね、落語を聞いてて、ずっと後ろから人が追ってくるみたいな。
近藤淳也
富士の樹海で、なんか後ろから笑い声が聞こえて、すごい恐怖体験をして。
畝本綾
いやそれね、今回のUTMFで近藤さんが言ってた樹海ってこの辺かなと思って通ってました。
あそこの手前でしょ?
近藤淳也
違うんですよ、あの国道通るでしょ?
うんうんうん、通る。
畝本綾
あのUTMF。
あそこを、富士100マイル、富士山100マイルチャレンジの時は、東海戦ほどの全部樹海の中を通ってました。
近藤淳也
長い労働を、全部樹海だったんですよ。
で、前も後ろも誰もいなくて、真っ暗の樹海。